塩見志満子さんのことを知って(大澤)

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玉置先生より、愛媛県西条市にある知的障碍者のための通所施設「のらねこ学かん」を運営する塩見志満子さんについての記事を教えていただいたので、そのことについて書きたいと思います。

この記事を読んで感じたことは、人を許し、認めるという人間としての強さです。
塩見志満子さんの人生は、まさに試練に次ぐ試練の連続でしたが、人を許し、認めることで、その幾多の試練を乗り越えてきました。

人は、10人いれば10通りの、100人いれば100通りの考えがあります。それは、それぞれで生まれ育った環境が違うからです。生まれ育った環境が違えば、培われる価値観も違ってきます。自分にとっては常識だと思っていたことが相手にとっては違ったり、自分にとっての正義が相手に伝わらなかったりします。逆も然りです。こんなとき、重要になってくるのが、いかに相手を「認める」かだと思うのです。しかし、頭ではわかっていても、実際に行動にうつすことは簡単なことではありません。だから、塩見さんの生き方には、人間としての強さと魅力を感じましたし、また、わたしも塩見さんのような人でありたいと思いました。

教師という仕事の魅力の1つとして、教職員をはじめとして毎年多くの子どもや保護者に出会えるということがあります。それだけの物の見方や考え方に触れることができるということです。教師になったら、きっとたくさんの出会いがわたしの人生に花を咲かせてくれるでしょう。わたしも出会った子たちに花開かせてあげられるような、そんな教師を目指したいと思いました。(大澤)

※ 記事写真はネットより引用

実りある嬉しい合同練習会(佐藤)

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 突然ですが、私は4月から新しいことを始めました。それは、岐阜市立藍川東中学校の陸上部に、社会人コーチとして参加していることです。主に土日の練習や大会の引率などを通して、顧問の先生と共に中学生に指導をしています。その一環として、今日は岐阜地区の中学校が何校か集まって行われる合同練習会がありました。

 まず各学校ごとにウォーミングアップをして、その後に種目別での練習が行われました。部活動に参加し始めてまだ間もない1年生が多かったこともあり、計測会も実施されたので、私はその記録係を担当させていただきました。その合間に、他の中学校の生徒の動きや先生方の指導方法などを見学させてもらいましたが、とても勉強になることばかりでした。私は短距離を専門種目としていますが、実際の部活動では短距離以外の種目の指導も行うので、どんなことをポイントにして指導されているのか参考にさせてもらいました。生徒により的確なアドバイスができるよう、私自身が「陸上競技」について改めて研究しなければならないと思いました。生徒にとって充実した練習でしたが、私にとっても充実した練習になりました。

 そんな実りある合同練習会で、もう1つ嬉しいことがありました。それは、私が小学校3,4年生の時の担任の先生と久々に再会できたことです。偶然にも現在は中学校にお勤めで、それも陸上部の顧問をされていたので、「まさかこんな所でお会いできるとは...」という驚きでいっぱいでした。それでも、優しくてハツラツとした雰囲気はほとんど変わらず、当時のことをとても懐かしく感じました。練習後に改めて少しお話をさせていただき、私が教員を目指していることを伝えるととても喜んで下さり、励ましの言葉をいただきました。先生と同じ立場になれるよう頑張ろうという自分のモチベーションにもつながったので、次にお会いする時に良い報告ができるように努力しなければならないと強く思いました。

 社会人コーチとしてまだ始まったばかりですが、これまでの経験は自分の財産になることばかりです。恵まれた機会を通してもらったたくさん財産、その1つ1つを自分のものにしていきたいです。(佐藤)

5月5日は何の日?(中田昂)

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5月5日は子どもの日!

鯉のぼりが飾られている家が何だか少ないなぁと思います。

昔は中田家も鯉のぼりを飾っていましたが、最近は飾っていません。
江戸時代から続く日本の風習を大切にしたいですね。

地域によっては、鯉のぼりではないのぼりもあがるそうです。マグロの漁獲で有名な青森県の大間や和歌山県の那智勝浦では、鮪のぼりがあがるそうで、地域の特色が出ていていいですね。

調べてみると、最近では鯉のぼりや鮪のぼりだけでなく、数多くののぼりがあるようです。気になる方は是非見てみてください。
http://matome.naver.jp/m/odai/2139752735845903201

昔は子どもの日なんだから、大人がなんかしてくれる日だと思っていました。今一度どんな日なのか確認しておこうと思います。

クイズ形式で出題。
( )には何が入るでしょう?

