5月23日2期生のゼミに参加して(大澤)

 わたしは先日、第2期生のゼミに参加させてもらいました。突然の参加だったし、2期生にしてみれば大変やりづらかったと思いますが(笑)、私自身たくさん刺激をうけて、行ってよかったと思います。

 今回は、寺坂くんと石井くんの発表でした。2人とも自分でまとめた資料を用いて、具体例をあげながら説明をしていて、大変分かりやすかったです。また、その他の質問者たちも、それぞれの視点から助言や意見を言っていて、そのおかげで内容がより深まったのではないかと思います。1期生も、昨年の質問魂が蘇ってきたのか(笑)、するどい見解が述べられて、さすがだなと感じました。ゼミでの発表は、総力戦です。発表者も質問者も高め合えるような、その雰囲気が2期生にはあって、素敵だなと思いました。

 それから、玉置先生より、吉田くんの今回のゼミで感じたことをまとめた記事を、ホームページで公開される前にメールで送っていただきました。記事を読んで、とても嬉しかったし、あたたかい気持ちになりました。吉田くんの、ゼミをもっとよくしたい!という気持ちが伝わってきます。学年は違うけれど、同じ玉置ゼミ生として、切磋琢磨できればいいなと思います。 

 2期生のみなさん、おじゃましました。とても有意義な時間を過ごせました。ありがとう!(大澤)

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味岡中学校の授業を参観して(菊地)

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 5月26日、小牧市立味岡中学校の授業を見学させていただきました。

 どの教室も、教室と廊下の仕切りがなく、開かれた空間で生徒が学んでいました。また、教室の後ろの壁の利用の仕方が印象的でした。

 岐阜県の場合、担任教師が遠足や体育祭などの学校行事に合わせて、クラスの取り組みなどを年表のような形式でまとめて掲示することが多いと思います。

 ところが、味岡中学校ではそのような掲示はありません。その代わりに、誰かの誕生日をお祝いするコメントや、クラス全員の集合写真に加えて血液型別の集合写真などが掲示してありました。クラスによって集合写真のレパートリーが異なっているところに自由な雰囲気を感じ、写真に写った一人一人をよく見ると、どの生徒も笑顔があふれていて、クラスの生徒たちの仲のよさが伝わってきました。

 クラスの生徒の仲のよさは、授業中でも顕著でした。最初に見学した3年生の数学の授業では、平方根の学習をしていました。冒頭で先生が問題を提示し、グループ体型になるように指示を出しました。4人で協力して正解を目指すようにという指示でした。

 生徒たちは4人のグループで話し合いを始めました。どのグループも話し合いが途切れることはありません。グループの誰か1人はある程度理解しているようで、他のグループのメンバーに教えているケースが多かったです。

 このとき、私はあるグループの話し合いが特に印象に残っています。他のグループと同様、教え合いが進んでいました。しかし、教えてもらっていた生徒が教えていた生徒に「さっき、こうやって教えてくれたけど、この場合はどうなるの?」という質問を投げかけていました。これを受けて、教えていた生徒は「えー考えてなかった。分からないよ」と言い、困った表情を浮かべていました。これはすごくいい学びの瞬間だと私は思います。塾などに通っていて、理解していたつもりの生徒も、理解しきれていない部分が話し合い形式の学習によって明確になったのです。

 この後、グループの中では解決できず、その様子を見ていた隣のグループの生徒が声をかけました。すると、声をかけてきた生徒もすぐには分からず、自分のグループのメンバーと話し始めました。

 このように、一人の生徒の素朴な疑問がグループを超えてどんどん広がり、学びが深まっていくことこそ、グループ形式での話し合い学習の利点だと感じました。先生が板書し、生徒に挙手を求めるだけの授業ではこのような気づきは得られなかったと思います。とてもいい学びの瞬間を見ることができました。(菊地)

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味岡中学校の授業を参観して(藤田)

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 5月26日、小牧市立味岡中学校で授業参観をさせていただきました。

 僕が、まず驚いたことは教室がとても開放的であったことです。以前、大学の講義でオープンスクールについて学習したことがありました。オープンスクールの利点として、決められた時間割に基づく学習よりも、子供の要求・興味・動機が中心となる学習活動を行うことができる、とありました。このような環境は、主体的に学び合っている味岡中の生徒たちにとても合っていると思いました。この中学校は学習環境から素晴らしいなというのが、初めの印象でした。

