第四回教育と笑いの会に参加して(牧野紘)

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12月10日、「第4回教育と笑いの会」に参加させていただきました。
まず驚いたのは、そのプログラムです。

野口芳宏の(しっかり)笑える教育の話
志水廣の(微妙に)笑える教育の話
大西貞憲の笑えない(笑ってられない)教育の話
池田修の(笑える)教育ワークショップ
愛狂亭三楽と愛狂亭ふくらの落語(師匠と弟子)
桂雀太(滑稽噺)
林家花丸(人情噺)
シンポジウム「教師修行と落語家修行の接点」

今までこんなプログラムは見たことがありません。私はプログラムを見ただけで、くすっと笑ってしまいました。同時に、教育界の有名な先生方と、プロの落語家をされている方のお話を聞けることが、楽しみになりました。

特に印象に残ったことは2つあります。

1つ目は、志水先生の謎かけです。
「中高年とかけまして、低学年の休み時間ととく。その心は、、どちらもすぐにトイレに行きたがります。」
素直に笑ってしまいました!!こんなことをすぐに考えられる先生はさすがです。

2つ目は、野口先生の「経験はただ積んでもだめだ。意図的に積むこと。整理をすること」というお言葉です。
この言葉は、今の私に突き刺さりました。今の自分が、経験を意図的に積むとはどういうことなのか。考える必要が出てきました。(牧野紘)


第4回教育と笑いの会に参加して(浦)

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12月10日に開催された、「第4回教育と笑いの会」に参加させていただきました。
名前の通り、笑いっぱなし、時に感動のある楽しい時間でした。

私は、この会で初めて生の落語を聞かせていただきましたが、話しだけでこんなに笑えるのかと驚きました。
しかし、落語前にあった先生方のお話も笑いが込み上げるものばかりで、落語家の方、先生方の話術の高さを実感しました。
相手に聞いてもらえる話をするためには、第一印象も大切だと思います。
今回、どの方も一発目に笑わせてくれました。
笑うことで、どんな話が聞けるのだろうとワクワクしますし、もっと聞いてみたいという気持ちになります。
相手に聞いてもらえる話し方、興味を持ってもらえる話し方を、私も出来るようにしたいと思いました。

最後に、落語でも、教育でも、ゆっくり伝わる話し方をすることや間の取り方が大事だというお話がありました。
私が日々ご指摘いただく課題は、早口と待つこと。
直していかなければと改めて思いました。(浦)

気の早い合格祈願(寺坂)

先日の中学校実習で担任の先生に「社会科は、足で稼ぐんだよ」と教えていただいたので、カメラ片手に京都へ行ってきました。1日では周りきることのできない、歴史的建造物の多さ。社会専修としては、興奮が止まりませんでした。

京都駅から奈良方面の電車に乗り、着きました。平等院鳳凰堂。ここは、10円玉のデザインとしても有名ですね。写真でしか見たことが無かったので、ずっと行ってみたかったところでした。入場料を払い進むと、平等院の側面が見えてくるので、正面に回って見ると、真っ赤なたたずまい。ただただ綺麗で美しい。

鹿苑寺金閣や慈照寺銀閣もそうなのですが、手前の池に映って見てるのがとてもきれいで荘厳でした。綺麗にうつるように池(阿字池というらしいです)の大きさも考えて作ってあるのでしょうか。当時の、こだわりを感じます。天気も良く、鳳凰もとても輝いていました。

次に訪れたのは、北野天満宮です。日本三大天神の1つで、学問の神 菅原道真を祀っている神社です。実は、わたしの弟が大学受験を控えているので、どうしても参拝しておきたかったのです。もちろん、自分の教採合格もお祈りしてきました。本殿に着くまでの、撫で牛を弟の分と2人分撫でさせてもらい、御賽銭も2人分いれ決意と見守りをお願いしてきました。2人分ってどうなのでしょうか。あまり良くないのかもしれません、、、

まだまだ、行って見たいところが溢れている京都の街にまた行きたいと思います。(寺坂)
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【20161018講演】松阪市立幸小学校PTA講演会