「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、( ) に感謝する」

1.父母 2.父 3.母 4.両親


答えは、


自分で調べて見てください。笑

その方が確実に自分のものになります。

自分は、心の中で感謝しても決して口に出して言うことは無いのですね。いつも言わなきゃって思ってるんですが。恥ずかしい。

いつもありがとうございます。母さん。

答え出ちゃいました。笑

全ての人は母親から生まれる。母親に生んでくれたことを感謝しなければなとつくづく思いまいした。(中田昂)

金大竜先生(渡部)

 5月8日の教師力アップセミナーでは金大竜先生がお話をしてくださいます。

 私は教師力アップセミナーの講師の先生方の中に金先生の名前を見つけたときとても嬉しかったです。なぜなら、私が初めて研究の歩みを発表したときに金大竜先生のお話を取り上げさせていただいたからです。

 私はこの玉置ゼミに入り、自分の研究テーマを「教師の気づく力とは何か」に決めました。

 その頃、偶然本屋さんで「教師の気づき力」という特集が載っている本を見つけました。私が自分の研究のために初めて買った本です。その本の中に金先生のエピソードや連載が載っています。

 今回、教師力アップセミナーで金先生のお話をお聞きするにあたって、もう一度金先生のページを読んでみました。その中で印象に残った言葉があります。それは「自分の強みを軸足に、少しずつ足りないものを得ていく」という言葉です。

 人はアドバイスをするときに、厳しい人には「優しさが足りないよ」と言い、優しい人には「厳しさが足りないよ」とアドバイスをする。アドバイスをもらった人は、ついつい自分に足りないものばかりを求め、自分の強みを発揮することを忘れてしまう、という話が書かれていました。

 だからこそ、「自分の強みを軸足に、少しずつ足りないものを得ていく」

 これは子どもと関わるときにも大切なことだと思います。「その子の強み(よさ)を軸足に」指導することができたらいいなと思いました。

 今回の教師力アップセミナーではどんなお話をお聞きすることができるかとても楽しみです。こうした貴重な学びの場に参加する機会を与えてくださる先生方に感謝の気持ちをもってセミナーに臨みたいと思います。(渡部)

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4月27日第1期生ゼミ記録(末松)

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4月27日(水)、第3回目のゼミがありました。

前半はこれまでと同じく、教育新聞の問題。今回は、第1回目に行った「いじめ」に関する問題の復習と、新しく「体罰」「学習指導要領」についての問題を解きました。

 だいたいは覚えていても、細かい所までは覚えられていなかったり、記述になると書けなかったりと曖昧な記憶でしかないことが改めて分かりました。

全てを覚えるのは難しいですが、一つのストーリーを見るかのように前後の文を合わせて見るようにして、見たことのない問題に当たってもある程度解けるようにしたいです。

後半は、場面指導と集団討論を組み合わせたものを行いました。お題は「茶髪で登校してきた子どもに対して、担任の立場でどのように指導するか」。

「子どもに茶髪にすることは校則違反行為であることの確認、なぜ禁止をされているのか考えさせ、反省させる。そして、管理職や生徒指導主任に報告、指導の助言をもらう」と答えました。

 玉置先生の反応は可もなく不可もなし。何が足りないのか…と考えていると、「小学生が茶髪で学校にくることに賛成ですか?」との切り返しがあり、ゼミ生みんなで集団討論をしました。

 その中で、子どもの健康面や生活指導面を気にかける意見があり、なるほど!と思いました。社会の一人ではなく、その子どもの担任としてどう子どもを守っていくのか、そこまで考えなくてはならないのだと分かりました。

集団討論は他の人の考え方が分かり、自分には足りてない知識や考え方を得られるため、とても勉強になりました。今回得た学びをこれからに繋げていきたいです。(末松)

イラスト変遷紹介(玉置)

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 「愛される学校づくり研究会」でコラムが連載となると、いつもプラネクサスの依田さんにイラストを作っていただいています。今回の「玉置流・教師論」で三回目の連載となりますので、イラストも三つとなりました。

 左から、2005年から始まったコラムでのイラスト。中央は、2013年から始まったコラムでのイラスト。右は、このたび始まった「玉置流・教師論」でのイラストです。

 今回は、イラスト変遷紹介でした。(玉置)

