100回目の「小牧・落語を聴く会」で世話人引退

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 昭和63年から始まった小牧落語を聴く会の世話人を28年間にわたって務めてきました。

 100回目までは世話人を続けることを目標にやってきましたが、9月12日の会で、無事100回目となりました。心に決めておいたとおり、お客様に「世話人をおります。長い間ありがとうございました」と挨拶をしました。

 28年という長きにわたりましたので、いろいろなことがありました。時には続けることができるのだろうかと思ったこともありますが、応援をしていただける方があって、自己の目標を達成することができました。

 小牧落語を通して知り合えた方々は多数、特に大好きな落語を生業としておられる多くの落語家さんとつながりができたことで人生がとても豊かになりました。忘れられない28年間でした。

 なお、世話人として取材を受けたこともありました。以下は、平成11年7月13日に中日新聞に掲載された記事です。授業と落語の関係について聞かれた記事です。少々長いですが、お読みいただければ幸いです。(玉置)

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 「小学生のころから漫才や落語が大好き。漫才の台本を書いて月一回、学校のお楽しみ会で友人とトリオ漫才を演じていました。それで受ける喜びを知ってしまい、高校、大学では落語研究会に所属。大学(愛教大)時代は四年間で高座に上がった回数が四百回以上という新記録を作りました」

 小牧市の「小牧落語を聴く会」世話人の玉置崇さん(42)=同市岩崎。おしゃべりが大好きという感じで、話しだすと次々と言葉が続く。無理に遮らないと、こちらも言いたいことを切り出せないほどだ。相当の落語ファンで、しゃべりの名人。しかし、街で出会ったとしても、この人が小牧中学校の教頭で数学教師だと分かる人は少ないだろう。

 最初の勤務地、小牧市米野小で教師を務めながら、大学時代の仲間と名古屋市で落語の会を開いた。アマチュア落語家と教師の二足のわらじは十年間続き「義理で聴きにきてくれる友人たちに迷惑を掛けられない」と、大須演芸場(中区)での高座を最後に演じる方は打ち切り。平成元年、落語仲間と小牧落語を聴く会を発起させた。

 中堅落語家たちを招き年に四回開いている会は、今月四日で三十九回目を迎えた。始めのころに呼んだ落語家の中には、最近脚光を浴び始めた人もおり、「小牧寄席」は専門誌の「地方寄席十傑」に選ばれるほどになっている。

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「最盛期はレパートリーは三十席ぐらいあったが、今は四席ぐらいですかね」と噺(はなし)家としての実力は、なりをひそめたが長年培ったしゃべりのテクニックは数学の授業でいかんなく発揮されている。

 「客の反応を見ながら話す落語と同様、授業も子どもの反応を見ながら進めるもの。授業は高座と同じ」と話し、声の抑揚、間(ま)の取り方に気を使う。「落語ではもちろん言えないが、授業で静かにしなさい』とは言いたくない」。教師の話術(能力)で生徒を引きつけたいという自負心がのぞく。

 「五十分の授業で二、三回は笑わせないと」と笑うがそれも計算の上。四年前、そんな授業のシナリオを提案し、仲間と一緒に「数学の授業を感動の連続に」と題した本も出版した。

 ★★★

 玉置さんはパソコンの名手でもある。教師になってすぐに始めたが「生徒二百人の成績を順に並べる処理に三十分かかった」という時代だった。

 現在ではパソコンを使った校内外との情報伝達や授業への導入などで、小牧中はリーダー的存在となっている。

 今春からは、全国的にも珍しい、パソコンのある生徒の家庭と学校が電子メールで一斉に連絡が取れる「牧中メール配信サービス」も始めた。「子どもは家に帰っても学校のことをあまり話さない。気軽な情報公開です」。伝統芸能と最先端技術の混在。

 しかし、難なくこなす玉置さんにミスマッチは感じない。一見、相いれそうもないものを一緒にしてしまうマジックも得意のようで、今月三日には落語を聴いた後、地域教育をテーマに話し合うシンポジウムを市まなび創造館で開いた。

 大阪の落語家桂雀松さんを招いたシンポは、毎年三回開催していた同中学校区青少年健全育成会の会合を思い切って衣替えしたもの。「落語の中の日本人は隣人に話し掛け、子どもをしかり、夫婦げんかの仲裁をしたりと、温かさがある。ご隠居が世の中のしきたりを教えるような教育的要素もある」というのが、落語を組み合わせた理由。シンポでは、地域が温かい心を持って子どもを育てようと、意見がまとまった。