 すぐに授業を見させていただきました。まず3年生の授業から見させていただきました。英語の授業では単元のはじめということもありノートを使わないで授業が行われていました。教師からの指名があり、その指名に生徒たちはテンポよく答えていました。

 教師からの指示にすぐ答え、またペアで立って活動するときなどもすぐに全員が活動できているところから学級の雰囲気の良さも感じました。

 次に3年生の数学授業を見させていただきました。ここでも4人グループでの学習が行われていました。生徒が分からないところなどを教え合い、生徒同士で解決しようとする姿が見られました。自分のノートや教科書を班の仲間に見せながら自分の考えを相手に伝えようとしていました。問題が分からない生徒も自分から仲間に質問し、とても活発な「学び合い」が見られました。グループ学習の後の全体の交流のときも前で発表している生徒はみんなに分かってもらおうと、形だけでなく自分なりに一生懸命伝えていました。

 この問題をみんなで解くのに、この授業では教師はサポートしているだけで、生徒同士で解決しようとする場面がとても多くみられました。以前大学の講義で、「授業を進める上で最も大切なのはわからない子をどのようにわかる子にしていくかだ」ということを聞いたことがあります。その時僕はわからない子をわかる子にしていくのは教師だ、と思い込んでいました。

 しかし、この授業を観て、子供たち同士でもこのような学び合いを行っていけばわからない子もわかる子になっていくのではないか、と思いました。生徒同士で教え合う姿はまさにお互いを高め合っているように僕には見えました。だから改めて子供たちが主体的に学び合うことはとても大切なことであり、生徒が成長していくのに必要不可欠なものではないか、と感じました。

 その後、理科の授業を見させていただきました。ここでも生徒たちは積極的に自分の考えや予想を仲間に話していました。教科や教師が変わっても同じようにできるのが本当の力だと思います。この学校の生徒たちにはそのような力がついていると感じました。

 味岡中ではたくさんの授業を見させていただきました。多くの授業で4人グループでの学習が行われていましたが、疑問に思ったことがありました。どのグループにも学習の理解度が高い生徒と低い生徒がとてもバランスよく分けられていました。これは生徒の日頃の学習状況に合わせて教師が意図的にグループ分けを行っているからだと校長先生はおっしゃっていました。授業中の活発な生徒同士の学び合いはそのような先生方の工夫や努力が支えとなっていることも知りました。このことから教師は授業だけでなく日頃の生徒の様子なども知ることはとても大切だなと思いました。

 味岡中で見させていただいた授業は僕が受けていた岐阜県の授業とは大きく違いました。大きな決まりやルールはありませんが生徒はのびのびと主体的に学習しており、どの学級もとても良い雰囲気で学習していました。今回の味岡中の授業を見させていただいたこの経験を無駄にせず、教育実習などに生かしていけるようにしたいです。(玉置ゼミ特別参加・藤田)

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5月23日2期生ゼミに参加して(渡部)

 5月23日、1期生4人で2期生のゼミに参加させていただきました。

 私たち1期生には先輩がいません。自分たちで楽しくのびのびとやってきたと思います(笑)2期生とっては突然の1期生の参加に驚いたと思います。そして、とても緊張したのではないのかなと思います。私も緊張しました。

 参加させていただいた2期生のゼミは久しぶりのコの字型の座席でした。最近の1期生のゼミはみんな同じ方向を向いて取り組んでいます。お互いに顔を見合わせてのゼミは久しぶりで(2期生と一緒ということもあり)少し緊張しましたが、お互いの顔を見ることができます。

 発表者の頑張りや聞き手の理解しようとする気持ちが表情から伝わってくるものもあるなと改めて感じました。

 2期生のゼミに参加させていただき、1期生や2期生の質問を聞き、私もたくさん学ぶことができました。2期生のみなさん、ありがとうございました!私も2期生のみんなに負けないように1期生の仲間と共に頑張りたいと思います(^O^)(渡部)

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嬉しかった出来事(浦)

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学校インターンシップとして、教育実習でお世話になった小学校に行かせていただくことになりました。

