第7回教師力アップセミナー(山田洋一先生)に参加して(浦・佐久間・林)

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2月11日、第7回教師力アップセミナーに参加させていただきました。
講師の先生は山田洋一先生です。「アクティブ・ラーニング」がテーマでした。
今回は、浦・佐久間・林の3人の学びを書きます。


今回が初めてのセミナー参加でした。一番感じた事は、学び続けることの大切さです。
教師になってからも自主的に学び続ける先生方に、とても心を動かされました。また、そのような先生方が魅力的にも見えました。
そして、多くの先生方と意見を交換でき、これからの意欲を高めることができました。
「ゼミで参加している」という気持ちで参加したセミナーでしたが、「玉置先生のゼミを選び、せっかく良い機会を与えられているのだから、受け身ではなく、自分からたくさんのことを学んでいこう!」と感じることができました。
(3期生 林)


今回のセミナーではさまざまなワークショップを行いました。周りの方々と一緒に話しながら進めることで、楽しく取り組むことが出来ました。
その中で、今回とても大切だと思ったことは活動をするだけでは意味がなく、その活動の振り返り(リフレクション)をしなければ意味がないということです。実際に行ったワークショップを振り返る時間で何を学んだのかしっかり考え、周りの方々と共有することで深い学びが出来ました。
子どもたちの主体的な活動を行う上で、活動をやりっぱなしにして終わらせず、振り返り・仲間との共有を教師が主導していくことが大切だと学びました。
(消極的な自分が積極的に他の方々と交流することができたので、充実した時間でした!)
(2期生 佐久間)


今回のセミナーでも多くのことを学ぶことができました。その中でも1番印象に残ったのは、「学級集団を崩壊させない2軸 縦糸と横糸」の話です。縦糸は6月までにはつくるべきだそうです。そのために、他クラスの先生の学級ルールを真似することから始めると良いとアドバイスをいただきました。新任だからといってゆっくりしていると、学級がバラバラになる可能性もあります。まずは、「この先生ならついていきたい」と思ってもらえるような信頼関係を結べるように、曖昧なルールづくりなどをしないようにしようと思いました。また、大西先生からはルールを守れている子を全員の前で褒めるなどしてクラス全員のルールの定着を目指すと良いという方法も教えていただきました。
今回、私たち参加者が実際に活動をやる機会が多くあり、身を以て効果を感じたり、やり方を学ぶことができました。山田先生は「やってみなければできない!」とおっしゃっていました。子どもたちに多くの経験や挑戦の場を与えることができるように、また、自分も挑戦することを忘れないようにしていきたいと思います。
(1期生 浦)


今回も、多くの学びのあるセミナーでした。
本当にありがとうございました。

もうすぐ2年目になるアルバイト(嶋藤)

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私は大学に入学してから続けているアルバイトが2つあります。

1つは、教えることが好きでもあり、将来に役立つと思って、塾でアルバイトをしています。教える対象は、小学生から高校生までと幅広く教えています。いろんなタイプの児童生徒がいるので、その子その子に合った教え方をするという面では日々とても勉強になっています。

もう1つは、結婚式場でアルバイトしています。将来の職業には全く関係ないかと思われますが、目上の方への話し方や、マナーなど役立つことがたくさんあります。保護者の方とお話しするときに役立つなと感じてます。私は初め、目上の方への言葉遣いがあまり良くなく、敬語の使い方について先輩方に指摘されてばかりでした。今でもたまに使い方を間違えてしまいますが、初めの頃よりは成長したのではないかなと思います。

どちらのアルバイトも、私にとって自分を成長させてくれるものだと思います。そんなアルバイトに出会えてよかったなと思います。(嶋藤)

第7回教師力アップセミナー(山田洋一先生)に参加して(松井・百瀬・静谷)

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第7回教師力アップセミナー(講師:山田洋一先生)に参加して学んだことを記事にしました。今回は松井・百瀬・静谷の3名です。

今回、初めてセミナーに参加させていただきましたが、とても山田先生のお話に惹きつけられ、1日に及ぶセミナーでしたが、あっという間に終わってしまいました。
今回の山田先生のセミナーで1番印象深かったことは、リフレクションの大切さです。授業をただやっているだけでは身につくものも身につきません。リフレクションをすることによって、力はもっと伸びるのです。また、リフレクションは子どもだけでなく、先生自身もすることが大切だと思いました。環境やフレームを変え、その方法が1番子ども達が成長できるものなのか常に考え、先生自身も成長することがとても大切になると思いました。
このようなセミナーに参加することは、僕のようなまだ現場に出ていない人にとって、とても刺激的で良い経験となります。また、実際の先生とお話をし、生のお話を聞ける機会が持てることは本当に自分にとって糧になります。
このような機会を与えてもらえてることに感謝をし、これからのセミナーにもどんどん参加して行きたいです。
次のセミナーが楽しみです(静谷)


教師力アップセミナーに参加させていただきました。山田洋一先生の話を聞き、さらに活動を通して、教師が直接教えることだけではなく、対話から気づき学ぶことの大切さを感じました。対話から学ぶためには、教師が活動の適切さなどフレームを考えることや振り返りの問いが自分を見つめ直し、何が身についているのか確認できる問いになっているのかがポイントになることが分かりました。今後アクティブラーニングを取り入れる時に、考えるべきポイントにしたいと思います。
「詩をよむ」という活動1つとっても、連れ読みをする、グループで息を合わせて読む、違う文章を同時に読む、人数を変えるなど一工夫するだけで活動の幅が広がるなと感じました。どんなに少しでも変化があることで皆飽きずに一生懸命に取り組めていたと思います。工夫のバリーションがすごいと感じると共に、もっと知りたいと思いました。
知識が増えることで子どもへの関わり方が変わってくると思います。今後も様々な講演から知り得ることで、自分のひきだしを増やしていきたいです。(百瀬)


