5月6日第1期ゼミ生記録(松井)

 今回のゼミではグループに分かれて卒業研究の大まかな流れを伝え合った。自分の考えを人に話すことで研究の流れを明確にしていくことがねらいだ。

 グループでの話し合いはお互いにアドバイスしあったり、疑問に思ったところを質問したりと時間いっぱい行われた。2年目のゼミということで、それぞれが研究したいことを知っている、素直に思ったことを伝えられるという良さがよく出ていたように思う。

 グループでの話し合いの後は、全体での発表。今回は2分間で話すという指定があり、次に話す人は板書を担当していくという方法をとった。「教員にはファシリテーターとしての役割がある」という玉置先生のお話があり、話すことだけでなく要点をおさえた板書も心がけていった。

 実習の経験からか、全員が前で堂々と話していたので仲間から刺激をもらうことができた。同じ学級経営や授業づくりでも、バリエーション豊かな研究ばかりなので、仲間の卒業論文を全て読めば教壇に立つ前にたくさんの学びができるのではないだろうか。

 最後に玉置先生から、さらに伝わりやすい板書にするためのチョークの色使い、太さの使い分けについて教わり、ゼミは終了。今後は明確になった流れを意識し、中間報告に向けて各自研究を進めていきたい。(松井)
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カンガルーカップ(杉下)

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 先日、カンガルーカップ国際女子オープンテニス2016にて、英語通訳のボランティアに参加してきました。

 しかし、私は通訳を務められるほど英語が堪能ではありません。留学経験もなければ英検やTOEICを受けたこともなく、正直不安でたまりませんでした。

 その不安が態度に出てしまっていたのか、主催者の方にこう言われました。「選手はね、裕福な人はコーチや家族と一緒に来れるけど、たった一人で言葉も通じない国に来る人もいる。彼らはもっと不安を抱えているのだから、堂々としていないとだめよ。」私ははっとしました。試合を控えた選手を不安にさせてしまってはいけないということに気付きました。

 それからは、選手に少しでも安心して過ごしてもらえるようにと、駅周辺のホテルを事前に調べたり、観光マップを印刷したりしてスムーズに対応する準備をしたり、日本語の掲示を英語に書き換えたりと、自分なりに考えて行動しました。すると少し心に余裕ができ、笑顔で対応することができるようになってきました。

 どんな時も堂々とし、笑顔でいること、念入りな準備をすること。単純なことかもしれませんが、とても大切なことを学びました。(杉下)

後輩の試合を観戦(中田昂)

 本日5/7(土) 東海春季リーグを観戦しに行きました。

 去年まではプレーヤーとしての参加でしたが、今年は引退した先輩として見に行きました。ちなみに去年は、大会直前の練習試合で怪我をしてしまったので、自分は出れませんでした。

 プレーヤーとして試合を見るのと、引退した身として試合を見るとのでは何か違うのかなと思ってましたが、全く同じでした。勝ってほしい、勝ちにいくぞという思いで声をひたすら出してました。

 1年前はコートにいたのになと思いながら、月日の流れの早さに驚きました。

 新しいチームになって、一段と賑やかになり、楽しいチームになりました。また、後輩たちとバレーができればいいなと思います。運動しないと。。。(中田昂)
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嬉しい記事(佐藤)

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 今朝の中日新聞に、こんな記事が載っていました。

がん教育を「命」学ぶ場に

 そうなんです。私自身の心にも深く響いている、「命の授業」の取り組みについての記事だったのです。

 以前ゼミで玉置先生に模擬授業をやっていただいたり、実際の中学校で行われた道徳の授業を参観させていただいたりしました。2017年度には小中高校で「がん教育」が本格的に始まります。小児がんの副教材や教師向けのDVDを活用してもらい、がん教育を”命の教育”にしていくことで、「命の重み」を伝えたいという、鈴木中人さんの熱い思いが改めて伝わってきました。同時に、こんな素晴らしい取り組みの様子を、大学生の間に見させていただくことができ、本当に嬉しく思いました。