実習から時間も経っていたため、子ども達は覚えてくれているかな、どんな反応をするかな、と不安に思っていましたが、私を見て声をかけてくれる子が多くいて、とても嬉しかったです。
ある子は、「先生!これお守りにしてるよ!」と最終日に渡したしおりを筆箱の中から出してくれました。
嬉しくて嬉しくて泣きそうになりました…!(教室だったため堪えましたが。(笑))

1ヶ月という短い時間ではありましたが、共に過ごしたことは子ども達の中にも残ってくれるものなのだと知りました。
だからこそ、1年間を共に過ごす担任の影響力はとても大きいものだと思います。
教員の責任の重さを改めて感じました。

このような実際の教育現場で長期で学ぶ機会をいただけたので、子ども達と多く関わると共に、先生方の指導の在り方も見ていきたいと思います。
そして、子どもの成長を感じ、しっかりと学び、吸収していきたいです。(浦)

本庄小学校6年算数の授業を参観して(藤田)

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 5月26日、小牧市立本庄小学校で授業参観をさせていただく機会をいただきました。

 6年生算数の授業です。 子供たちの表情を見るととても多くの子供たちが真剣な顔つきで学習に取り組んでいました。

 仲間が発言しているときもその意見を理解しよう、とする気持ちがとても伝わってきました。

 また、グループワークで席を移動するとき、学級で交流するときに席の体型をコの字型にするときなどの移動の素早さから普段から「学び合い」を大切にしている事が伝わってきました。

 このようにメリハリをつけられる学級はとてもすてきだなと思いました。改めて、授業などを進めていく上で学級の雰囲気というのはとても大事だな、ということを学ばせていただきました。(玉置ゼミ特別参加・藤田)

本庄小学校6年算数の授業を参観して(菊地)

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 5月26日、小牧市立本庄小学校の授業を参観させていただきました。
 
 6年生の算数の授業です。分数×分数の計算を考える学習でした。

 児童それぞれが、方眼の図をノートに書いて、自分の考えをノートにまとめていました。ノートにまとめる作業が終わると、先生が「グループ体型で話し合って」と指示を出しました。すると、どの子もびっくりするくらいの早さでグループ体型をつくり、話し合いを始めました。

 このような話し合いの時間になると、どこかのグループが遊びだしたり、グループの仲があまり良くなくて話が弾まなかったりして、最終的に教師が介入してまとめてしまうという状態を私はイメージしていました。

 しかし、このクラスの児童たちは、話し合いになると、「待ってました!」と言わんばかりのやる気で、どの児童もすごく楽しそうに話していました。「なんでそうなるの?」「えー、やっぱり分からない」「あーなるほど!」と言った言葉がたくさん飛び交っているのです。

 本当に僕は小学校の授業を見学しているのか、と疑いたくなるくらい、積極的な話し合いに驚きました。(玉置ゼミ特別参加・菊地)

先輩方から学んだこと(吉田)

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 5月23日の二期生のゼミの時間に先輩方が参加してくださいました。牧野さん、大澤さん、渡部さん、中田さん、ありがとうございました。

 先輩方の姿を見て、3つのことを思いました。

 1つ目は質問するときや意見を聞くときの姿勢です。僕らもゼミ生の発表は真剣に聞いて、質問をし合い、学び合いますが、先輩方は自分たちよりももっと考えて話を聞き、自分の発表や経験に関連付けたり、事前に著書を読んで調べたり、「私はこう思う」という意見を考えておられました。それは先輩方が「書くことによって学ぶ」という根幹にある、思ったことを文章にして、頭を整理し、自分の意見にすることをやってきたからだと思います。そんなことができる先輩方はすごくかっこいいです。自分も負けてられないって思います。

 先生になりたいって思うなら努力しないとと…。なので、簡単なことでもいいから書いていこうって思います。吉田ファンができるくらい頑張ります!