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 10月18日、松阪市立幸小学校で開催された「PTA講演会」で講演。といっても、聴き手は小学校1年生から6年生、つまり全校児童がメインで500名ほどが体育館に入場。ちょっと長かった校長先生のお話(笑)のあと、紹介されて、僕と向さんが中央へ。

 「講演ではなくて、授業をするよ!」と伝えて、まずは向さんの名前読みから。「宇希」が読める人?と聞くと、随分と手が上がる。授業のルールを決めるよ。「手を上げても当たらないことがあることは許してよ」と言ってから何人かを指名。そして向さんの入院写真を見せて、想像させる授業開始。向さんの生き方を考え知ることを通して、きっちり「いのちの大切さ」を学んでもらった。

 小学校低学年でも、小刻みな質問を重ねることでなんとか1時間持たせることができたのがなりより。

【20161017講演】岡山県真庭市勝山中学校

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 10月17日、真庭市教育委員会指定「学力向上推進事業」の一環の「勝山中学校研究発表会」で講演。

 3時間目の授業から参観。昼食後、校長先生らスクールリーダーに授業助言。大きく二つ。「子供をつなぐこと」「グループの人数」。

 公開授業は5つ。それぞれ2回ずつ見て記録。校長室で講演プレゼン最終調整。

 15時10分から16時40分まで「主体的・対話的で深い学びを生む授業の方策」と題して講演。勝山中学校区の小学校の先生もお聞きいただく。

 細長い会場の後部からドッカン、ドッカンと笑いが起こり、いつも以上に笑いのボルテージが高く、皆さんに乗せていただき、とても気持ちよく話ができた1時間30分。

 厳しい指摘もしたが、ある方から「確かに子供の立場で考えたらその通り、とごく自然に受け入れられる講演だった」と評価していただいた。

【20161014講演】海部教員組合研修会

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 10月14日、美和文化会館で開催された海部教員組合研修会で講演。演題は「私が教師として鍛えられたエピソードを語る — 失敗の連続の教師人生 ―」。

 こんなにまとまって自分の教師人生での失敗を話したことはない。失敗談が続くのだから、いつもより笑い少なし。お聞きいただいた方はどうだったのだろうか。皆さんの感想から学ぶしかない。ゼミ生の中田君からは、「これまで聞いた中で一番よかったです」というコメントをもらった。

【20161013講演】尾張旭市立白鳳小訪問

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 10月13日、今年度2回目の尾張旭市立白鳳小学校訪問。3年国語の授業を参観。意見の相違から、言い合いになるほど授業にのめり込む子どもたちに感心。

 授業後、30分弱の時間をいただいてプレゼン作成。研究協議会開始時に、あらためて「3+1検討会」のよさを伝えて、30分ほどで、よいところ3、改善点1をまとめてもらう。4つのグループから聞こえてくる先生方の意見交流を聞きながら、さすがポイントをついていると思うこと多し。やはり、このグループ討議が大切なのだと確信。

 シャープな発表後、授業者から感想を求める。その後、僕の講話は写真(事実)をもとに。心がけたのは授業の見方を皆さんに認識していただくこと。全体会終了後は校長室で、授業者と懇談。いくつかの技を伝授。

子どもの気持ちを必死で考える(玉置)

 子どもの気持ちを必死で考えながら、子どもの言葉を必死で聞きながら、目の前の子どもと必死でかかわっていく。

 授業づくりの秘訣は、子どもとのやりとりの中にこそあるといえるかもしれません。

 この境地を体験した後で再度、教材研究をしっかり行った授業に戻ってくると、一段階磨かれた授業に変わると思うのです。

 (田中博史著「子どもが変わる授業」東洋館出版 p152)

12月17日授業深掘りセミナーに参加して(森谷)

 授業深掘りセミナーに初めて参加しました。今回は、道徳と理科の模擬授業と授業の深掘りをしました。

 道徳の授業で一番印象に残ったことは、授業の終わり方です。資料の出典を伝え、「心があったかくなった?」という言葉で締めていました。私が今まで見たりやったりしていた終わり方は、「こういう価値が大切だから、みんなもこのような行動をしていこう」というような、ある意味教師の一方的な価値感の押し付けのようなものでした。しかし今回のようなあっさりした終わり方をして、子どもたちを余韻にひたらせ、そこからどう日々の行動につなげていくかは子どもに委ねるということも一つの方法であると思いました。