山田先生のお話で特に印象に残っているのが「縦糸を通す5つの原則」です。「評価権の獲得→公的話法による従属的関係→凡事・変化・反復→成長自覚→従属安定感」の5つを順を追って浸透させていくことが大切であるということを学びました。私は春から新任として最初の2つの「評価権の獲得」と「公的話法」をまずは意識し、横糸を通す土台を作っていきたいと思います。
また、活動の後の「問い」の重要性についても学ぶことができました。話し合う活動をした後に「自分の意見を伝えてみてどうだった?」と問いかけるのと「他の人の意見を聞いてどうだった?」と問いかけるのでは、その学習が何を意図しているのかが変わってきます。他にも様々な問いが考えられますが、活動をふりかえるという点でも、子どもに「何を問いかけるか」をじっくり考えた上で授業を行ないたいと感じました。
4月に向けてさらに身の引き締まるようなお話を聞くことができました。学級経営・授業づくりに生かしていきます。山田先生ありがとうございました。(松井)

斎藤さんにいただいたDVDを見て(牧野紘)

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卒論発表会で斎藤さんからいただいた、DVDを見ました。多賀一郎先生による、文学教材の授業づくり講座のDVDです。 DVDは三部構成になっています。

第1部は「文学教材をどう考えるか」
おもに教材研究のやり方を例を示して、説明してくださっています。今思えば、大学の授業などで、授業をみたりすることはあっても、教材研究の仕方を学ぶときはあまりなかったです。なので、教材研究の仕方をを一つ知ることができ大きな収穫となりました。

第2部は「ごんぎつねの模擬授業から授業を探る」
おもに授業の実際の流れを通して、考える視点や、注目すべき点を例示してくださっています。私が今聞いても、なるほど、そこに注目するのか!と思うことばかりで、素直に面白いなと思って見ていました。

第3部は「国語の教師力をアップする」
アップするための具体的な10点が挙げられていました。その中で一番私の心に刺さったのは、文章を読むことを習慣化することでした。それは、どんなに忙しくても、読書のために、自分の時間を使うか否かということです。時間が空いてるから読書をする、ではなくて、読書のために時間を作ることです。私は忙しいからという理由で読書から遠ざからないようにしよう、と心に決めました。

またこれは途中で多賀先生がおっしゃっていた言葉なのですが、
「若いうちの無駄なことは、歳を重ねれば無駄ではなくなる」
とおっしゃっていました。
私は、何事もすぐに成果を求めず、学んだこと、アドバイスしていただいたことは、素直に受け入れ頑張って続けることを大切にしていこうと思いました。自分で必要不必要を決めるのではなく、まずは何事もやってみようと思います。(牧野紘)

2017年「初走り」

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1ヶ月前のことになりますが、自宅近くのメモリアルセンターで開催された、新春ぎふシティマラソンに参加してきました。これが私にとって2017年の「初走り」だったので、新鮮な気持ちで挑みました。

私が出場したのは5.5kmの部。目標は、昨年出場した時の記録である22分代を切ることでした。スタートはさすがに速い選手も多く、少し焦りも感じましたが、自分のペースを保ちながら落ち着いて走りました。

結果は…21分40秒でした!目標を無事に達成することができました。卒業するまでにあと3大会、働き出してからも1大会、計4つのマラソン大会に出場予定なので、1つ1つ目標が達成できるように、日々の練習を頑張りたいと思います。(佐藤)

※友人が新聞に載ることができるスポットを教えてくれたので、左端ですが新聞に載ることができました。(笑)

学級環境についてのインタビューをしてきました(牧野友)

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 2月6日小牧市立小牧中学校にて、私が研究している学級環境が子どもたちに与える影響について松井美也子先生、安齋藍先生のお考えを伺ってきました。

 私が考えた学級環境に関する質問を、先生方が実際に作られた教室で答えていただきました。私が考えもしなかった回答ばかりでとても驚き、新しい発見がいくつもありました。先生方が学級環境が子どもたちに与える影響が大きいと考えていらっしゃること、書くことによって学ぶ大切さがあること、そして先生方が願いを持って学級環境づくりに取り組まれていることがわかりました。

 今回私の研究のためにお時間を作っていただいた松井先生、安齋先生に感謝申し上げます。ありがとうございました。これからも研究を続けていき、自分なりに学級環境が与える影響について考えていきたいと思います。また、二人の素敵な先生を紹介してくださった玉置先生ありがとうございました。このご縁をぜひとも大切にしたいと思います。(牧野 友)

教師力アップセミナーに参加して(4年 中田昂・3年 牧野友・2年 菱川)

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山田洋一先生のセミナーに参加して学んだことや感じたことを1人一句詠んでみました。

4年 中田昂

3人っ子 聞こえてくるのは 笑い声

セミナーの後半で、山田先生が今後の日本がどうなって行くのかを話されていました。
人口が減り、少子高齢化社会の先の、超少子高齢社会を生き抜いて行くことのできる子供達を育てなければいけません。こんな社会で教員を勤めていくと思うと胃に穴が開きそうな思いです。しかし、日本の未来にも子供たちの笑い声が響いていることを願って、これからを歩んでいきたいです。