 不登校など、学校を取り巻く問題は山積するが「数学の問題一つを取っても、子どもたちはいろんな解き方(見方)を考え、これをみんなで聞いて感動し、共有できるのが学校。一人で勉強していてはだめ。学校の存在価値はそこにあるんです」。最後は教頭先生の顔になった。(荒城聡)

第4回教師力アップセミナー(横山浩之先生)に参加して

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先週土曜日、実習中ではありましたが第4回教師力アップセミナーに参加してきました。

今回は横山浩之先生による虐待に関するお話でした。

横山先生曰く、虐待とは子どもの命に関わる暴力的なものに限らず、いやがらせや無視、朝ごはんを食べさせないなど、様々なものが含まれるそうです。そう考えると、虐待の範囲がかなり広がるため、虐待を受けている子どもはたくさんいるのではないかと考えました。また、教師が学校で授業をせず、ビデオを見せておくだけ、これも虐待に入るそうです。虐待とは本当に幅広いものを指すのだということを初めて知りました。

横山先生のお話は初めて知ることの連続で、なるほどと思えるものばかりでした。明日の実習からさっそく実践できることも教えていただき、とても勉強になりました。今日学んだことを生かしつつ、残りの実習も頑張ります!(杉下)

教師力アップセミナー(横山浩之先生)に参加して

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 特別支援教育専修の土屋さん(写真中央)から、横山浩之先生セミナーに参加しての感想が届きましたので紹介します。

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 今回は講演を聞くことができてとても勉強になりました。

 私は虐待という言葉の幅広さと、親が子供に与える影響力の大きさをとても感じました。親から不適切な教育を受けることで、行動異常を起こす児童がうまれます。私が想像していたより、そのような児童が多いことを知り、驚きました。正しい教育を受けていなかったために、アスペルガー症候群を疑われるような行動異常を起こさせるということは、それほど親の与える影響力が多いことを学びました。

 親は暴力的なことが虐待と思っている人が多いと思います。しかし朝ごはんを食べる、早寝早起き、などの当たり前のことをさせないことも虐待にはいり、意識せず虐待をしてしまっている人もいます。このことがもっとたくさんの人に伝わって、不適切な教育を受ける児童が少しでも減るといいなと思いました。

 また、児童に何かを伝えたいとき、言葉でうまくいうことより、話し方が大事だそうです。厳しい言葉でも優しい話し方・表情では伝わらず、厳しい話し方・表情で伝えることが大切です。児童と接していく中で、安全のために注意をしなければならない場面にたくさん出会うとおもいます。そんなときに、今回学んだことを意識して児童のためにきちんと伝えたいです。

 今回まだ聞いたことのない言葉や新しいことをたくさん学ぶことができ、教育について、興味が増しました。今回学んだことを、これからの大学生活にもいかしていきたいです。(土屋)

第4回教師力アップセミナー(横山浩之先生セミナー)にお手伝い

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 平成27年9月12日(土)、第3回教師力アップセミナー(横山浩之先生セミナー)にお手伝い参加。

 ゼミ生は3名。特別支援教育専修から土屋さんと松本先生もご協力いただきました。

母の優しさ

教育実習前に母がチョコレートが入った袋をくれました。
その時は中身を確認ぜず、すぐに冷蔵庫に入れました。
実習が始まり、母がくれたあのチョコレートのことを思い出し、食べようと思って取り出したらチョコレートの裏にメッセージが書いてありました(^^)

小学生の時、お弁当のご飯の上に海苔でメッセージが書いてあったり、センター試験の時、おにぎりと一緒に手紙が入っていたり、母はもちろん直接応援してくれますが、このように時間差で優しさを届けてくれたり、時間差で背中を押してくれるプロです(笑)

私も母のようにちょっとした気遣いのできる、ちょっとした優しさを届けられる人になりたいです。
(渡部)
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漢字の読み方