 理科の授業で一番印象に残ったことは、課題の言葉です。今回の課題は、「1秒間ふりこをつくって、つくるときのコツを説明しよう」でした。私は「コツ」という言葉に惹かれました。ただ単に1秒間ふりこを作るだけだと、まさに「活動あって学びなし」の状態になってしまいます。「コツ」という言葉を使うことによって、子どもは何に着目すればよいのか考えるようになる上に、自分たちの手でそのコツを見つけたいという意欲にもつながります。このように課題の言葉ひとつで子どもたちの意欲や活動に大きな影響があることを改めて学びました。

 理科の授業深掘りではグループごとに授業検討をしました。グループごとに話し合うことで意見が言いやすくなったり一つのことについて深く議論することができました。また、3+1授業検討法という3つのよかったことと1つの改善点を挙げる検討法で進めていきました。この方法により、話し合うことが自然と焦点化され、より深く、まとまりのある話し合いになったと思います。今後授業検討をするときには、取り入れたいと思いました。

 今回のセミナーで感動した言葉があります。それは、「心が動かないと頭は動かない」という言葉です。子どもたちの心が動くような仕掛けをいかに教師が作るかが授業づくりの鍵であると思いました。今回の学びを生かして、私も子どもの心が動くような授業ができるようにしたいです。(準ゼミ生 森谷)

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12月17日授業深掘りセミナーに参加して(百瀬)

 12月17日に授業深掘りセミナーに参加させていただきました。今回は、和田先生の道徳では生徒役として、野木森先生の理科ではじっくりと傍から観察させていただきました。

 道徳の授業を生徒役として受けてみてまず思ったことは、主人公はどうするか?ではなく、自然と自分ならどうするかな?と考えることができた授業であったということです。導入で「テスト前ってどんな気持ち?」と自分たちの気持ちを考えることから始まり、範読では語りかけるような生徒に迫るような読みと動きがあり、考えを書く時は円グラフを使って自分の考えを表すという、引き込まれるような流れがありました。

 深掘りの時に言われていた、子どもが意見を言う時に、「〇〇(主人公)は〜」ではなく、「私は〜」と言えることが良いと聞き、そうできるようにすることを道徳の授業をする際の一つの目標にしようと思いました。また、今回は意見をもつ時に、円グラフが使われていました。立場をはっきりと決めず、円グラフを使って、どちらかといえばこっち寄りの意見という思いをもつことで、他の人の意見を聞いた時に考えが変わりやすいし、自分と違う意見も受け入れやすいなと感じました。

 私は実習の時の道徳で、子どもに二択ではっきりと立場を決めさせて意見交流をさせる方法で展開しました。そのような考えしかもっていなかったからです。今回、また一つ授業の展開方法を学ぶことができました。

 理科の授業は傍から観察することで、先生の発問や生徒とのやりとりなどをじっくりと学ぶことができました。ストップウォッチの使い方、メモリの読み方、ふりこの周期の測り方など、説明だけではなく実際にやってみて分かり、興味や意欲のわく楽しい授業だなと思いました。

 課題が「1秒間ふりこをつくって、つくるときのコツを説明しよう」というもので、生徒は1秒間にしようと自然に考えて工夫をしていたと思います。道具を教師側から与えないことも考えを深めるポイントであり、子どもからアクションを起こす、まさに生徒主体であるなと思いました。

 「3+1授業検討法」では自分では考えなかった視点をもった他の方の意見を聞くことができ、考えさせられることでいっぱいでした。ある先生は、他教科や理科のその単元以外の単元とのつながりについて意見されていて、学んだことを生かすこと、教科書のつながりの大切さに気づきました。

 どちらの授業も、引き込まれ、自然と考えるような授業でした。実際に先生方の授業を見ることで、見る度に様々な展開方法や工夫、話し方など学ぶことがあります。これから教員になる上で知っているからこそ実践できることは多くあると思います。様々な新しい実践的な知識に出会える機会をいただけて、本当に嬉しく思っています。これからもいろんな先生方の授業をもっと見たいなと思った1日でした。ありがとうございました。(百瀬)
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北風と太陽 (吉田)