3年 牧野友

立つの遅い! 言ってる腰が あがらない。

アクティブラーニングは、対話を増やすこと、いろいろな場面に対応できる能力を育て、これからの時代を生きていく子どもたちにとって必要な力を身につけることができる活動だとわかりました。
また、効果的にこの活動を使うには、多面的にアプローチできる力が必要で、教師がきちんと目標をもってどのような質問で評価や振り返りをさせるかが重要だと今回の講義で感じました。柔軟な対応ができるようにたくさんの事例にふれ、学んでいきたいと思います。

2年 菱川

このクラス 鶴も驚く 縫い目かな

縦の糸がとても重要だと山田先生はセミナーの序盤から何度も話されていました。
ルールをしっかりと子供達に能動的にわからせる。とても難しいことだなと思いました。ただ教えるだけなら誰にでもできるが、どうその子にあった自分から気づける教え方を考えていくか。これが教師にとってすごく大事なことなんだなと感じました。
山田先生のアクティブラーニングを参考にこれから先自分自身のアクティブラーニングを見つけて実践して行きたいと思います。
そしていつか、他の先生方にすごいと言ってもらえるように頑張って行きたいです。


卒業論文発表会・懇親会に参加して(3期生)

 こんにちは。玉置ゼミ3期生の早川です。

 先日、玉置ゼミ1期生の先輩方の卒業論文発表会およびゼミ内の懇親会がありました。
僕自身は諸事情で卒業論文発表会には参加することができませんでしたが、参加した3期生から話を聞くと、参加できなかったことをとても悔しく思います。

 まだ玉置ゼミに入って間もない自分たちですが、卒業論文発表会や懇親会に参加させていただいて、思ったこと、感じたことが多くありました。3期生各々が思い、感じたことをまとめて書かせてください。少し長くはなりますがお読みいただけたら幸いです。

【卒論発表会】
 私たちも2年後には先輩方のような姿になっているんだな、という思いと同時に先輩方のようになれているかなという思いを感じました。
また、そうなれるようにもっと頑張らなきゃ!と焦りを感じれてとても刺激になりました。(林)

 玉置ゼミ1期生の卒論発表会に参加してみてまず率直に思ったことは、2年生のうちにこのような会に参加できて、とても貴重な時間となった。自分が2年後にはあの立場まで達してまた、それを超えなければならないと思うと、今の意識の低さでは到底辿り着けることも出来ないと思った。そのための意識変革を今の時期からすることができたのはとても良かった。このような意識変革は、実際に今回の卒論発表会に参加したり、セミナーなどに参加して自分自身話を聞き、実際に感じることしかできないと思う。だからこれからのセミナーであったり、先輩方の話を聞く機会があったりしたら積極的に参加していきたいと思った。(静谷)

 自分の研究したいと思っていた内容の発表を聞くことができたため、とてもいい刺激を受けることが出来た。それ以外にも、先輩方の発表はどれも教師になったら考えなくてはならないこと、必要なことばかりで、改めて教師という職業の難しさ、面白さを感じた。(岡田)

 私にとって卒論発表会はとても有意義な時間であり、とても刺激を受けました。先輩方の発表がどれも説得力があり、堂々としていて驚いたと同時に自分は2年後このような話し方ができるのだろうかと不安になりました。
でも、先輩方の卒論を聞いていて自分はどんなテーマにしようか考えるのがちょっと楽しみになってきました。自分自身まだ先輩方の足元にも及ばないと自覚したし、2年後先輩方のように素敵な発表会が開けたらいいなと思いました。そのためにもこれからセミナーなゼミの活動を通して成長していきたいです。
素敵な卒論発表会をありがとうございました。(丹羽)

 私は卒論発表会に参加させていただきました。
同じゼミということで研究内容も自分の興味があることばかりでとても勉強になりました。
褒め方や叱り方など様々な考え方があって改めて教育の奥深さを感じました。
これからセミナーなどに参加する中で自分なりの課題を探して卒業論文に活かしたいです。(山下)

 先輩方はみなさん、とても聞きやすい話し方でした。始めて見るレジュメでも、どこに注目すれば良いのかがすぐ分かりました。発表を聞いて、先輩方が研究されたことから知識を得ることはもちろんのこと、発表の中での話し方、伝え方について考える良い機会となりました。(松田)


 私は1月28日の卒論発表会に三期生として参加しました。先輩方の研究してきたものは全て興味深く、たくさんの本を読んだり、セミナーに参加したりした上での自分の考えを述べていて、しっかりと研究されているなと感じました。自分でも研究していきたいなと思う内容のものには少し質問をしたりなど、積極的に参加することができました。
1番初めに一期生のゼミ長の松井さんのお話で、教師になる前より教師になった後の方が大事という言葉はなるほどなと思いました。教師になってから、さらに研究していく先輩方がとても楽しみだなと思う卒論発表会でした。(嶋藤)

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【懇親会】
 3期生からは4人が懇親会に参加をしました。席がくじ引きで決まるということを知ったときは正直不安でしたが、同じテーブルになった先輩方に話しかけていただいたり、先輩方同士が仲良くお話しされているところを見たり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
3期生も先輩方のように仲の良い関係が築けたらいいなと思います。(松田)

 4年生の先輩方に囲まれた席での懇親会は、とても緊張しました。特に2,3期生の先輩方との顔合わせは今回が初めてなのにも関わらず、とても優しく接してくださりとても楽しいものとなりました。気分は少し早いですが、2年後自分が卒論発表会を終えた後、スッキリした笑顔で懇親会に参加できるようになりたいと思いました。(早川)