4月27日第1期生ゼミ記録(杉下)

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 4月27日に、前期三回目のゼミが行われました。

 前半は以前に同じく、過去問に取り組みました。今回の過去問は人権や指導要領改訂等、広い範囲に渡っての出題でした。

 中でも印象に残っているのは、体罰に関する問題です。体罰に関して非常にシビアになっている今、どの行為が体罰に当てはまるのか、また、懲戒や正当な行為となるのか、確実に判断出来るようにすることはとても大切だと感じました。

 後半は、「夏休み明け、茶髪で登校してきた児童にどう接するか」というお題について、面接形式で答え、その後話し合いをするという活動をしました。私は、髪を染めると髪が傷むことと、周りの児童への影響の二つの観点から意見を述べましたが、とても難しい問題であったため、どう回答するか悩みました。

 交流では、ルールの中に個性があることを教える、悪い人に目をつけられやすくなるのを防ぐため、子どもを守るために髪は染めてはいけないことを伝える、等の意見が出ました。

 交流をすると、自分とは違った視点から見た意見を聞くことができるので、とても勉強になります。

 この問いの答えとしては、成長期に髪染めの薬は悪影響という健康面からの指導と、悪い人に目をつけられないようにする安全面からの指導も行うことが必要とのことでした。あくまでもこれは内容に絡んだことですが、まず大切なことは質問の内容に沿い、(今回の場合は)担任として答えることが大切だということも学びました。

 教採に向けて、これからも玉置ゼミでたくさん学び、たくさん吸収していきたいです。(杉下)


ご案内「第3回教育と笑いの会」

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 「第3回教育と笑いの会」の案内を日本教育新聞(2016年5月2日号)に掲載していただけました。

 現在、好評受付中です。教育における笑いの効用をまじめに、楽しく、面白く語り、皆さんに大笑いしていただこうという企画です。

 過去2回は名古屋で開催しました。好評につき、いよいよ東京開催となりました。。皆様、お誘いあわせのうえ、どうぞお越しください。ここから申し込みができます。(玉置)

全国学力・学習状況調査の問題から(松井)

 教員採用試験に向けて勉強する中で、全国学力・学習状況調査の話題が上がった。そこで、どんな意図でどんな問題が出題されているのか一度確認してみようと考え、算数・数学のA問題とB問題に目を通してみた。

 まずこの調査の目的であるが、文部科学省HPには以下の記載があった。

◇義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から,全国的な児童生徒の学力や学習
状況を把握・分析し,教育施策の成果と課題を検証し,その改善を図る
◇学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる
◇そのような取組を通じて,教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する
(平成28年度全国学力・学習状況調査リーフレットより)


 では、学力の状況を把握・分析するために、どんな問題が出題されているのか。A問題から見てみると、教科書の例題にあるような問題が出題されている。これは、A問題が主として「知識」に関する問題であるからだ。基礎的な知識が身についているかを把握することができる。

 一方のB問題は生活場面における算数・数学の活用について問われている。買い物やハードル走の目標タイム、プロジェクターの使用や自動車の費用などについて出題されていた。B問題では勉強が得意な児童生徒でも、解ききれない問題やどう活用していいのか見えない問題があるように感じた。また、比較的長い文章から必要な情報を読み取る力も必要になってくるだろう。

 教員はB問題が解けるような力を児童生徒に身につけていくことが求められる。授業の中で過去問を解かせていたことがニュースになっていたが、まずは教員が過去問を解き、児童生徒の活用力を高めるような授業を展開することが必要であると感じた。百聞は一見に如かず。調査結果だけでなく問題を見たことで、少しではあるが、またひとつ授業に対する自分の考えを深めることができた。(松井)

 (写真は平成27年度実施の算数・数学B問題である)
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【20160426報告】小中一貫教育校飛島学園で基本提案とワークショップ

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 今年度、関わらせていただく学校の一つ、小中一貫教育校飛島学園に出かけてきました。

 第1回目の関わりは、私から提案をして、スクールリーダーによるワークショップをお願いしました。

 一貫校として歩み出して7年目。さらなる飛躍の年にしたいという教育長のお考えも踏まえてのワークショップでした。

 詳細はすでに学園HPに掲載させていただきました。ぜひご一読ください。文部科学省の「小中一貫教育に関する調査研究協力者会議」の一員としても、とても有益な1年となりそうです。