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寒い季節となり、北風がより一層冷たくなってきた。

この季節になると、私は小学校5年生の担任の言葉を思い出す。
「太陽作戦と北風作戦」である。

物語「北風と太陽」ではコートを脱がせるために異なる方法を用いて、コートを脱がせた。先生はこの物語は人に物事を伝える場面と同じだと教えてくださった。

例えばトイレの掲示である。
「いつもきれいに使ってくれてありがとう」と「きれいに使いなさい」は同じことを伝えようとしているが印象が違う。
伝え方が大切なのだと…

そんなある日のことだった。
私は塾で働いている。ある生徒の宿題にこんな言葉が書いてあった。
「時間がなくて、宿題ができませんでした。」
何も書いてないよりいいが、もう3週連続だ。(たぶん、理由も違うだろう…)
前のページには、ほかの先生から「宿題をやってくること!!」と連続して書いてあった。
私は切り口を変え、その子の性格も考慮し、書いた。
「伝えてくれてありがとう。大変だったんだね。先生はそんな中で少しでもやれる人は、もっとすごいと思いますよ。そして、あなたの力になると思います。先生と一緒に頑張っていこう」
伝え方の違いである。

そのノートを渡してから3週間連続宿題をやってきた。そして何より笑顔が増えた。

先生の教えは生涯ものである。(吉田)

愛知教育大学附属名古屋中学校でのGC活用研究会に参加して (松井)

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12月12日(月)、愛知教育大学附属名古屋中学校で行われたGC活用研究会に参加させていただきました。授業の後に協議会、そしてその協議を受けてもう一度同じ授業を別のクラスで行い、最後にまた協議会をするという初めての流れを経験しました。

授業は中学3年生の数学で「四平方の定理」。三平方の定理を発展させ、GCを活用して新しい発見をしていくというもの。授業もまた初めて見る内容であり、参観前からとても楽しみでした。

まずは最初の授業。三平方の定理を確認したあと、四平方の定理だったらどうなるか生徒と考えます。どんな式のパターンがあるのか、中の四角形はどんな形になるのか、それを発見するための性質にはどんなものがあるのか等について丁寧に考えていきました。グループにしてからiPadが渡され、各グループでGCを使い、話し合いが行われます。私が見ていたグループでは、まず面積を合わせてから、形に共通していることはないか一般化を行なっていました。「これは全てのときに言えるわけじゃないね」という一言が普段から授業の中で数学を追究しているということがよく分かりました。

続いて1回目の協議会。「導入が長い」という意見が多くあり、他にも授業の流れについて様々な意見が出されました。私はどの意見も「なるほど」と思うばかりで、「もっとこうしたらいい」と自分の考えがあまり持てなかったのが反省点です。本当に授業は奥が深い。協議会の間ずっとそう感じていました。

お昼休憩をはさみ、2回目の授業。授業者の先生は導入をコンパクトにし、授業の流れも「向かい合う辺」に着目したものに変更されました。すぐに授業を変えていける対応力と生徒の様子を見ての判断力に驚きました。また、じっくり教材研究しないとできないことだということもすぐに分かりました。私が見ていたグループはあまり意見が出ず、1人の生徒がずっとiPadを触っていました。しかし、全員課題を解決しようと考えています。もし、全員でiPadを見ながら学べたらより学びが深まるなと感じる場面でした。

最後の協議会。グループの様子を出し合い、授業そのものについてもう一度考えます。出てきた考えの共有が必要であるという意見がいくつかあがり、どう共有するかを話し合いました。どんな過程で学んだのかストーリーを話させるという意見には、そういった手法もあるんだという発見がありました。

この研究会に参加させていただき、直感的に操作できるGCのよさを知ることができました。授業中、各グループがあれだけ活発に話し合えたのも、GCが簡単に操作できるからだと思います。また、学び合う中で新しい発見をしている様子がいくつもありました。学びから外れていく生徒はいませんが、より質の高い学び合いにするためには、iPadを中央に置く、全員がiPadを触ることのできる等「みんなで学ぶ姿勢」が必要になると思います。それだけ高いレベルの学びをしている附属中学校の授業を見ることができ、とても勉強になった1日でした。(松井)