 発表会の場ではカチッとしていた1期生、2期生の先輩方は、懇親会では和気あいあいとされていて、とても温かいゼミだと感じた。そんな玉置ゼミに3期生として入ることができ、嬉しく思う。(岡田)

 卒論発表会後のご飯会に参加させていただきました。四年生方ほんとにお疲れ様でした。大成功と聞いてすごく嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
さて、ご飯会では様々な先輩と楽しいお話をさせていただきほんとに楽しかったです。また玉置先生を含めたお二方の先輩と僕の4人でのお話は大変興味深いものでした。
僕もこれから先セミナーや教師塾へ赴き、様々な先生と出会い様々な学びを得ていきたいと強く思いました。(菱川)

以上となります。
3期生一同、先輩たちの背中を追い、追い越していけるよう精一杯協力してやっていきたいと思っています。応援の程よろしくお願い致します!
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2月11日第7回教師力UPセミナー(山田洋一先生)に参加して(岩田・丹羽)

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 2月11日(土)2016年度最後の教師力UPセミナーに参加させていただきました。本日は雪がちらつく非常に寒い中でのセミナーとなりました。また1,2,3期生がそろった初めてのセミナーでした。今回は山田洋一先生の「アクティブラーニング時代の学級経営」の講座を受けさせていただきました。活動が非常に多く、多くの先生方とお話しする機会をたくさん設けていただき、そういった面でもとてもよい学びの場になったと思います。
  
 今回は、3期ゼミ生の丹羽さんの記事もまとめて記載させていただきます。

教師力アップセミナーに参加して
私は今回の山田洋一先生のセミナーに参加させていただきました。初めてのセミナーで緊張することがたくさんありましたが、積極的に周りの先生方とお話することができ、とても勉強になりました。
山田先生のアクティブラーニングについての公演は3部に分かれて行われました。

まず、1部では実際に自分たちがちょっとした活動をすることを通して、ただ聞くだけのセミナーではなく、聞いて、考えて、交流して実践するということが大切だということを学びました。
2部と3部ではワークショップを行い、自分の考えだけでなくグループの方々の意見や考え方を聞くことによって考えが深まったり新たな発見ができたりととても楽しかったです。

今回のセミナーを受けて、アクティブラーニングは子どもたちが将来どんな社会が来ても生き残るためにはとても重要なことであり、私自身これから人から学ぶことの大切さを多く経験し、学んでいきたいと思います。ありがとうございました。(丹羽)


 今回は午前・午後と10時から16時までの一日に渡って実際にアクティブラーニングを実践しながら、教師としての働きかけについて学ばさせていただきました。その中でもわたしが特に興味をひかれた内容について記事にしていきます。それは、「価値づけること」についてです。一言で「価値づける」といってもそれが子どもたちの成長に大きな役割を果たしている、自己肯定感を高めるために必要不可欠であるという学びではありません。子どもたちに「褒められるとなぜうれしいのか」、ほめる意義について考えさせる、そんな、もう一歩深い学びでした。「褒められるとなぜうれしいのだろうね。」という山田先生の問いに、簡単に答えられると思っていましたが、いざ考えてみると「認められるから?でも、認められるとなんでうれしいのだろう」と自分がいかに何も知らない状態で、子どもたちを価値づけるべきであるという固定観念を持っていたことに気が付きました。

 本日のワークの中で音読の際の「褒め返し」という活動がありました。わたしも実際に参加してみて、褒められるって気分がよくなるものであると改めて感じることができました。わたしはこの活動で、実際に経験することで自分の感覚として、喜怒哀楽を感じることが今を生きる子どもたちにとって、求められていることであり、今後彼らの成長に欠かせないものになるのではないかと思いました。山田先生がおっしゃられていたお話の中に、「今は当たり前のことも当たり前ではない。」というお言葉がありました。時代の変化の中で、家庭環境、学習スタイル、教育現場などさまざまな分野で変革され、子どもたちも多様化してきています。それらの子どもたちに共通して不足していることが、前に述べた「経験」であると思います。感情の感じ方でさえも体験して「うれしい、楽しい」という実感を伴った理解が大切なのだと感じました。

 また、私事ですが卒業論文のテーマで「学級経営」について学ばさせていただいています。本日のセミナーのお話より、縦糸・横糸のつながりをもたせ、アクティブラーニングをうまく活用した学級づくりについても同時に学習させていただきました。これからさらに学びを深め、自分なりの学級経営論を見つけていきたいと感じました。本日はありがとうございました。(岩田)

2月7日第2期デジタル教科書研究会(古川・松井・佐藤・石川・百瀬)

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 2月7日、1期生の先輩と2期生の数学専修の人達とデジタル研究会を行いました。私の卒業研究は、デジタル教科書「大日本図書(中学校一年生)」を用いた活用法です。

 デジタル教科書を使った発問を考えるだけでなく、ここで製作者が図を動すようにしたのはなぜだろう、どうしてこの図を取り入れたのだろうといった教科書を作成する立場で、子供たちに考えさせることも学びの一つであるとわかりました。また、活用法を研究していく上で受容的にデジタル教科書の活用法を考えるだけでなく、私ならこのようにデジタル教科書の図などを動かせるようにするといった批判的な見方をすることも大切であるとわかりました。

 全員で話し合いながらデジタル教科書をみると、1人では思いつかないような活用方法が発案されとても深い学び合いができました。

<一緒に研究会していただいた4人からの感想>
 2期生のデジ研に参加させていただきました。私たち1期生が研究したデジタル教科書は啓林館。2期生の古川さんが研究するのは大日本図書なので、教科書会社によってコンテンツにも細かな違いがあるということが今日の発見でした。活用法の他にも「もっとこうだったらいいのでは?」という視点を持つとさらに研究が深まると感じました。私たちの研究をもとに、さらに発展した内容にしていってほしいと思います。(松井)