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私はクイズ番組を一緒に考えながら見るのが好きです。よく家族で競争しながら楽しく見ています。
最近、あるクイズ番組を見ていたら、今まで知らなかったことがありました。
「女王蜂」とは何と読むか知っていますか?
私は、「じょうおうばち」だと思いましたが、問題に出るくらいだから何か捻った答えだろうと気になっていました。
答えは、「じょおうばち」です。
私は今までその読み方は聞いたことがなかったし、携帯などの変換でも「じょうおう」で変換されるので、それが間違いとは驚きました。しかし、確かに「女」という字だけを見ると、「じょ」と読みます。
私は、このような小さな発見を積み上げて、知識を増やすことを大切にしたいです。また、その発見を、このような形で他の人にも発信したいと思います。(牧野)

ある市の小中学校HPアクセス数から考える

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 台風18号の接近で、9月9日は東海地方にも暴風警報が出て、午前中は休校となったり、終日休みとなった学校がありました。

 そのようなときに学校ホームページはどれくらい見られるのだろうかと思い、アクセス数の記録がわかる某市の小中学校のアクセス数を調べてみました。やはり、上記のようなときはホームページで情報を確認したり、得ようとされたりする方が多いようです。

 その傾向は、小学校より中学校の方が若干多いようです。いずれにしても、学校ホームページを最新の情報が得られるところだと認識している方が多いようにも思いました。参考までに、以下に調べた数値を記しておきます。

 なお、この市の小中学校はどこの学校もホームページ発信は積極的で毎日更新している学校も稀ではありません。だからこその結果なのかもしれません。

1日平均アクセス数→9月9日アクセス数 (1日/9月9日)倍

<小学校> 
68 → 531  7.8倍
84 → 495  5.9倍
107 → 581 5.4倍
126 → 1346 10.6倍
129 → 614 4.7倍

<中学校>
121 → 869   7.1倍
166 → 1225  7.3倍
170 → 1023  6.0倍
173 → 1200  6.9倍
176 → 1782  10.1倍

「数学教育 2015年10月号」に拙稿掲載

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 「数学教育 2015年10月号」に拙稿が掲載されました。

 今回の原稿は「必ず使える! 習熟の場面での学習活動のアイデア」です。

1 板書を少しずつ消しながら何度も言わせる
2 少しずつ変化させて習熟させる
3 ノートに再現させる
4 ノートに書かせず、頭の中ですぐに解答
5 3回連続して正解してこそ本当の理解
6 帰納的理解をさせる
7 点数で価値付けする

という7つの方法で、与えられたテーマに迫りました。(玉置)

ゼミ生は全員教育実習中です

 「最近、ゼミ生の記事がありませんね」という声が届きました。

 ゼミ生(玉置研究室は現在3年生のみ)は、全員、小学校での4週間教育実習中です。

 実習中は、そちらに全力を傾けるように指示していますので、記事発信はほとんどできないと思います。どうぞご理解ください。

 記事本数や内容も乏しくなりますが、私が発信を継続したいと思っております。ご訪問よろしくお願いします。(玉置)
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松本先生からのお土産

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 松本和久先生から広島出張のお土産をいただきました。

 さすが大の広島カープファンです。

 「広島カープもみじ饅頭」をいただきました。

 ゼミ生の皆さんは、教育実習中ですので、私が一人でいただくことにします。

 ゼミ生への報告を兼ねたおいしい記事でした。(玉置)
 

自立学習学会2015パネルディスカッションでファシリテーター

 9月6日、新宿で開催された「自立学習学会2015」のパネルディスカッションで、ファシリテーターを務めました。

 パネルディスカッションのテーマ「地域の力で未来の教育を創造する 〜学校、私塾、生涯学習教室、地域、それぞれが関わる方法とは?〜」をもとに、次の4名の方に、それぞれの立場から主張していただきました。

<パネリスト>
福本 靖 氏(神戸市立本多聞中学校校長)
長谷川 陽子 氏(情報教育アナリスト、しまねSOHO協議会会長)
八木 紀明 氏(ケイアイエス株式会社代表取締役社長)
下向 峰子(株式会社日本コスモトピア代表取締役社長)

 簡単な打ち合わせしかしませんでしたが、各パネリストが学ぶことに熱い思いを持って、ご自身の仕事のみならず、地域社会に積極的に関わっておられるので、どの方も興味深い話をしていただけました。

 ファシリテーターとしては、お聞きいただいている皆さんの表情を見ながら、ここは深く聞きたい点だろうなと考えたところは、突っ込んでお聞きし、他のパネリストと絡んでいただくように心がけました。