目で見て感じることの大切さ(岩田)

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先日一泊2日で広島に行ってきました。実習終わりの疲れを癒そうというコンセプトで、専修の友達と出かけました。よく、修学旅行先としてあがる広島ですが、わたしは22年間の人生で一度も広島に行ったことがなく、この機会にどうしても行きたかった場所でした。


1日目はフェリーにのって厳島神社へ向かいました。海の中に鳥居があって世界遺産、恥ずかしながらそれくらいの知識しかないまま島に渡りました。島に渡り、写真でしか見たことがなかった鳥居が目の前に現れたことに、嬉しいような信じられないようななんともいえない気持ちになりました。野生の鹿やその島で生活する人々の暮らしなど、パンフレットには書かれていないようなことを身をもって感じることができました。

2日目は原爆ドームと史料館へ行きました。旅のコンセプトとは少し異なりますが、ここに来ることが、今回の旅の中でわたしたちにとって最大の目的でもありました。やはり社会を教える先生を目指す立場として、戦争について学ぼうとする意識をもつことから自分たちを変えていきたいという気持ちが少なからずあったのだと思います。原爆ドームを見て、史料館へ行くことができるのか不安になりました。あまりにも自分たちの想像を超えていたからです。無知な自分たちが史料館へ行って過去の事実を受け止められるのか、わたしにはとても勇気のいることでした。それでも、自分の目で見て感じない限り、自分の経験を育てることはできず、生徒に伝えることなどもってのほかだと思い、恐る恐る見学を決めました。展示してある資料やその当時の様子が事細かに記載されている史料館で、わたしと友達はお互いに様々なことを感じ取ったと思います。史料館を出る際、言葉では表すことのできない複雑な気持ちが渦巻いていました。信じられないことですが、過去に起きた事実に変わりありません。戦争を知らないわたしたちは、これから子どもたちの世代になにを、どう伝えていけばよいのか、深く考えさせられました。考えれば考えるほど行き詰まってしまいほうで、もやもやした気持ちを抱いていましたが、自分で広島に足を運んで感じ取らなければ、考える機会もなかったんだと思うと、自分自身で感じることがいかに大切なのかということを実感しました。


「 大学時代にしかできないこと」とよく言われますが、人生の夏休みともいわれる有意義に時間が使える今だからこそ、いろいろなところに出向き、経験し、そこから感じるというような自分の引き出しをたくさん増やしていきたいと思いました。そして人間性を豊かにして、魅力のあるヒトになりたいと感じました。(岩田)

ゼミの仲間紹介〈大澤彩佳さん〉(牧野紘)

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一期生の仲間紹介、九人目は大澤彩佳さんです!!

大澤さんとは、専修が一緒なので、ゼミに入る前から仲良しです。

大澤さんはいつも元気で、玉置ゼミが明るいのも大澤さんのおかげと言っても過言ではないくらいです。(やや過言)
楽しいことが大好きで、つい最近、玉置ゼミ女子7人で旅行に行ったのですが、計画を率先してやってくれました。
ただ明るいだけではなく、ちょっと抜けていて、マイペースでみんなからつっこまれるような一面もあります!
大澤さんは、みんなから「ほっとけないなあ」と思われていると思います。(笑)
いつもみんなを笑顔にしてくれて、ありがとう!!



