【20160618授業】第4回授業深掘りセミナーで授業

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 6月18日(土)は、第4回授業深掘りセミナーでした。これは「授業と学び研究所」で昨年から立ち上げた授業セミナーです。

 私(玉置)にとっては、2回目の授業となりました。1回目は道徳授業を提案し、さらに道徳授業を深掘りしていただくことも考えましたが、今回は算数に挑戦しました。

 「□の数を求める」という課題です。一見すると□の数がわかれば終わり、という印象を持つ課題ですが、課題に対して初めてもった印象をもとに考えていくと、面白い法則がわかってくるというものです。

 楽しく授業をやらせていただきました。このセミナーの売りの深掘りでは、もちろん、今後しっかり考えておくべき事項があげられましたが、おおむね今回の提案授業は認めていただいたと思いました。新たな算数課題が見つかったことが、私にとっては大きな収穫でした。

 なお、私の前に社会科授業名人の佐藤正寿先生が授業をされました。もちろん新たな提案授業でしたが、安定した授業展開で、社会科授業づくりの力をしっかり見せていただきました。

 ゼミ生(準ゼミ生含む)参加は、今回は写真のように5名。すでに学びの記録を発信しています。そちらもご覧いただければ幸いです。

癒し(牧野)

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7月に入り、教員採用試験も間近になって、焦りや不安が毎日あります。
それは私だけでなく、みんなも同じであると、毎日ひしひしと伝わってきます。

ときにはどうしようもなく気分が乗らないときがありますが、そんな時に私を助けてくれるのは空です。
私が勉強しているあいだ、横で寝ているのですが、それを見ているだけで癒されます。

試験まであと少し、空と一緒に頑張ります。(牧野)

6月20日第1期生ゼミ記録(末松)

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6月20日(月)でのゼミでは、これまでと同じく過去問題を解きました。

今回は、平成28年度の教育新聞からの問題で、これまで何度も繰り返し解いてきたものとは、また少し違う問題でした。分野は幅広く、特別支援教育、体罰、人権、虐待、性同一性障害、いじめ、時事問題…。


その中でも一番難しかったのは、性同一性障害についての問題です。

「悩みや不安を受け止める必要性は、性同一性障害に係る児童生徒だけでなく、いわゆる『性的( )』とされる児童生徒全般に共通するものである…」

( )の中答えは、マイノリティ。
私は、性同一性障害以外の障害をもたない子ども、つまり全体の中の大多数(マジョリティ)の子の悩みや不安を受け止めることも大切なのだと解釈をして問題を解きました。しかし、正解は、性同一性障害(トランスジェンダー)以外の性の悩みをもつ子どもたちのことであり、全体でいったら少数派(マイノリティ)の子どもを指していました。

LGBTと最近よく聞くようになりましたが、今回でいうと、性的マイノリティに当たるのは、L(レズ)、G(ガイ)、B(バイセクシュアル)。子どもたちには様々な性の悩みをもつ子がいることをこの問題を通じて、改めて知ることができました。

今回の過去問で学んだことを、教員採用につなげていきたいです。(末松)

6月20日第1期生ゼミ記録(杉下)

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先日のゼミでは、いつも通り教職教養の過去問を解きました。

しかしその前に、玉置先生の奥さまから嬉しい差し入れが♪
アメリカに行かれたそうで、宇宙食のバナナと、ハーバード大学のチョコレートをいただきました。
食べたことのない宇宙食にみんな興味津々。ハーバード大学のチョコレートは、賢くなれそうだと有り難くいただきました(笑)
素敵なお土産ありがとうございました!

賢くなったところで、教職の問題に取り組みました(笑)
今回は、色んな内容が盛りだくさん。特別支援教育、体罰、いじめ、性同一性障害等、幅広く復習することができました。
玉置ゼミで毎回問題をやっているおかげで、初めて見る問題は少ないですが、まだ2択に絞り込んで間違えることや、自信のない問題も多々あります。試験まで一ヶ月弱ですが、しっかりつめて、自信をもって答えられるようにしたいです。(杉下)

卒業論文のテーマ(末松)

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6月24日(金)のゼミにおいて、卒業論文の内容を相手に伝えられるように、簡潔な文章を作りました。