 2つ目は「質問をするって思いやり」ということです。玉置先生は一番最初のゼミの時、「質問する力」をつけるとともに切磋琢磨しようと話されました。来週で発表がみんな一回したことになります。

 ふと、自分が考えてみると皆の話に「なるほど」「すごい」と思うだけで止まってました。ゼミの仲間に悪いことをしたなぁと思います。確かにいい学びの時間だったのは事実です。でも、もっとよくできたと僕は思います。もっと深堀したり、人の本の読んでみたり、似てるけど違うところをついてみたりして質問ができたと思うんです。僕は自分だけの学びを確立させてただけだったのかもしれません。思いやりが足りませんでした。だからこそ、来週からはもっと頑張ります。ここで宣言したので嘘はつけませんね。

 3つ目はもっと仲良くなりたいってことです。先輩方みたいに仲良くなりたいって本気で思いました。玉置先生のゼミのメンバーは、国語専門の人もいれば社会、理科、数学などバラバラなところから集まってきています。僕には仲のいい人が少なくて、最近やっと話せるようになってきたぐらいです。先輩たちみたいに仲良くなって、本当に高め合える集団「チーム」になれば、先輩を超えるくらいいいチームになれると信じてます。まずは自分からちょっとづつ声かけてみます!

 先輩方、ありがとうございました。もっと多くのことを学ばせていただきます。よろしくお願いします。(吉田)


5月23日第2期生ゼミ記録(岩田)

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 5月23日(月)第三回のゼミ発表が行われました。本日の発表者は、社会専修・寺坂君と第二期生のゼミ長・石川君です。本日は4年生の先輩方が特別ゲストとして来ていただきました。わたしは教室に入るときから雰囲気の違いに緊張していました。しかし、発表者の二人はもっと緊張していたのではないかと思います。それでは、ノートに移ります。


【寺坂君】:赤坂流「学級」を「チーム」にする方法
「チーム」とはどういうことか?
→「グループ」とは違うただ漠然と物事を行うのではない、目的を持った集団。
「チーム」にするためにはどうしたらよいか?
→良質なチーム経験を積むこと。
学級を「チーム」化するステップ
1.緊張期
2.教師の指導優位期
3.子供の自由度増加期
4.自治的集団期
             参考文献「学級を最高のチームにする極意」著:赤坂 真二


●課題
・どうすることが「良質」なチーム経験なのか??
→かけがえのない仲間に出会えたか。すぐれた成績が得られたか。すぐれた成績が得られなくとも、その過程を深めることで自分自身を変化させるようなかけがえのないものを感じ取れたのかどうか。

・成功の循環についての「関係の質」とは何をいみするのか??
→子ども×子ども、教師×子ども、物事×子どもなど....
さまざまなことに適用可能。時と場合にあわせて柔軟な変化を。

・「チーム」化するステップのなかにみられる第三段階の中にあるペア・グループ活動は、はじめに述べた「グループ」とは異なるものなのか??
→「チーム」と「グループ」の意味と、「ペア・グループ活動」とは意味するものが異なる。単なる集団としてのグループと、活動としてのグループ。


【石川君】:「学級経営10の原理」について
現在の教員に必要なことは何か?
→「失敗をしないこと」つまり「失敗しない学級経営のシステムを構築すること」
学級経営10の原理
1.一時一事の原理
2.全体指導の原理
3.具体作業の原理
4.定着確認の原理
5.具体描写の原理
6.時間指定の原理
7.即時対応の原理
8.素行評価の原理
9.一貫指導の原理
10.同一歩調の原理

●課題
・「学級開き」とはいつを指すか??
→各自の考えによる。3日、一週間、一か月など。3・7・3の法則から3日という考えが多い。しかし、それも学級経営をする先生次第なのではないか。

・どのような活動を時間指定にするか??
→班ポスター、総合的な学習の時間。基本的に個人活動より集団・グループワークのほうが多いとされる。

・「失敗しない」ということが必ずしもいいことなのか??
→失敗することで得られることのほうが多い。失敗しなければそれが失敗なのかもわからない。自分のなかで何をしたら失敗なのか失敗の定義を自分で考えることが重要。ex)誰も発言することのできないクラス


 本日は二人とも「学級経営」に焦点をあてた発表でした。4年生の先輩方の的確な質問に第二期生は大きな刺激を受けたのではないでしょうか。発表後は、玉置先生が先輩方とお話しする機会を作ってくださいました。とても貴重なお話をたくさん聞かせていただきとてもいい勉強になりました。少しでも近づくことができるようにたくさん経験を積み、努力していきたいと思います。お忙しいところありがとうございました。(岩田)

5月23日第2期生ゼミでの発表(寺坂)