 一言にデジタル教科書と言っても、教科書の出版社が変わると、コンテンツの動かし方や表示方法が大きく異なることが分かりました。特に、中1で扱う「正負の数の利用 基準との差」では、基準が動いてほしいところで動かなかったり、逆に止まっていてほしいところで動いてしまうコンテンツがありました。子どもの混乱を防ぐために、あえて提示しないことや、別の提示方法を考えるなど、ただ見せるだけのデジタル教科書にならないように、改めて研究を進める必要があると感じました。(佐藤)

 2月7日(火)に2期生にとって初めてのデジ研を行いました。今回は1期生の先輩方も加わって下さり、5名で楽しくスタートすることができました。まず始めに、玉置先生から卒論の書き方の指導がありました。書き方の細かな指導から見落としがちなミスまで指導して下さりました。まだ先のこととは言え、気が引き締まります。
 次に、実際にデジタル教科書を動かしながら活用法や発問を考えました。ひとつずつ機能の確認をしながら考えていくにつれて、デジタル教科書を用いることの難しさを感じました。また、デジタル教科書を用いることで関数や幾何学などの難しい単元もしっかりとイメージしながら考えられることに気付きました。まだ未開発なことも多く研究のしがいがあり、今後引き続き研究して行きたいです。(石川)

 古川さんの卒論研究で、デジタル教科書の活用方法などを研究するのに、数学の専攻者として私も参加させていただきました。
 先生や先輩方、同期の仲間と話していると、どのように活用するのかから始まり、なぜ教科書会社はこのように作ったのかという意図を考えたり、発問を考えたりと、様々な論点があり深いなと思いました。教師がICTを「使える」と言っても、本当の意味で使えている人はどのくらいいるのかなと思いました。私も将来的に授業をする時に必ず使っことになると思うため、デジタルの教科書はただ見せればいいではなく、今回のように、様々な論点から考える教材研究を行いたいなと思いました。(百瀬)

 参考研究があまりないデジタル教科書だからこそどんな研究ができるのか楽しみでもあり果たして私にできるのか不安でもあります。しかし今自分にできることを精一杯がんばり先輩達のデジタル研究を引き継ぎたいと思います。玉置先生を含め4人の方に貴重なお時間をいただき、一緒に考えてくださりありがとうございました。(古川)

1月28日 1期生卒業論文発表会に参加して(岩田)

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1月28日(土)玉置ゼミ1期生の先輩方の卒業論文発表会に参加させていただきました。2期生の仕事は1期生の先輩方のサポートをすること。先輩方の発表がスムーズにいくように役割を分担し、打ち合わせをして臨みました。我らがゼミ長石川君のおかげで2期生間の打ち合わせも何事もなく終わりました。



13時30分よりいよいよ卒論発表会が始まりました。先輩方はどんな卒論を書かれていたのか、どんな研究をされていたのか、わくわくして発表を聞かせていただきました。先日卒論の目次も書き終え、そろそろ本格的に卒論研究に向けて動き出している2期生にとってすべての先輩方の研究はとても勉強になるものでした。研究内容の一部に焦点を当て、時間内に中身の濃い発表をされる先輩方をみてさすが1期生だと改めて実感しました。質疑応答におかれましても、冷静に的確に質問に答えていらっしゃる姿をみて、自分だったらテンパってしまいできないだろうなと思いながら見ていました。玉置先生もおっしゃられていましたが大成功の卒論発表会になったと思います。



その後、1、2、3期生と玉置先生を含め打ち上げが行われました。これまでなかなか先輩方とお話しする機会がなかったので、教採や卒論に関して、また去年の今頃の過ごし方などアドバイスをいただきました。勉強しなくてはという気持ちはあっても、なかなか行動におこせずだらだらと過ごしてきた部分がありましたが、先輩のお話を聞いて、しっかりと試験に向き合おうと思うことができました。自分の気持ちをここまで変えてくれる1期生は本当にすごいなと思うばかりです。わたしたち2期生も少しでも1期生に近づくことができるように頑張っていきます。まだまだお世話になります。(笑) 本当にお疲れ様でした。 (岩田)

第1回玉置ゼミ卒論発表会を終えて (松井)

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卒論発表会から早一週間。すでに何人かの1期生が書いていますが、私も卒論発表会を振り返って記事を書きたいと思います。


何と言っても思い浮かぶのは感謝の気持ち。発表会には玉置先生、会を進行してくれた2期生、初めて会う3期生の他にも、斎藤さんや中田昂樹くんのお父さん、芳賀先生や三山先生、4年生の友人が足を運んでくださりました。お越しいただけるだけでも幸せなのに、発表者一人ひとりに対して心のこもったメッセージまで書いていただけました。発表会後に受け取ったときには、びっしり書かれた字に驚くとともに、最後までがんばってよかったと思うことができました。皆様ありがとうございました。
また、斎藤さんからは温かいお話とDVDのプレゼントが。ここまでしていただける学生は他にいないと思います。斎藤さんは「玉置先生から受けたご恩を『恩送り』したものです」とおっしゃっていました。私たちは春から出会う子どもたちに、このご恩を送っていきたいと思います。斎藤さんありがとうございました。