 フロアの皆さんの感想を楽しみにしているところです。(玉置)
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教育家庭新聞に掲載される

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 平成27年9月7日発行の「教育家庭新聞」に「15年間の事例から北海道の活用を後押し」と題して、8月に北海道教育委員会から依頼を受けて行った講演の内容が掲載されました。

 いくつかの学校で、講演を聞いて、校務支援システムの機能を新たに活用しようとする動きがあるとのことで、嬉しい限りです。(玉置)

 ※ 写真は記事の一部です。
 

次は自分が

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以前の記事でも書きましたが、私には双子の妹がいます。

その妹が、インドネシアから帰ってきました。二週間ほど、インターンシップとして、インドネシアに行き、インドネシアの大学の農学部生と、共に農業について学び、交流する活動を行ったそうです。

多くは書くことかできませんが、帰ってきた妹は、インドネシアでの経験をとても生き生きと話してくれました。

もし、私が妹の立場であったとしても、インドネシアに行く決断はできなかったと思います。それほど妹の行動力には圧倒されました。

しかし、妹のおかげで、次は自分が頑張らないといけない、と思えるようになりました。切磋琢磨しあえる関係を大切にしたいです。(牧野)

写真は妹が送ってくれたものです。
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教師修業 その2

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教師力アップセミナーで福山先生が1日に3冊の本を読まれているということを知り、私もこの夏休みは本を読むようにしてきた。(上の写真がこの夏に読んだ本です。一部まだ読みきれていなかったり、あえて読まずに取っておいたものもあります。)

いきなり1日に3冊も読むことはできないが、どんなに予定があっても10分は本を開く。それを続けることで少しずつではあるが、本を読む習慣が身についてきた。今では読みたい本がたくさんあって困っている。

福山先生はどうしたら3冊も読むことができるのだろうと考えていたが、3冊のうち2冊は一度読んだことがある本を読んでいるそうだ。最初に読んだときとはまた違う学びがあると福山先生の本には書かれていたので、私も読んだことのある本をもう一度読むようにもした。福山先生の仰るように新しい発見がいくつもあったので、本は何度読んでも新しい学びを与えてくれるということを知ることができた。

1日に3冊の本を読む秘訣はそれだけではない。福山先生は朝4時に起きて本を読んでいるそうなのだ。この夏休みにその挑戦はできなかったが、1つのことを続ける難しさとそこから得られるものの大きさにも気づくことができた。この教師修業は今後も継続して取り組んでいきたいと思う。


そして、いよいよ小学校の教育実習。教員になるための第一歩をしっかりと踏み出してきます。(松井)

志茂田景樹さんと

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 「自立学習学会2015」に合わせて行われた読書感想文コンクールの審査委員長は、直木賞作家の志茂田景樹さんでした。審査委員長講評は、温かい人柄が滲み出たお話で、とても感動しました。

 今回の学会では、私はパネルディスカッションのファシリテーターを務めたこともあり、学会終了後の懇親会にも招待を受けました。

 そこで志茂田景樹さんと写真を撮る機会を得たのです。講評で感動したことを伝えることもでき、貴重な写真となりました。(玉置)

実習前のリフレッシュ

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昨日、同じ社会専修の友人と一緒に関市の板取川へ行ってきました。
心配された天気も無事晴れてくれ、絶好のバーベキュー日和でした。

板取川は深い所でも下の小石がしっかりと見えるくらい透き通り、目を見張る美しさです。
山の中ということもあり、少し肌寒い気候でしたが、お構い無しに川で気の済むまで泳いできました。
最近子どもたちの間ではゲーム等といった室内での遊びが流行り、あまり外に出て思いっきり遊ぶ機会がないと聞きましたが、私はそれは勿体無いことだと思います。自然と遊ぶってこんなにも楽しいことなんだということを是非子どもたちに伝えたいなと思いました。

明後日からいよいよ教育実習が始まります。友人たちともしばらく会えなくなりますが、帰りに「実習頑張ろうね」とお互い励まし合って別れました。
辛いこともあるかもしれませんが、負けずに精一杯頑張りたいと思います!実習前のいいリフレッシュができた一日でした。(杉下)


恩師との思い出 その2

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前回の記事にも書いたように、私が教員を目指したのは小学校6年生のときの担任の先生との出会いがきっかけである。思い出に残っているエピソードを今回も1つ紹介したい。