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 5月23日、ゼミで発表をしました。

 1期生の先輩が4名出席してくださり、いつもとは異なる雰囲気で始まりました。1期生の先輩方と私たちで1番違うな、さすがだなと感じたところは、やはり質問の質です。質問をする前に、「〜な具体例があってとてもわかりやすかったです」という一言。2期生だけでやっていたら今後も出てこなかったのかなと思いました。

 また、質問に対してしっかりとした答えを求める姿もとても、印象に残っています。たった、1時間半のことでしたが今挙げたもの以外にも多くのことを学ばさせていただきました。そして、学んだことを自分たちに活かしていきたいと思います。

 発表では、赤坂真二先生の「学級を最高のチームにする極意」を読んでレポートを書きました。まず、なぜこの本にしたのかというと、4年生で書くことになる卒業研究で、学級経営についてを書きたいと思っているからです。まだ、漠然としたイメージしかありませんが、「チーム」という言葉に惹かれこの本を読みました。

 私はこの本を読む前、「学級作り=人間関係づくり」というものだと思っていましたが、学級作りの最終的な行き先は「人間関係づくりの上に成立する課題解決集団にする」ということを学ぶことができました。

 また、学級づくりがうまくいっていると学力の向上にもつながり、このような関係性は互いに影響しあっているということも学ぶことができました。それは、子供と担任の間の信頼関係作りにも大きく関わってきて、子供と教師の間に何らかの良好な成果が生まれると良いサイクルに乗るというものでした。

 発表の中で、「良質なチーム」について触れたのですが、結果しかまとめておらず肝心の過程について全く言及することができなかったので、しっかり調べてゼミのみんなにお伝えしようと思います。もう1つ、発表の後に玉置先生がおっしゃっていた赤坂先生の「クラス会議」についてもいつかお伝えしようと思います。

 また、今回レポートを作って、情報の取捨選択はとても大切で難しいということを、感じました。読む内容全てが初めて知ることばかりで、あれも伝えたい!これも!といったように自分からどつぼにはまっていってしまい、いまいちまとまりのないレポートになってしまったかなと思います。自分が本当に伝えたいことはどこなのか、考え吟味することが大切なのかなと思いました。

 今回の発表について、玉置先生の仕事日記にしっかり準備してきた、と言っていただけたのですがまだたくさん伝えたいことがありました。石川くんの発表であったのですが、しっかりと具体作業をして発表に臨めばよかったと、後悔しているので次回の発表では同じ過ちを繰り返さないようにしたいです。(寺坂)

牛山小寄席で弟子にまける(玉置)

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 5月31日、春日井市立牛山小学校で、落語をやってきました。

 この学校の6年生に、弟子の愛狂亭ふくらがいます。校長先生から、ぜひ師匠と弟子の競演をお願いしたいとの依頼があったのです。

 この学校では、落語月間と題して、放送で落語を聴いたり、演劇鑑賞会では、劇団うりんこによる「夜明けの落語」を見たりしています。その一環で、牛山寄席が企画されました。ある意味、子どもたちの目は肥えていて、厳しい環境での落語会でした。

 ところが、弟子のふくらの落語「猫と金魚」は、すべてのくすぐりで大きな笑いがおきました。低学年の子どもは、体が動くほど笑っています。あとで上がった私より、笑いが多かったと思います。我が弟子、恐ろしです。弟子に負けました(笑)。


 なお、牛山小のホームページでもさっそく記事をアップしていただけました。(玉置)

岐阜の自然を堪能!!(吉田)

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 先日の日曜日、川下りをしました。

 実はサークルの活動で8月に中学生の引率をするときのための下見兼レクチャーがあったので参加していました。私自身初めて川をボートで下るなんて初めてでワクワクしっぱなしでした。コースは長良川と武儀川の合流点から岐阜城の下までです。計5時間かかりまました。

 自然には学ぶことがいっぱいあります。川岸の石は丸いというのは当たり前かもしれませんが、その岩石の中には長良川の上流に多くある安山岩が丸くなっていたり、岐阜城がそびえたつ金華山に多くあるチャートもありました。テトラポットをおいてある理由、燕の巣が風下にあること、三川の治水も小学校で学ぶことがいっぱい詰まってました。特に鵜飼いの鵜は茨城県から連れてきた海鵜だそうです。川鵜より大きいからだそうです。清流長良川は綺麗で、岐阜に来てよかったです。