そして忘れていけないのが玉置先生です。講義や会議にとどまらず、講演や執筆等でお忙しい中、私たち12名の卒論を指導してくださりました。12名がバラバラのペースで、思い思いのテーマについて書いたにも関わらず、先生は丁寧に見てくださりました。先生のご指導がなければ、発表会に至ることはできませんでした。会の最後の「卒論は終わりじゃない。学び続けなさい」という言葉は私の教師人生の最後まで忘れません。玉置先生ありがとうございました。


発表会冒頭のゼミ長あいさつは前日に思い出し(2本の発表練習で忘れていました 笑)、急いで考えました。1期生の思いをうまく伝えられたのではないかなと思います。「自己肯定感」についての研究は実践あるのみ。授業技術を身につけ、磨きながら、説得力のある研究にしていきます。「デジ研」の発表では具体例を見せながら様々なコンテンツを紹介することができました。これからは他教科での活用を課題にしたいと思います。


今後もセミナーやフォーラムに参加させていただきますが、1期生としてはこの発表会が1つの区切りになります。最後に2,3期生へのメッセージを書きたいと思います。というのも、発表会の日の夜から次の日にかけて、1期生が2期生に対してLINEでメッセージを送っていたからです。なんていい人たちなんだ。と思ったときには乗り遅れていたので(笑)、ここに書かせてもらいます↓

2,3期生のみんなは最高のゼミに入れました。玉置先生のご指導をよく聴き、実践し、必ずや夢を叶えてください! そのためにも、まずは横のつながりを大切に。2期生10名は採用試験に向けてますます、3期生9名にとってはこれからだと思いますが、横のつながりを意識して学んでいってください。必ず力になります。そして縦のつながりも大切にしていきましょう。私たち1期生もできる限りサポートします。教採や卒論、何でも聞いてください! これからも共に学んでいきましょう。セミナー等で会ったときは無視しないでくださいね(笑) 春からのホームページ更新楽しみにしています。


卒論発表会の翌々日には教育事務所での面接がありました。
学生から教員へ。意識を変えながら4月に向けて学んでいきます。(松井)

山田洋一先生の『THE 学級崩壊立て直し』を読んで(渡部)

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2月11日の教師力アップセミナーの講師の先生である山田洋一先生の『THE 学級崩壊立て直し』を読みました。

この本には山田先生をはじめとして、16人の先生方の「私の学級崩壊立て直し」について子どもの状況をどう解釈するかという「子供観」も書かれています。そのため、学級崩壊立て直しがテーマになっていますが、私は教師として自分が大切にしていくべきことを学べたように思います。

今回は、山田先生のお話について書きたいと思います。山田先生は学級崩壊を立て直すのは精神的にかなりつらいもので「折れ」そうになってしまうが、「折れ」ないコツとして以下のようにおっしゃっています。

いまやれることを粛々と実行すこと。これがコツだ。「子供達をよくしよう」と思ってはいけない。「自分がやれることをやり続けよう」という心持ちが大事だ。(p.6)

私は「自分がやれることをやり続ける」という気持ちをこれから大切にしていきたいと思います。この「自分がやれることをやり続ける」という言葉を二つに分けて考えました。

一つは「自分がやれること」です。セミナーで先生方のお話をきいたり、本を読んで様々な実践について学んだりすることができますが、それは先生方の苦労や努力の上に成り立つものであり、経験のない私にはすぐに真似できることばかりではありません。学んだことの中から自分にできることを見つけることが必要だと思いました。

もう一つは「やり続ける」ということです。何かに取り組んだとしてもすぐに結果が出ることは少ないと思います。中途半端に終えてしまうのではなく、続けることを忘れないで取り組みたいです。まずは、自分にできることを見つけるためにも先生方のお話や書籍、職場の先生方の取り組みなどから学べることをたくさん学んで自分にできることを見つけるための選択肢を広げられるようにしていきたいです。そして、自分にできることを見つけられたら、そのことを続けられるように努力したいです。

この本を読んで4月から自分が大切にしていきたいと思うことがまた一つ増えました。(渡部)

山田洋一先生の本を読んで(牧野紘)

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2月11日の教師力アップセミナーで講演をされる、山田洋一先生の「発問説明指示を超える説明のルール」という本を読みました。この本は、どんな説明が効果的なのか、説明の仕方にはどんな例があるのか、などといった説明について書かれています。

これから先、子どもに説明をしなければいけない場面があると思いますが、自分のありきたりな説明ばかりでは、子どもに伝わるのか心配でしたので、とても勉強になりました。
その中でも特に実践してみたいと思った例を紹介します。

それは「造語をつくる」ことです。
例えば、自分が自分がというばかりで、他の人のことを考えない行動が見られたとき、「オレガー」という造語をつくります。私は素直に面白いと感じました!何度も同じ説明や注意を与えても逆効果なときや、子どもに習慣化させたいときに有効ではないかと思いました。けれども、ときには真剣に子どもに語りかけることも必要かと思います。状況を考えて、実践してみたいです。

最後に、これからの私たちにぴったりな言葉がありました。

「心のコップを上向きに」
素直な心で聞くと、アドバイス全てが身になる。

やっぱり素直が一番みたいです。(牧野紘)

玉置先生とお茶会(牧野紘)

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2月19日の「愛される学校づくりフォーラム」にて、模擬授業をさせていただくので、その相談を玉置先生としてきました!