今回紹介したいのは先生の指導に対するこだわりである。私が通っていた小学校には生活指導のために5つのめあてが守れたかどうかを一週間記録していくというものが月に一度あった。めあては月によって変わるが、あいさつができたか、親の手伝いができたかなどがあった。

低学年のうちはきちんと取り組むが、学年が上がるにつれて週の終わりに適当にチェックをし、親にサインをもらってくるといった児童は増えた。毎日めあてを振りかえってチェックをする者は高学年になるとごく少数になっていた。

6年生になったとき、担任の先生はこのチェックはやらないと公言した。適当に取り組んでいるのがお見通しだったこともあるが、先生には「自分の授業を受けていれば生活指導もしっかりとできる」という自信があったのではないかと今になって私は思う。週末は自分の手で上履きを洗ってくるといったこれまでにはない宿題がよく出たが、先生はたくさんの工夫をして私たちに生活指導を行っていた。

「どうしてこの学級はチェックをしないのか」と担任の先生が教務主任に指摘されている場面を見かけたことがある。そのときの担任の先生は自分の指導について熱く語り、しっかりと意見を伝えていた。子どもながらに上下関係は分かったし、学校全体で取り組んでいることでもあったので、チェックをしないことが正しいことなのかどうかは分からなかった。今でもどちらが正しいことなのか自信を持って答えられない。だが、こんなにも自分の指導にこだわりを持ち、私たちに向き合ってくれる先生がとてもかっこよかった。そしてその指導へのこだわりは私たちを大きく伸ばしてくれた。(1年間そのチェックは行われなかった)


絶対にあんな先生になるんだ! 先生の存在は憧れだった。私の思い込みかもしれないが、教務主任と話すあの場面はいつ思い出しても私を奮い立たせてくれるシーンである。(松井)

魂の授業

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今日自宅で以前放送した番組の録画を見ていた私は、その内容に心を打たれたような感動を受けました。
その内容とは、「命」のポーズで有名になったゴルゴ松本さんが、3〜4年前から少年院で始めたあるボランティア活動についてです。少年院に収容されている18歳未満の少年に対して、ゴルゴ松本さんは独学で学んだ漢字の成り立ちを使って「魂の授業」を行っているのです。そこで、特に私の中の印象に残っていることを紹介させていただきます。

少年院に収容されている少年に限らず、全ての人は何らかの苦難・困難・災難を抱えています。辛くて逃げたくなることもあります。しかし、これらの「難」が無いことを人は『無難』と呼びます。無難な人生は面白くありません。そうではなく、難しいことが有ることで、何か学べる・学びなさいという風に漢字に当てはめると『有難う』つまり、『ありがとう』となります。自分に降りかかる良いことだけでなく、悪いことにも必ず意味があると考えて、『ありがとう』と言える、これほどポジティブな言葉はないと改めて感じました。

これらはほんの一部ですが、他の内容も私自身の研究に生かせるものがたくさんあったので、自分でも漢字の成り立ちを調べて、学んでみたいと思いました。(佐藤)

PTAの皆さんからいただきもの

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 写真の6色のマグカップが研究室に揃いました。

 小牧中PTAの元・現役員さんからいただきました。大切に使います。

 これで一度に6名まではお茶のサービスができるようになりました(笑)。

 皆様、研究室へぜひどうぞ。(玉置)

スタートライン!!

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先日、玉置先生から出されていた「教員採用面接 質問10」という課題に取り組み、その添削結果が送られてきました。

これまで、目先の講義やまもなく始まる教育実習のことばかりで、「教員採用試験」についてまだ向き合ったことがありませんでした。しかし、この課題に取り組んで改めて気が付いたことがあります。それは、自分の中ではっきりと答えられる質問と、曖昧にしか答えられない質問とが浮き彫りになったことです。質問に対する回答を作成している段階で、すらすらと完成したものもありましたが、悩んだ末に結局上手く答えられなかったものもありました。玉置先生にもその曖昧な部分についてはご指摘をいただきました。もちろん、初めから上手く答えられるとは思っていませんでしたが、やはりまだまだ勉強不足であったことを痛感しました。

教員採用試験に向けての準備は、もう始まっているんだという自覚をもって、日々過ごしていきたいと思います。(佐藤)
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