嬉しい1本(玉置)

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研究室に届いた栄養ドリンク1本。


 「玉置先生
 いつもありがとうございます。
 お仕事がんばってください」


ドリンクより、
この言葉の方が
疲労回復に効きます。(玉置)

【20160425参加】文部科学省・小中一貫教育に関する調査研究協力者会議(第6回)

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 4月25日(月)、文部科学省に出向き、「小中一貫教育に関する調査研究協力者会議(第6回)」に委員として参加しました。

 今回から「小中一貫の教育課程編成に関わる手引(仮称)」の検討が始まりました。


 まずは、第1章「小中一貫教育が取り組まれる拝啓」と手引の核となる第4章「指導の一貫性の確保」の提案原稿を審議しました。(玉置)

金大竜先生の本を読んで(牧野)

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 次回の教師力アップセミナーで、お話をしていただけるのは、金大竜先生です!ゼミ生の中では、金大竜先生の書籍を取り上げている人もいたので、以前から知っていたのですが、この機会に、もっと知りたいと思い、本を読みました。

 学校の図書館に本があったのですが、なんと貸し出し中で、予約をして、やっと読むことができました、、。

 私は、ゼミの卒業研究として、学級の活動に重点を置いて調べています。金大竜先生の本の中にも、給食や掃除について書かれていました。その中で、給食が一番印象に残ったので、ご紹介したいと思います。

 金大竜先生の学級では、給食当番がないそうです!まず最初にびっくりしました!では、どのように給食が成り立っているかというと、みんなで一緒に行うそうです。

 詳しい流れは、
1、早く着替え終わった人から教室の入り口に並ぶ
2、一番に来た子がリーダーになり、次から来る子に役割を伝える
3、人数そろったら給食を取りに行く
4、クラス全員で配膳
5、いただきますのあいさつは、気づいた人が行う

 私はこの流れは、学級の子どもの自主性がとても強いと感じました。一見、ここまで子どもたちに任せて大丈夫かと、思ってもしまいます。しかし、それを実践されている金大竜先生は、この流れの中には登場しなくとも、子どもたちが、自主性をもって取り組めるような指導や工夫をされているはずです。

 私は、給食などの活動を通して、子どもたちの学級に対する所属感を高めていきたいと考えています。このクラスの全員で行う給食の実践は、所属感につながると感じました。もしお時間があれば、金大竜先生に、指導や工夫をお聞きしてみたいと思います!

 次回の教師力アップセミナーが、とても楽しみです。また、このような素敵な先生方のお話を聞けるのは、玉置先生をはじめ、教師力アップセミナーを運営してくださる先生方のおかげです。準備や片付けで積極的に動き、また学ぶ意欲をもって、少しでも感謝の気持ちを表したいと思います。(牧野)

【お知らせ】コラム「玉置流・教師論」連載開始

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 「愛される学校づくり研究会」では、会員がコラムを書いていますが、この4月から月1回のペースで、「玉置流・教師論」と題したコラムを連載することになりました。

 リード文では次のように書かせていただきました。

 ありがたいことに再び「愛される学校づくり研究会」のコラムに連載させていただく機会を得た。教育学部の教員となったこともあって、36年間の公立校教諭と管理職の経験を踏まえて、自分なりの「教師論」を書かせていただくことにした。話題があちこちに飛ぶコラムとなるが、月1回おつきあいをいただければ幸いである。

 その第1回目は、「教師の影響力の大きさ」と題して、経験と教員採用指導をする中で感じたことをもとに書いています。お読みいただければ幸いです。

 「第1回 教師の影響力の大きさ」(4/25)

誕生日に思うこと(佐藤)

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4月23日(土)、私は22回目の誕生日を迎えました!今年も家族や仲間に祝ってもらい、本当に嬉しい1日でした。そんな今年の誕生日、実は自分なりにあることをしました。

それは、初めて誕生日に、父・母・妹と隣家に住む祖母に手紙を書いたことです。誕生日と言えば、毎年何かしらもらってばかりだったので、この機会に日頃あまり言えない感謝の思いを伝えようと思いました。それに、私にとってはこの世に生まれた日ではありますが、父・母にとっては初めて自分が「親」になった日であり、祖母にとっては初めて「孫」ができた日でもあります。今の家族がいるからこそ、今の私があるということを、改めて感じたからこそ、形に残したいと思いました。