そんな大澤さんには、別の一面があります。
それは踊っているときの大澤さんです。
大澤さんは、よさこいサークルに所属しています。
踊っている姿を初めて見たとき、最初はいつもの大澤さんと違いすぎて、見つけることができませんでした。
キレキレな動き、豊かな表情、大きな声、どれも普段の大澤さんと違いすぎて、とてもびっくりしました。
そんな大澤さんの姿に、私は素直に「かっこいい」と思いました。
そんな「ほっとけない」愛くるしさと、「かっこいい」を合わせ持つ大澤さんは、玉置ゼミになくてはならない存在です。(牧野紘)

今年の漢字(岩田)

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2016年も残り20日余りとなり、時の流れの早さにただ驚く毎日です。今年の漢字も決まり、世間では1日1日2017年を迎える準備がされているような気がしています。

そこで、わたしも自分自身の今年の漢字を考えてみました。今年1年わたしは何を学び成長できたのか少し考えてみました。この一年わたしの生きてきた人生の中でも、人生の転機になるような大きなイベントが多かったと思います。そこでいろいろ考えた結果、『逢』に決めました。

春休みを使って行った初めての海外。「いってみよう」という軽い考えで3ヶ月間、違う文化に触れてきました。苦しいこともたくさんあり、自分がいかに恵まれているのか、いかに無知な存在なのか、人々、環境、文化、食べ物様々な面から身をもって、感じました。

帰国後、前期の学校がいつものように始まりました。しかし、前年度と違うことが1つ。そう、専門演習、わたしたちも3年生となりゼミが始まりました。留学に行っていたこともあり、スタートが遅れたわたしはゼミの仲間と上手くやっていけるのか、ゼミの雰囲気はどんな感じなのか、すごく不安に思っていたことを記憶しています。「いきたくない、いきたくない」と同期の社会専修の2人によく言っていました。笑 しかし、いざ参加してみると明るく楽しい仲間と先生、学びの深さに驚き、いつの間にか週一回のゼミがとても楽しみになっていました。「なぜ」「どうして」を真剣に考えられる時間が自分を成長させてくれていたと感じています。

夏休みから後期にかけてあっとゆう間に、今年度の一番の出来事である教育実習が始まりました。全部で8週間の小、中学校の実習は良くも悪くも自分自身を変えてくれたと感じています。自分のこれからの未来を見つめなおすきっかけにも、教師を志した原点を見つめなおすきっかけにも、自分自身と向き合うとてもいい機会となりました。

ざっとではありますが、わたしにとって2016年は出逢いの一年だったと感じています。フィリピンやカナダで出逢った、様々な国の人々。言葉は違ってもヒトとして通じあう瞬間があり、不安な海外生活の支えとなりました。意識の高いゼミの仲間は、同じ教師を目指す者として互いに切磋琢磨できる存在であり、とても尊敬できるそんな仲間と先生に関われたことに非常に感謝しています。そして、8週間自分を成長させてくれた子どもたちと担当の先生。楽しいことばかりではない中で、それでも教師という職業を選択する気持ちがわかったような気がします。すべての出逢いは、今のわたしをつくってくれています。出逢いの大切さをしっかりと心に刻み、様々な人からいろいろな考え方をたくさん学んで、2017年も学びの気持ちを継続していきたいです。(岩田)

第4回教育と笑いの会に参加して(寺坂)

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12月10日に開催された教育と笑いの会に参加させていただきました。テーマはプロの落語家さんから学ぶ話術についてでした。

私は、中学校の教育実習で校長先生に伝えたいことが分からないと指導を受けたことがあるので、今回の話術と授業についての内容はとても勉強になりました。
今日の内容は、

1.声の高さは高い方が良い。
2.その言葉を伝えるのにリズムが悪くなるものは省く。
3.五七五調は相手が聞きやすい。
4.笑いは結果。うまく言葉が伝わったから、相手は笑う。
5.教師は、明石家さんまであるべき。
6.声が聞こえる教室のような場では、声をなくしてみると静かに聞いてくれる。
7.良い話術は、相手にわかりやすいかどうか。
8.話に、落差をつけること。
9.経験は、意図的に積むこと。

ということでした。特に2の内容は、私ができていなかったので、参考になりました。私の場合は、子供が理解してくれるようにたくさんの言葉をつけました。結果として、内容が多すぎて子供の情報処理がおいつかず、次は極端に言葉を削り「どう?」としか言わないでやると、何を答えたらいいのか分からなくなるということがありました。言葉の取捨選択というものの難しさを感じている分、深く共感をすることができました。