玉置先生と金時計で待ち合わせをする時がくるとは思ってもいなかったので(笑)、やや緊張しながら金時計で待っていました。

タイトルはお茶会ですが、甘いものをいただきながら、しっかりと相談にのってくださいました。先生と一緒に授業の流れを考えていると、自分のやりたいことを上手く形にして提案してくださったり、自分では思いつかなかったような視点を与えてくださったり、自然と楽しみながら授業を考えていました。 玉置先生、お忙しい中時間を作ってくださり、ありがとうございました。

本番のことを考えると胃が痛くなる気もしますが、今は純粋に授業を考えることを楽しんでいます!当日は学ばせていただく気持ちを大切に、笑顔で頑張ります!よろしくお願いします。(牧野紘)

今思うことと、3期生へ(2期生寺坂)

 少し前の玉置研究室トップページの画像。3期生の集合写真。素直に驚きました。もう顔合わせをしたのかと。

 思い返すと、初めてゼミに参加したのは2016年1月の佐藤正寿先生の教師力アップセミナーでした。その時は、2期生4人で3人が同じ専修でした(笑)。その後も深掘りなどに参加して、初めて2期生全員が顔を合わせたのが3月15日でした。なかなかお互いに打ち解けることができず、ゼミの時間も中身の濃いものになっていきませんでした。特に、最初のゼミの雰囲気はとても重かった覚えがあります。

 先日の合宿を経て、みんなが記事にしたようにようやく仲も深まってきました。あれから全員集まってはいないですが、ここからの2期生にご期待ください(笑) 実際、早く集まっていたからといって、中身の濃いものになったとは限りませんが、、、

 それと比べると、3期生の顔合わせが早いのはとても大きなメリットだと思います。週に1回しかない貴重な、討議の場を充分に生かすことができると思います。是非、学内で会ったら声を掛け合い親睦を深めておくべきです。普段からの交流が無いと、なかなか良い討議は頻繁に起きないです。2期生は、前半はうまくいかず玉置先生にご心配をかけていたようなので(笑)

 玉置研究室は、他の研究室では得ることのできない多くの経験と深い知識が得られます。特に、多くのセミナーです。是非積極的にセミナーに参加して、多くのことを学んで欲しいなと思います。

 最初は、思い出の記事にしようと思ってたのですがいつの間にか、3期生への紹介に変わって行ってしまいました。特に、最後は卒業生みたいな文に(笑)もう一年研究室でお世話になります。(寺坂)
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1月21日教師力アップセミナー(小野田正利先生)に参加して(江口)

 1月21日(土)に大口中学校で教師力アップセミナーに参加させていただきました。

 いつも感じることですが、先輩方は自分が今何をするべきかを常に考え素早い行動をされています。机の配置や掃除など、先生方が気持ちよく講演していただけるようにされていて先輩方が卒業された後に私たちが受け継げるよう残り少ないセミナーで多くのことを学びたいです。

 午前中には、保護者への対応力について学びました。印象的だったことは、「モンスターペアレント」はいないということです。モンスターだと思ってしまっているから、教師が受け身の体制になってしまい「すみません。」と繰り返してしまうそうです。そのため、最後まで話を聞くことが大切で、出来ないことはできないとはっきり言うことが必要であると分かりました。

 クレームについての保護者対応のビデオを見ました。先生は、中級のつもりでつくったそうですが、現職の先生方は初級くらいという方が多く驚きました。私自身上級編ではないかと周りの2期生と話していたため、現実を知ることができました。ビデオのようになってしまったら、怖くて対応できないかもしれません。しかし、3つのルールを守っておけば、少しは大きな問題に発展することなくかいけつするかもしれません。それは、場所、時間、人数です。場所は、学校以外で会わないということです。家に上がってしまうとなかなか帰ることができなくなるからです。そのため、家庭訪問もなるべく避け、学校に来ていただく方がいいということが分かりました。時間については、勤務時間内に保護者対応を行い、予め終了時間を決めておくということです。保護者の中には、障がいを持っている方もいます。その方々に効果的で、時間をいうことで5分前になると、そわそわしだし時間内に終わることができるそうです。最後の人数については、担任1人で対応するのではなく、校長や学年主任など複数の人数で対応することが大切だということが分かりました。

 また教師が原因で怪我をさせてしまっても教師が賠償金を払うことは絶対にないということが分かりました。脅迫などされたら、すぐに警察に頼り、クレームをトラブルにさせない、大きくしないようにすることが対応力であると学びました。


 楽しい講演をしていただきありがとうございました。(江口)
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2月7日 ベネッセコーポレーションのインタビュー(岩田 白井 寺坂)

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 いきなりですが、2月7日に,ベネッセコーポレーション様の雑誌『VIEW 21』のインタビューを2期生岩田、白井、寺坂が受けさせていただきました。インタビューを受けた3名の気付き・感想を書かせていただきます。

 2月7日火曜日に玉置先生のおかげで縁あってベネッセの取材を受けさせていただく機会がありました。緊張しながらも大学での学びについて、自分自身の考えを話させていただきました。取材を受けながら、自分の中で答えがあいまいではっきりとは言い切ることのできないこともたくさんあると感じました。取材後、私たちのほうから逆質問をさせていただく機会を与えていただき、自分のこれからの人生に生かしていきたいと思えることがたくさんありました。その中で、わたしが最も印象に残ったことを記事にしたいと思います。

それは、方向性をもつことです。来年度より学習指導要領が変遷されます。今、日本の教育の新たな取り組みに教育界の未来を推測することは難しい状況です。すべての人にとって未知の出来事が起ころうとしています。何を道しるべにしていけばよいのかと思っていました。しかし、本日「たとえ、今は答えの見えないことであっても、ある程度の結論を出し、方向性を明確にしていくことがこれからの未来を読者に伝えるきっかけになる」ということをおっしゃられていて、なるほどと感じました。