また、手紙には感謝の思いに加えて、決意の思いも綴りました。それは、教師になって必ず恩返しをするということです。私は大学まで進学させてもらい、自分の好きなことを自由にやらせてもらいました。改めて振り返ると、こんな幸せなことはないと感じています。だからこそ、最後は自分の夢を叶えることが、一番の恩返しだと考えています。現在、教員採用試験に向けて取り組んでいますが、この取り組みが最後は実を結ぶように、1日1日を大切にしていきたいです。(佐藤)

※写真は妹からもらった誕生日プレゼントです。

ゼミの仲間<渡部さん>紹介(牧野)

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みなさんお待ちかねの(笑)一期生紹介、今回は私を紹介してくれた渡部さんを紹介したいと思います!

渡部さんは、玉置ゼミのお母さんです。話し方や、受け答えの仕方、立ち振る舞いは、たまに同い年ではないものを感じます。私は、渡部さんは2人ぐらい子どもがいてもおかしくない!と思うときがあります。ゼミでは、玉置先生が持ってきて下さったお土産に対して、本気で喜び、本気でじゃんけんに挑む私(笑)を、温かい目で見守ってくれています。

そんなしっかり者の渡部さんですが、実は極度の心配性です。これもお母さんみたいですね!私は、そんな渡部さんが、いろんなことを抱え込みすぎないか、心配になります。しかし、この渡部さんの心配性で考えすぎてしまうところが、いつも私が気づかないことを気づかせてくれたり、渡部さんの一言で、ゼミでの話し合いが深まったりすることがあります。

実は、玉置ゼミに入るきっかけの一つになったのが、渡部さんです。ゼミを選ぶとき、たくさん迷いましたが、新しく来る先生のもとに飛び込んでみよう!と相談していたのが渡部さんです。

私はゼミに入るきっかけにもなり、いつもゼミのみんなを見守ってくれている渡部さんに感謝しています!渡部さんがいるおかげで、自由奔放な玉置ゼミ女子(笑)がまとまっていると思います!ありがとう。これからは、渡部さんが考え込むときには、たまには一緒に考え込もうと思います。そして渡部さんの心配が軽くなればいいなと思います。

以上、渡部さんの紹介でした。玉置ゼミの一期生は、まだまだたくさんいます。次の紹介をお楽しみに〜〜!今後とも、玉置ゼミ生を、よろしくお願いいたします。(牧野)

「允文館」で学んだこと(大澤)

私は愛知県の岡崎市に住んでいます。
岡崎市には、岡崎教師塾「允文館」があり、教師を目指す人が学びに集まります。
私もこの4月に入塾しました。
第1回目は、開講式と講座を2つ行いました。
講座の中で、「教師としての心構え」としてたくさんの言葉をいただいたので、まとめてみました。

1.学ぶ者のみが教えることができる
子どものために研究と修養に励むこと。

2.事件・事故に対して、起きた背景、再発を防ぐための対応策を巡らす
子どもと一生懸命関わること。

3.「あれほど言って聞かせてるのに」と弁解しない
原因を他に求めず、自分に何が不足していて何が問題なのかを自戒する。

4.生徒のために多くのことを自分に課している教師は、生徒にも多くのことを課すことができる
生徒は、教師の後ろ姿を見て育つ。教師が生徒のために自ら動き努力するといった姿勢がなくてはならない。

5.教師が変われば子どもが変わる。子どもが変われば学校が変わる。
子どもが荒れているから学校が荒れるのではなく、学校が荒れているから子どもが荒れる。

どれも教師として必要不可欠な資質です。私が教師になったとき、以上のような点を忘れずに子どもと接していきたいと思いました。

最後に、同じ夢に向かって切磋琢磨できる仲間がいるのは心強いですし、教師になるにあたってたくさんの先生方が講義やご指導をしてくださることは大変嬉しいことです。「允文館」で学んだことをどんどん吸収して、良い教師になれるように努めたいと思います。(大澤)

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「デジ研」での意見交流(佐藤)

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 今月上旬から正式にスタートしたデジタル教科書研究会、通称「デジ研」。今週月曜日には2度目の意見交流を行いました。
 私は中学3年生を担当しています。玉置先生のアドバイスに、ゼミ生の小川くん、松井くんからの意見は大変参考になりました。その中でも、特に印象的だったことを紹介します。