落語の時間は、セミナーに参加していることを忘れただひたすらに聴き入っていました。桂雀太さんの奇々怪界な落語と、林家花丸さんの人情話、落語ってこんなに面白いんだ、と感動しました。桂雀太さんとは、懇親会でもお話をさせていただく機会があり、雀太さんの人柄にも惹かれ落語にはまってしまいそうです。プロの方と話をさせていただく機会はそうそうあるものではないので、本当に幸せな時間でした。また、野口先生とも直接お話をさせていただきました。どの仕事でも楽しむことを忘れちゃダメだ!というお言葉をいただきました。先生になれば先生を楽しむ。まずは、大学生を楽しみたいと思います。

今までもセミナーに参加してきましたが、自分の体験をもとに考えることが無かったので、教育実習を終えて一段とセミナーで学ぶことが増えたなと思います。しかし、セミナーで学んだことを発揮するために、まず教員採用試験に受からなければいけません。気持ちを切り替えて、頑張りたいと思います。

最後に、なぞかけを。
落語家とかけまして、
温泉と解きます。
その心は
いつも オチつけます。(落ち着けます。)(寺坂)

11月24日 知多市立旭東小学校の道徳講演会に参加して(吉田)

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私は今回知多市立旭東小学校にて行われた「考え議論する道徳の転換」という玉置先生の講演会に参加させていただいた。先生から最初お話をいただいた際、行く予定を組んでいなかったのだが、私が中学校実習で道徳に苦しめられたこと・道徳のできる先生になりたいという気持ちがあり、「こんな時だからこそ学びたい」という思いで急遽参加させていただいた。

 前半は道徳の概要、後半は1期生の牧野さんと玉置先生の公開授業という内容であった。多くのことを学んだ中から大きく3つのことを書きたい。

 1つ目は玉置先生がどんな授業を目指しているのかということである。先生は講演中にこんな言葉をおっしゃった。「雪が降り積もるような授業」という言葉だ。一人の意見だけでなく、その意見に付け足すかのような2人目3人目の意見が出てきて、それがじわっと子供たちの心に染みわたるようにしたいというお話であった。なるほどという声が会場から上がるような言葉であった。確かに雪が降っても雪合戦をするような言い争いでもなく、その感情を全員が共感できる道徳の方が深まると私も思う。この言葉を聞き、私の教育実習のことが想起された。私のクラスの子は「道徳よりも勉強させて」「道徳は言い争いだ」と言っており、私は衝撃を受けた。そんな中での授業の一場面である。ある子が言葉にできないけど感じているものがあり、その子の気持ちを他の子が言葉にして広めることをした。すると生徒がイキイキとたくさんの感情を伝えあってくれたのを思い出した。そんな場面を作ること、他にもより道徳的な価値が高まるようにしていく場面を大切にしていくことがいるのだと感じた。

 2つ目は牧野さんの凄さである。あの会場に多くの先生方がいる中であんなに堂々と授業ができる先輩の姿にすごいという感情を覚えた。先生から教えていただいて、それを自分の力にされており、自分もこんな風な先輩になりたいと感じた。もっと多くのことをこれからも先輩から、先生から学んでいこうと思う。

 3つ目は抽象を具体化させていくことである。私もこれに苦しんだ。どこを切り口に自分の狙う心に生徒を近づけさせることができるだろうかと悩んだ。子供の言葉を大切にしようとするあまり私は表面でしか言葉を捉えていなかったと気付かされた。その奥にある思いを引き出すこと、抽象を具体化していくことで切り口のことももちろんであるが、全体がその子の思いを受け止めようとする場所を作ることになるのだと気付かされた。私もぜひ取り入れていきたい。

 私はこの講演をとおして、より様々な道徳の取り組み、授業を拝見し、そこで何を大切にされているのか、どんな気持ち、どんな問いかけをするのかなど知りたいという気持ちが強くなったと共に自分の道徳心をより豊かにしていきたいと感じた。(吉田)

11月23日授業づくり1期生ゼミ記録(佐藤)

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4年生後期のゼミから始まった授業づくり。この日はその最終回でした。私は中田昂樹くんの模擬授業を受けて気付いたことを述べたいと思います。