 本当は皆さんに画像を見せたいんですが撮れなかったので、是非今度僕の肌の黒さを見てくださいね。(吉田)

 ※ 確かに黒い!吉田君(玉置)

第1回教師力アップセミナー(金大竜先生)に参加して(末松)

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 先日の5月8日(日)、教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回の講師の先生は、金 大竜先生です。
 
 まず最初はペアについてのお話。
 ペアはAパートナーとBパートナーをつくるとよい。なぜペアを複数作るのかというと、ずっとペアが同じだと子供たちは飽きて嫌になってしまうからです。そして、交流の内容は初めは簡単なものにすること。誰でもワイワイと話すことができるようなことをお題として、ペア交流することで、話すことは楽しいと実感させることを目的とします。
 たった数秒〜数分のペア交流でも、工夫次第で子供たち同士の関わりや、話すことへの抵抗感を和らげることができることを学びました。


 「5の段を言ってから座りなさい」と指示した際、最後まで立っている子が問題ではない、という話をされていました。私は最初?が頭の上に飛びました。ここで注目するのは、立っている子だけでなく、座っている子も。"誰もが得する"ためにはどうしたらよいのか?

 目指したい子供の姿のゴールは教師が明確に持つべきだと思いますが、ルールは子供と決めても面白いと思いました。そのほうが、子供たちは積極的に学習してくれると思います。


 そして、講演後のお食事の際のお話で、信頼関係づくりのキーワード「3匹の"たい"」というのを初めて知りました。
 「3匹の"たい"」とは、ほめられ"たい"、認められ"たい"、人の役に立ち"たい"のことです。子供たちは、教師に良いことをして褒められたい、できる自分・できない自分・変われない自分を認めてられたいと思っており、そして最終的に人の役に立ちたいと考えているそうです。教師はそのように思っている子供たちにどのように接し、どのような生活環境・学習環境を整えていくのか考えていく必要があると感じました。


 金先生の教育についてもっと知りたいと感じましたので、機会を見つけて先生が書かれた本を読んでみたいと思います。(末松)

第1回教師力アップセミナー(金大竜先生)に参加して(堀江)

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 5月8日、第1回教師力アップセミナーに参加させていただきました。 今回の先生は金大竜先生でした。

 金先生の講演は、ペアで交流したり、自分自身で考える時間がたくさんありました。そのため、より自分のこととして、真剣に考えることができました。そして、何より、時間が過ぎるのがとても早く、「もう2時間経ったの?もっと話を聞きたい!」と思いました。

 そんな金先生のお話で、印象に残ったことを2つ挙げたいと思います。

 1つめは、『信頼関係を築くために金先生が行っていること』です。「共通する体験をすることで、信頼関係を築くことができる」とおっしゃっていましたが、金先生は、子どもが持っているものを自分も持つようにしているそうです。

 確かに、子どもと同じものを持つことによって、子どもは教師を身近に感じることができ、同じ話題の話をすることで、関係が良くなると思いました。

 2つめは、忘れ物に関して、『好きなことは忘れ物しない』ということです。「忘れ物するのは、その授業が楽しくないから」とおっしゃっていました。 私はなるほどな、と思いました。確かに、次の日、自分が好きな授業があれば、楽しみで、その授業の準備を必ずします。

 忘れ物をするということは、必ず原因があります。子どもに原因があると考えるのだけではなく、自分にも何か原因はないか、と考えることが大切だと思いました。

 学生のうちに、たくさんの講演会やセミナーに参加させてもらって、たくさんの素晴らしい先生方と出会えるなんて、こんなに幸せなことはないなと改めて感じました。今回もたくさんの学びをありがとうございました。(堀江)

嬉しかったこと(牧野)

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 最近、とっても嬉しかったことがありました!