 これからこの副教材が積極的に活用され、外部講師による専門的な授業だけでなく、実話に基づいて子どもたちに「命の大切さ」を考えさせる機会が増えてほしいです。そして、この副教材が広く活用されている頃には、私自身もこの副教材を活用させていただいている教師の1人でありたいです。(佐藤)

【紹介】ガン教育を「命」学ぶ場に(中日新聞掲載)

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 本日(5月10日)の中日新聞に「がん教育を命学ぶ場に」と題した記事がありました。

 この記事は、これまでも紹介している「小児がんを知り いのちの大切さを 学校で学ぼうプロジェクト」を紹介したものです。

 副教材づくりに関わった一人として、「玉置崇・岐阜聖徳学園大教育学部教授」として紹介していただけました。

5月6日第1期生ゼミ記録(渡部)

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 5月6日のゼミでは、ゼミ生がそれぞれの卒業研究でのこれからの方向性について発表をしました。

 発表の前にもまずは少人数で交流をしました。言葉にして伝えようと思うとうまく表現できない部分がありました。そこがまだ固まりきっていない曖昧なところだと分かります。アウトプットすることで自分で自分を分析することができました。

 今回は、発表者の次の人が発表者の話のポイントを黒板に書くというかたちで発表が進められました。発表者はもちろんですが、板書係もドキドキの発表となりました。

 板書をするときに、発表者の言葉を全て書くことはできません。キーワードを拾い簡潔にまとめることが必要です。子どもたちの意見を黒板に書くときも気をつけなければならないことです。

 しかし、分かっているつもりでも、やってみると難しいと改めて感じます。どこが大切なのか、ポイントは何なのかということを見極めることが難しかったです。

 ここから学んだことは、だからこそ話す時には大切なところ、ポイントが分かるように伝えることが大切だと学びました。これも当たり前のことですが難しいことだと思います。自分の発表の番になるまで話を聞きながら私なりに相手にわかりやすい伝え方を考えてみました。

・結論を最初に言う
・ゆっくり話す
・「○○について□つ話します」ということを伝える
・例を挙げる時には必ず「例えば…」と話す
・結論の前には「以上のことから…」とまとめの部分を分かりやすくする

発表してみると…
全然できていませんでした。分かっているつもりでも、実践することはとても難しいです。相手に伝わる話し方を身につけるにはやはり、経験が何よりも大切だと思います。
ゼミでの発表は伝える力を身につける良い機会だと思います。

 これからの発表では、自分なりに何に気をつけて発表するか目標を持って発表に臨みたいと思います。(渡部)

google

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googleって面白いですよね。
その日に関連させて、絵を変えるんです。

毎回気になって、絵をクリックしてしまいます。

今日は、フロイトの誕生日のようです。

教員採用試験に向けて勉強していますが、フロイトと言えば精神分析療法や無意識の研究など、いろんな場面で出てきます。

親しみを覚えたので、紹介してみました。(中田昂)

弟の帰省(佐久間)

 私には、4つ年上の兄と1つ年下の弟がいます。2人とも同じ時期に就職し、社会人2年目です。

 GWに入って、寮住まいの弟が家に帰ってきました。年下の弟のはずなのに社会人になったんだなあと感じるところが多く見られました。しかし、私に給料を見せつけてくるあたりは弟だなと思いました(笑)

 つい最近まで高校生だったような気がしますが、もう大学3年生になりました。所属している部活も最高学年です。今年は教育実習もあります。頑張らなければいけないことが多いなと弟が帰ってきて考えさせられました。(佐久間)
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愛される教師に(寺坂)

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 先日、高校のクラスで食事をする機会がありました。成人式ぶりの人もいれば、卒業以来会っていなかった友人もいて、ほとんどの時間をお互いの近況報告とクラスの思い出について話しました。

 その中で、担任の先生についての話題が何度か出ました。こういった場で、先生の名前が出てきて「会いたいね〜」とか、先生の特徴や口癖などについて話せるというのは、みんなに愛されていた先生だったんだなと感じました。もちろん、私もその先生のことは好きですが。