わたしも未来に描く教師像やああしたい、こうしたいという将来のビジョンがすべて明確になっているわけではありません。今はまだぼんやりしていたり、全く見えないこともあります。しかし、それでもいいのだと思えることができました。「教師になる」という人生の方向性をもつこと、それだけで未来を前向きにとらえることができているのかもしれない、そんなことを気づかせていただきました。これから「教師になる」という自身の方向性に、様々な学びを肉付けし未来への明るい道しるべを作っていきたいと感じました。そして教師になり、そんなことをしっかりと子どもたちに伝えることのできるヒトになりたいです。堤さん、柏木さん、北沢さん、本日は本当にありがとうございました。(岩田)



『VIEW21』の取材を受けさせていただき、このような経験が初めてだったため、とても緊張しました。しかし、最終的には、「もっと話したい。」と思いました。なぜだろうと考えてみると、取材の方々が、私の話を受けとめて聞いて下さったからだと思いました。話すのが、本当に下手で、つまってしまうことが多い私の話を、目を見てうなづいて聞いて下さいました。だから、もっと考えて伝えようという思いになりました。

これは、教師が子どもの話しやすい環境を作ることに繋がると考えました。取材後、質問をさせていただく機会をもらい、そのことを伺いました。そこから学んだことの1つは、「相手が話した答えに肉付けをして、返す」ということです。私も普段から、友人の話を、共感的に聴こうと意識をしていますが、相づちがいつも同じパターンになってしまい、話が単調になっていました。今回、私も自分の話を「こういうことかな。」などと聞かれることで、考えが広がっていくことを経験しました。

この取材を通して、聴くことは相手の話す力を引き出す1つのテクニックであると思いました。私も、話すのが苦手な子どもから意見を引き出せるように、聴く力を鍛えていきたいと思いました。たくさんの学びをいただき、ありがとうございました。(白井)



 インタビューで「ふれあい体験」や「教育実践観察」の話題になった時,少し困ってしまいました。これまでに、教育実習をもとに話す機会は多くありました。しかし、この2つは思い返す機会は、なかなかなかったからです。しかし、思い返してみることで多くのことを学んでいたのだなと改めて感じました。そして、私の教育実習でうまくいったことは、その2つが大きく学びとして生きていることが分かりました。1年生のうちから、現場に出ているのは無駄ではなかったのだと思います。

また、私たちのインタビューにまで懇切丁寧に答えていただきました。異なる職種の方とお会いする機会があまりなかったので、とても刺激になりました。特に、仕事に対しての満足感の話では当たり前なことですが、どの職でもそれがあるのでやりがいがあるのだと感じました。

私は、教育実習で子供の成長を実感しそこで教師としての満足感を得ることができました。それを糧にこれからも頑張っていこうと思います。

「view 21」の完成を楽しみにしています。本日はありがとうございました。(寺坂)

母との信州上田旅行(佐藤)

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 昨年の話になりますが、大河ドラマ「真田丸」ゆかりの地である、長野県上田市に母と旅行に行ってきました。家族で大河ドラマを見ていたのが私と母であったのと、私が働き始める前にどこかに出掛けようということで、この旅行が実現しました。

 最初に立ち寄ったのは信州そばのお店。これがまた偶然にも、長野県内で「おいしいそば屋さん10選」の1つだったのです。その名の通り、そばの風味がよく効いていてとても美味しかったです。

 そして、メインの上田城と大河ドラマ館に立ち寄りました。ドラマのシーンに出てくる情景や、ドラマで使われている小道具、ドラマ作成の裏側など、実際に見ることでたくさんの発見がありました。私は元々、歴史に対してそこまで関心がありませんでしたが、大河ドラマを通して歴史上で起こった出来事の背景や、その地について興味を持つようになりました。

 そんなこんなで、日帰り旅行は無事に終わりました。道中では普段話さないことまで母と話すことができ、いろんな意味で良い旅行になったと感じました。現在放送中の大河ドラマ「おんな城主 直虎」も母と見ているので、またゆかりの地へ旅行に行きたいと思います。(佐藤)

言葉の贈り物(岩田)

 2017年もはやいもので1ヶ月が経とうとしています。1月に入ってから雪が降ったりと急に寒くなってきたように思います。寒い季節が苦手なわたしは毎日春を待ちわびています。笑 春といえば出会いと別れの季節ですが、そんな季節に起きた出来事について書いていきたいと思います。


 それはわたしが小学校を卒業する時に当時の教頭先生からいただいたメッセージカードのお話です。小さな小学校であったためクラスは1クラスしかなく生徒は22名でした。6年間同じ仲間と学ぶことが当たり前の毎日を過ごしてきていました。教頭先生には当時社会の授業をもってもらっていました。6年生の時には中学の予習が多くて授業もちんぷんかんぷんだったことを覚えています。先生は卒業するわたしたちひとりひとりに小さな手のひらサイズの紙に四字熟語を書いてプレゼントしてくださいました。わたしに贈られた言葉は「縦横無尽」。今となっては漢字から意味を推測できますが、当時のわたしには少し難しかったと思います。念のため意味を調べてみると、「どの方面にも限りないこと。物事を思う存分にすること。また、そのさま。」という意味がありました。


 話は変わりますが、先日玉置先生の研究室で先生の教え子の方が先生が教師をしておられる際に贈った言葉を、今もなお人生のモットーとして大切にしているというお話しを聞かせていただきました。先生が何気なく贈った言葉でもその人の人生を支える糧になっているということに非常に感銘を受けました。「縦横無尽」な自分になれているか。そう考えたときにもっとしっかりしなくてはと思いました。先生からのI(愛)メッセージに応えられるような自分になります。(岩田)
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