◎生徒を揺さぶる発問
 「海外から友人が帰国する日」を当てる問題で、「カレンダーの真上にある日の数と真下にある日の数をかけると176」というヒントが与えられています。ここで、カレンダーを見てただやみくもに数字をかけるのではなく、まず「どの列にありそう?」と問いかけます。そうすると、明らかに条件と合わない日があることに気付かせます。また、答えが分かった後に、「これは月によって変わるのかな?」と揺さぶります。問題では8月を扱っていますが、「月によって変わるんじゃないか」と考える生徒が出てくることも予想されます。それに対して、「何月でも変わらない」と考えている生徒が自分の考えを説明することで、言語活動が行われます。答えが分かったらそこで終わりではなく、教師が生徒に揺さぶりをかけることで、本当に理解できているかを確認することができるので、このような発問は大切にしなければなりません。

◎生徒に説明させる
 二次方程式の解き方は複数あります。実際の単元でも、平方根を利用した解き方や因数分解、解の公式などを取り扱っています。特にまとめの部分では、その解き方が一覧になって載っている図があります。ここで、その図だけを見せて何を表しているかを考えさせます。「解き方が3種類ある」「解は全て同じ」など、図を見て分かることを生徒自身に説明させることがポイントになります。当初の自分の考えでは、「解が同じ」という部分だけを生徒に説明させる予定でした。しかし、「解き方が3種類ある」という部分も生徒に説明させたらどうかという提案をいただきました。教師が説明しなければならない内容もありますが、ここでの内容ならば生徒に説明させることは可能であり、その方が盛り上がると感じました。今後の研究でも、どこを生徒に説明させるのかをしっかり考えて発問を考えていきたいです。

◎物分かりの悪い教師になる
 関数の導入の場面で、xとyの関係を調べるために表を完成させるところがあります。この表に注目します。「表の値と値の間に線を引くか引かないか」で、それらは全くの別物になります。この単元の表には値と値の間には線が引かれていません。そこで、教師は「この表は線を引き忘れているね」と発問します。気付かせたいのは連続量、つまり書かれていないだけで値と値の間にもさらに小さい単位の値があるので、表には線は要らないということです。線がないことが当たり前のように授業を進めてしまうのではなく、物分かりが悪い教師になって生徒に疑問を投げかけ、生徒に考えさせる時間をつくることが必要です。これは、以前ゼミで玉置先生に教えていただいたことなので、特に大切にしていきたいです。

 自分で研究を深めるだけでなく、意見交流を通して他者に発信することでより深めることができ、さらには自分にはなかった新たな考えを取り入れることができました。まだ始まったばかりの「デジ研」ですが、研究を進める中で自分のスキルとして構築していき、その進捗状況をHPでも随時発信していこうと思います。(佐藤)

いよいよ発送開始!

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 すでにお知らせをしています「小児がんを知り いのちの大切さを 学校で学ぼうプロジェクト」ですが、写真のように、副教材の発送がいよいよ始まりました。
 
 なお、指導案や授業で活用する冊子などは、このサイトからダウンロードしていただけます。また、授業動画も見ていただけます。

 全国各地でこの「いのちの授業」が実施されることを願っています。ぜひどうぞ。

 なお、この取組が本日(4月26日)、NHKで取り上げられました。私(玉置)の授業シーンも放映されました。
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草間彌生さん(百瀬)

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 先日、アメリカ雑誌TIMEが「世界で最も影響力のある100人」を発表しました。日本人からは芸術家である草間彌生さんが選ばれました。

 草間彌生さんは水玉模様や網模様をモチーフにした作品を描く芸術家で長野県松本市出身です。実は私も長野県松本市の出身で、なんと草間さんと私は同じ高校の卒業生なのです。同じ高校出身というのことに今までも親近感はありましたが、ニュースでこの話を耳にしてなんだか私も嬉しくなりました。

 松本市美術館の入口に草間さんのアートが見られたり、美術館の自動販売機が水玉模様であったり、松本市内をはしるバスが水玉模様であったりと昔から草間さんの芸術を目にして親しんできました。

 世界で影響力のある人だと認められることはとてもすごいことだと思いました。草間さんは独特の世界観を持ち、我を持っているからこそ周りに影響を与えられるのだと思いました。

 世界は難しくても、私もクラスの児童生徒に良い影響を与えて、なにかきっかけを与えられるような教師になりたいと思いました。(百瀬)
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