 教師を目指すものとして、卒業していった子供の話題にあがるような教師になりたいと思いました。(寺坂)

中学校時代の部活動(堀江)

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 先日、採用試験の願書に大会の記録を書くため、中・高の部活動の大会の結果を調べていたら、大会のDVDが出てきました。息抜きがてらにそのDVDを久しぶりに見ました。

 私は中学校・高校と吹奏楽部でフルートを吹いていました。今回出てきたDVDは、中学3年生の夏の大会でした。DVDを見ていくと、当時とても辛かった練習や、友達と頑張って練習したことが思い出されて、目頭があつくなってしまいました…。そして、何より驚いたことは、今でも曲に合わせて自然に指が動いたということです。あれからだいぶ時が経っているのにもかかわらず、こんなに覚えているなんて、驚きました。

 そして思ったことは、今の自分の努力なんて、当時と比べたらまだまだだということです。きっとあの頃の自分が今の自分を見たら、「なんで、これだけしか努力してないの、もっと頑張れるはずだよ」と言うと思います。

 今回このDVDを見て、気が引き締まりました。また、モチベーションも上がりました。ラストスパート、ゼミのみんなや友達と一緒に全力で突っ走っていきたいと思いました。(堀江)

研究と修養(中田昂)

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研究と修養について考えてみた。

教育基本法第9条 
法律に定める学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない。

教育公務員特例法第21条
教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない。

「研究」と「修養」をしなければいけないということはよくわかった。でも、はっきり言ってなにをすればいいのだろう?

まず、本来の研究と修養の意味ってなんだろう。
こう書いてあった。

研究
物事を学問的に深く考え、調べ、明らかにすること。また単に、調べること。

修養
学問を修め精神をみがき,人格を高めるよう努力すること。

どちらにも共通して言えそうなことは、「考え、調べ、明らかにし、学問を修める」ことだろうか。

修養の意味に含まれている、「人格を高める」というところが、よくわからない。

「生きる力」の中にも、豊かな人間性を育むとあるが、人格や人間性とははっきり言って何なんだろうか。「人間性高める」と言われても、何を高めれば、人間性が高まるのか。そもそも人間性って何なのか。疑問が止まらない。

人格と人間性の意味は次のように書いてあった。

人格
独立した個人としてのその人の人間性。その人固有の、人間としてのありかた。

人間性
人間としての本性。人間らしさ。

どうやら「人間らしさ」のようだ。

人間らしさって何?

人間の対義語がわかれば考えられると思い、調べてみたが、人間の対義語はないようだ。初めて知った。驚き。

しかし、人間らしさって動物とは違うところのような気がする。

ここからはあくまで自分の考えになるが、人間らしさって深く考えることだと思う。経験から学んだり、人の話から学んだり、人間はどんなことからも学ぼうと思えば学べる。動物だって試行錯誤して学ぶ動物もいるが、人間の学びはそんなレベルではない。

人間が人間として生きていくには、知的好奇心を持って学び続けることが大切なのではないかと思った。

だから、学校では子供たちが学びたいと自分から思えるような授業をしなくてはいけないし、教えるプロである教師は学び続けなければいけないとつくづく思う。

そうすれば、自然と人間性も高まるのではないだろうか。(中田昂)

塩見志満子さんのことを知って(大澤)

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玉置先生より、愛媛県西条市にある知的障碍者のための通所施設「のらねこ学かん」を運営する塩見志満子さんについての記事を教えていただいたので、そのことについて書きたいと思います。

この記事を読んで感じたことは、人を許し、認めるという人間としての強さです。
塩見志満子さんの人生は、まさに試練に次ぐ試練の連続でしたが、人を許し、認めることで、その幾多の試練を乗り越えてきました。