 それは私が学校帰り、自転車を漕いでいるときのことです。前から、自転車に乗る2人の中学生の姿が見えました。私はその顔を見て、その子達は、私が中学校実習で担当していたクラスの子達だと、すぐに気づきました。私は声をかけるか迷いながら自転車を漕ぎました。もう忘れられているかもしれないと思い、怖かったからです。

 すると、その子達は私に気づいて止まってくれました!!去年のことで、実習生は私だけじゃないはずなのに、「一年生の時の!!」と嬉しそうに話しかけてくれました。私が今先生になるために頑張っていることを伝えると、「先生になって、○○中に来て!!」と言ってくれました。こんな私に自分の学校に来て欲しいと言ってくれて、とっても嬉しかったです。また、その2人は実習が始まったころは、話すことさえできなかった2人でした。だから今回のことが余計嬉しかったです。

 その2人は、二年生になり、実習時より大人っぽく、成長していました。しかし、話しかけてくれる人なつっこさは変わらず、実習が懐かしくなりました。私は大変だと思った時もある実習ですが、今思い返すと、子どもたちに恵まれ、先生になりたいと一層強く思わせてくれたのが、実習だったと改めて思いました。

 三年生はこれから実習を迎えます。不安だらけだと思いますが、これから出会う子どもたちを楽しみに、今できることを頑張ってほしいです。(牧野)

5月18日第1期生ゼミ記録(堀江)

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 5月18日、前期第5回目のゼミでした。今までと同様に日本教育新聞に載っていた過去問を解き、そして今回は集団討議の練習を行いました。

 前半は、頻出文書編として、「キャリア教育」「情報教育」「著作権」に関する問題を解きました。また、以前解いた「体罰防止・人権教育」「学習指導要領」に関する問題を復習としてもう一度解きました。

 以前解いた問題でも、間違えてしまったところがあったので、解いただけで終わるのでは無く、しっかりと復習して、自分のものにしていくことが大切だと思いました。

 後半は、集団討議の練習を行いました。ゼミの中で集団討議の練習をしたことのある人は少なく、初めての人がほとんどでした。

 今回の質問内容は「子どもに服装の乱れを注意したところ、『他の先生には言われない・他の人も同じような格好をしているのになぜ自分だけ言われないといけないのか』と言われた。このことについて討議しなさい」というものでした。

 ゼミのみんなで話を進めていくうちに、「他の教員と共有すること」「子どもの気持ちを聞いて、どうして服装が乱れたのかを考える」などといった意見が出ました。

 集団討議が終わって玉置先生から、以下のことを注意するといいと言われました。

1、まずは子どもの捉え方を言う
2、子どもの気持ちを受け止める
3、普段からの関係をつくる
4、教育評論家になってはいけない
5、子どもを想像した発言をする

 確かに、はじめ、教育評論家のような話し合いになっていました。しかし、実際に相手するのは、子どもです。子どもを想像して話し合いを進めなければ、現場に行っても、通用しません。

 今回の集団討議の練習を通じて、子どもを想像し、子どもの気持ちを受け止めることの大切さを改めて感じました。次回練習するときは、今回の練習の反省点を生かしていきたいと思いました。

 試験まで残り少なくなってきました。とても焦りますが、玉置ゼミのチーム力で乗り越えていきます!(堀江)

5月18日第1期生ゼミ記録(牧野)

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 今回のゼミは、前半が日本教育新聞による過去問演習、後半が集団討議についてでした。

 私は集団討議を初めて行いました。後半の集団討議を終えての感想は、
「自分の意見が上手くまとまらず、ただ周りに圧倒されてしまった。」
です。考え込んでしまい、発言のタイミングを逃したり、考えている途中に他の人の発言があると、自分の考えがまとまらないまま、その他の発言について考える必要が出てきたり、と終始ペースに乗れないまま時間が過ぎました。

 このままでは、集団討議で必要になる自分の発言の場や、その場を仕切ったり、まとめたり、テーマを修正するための気の利いた発言が出来るはずもありません。焦りを感じるとともに、今のままではいけないと気づく時間になりました。

 また、今回のテーマは、

「児童生徒に服装の乱れを注意したが、他の先生には何も言われなかった、他にも違反している子はいる、なぜ自分だけ言われるのか、と言われてしまった。どう対応するか。」

「保護者が好き嫌いをなくす指導をやめてほしいと言ってきた、どう対応するか。」

 この2つのテーマに対する解答として、共通するポイントは、「子どもをとらえる」ということです。

 1問目に対しては、校則の必要性などを説く前に、まず子どもの気持ちを受け止めることが必要です。自分だけ注意されているという嫌な気持ちを受け止め、校則を違反している理由を聞き、子どもとの関係修復を行うことが大切です。