6年生の社会で江戸末期の「開国」を取り扱った授業という設定でした。私は正直歴史が得意ではありませんでしたが、中田くんの授業は素直に面白かったです。入念に準備されたしかけが多く、飽きる間もなく楽しめる授業でした。数あるしかけの中で、私は以下の3つのしかけが印象に残っています。

◯第一声で子どもの心を掴む
「日本に最初に時計を持ってきたのは誰でしょう?」この発問に「えっ!?誰だろう?」と思わず考えました。実はその答えがこの授業のキーパーソン「ペリー」ということが後から分かり、繋がった時はとても納得できました。
◯実物を多く用いる
開国に伴って持ち込まれた蒸気機関車、ピストル、そして時計。特にピストルは模型だったとは言え、子どもの興味・関心は充分に高まると感じました。
◯クイズ形式
ペリーの似顔絵が4枚提示され、どれが本物のペリーかを当てるというクイズ。実は全てペリーなので全員正解になるというオチ付きでしたが、その後に日本人とアメリカ人の描いた似顔絵の違いまで考えさせることで、ペリーが来日した際の日本人のイメージまで深めることができていたのが良かったと思いました。

ただ、模擬授業の振り返りでは授業のテンポが早すぎる反省点も出てきました。しかけが多く、中田くんの思うように授業が進んでいた反面、主発問が弱くなってしまった印象はありました。本人が一番分かっていると思いますが、重要なところでは一呼吸置いて、時間をかけるのが必要なようです。

お互いの模擬授業を見て、良かった点や改善点を確かめ合うことを通して、改めて授業を行う難しさを感じました。ここで学んだことは今後の糧にして、自分のものにしていきたいです。(佐藤)

最後の学祭火舞いを終えて(牧野紘)

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先日、大学祭がありました。私は毎年、サークルの出し物として火舞いを行っています。今年で最後の火舞いは、始まる前から終わった後まで、ずっと泣いていました。一段と思い入れが強かったからです。

私はサークルの中で火舞い係という役職です。

火舞いには、決められた技がたくさんあります。まずは基本の技7つを全部合格して、やっと火をつけてデビューできます。その合格を出すのが、火舞い係です。私はこの火舞い係をやってきて、悩んだこともたくさんあります。自分が技のテストをし、不合格を出し、デビューできずに泣いている仲間をたくさん見てきました。私はそんな大好きな仲間が泣いている姿を見るのがつらかったです。なんて声をかけてよいか分からなかったです。自分が合格を出しさえすれば、その子はデビューができるのです。

けれども、火をつかうという危険が伴う火舞い、きちんと技を見なければその子が危ない目に遭うし、事故が起これば大好きなサークルの存続にも関わります。心を鬼にして火舞い係を続けました。

そんな今までの想いがたくさん詰まった学祭火舞い、あっという間でした。もうみんなで舞うことがないなんて、実感が湧きません。しかし、確実に言えることは、このサークルに入って、火舞いを始めて、火舞い係になって、本当に良かったということです。(牧野紘)

写真は、仲間からもらったメッセージと、火舞いをしている玉置ゼミ生で撮った写真です。

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最後の学祭(渡部)

12月3日、4日、5日と岐阜聖徳学園大学の学祭が行われました。
私の所属するサークルでは毎年、最終日の夜に火舞いを披露します。
今年も教員採用試験が終わってから本格的に練習を始めました。
仲間と集まって一緒に練習をする時間はとても楽しく私の大好きな時間です。

気づけば本番。
あっという間に終わってしまいました。
本当にあっという間でした。
もう一回やりたいです。

こんな風に思うことができるのも大好きな仲間がいるからだと今改めて思います。
大学生活の中でサークルで過ごした時間は私にとってとても大きなものです。
このサークルに入って本当に良かったと思います。

また、今年の学祭ではゼミで出会った仲間かのがんばりを見ることもできました。
柳のよさこいはとてもかっこよかったです。男子バレー部の肉巻きおにぎりもとてもおいしかったです。
ゼミで出会った新しい仲間のおかげて今まで以上に楽しい学祭となりました!
(渡部)

写真は同じサークルの玉置ゼミ生(牧野さん、浦さん、百瀬さん、石川くん)です!


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