人は、10人いれば10通りの、100人いれば100通りの考えがあります。それは、それぞれで生まれ育った環境が違うからです。生まれ育った環境が違えば、培われる価値観も違ってきます。自分にとっては常識だと思っていたことが相手にとっては違ったり、自分にとっての正義が相手に伝わらなかったりします。逆も然りです。こんなとき、重要になってくるのが、いかに相手を「認める」かだと思うのです。しかし、頭ではわかっていても、実際に行動にうつすことは簡単なことではありません。だから、塩見さんの生き方には、人間としての強さと魅力を感じましたし、また、わたしも塩見さんのような人でありたいと思いました。

教師という仕事の魅力の1つとして、教職員をはじめとして毎年多くの子どもや保護者に出会えるということがあります。それだけの物の見方や考え方に触れることができるということです。教師になったら、きっとたくさんの出会いがわたしの人生に花を咲かせてくれるでしょう。わたしも出会った子たちに花開かせてあげられるような、そんな教師を目指したいと思いました。(大澤)

※ 記事写真はネットより引用

実りある嬉しい合同練習会(佐藤)

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 突然ですが、私は4月から新しいことを始めました。それは、岐阜市立藍川東中学校の陸上部に、社会人コーチとして参加していることです。主に土日の練習や大会の引率などを通して、顧問の先生と共に中学生に指導をしています。その一環として、今日は岐阜地区の中学校が何校か集まって行われる合同練習会がありました。

 まず各学校ごとにウォーミングアップをして、その後に種目別での練習が行われました。部活動に参加し始めてまだ間もない1年生が多かったこともあり、計測会も実施されたので、私はその記録係を担当させていただきました。その合間に、他の中学校の生徒の動きや先生方の指導方法などを見学させてもらいましたが、とても勉強になることばかりでした。私は短距離を専門種目としていますが、実際の部活動では短距離以外の種目の指導も行うので、どんなことをポイントにして指導されているのか参考にさせてもらいました。生徒により的確なアドバイスができるよう、私自身が「陸上競技」について改めて研究しなければならないと思いました。生徒にとって充実した練習でしたが、私にとっても充実した練習になりました。

 そんな実りある合同練習会で、もう1つ嬉しいことがありました。それは、私が小学校3,4年生の時の担任の先生と久々に再会できたことです。偶然にも現在は中学校にお勤めで、それも陸上部の顧問をされていたので、「まさかこんな所でお会いできるとは...」という驚きでいっぱいでした。それでも、優しくてハツラツとした雰囲気はほとんど変わらず、当時のことをとても懐かしく感じました。練習後に改めて少しお話をさせていただき、私が教員を目指していることを伝えるととても喜んで下さり、励ましの言葉をいただきました。先生と同じ立場になれるよう頑張ろうという自分のモチベーションにもつながったので、次にお会いする時に良い報告ができるように努力しなければならないと強く思いました。

 社会人コーチとしてまだ始まったばかりですが、これまでの経験は自分の財産になることばかりです。恵まれた機会を通してもらったたくさん財産、その1つ1つを自分のものにしていきたいです。(佐藤)

5月5日は何の日?(中田昂)

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5月5日は子どもの日!

鯉のぼりが飾られている家が何だか少ないなぁと思います。

昔は中田家も鯉のぼりを飾っていましたが、最近は飾っていません。
江戸時代から続く日本の風習を大切にしたいですね。

地域によっては、鯉のぼりではないのぼりもあがるそうです。マグロの漁獲で有名な青森県の大間や和歌山県の那智勝浦では、鮪のぼりがあがるそうで、地域の特色が出ていていいですね。

調べてみると、最近では鯉のぼりや鮪のぼりだけでなく、数多くののぼりがあるようです。気になる方は是非見てみてください。
http://matome.naver.jp/m/odai/2139752735845903201

昔は子どもの日なんだから、大人がなんかしてくれる日だと思っていました。今一度どんな日なのか確認しておこうと思います。

クイズ形式で出題。
( )には何が入るでしょう?