 2問目に対しては、保護者が言ってきたとしても、保護者に給食の栄養について説明するのは間違っています。保護者が言うということは、子どもが保護者に何か話しているはずだと、保護者の後ろに子どもを想定して、対応することが必要です。

 今回のポイントをふまえ、教育評論家にはならず、教師という1人の人間として、人間味ある討論を目指していきます。(牧野)

お菓子をいただきました(玉置)

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 本日(5月27日)、平林哲也先生(一宮市教育センター副所長)が、一宮市で行う夏季研修の打ち合わせのため、研究室に来ていただけました。

 「ゼミのみなさんでどうぞ」とお菓子を持って来ていただけました。さっそく写真のように、第1期ゼミ生とともにいただきました。ありがとうございました。またお願いします(笑)。(玉置)

5月16日第2期生ゼミ記録(寺坂)

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 5月16日に、2期生による前期第4回のゼミが行われました。今回の卒業研究のテーマについての発表者は、佐久間さんと先日の記事でも紹介があった留学帰りの岩田さんでした。

 佐久間さんの発表では、学級崩壊にスポットを置き、学級崩壊をまねかない為に1学期に意識すべきことをまとめました。

 牧野さんの発表でもありましたが、やはり最初の3日間は子供たちとの1年を大きく左右するということでとても大切だということです。

 また、縦の関係と横の関係についての話もありました。どちらかを強く張りすぎるともう片方がガタガタになってしまうので、うまく関係を作る必要があります。

 しかり方についても話がありました。「褒める」→「しかる」の流れを作るといいそうです。この話の中で驚いたのは正しい叱られ方の授業をするということです。叱られ方には、受容→反省→謝罪→改善→感謝 という5つのステップがありこれを子供に伝えることが大切です。こんな授業があるんだと驚いたのと同時に、子どもはこれを、伝えられてどう感じるのだろうか。やはり、伝え方やそこまでの学級作りが肝になるのかなと思います。

 岩田さんは、目線にスポットを置き3つのスポットについて発表していました。1つ目は、教師は子供に対し目線を上げることです。ん?とはじめは思いましたが、説明を聞いて納得しました。教師は、知っていることを伝えるだけだが子供は、毎日新しいことを学んでいるのです。そんな子供に対し敬意とはすこし異なるかもしれませんが見方を変えるというものです。

 2つ目は、子供の目線に立つことです。アメリカの小学校と日本の学校での違いをあげながら、教師は教師である前に人間であり、子供である前に人間であるということでした。人間という言葉、深いなと思いました。

 3つ目は、未来の目と過去の目を持つことです。未来の目=子供をどのように伸ばしたいかという目標。これを持つことで、子供に今足りてない点が明確になり指導に反映しやすくなる。
過去の目=出会った当初の状況のことで、過去から現在への子供の頑張りに目を向けることができる、というものでした。

 2人の発表の後、玉置先生から授業技術について、教えていただきました。野口先生の「小刻みなノート作業」は、発表に対しノートにすぐ○か×をつけさせることで、発表の内容や授業に対し関心を持つというものでした。こうすることにより、意図的指名することが可能になります。実際に、1期生の松井さんが教育実習で実践してとても良い授業をされたという話を聞いて、私も実際にやってみたい!という思いと同時に、もうすぐ教育実習、という不安に襲われてきました。しかし、このゼミには尊敬する先輩方となにより玉置先生、そして多くの先生方と関わらせていただく機会が多くあります。地に足をつけ、1つずつ成長していきたいと思います。あ、次回、発表だ。(寺坂)

北里中学校公開授業研究会協議会に参加して(中田昂)

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ここで思ったことは一つ。

教師の本音が聞きたい。ということ。

授業の良いところを褒めているのはいいけれど、改善すべき点を発言している先生が少なかった。

褒めることで人間は成長するかもしれないけれど、やはり直すべきところはあるわけだから、現場の先生方がどのようなところをどう改善したら良いかと話し合うのが聞きたかった。

自分が聞いたことが本音であったなら、失礼。

誰のための授業なのか考えれば、教師の本音がどれほど大事なのかよくわかる。
と思った変な大学生の意見でした(笑)。(中田昂)
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