「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、( ) に感謝する」

1.父母 2.父 3.母 4.両親


答えは、


自分で調べて見てください。笑

その方が確実に自分のものになります。

自分は、心の中で感謝しても決して口に出して言うことは無いのですね。いつも言わなきゃって思ってるんですが。恥ずかしい。

いつもありがとうございます。母さん。

答え出ちゃいました。笑

全ての人は母親から生まれる。母親に生んでくれたことを感謝しなければなとつくづく思いまいした。(中田昂)

金大竜先生(渡部)

 5月8日の教師力アップセミナーでは金大竜先生がお話をしてくださいます。

 私は教師力アップセミナーの講師の先生方の中に金先生の名前を見つけたときとても嬉しかったです。なぜなら、私が初めて研究の歩みを発表したときに金大竜先生のお話を取り上げさせていただいたからです。

 私はこの玉置ゼミに入り、自分の研究テーマを「教師の気づく力とは何か」に決めました。

 その頃、偶然本屋さんで「教師の気づき力」という特集が載っている本を見つけました。私が自分の研究のために初めて買った本です。その本の中に金先生のエピソードや連載が載っています。

 今回、教師力アップセミナーで金先生のお話をお聞きするにあたって、もう一度金先生のページを読んでみました。その中で印象に残った言葉があります。それは「自分の強みを軸足に、少しずつ足りないものを得ていく」という言葉です。

 人はアドバイスをするときに、厳しい人には「優しさが足りないよ」と言い、優しい人には「厳しさが足りないよ」とアドバイスをする。アドバイスをもらった人は、ついつい自分に足りないものばかりを求め、自分の強みを発揮することを忘れてしまう、という話が書かれていました。

 だからこそ、「自分の強みを軸足に、少しずつ足りないものを得ていく」

 これは子どもと関わるときにも大切なことだと思います。「その子の強み(よさ)を軸足に」指導することができたらいいなと思いました。

 今回の教師力アップセミナーではどんなお話をお聞きすることができるかとても楽しみです。こうした貴重な学びの場に参加する機会を与えてくださる先生方に感謝の気持ちをもってセミナーに臨みたいと思います。(渡部)

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4月27日第1期生ゼミ記録(末松)

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4月27日(水)、第3回目のゼミがありました。

前半はこれまでと同じく、教育新聞の問題。今回は、第1回目に行った「いじめ」に関する問題の復習と、新しく「体罰」「学習指導要領」についての問題を解きました。

 だいたいは覚えていても、細かい所までは覚えられていなかったり、記述になると書けなかったりと曖昧な記憶でしかないことが改めて分かりました。

全てを覚えるのは難しいですが、一つのストーリーを見るかのように前後の文を合わせて見るようにして、見たことのない問題に当たってもある程度解けるようにしたいです。

後半は、場面指導と集団討論を組み合わせたものを行いました。お題は「茶髪で登校してきた子どもに対して、担任の立場でどのように指導するか」。

「子どもに茶髪にすることは校則違反行為であることの確認、なぜ禁止をされているのか考えさせ、反省させる。そして、管理職や生徒指導主任に報告、指導の助言をもらう」と答えました。

 玉置先生の反応は可もなく不可もなし。何が足りないのか…と考えていると、「小学生が茶髪で学校にくることに賛成ですか?」との切り返しがあり、ゼミ生みんなで集団討論をしました。

 その中で、子どもの健康面や生活指導面を気にかける意見があり、なるほど!と思いました。社会の一人ではなく、その子どもの担任としてどう子どもを守っていくのか、そこまで考えなくてはならないのだと分かりました。

集団討論は他の人の考え方が分かり、自分には足りてない知識や考え方を得られるため、とても勉強になりました。今回得た学びをこれからに繋げていきたいです。(末松)

イラスト変遷紹介(玉置)

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 「愛される学校づくり研究会」でコラムが連載となると、いつもプラネクサスの依田さんにイラストを作っていただいています。今回の「玉置流・教師論」で三回目の連載となりますので、イラストも三つとなりました。

 左から、2005年から始まったコラムでのイラスト。中央は、2013年から始まったコラムでのイラスト。右は、このたび始まった「玉置流・教師論」でのイラストです。

 今回は、イラスト変遷紹介でした。(玉置)

4月27日第1期生ゼミ記録(杉下)

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 4月27日に、前期三回目のゼミが行われました。

 前半は以前に同じく、過去問に取り組みました。今回の過去問は人権や指導要領改訂等、広い範囲に渡っての出題でした。

 中でも印象に残っているのは、体罰に関する問題です。体罰に関して非常にシビアになっている今、どの行為が体罰に当てはまるのか、また、懲戒や正当な行為となるのか、確実に判断出来るようにすることはとても大切だと感じました。

 後半は、「夏休み明け、茶髪で登校してきた児童にどう接するか」というお題について、面接形式で答え、その後話し合いをするという活動をしました。私は、髪を染めると髪が傷むことと、周りの児童への影響の二つの観点から意見を述べましたが、とても難しい問題であったため、どう回答するか悩みました。

 交流では、ルールの中に個性があることを教える、悪い人に目をつけられやすくなるのを防ぐため、子どもを守るために髪は染めてはいけないことを伝える、等の意見が出ました。

 交流をすると、自分とは違った視点から見た意見を聞くことができるので、とても勉強になります。

 この問いの答えとしては、成長期に髪染めの薬は悪影響という健康面からの指導と、悪い人に目をつけられないようにする安全面からの指導も行うことが必要とのことでした。あくまでもこれは内容に絡んだことですが、まず大切なことは質問の内容に沿い、(今回の場合は)担任として答えることが大切だということも学びました。

 教採に向けて、これからも玉置ゼミでたくさん学び、たくさん吸収していきたいです。(杉下)


ご案内「第3回教育と笑いの会」

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 「第3回教育と笑いの会」の案内を日本教育新聞(2016年5月2日号)に掲載していただけました。

 現在、好評受付中です。教育における笑いの効用をまじめに、楽しく、面白く語り、皆さんに大笑いしていただこうという企画です。

 過去2回は名古屋で開催しました。好評につき、いよいよ東京開催となりました。。皆様、お誘いあわせのうえ、どうぞお越しください。ここから申し込みができます。(玉置)

全国学力・学習状況調査の問題から(松井)

 教員採用試験に向けて勉強する中で、全国学力・学習状況調査の話題が上がった。そこで、どんな意図でどんな問題が出題されているのか一度確認してみようと考え、算数・数学のA問題とB問題に目を通してみた。

 まずこの調査の目的であるが、文部科学省HPには以下の記載があった。

◇義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から,全国的な児童生徒の学力や学習
状況を把握・分析し,教育施策の成果と課題を検証し,その改善を図る
◇学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる
◇そのような取組を通じて,教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する
(平成28年度全国学力・学習状況調査リーフレットより)


 では、学力の状況を把握・分析するために、どんな問題が出題されているのか。A問題から見てみると、教科書の例題にあるような問題が出題されている。これは、A問題が主として「知識」に関する問題であるからだ。基礎的な知識が身についているかを把握することができる。

 一方のB問題は生活場面における算数・数学の活用について問われている。買い物やハードル走の目標タイム、プロジェクターの使用や自動車の費用などについて出題されていた。B問題では勉強が得意な児童生徒でも、解ききれない問題やどう活用していいのか見えない問題があるように感じた。また、比較的長い文章から必要な情報を読み取る力も必要になってくるだろう。

 教員はB問題が解けるような力を児童生徒に身につけていくことが求められる。授業の中で過去問を解かせていたことがニュースになっていたが、まずは教員が過去問を解き、児童生徒の活用力を高めるような授業を展開することが必要であると感じた。百聞は一見に如かず。調査結果だけでなく問題を見たことで、少しではあるが、またひとつ授業に対する自分の考えを深めることができた。(松井)

 (写真は平成27年度実施の算数・数学B問題である)
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