作った文章を読んで聞いてもらい、杉下さんと堀江さんに2つのアドバイスをもらいました。
・具体例を入れるとより分かりやすくなる
・文脈を考えて、話し言葉はなくす

このアドバイスを受けて、書き直したのが以下の文章です。

私は「やる気スイッチ」について研究しています。
現在の教育課題の1つとして、子どもの学習意欲の低下が挙げられています。どうしたら子どものやる気スイッチを押すことができるのか、文献や小・中学校での授業参観を通して、情報を収集しています。現時点としては、資料の見せ方、発問の仕方、学びの体系などの工夫により、子どもの学習意欲の向上に効果的であると考えています。
教師になってから、研究の成果を授業において実践し、子どものやる気につなげていきたいです。

具体例を入れたことで、研究内容が伝わりやすくなり、話し言葉をなくしたことで、文章の違和感がなくなりました。2人ともアドバイスありがとう。

これからもゼミ生みんなで卒論に教採に頑張っていきたいです。(末松)

私の春休み(4)〜カナダII〜(岩田)

 みなさん、カナダというと相当寒いイメージがしませんか。実際わたしもそうでした。寒いのが苦手なわたしはカナダの寒さに耐えられるか不安でした。しかし、バンクーバーは意外にもそんなことはなく、日本と変わらないくらいの気候でわたしの不安要素がひとつ解消されました(笑)

 いよいよ、カナダ生活の幕開けです。公共交通機関も発達しており、どこにいくにも困らない。街はきれいでにぎわっていて、お店もたくさんあります。なんの問題もなくスタートしたように見えたのですが、はじめの1週間時差ぼけに悩まされました。

 1週間は毎日、明け方4時くらいまで眠れず、日中の学校は本当に眠かったです。日本とバンクーバーの時差は16時間。極端に言えばバンクーバーが朝の時、日本は夜です。「日本の人々はバンクーバーの人々にとって未来に生きている人ね。」これはわたしのカナダ人の先生がおっしゃっておられたことなんですが、面白い表現の仕方だなと思っていまでも心に残っています。

 さて、バンクーバーに到着した次の日からわたしの新しい語学学校生活が始まりました。

 学校に行くとアジア人はもちろん、ラテン人、ヨーロピアンなど今までわたしが関わる機会もなかったような、様々な人種の方で溢れていました。(やっていけるかな〜〜)正直気持ちはそれだけでした。クラスはグループのみで、フィリピンのようなマンツーマンシステムはありません。ムリだと思いました。(笑)

 しかし、もはや方法は一つだけです。拙い中学生英語で、ひたすら話しかけました。そして、その時にひとつ気づきました。それは、わたしが典型的な日本人英語のユーザーで、日本人英語は世界では聞き取ってもらえないということです。

 正直ショックでした。中学生から6年間嫌々ながらも教科として学んできた英語を全て否定されているような気になりました。以前、自分たちが学校で学んできたスピーキング英語は通じないと聞いたことがありましたが、日本に限ってそんなことはないだろうと、どこか信じていないところがありました。早速予想外の展開でした。

 (これからどうなるのかな〜〜)フィリピンで出会った日本人留学生の友達のことや、大学の友達を思い出しながら、新しい発見があるたびに自分の無知さを受け止め、新しい知識として塗り替えていく。そんな状況に混乱している自分がいました。この先わたしは、自分にとってこの時には想像もできないほどの学びを得ることとなります。続きはまた次回。ありがとうございました。(岩田)
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6さいのおよめさん(渡部)

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図書館の新着図書コーナーで「6さいのおよめさん」を見つけました。
ゼミを通して知ったいのちの授業、ケイコちゃんのお話です。

玉置先生が私たち学生を相手に授業をしてくださったこと、最後に鈴木さんがお話をしてくださったとき心臓がとてもドキドキしたことを覚えています。
絵本も読んでみたいと思い迷わず借りました。

読みはじめると涙が止まりませんでした。
読んでいると鈴木さんのお顔やお話が思い出されます。
絵本を読んでこんなに涙を流したことはありません。
また、本の最後に鈴木さんが「いのちを大切にする心を育むために」というメッセージを書いていらっしゃいます。ある小学校でのいのちの授業について書かれていました。
そのお話を読んでまた涙が止まりませんでした。
ぜひ、みなさんも読んでみてください。

ゼミを通して知ったいのちの授業。
ケイコちゃんのお話。
6さいのおよめさんのお話。

きっと、ゼミでの出会いがなかったらこの絵本を手に取ることはなかったかもしれません。
この出会いを大切にして、私は将来、子どもたちにこの絵本を紹介したいと強く思いました。

改めてこのいのちの授業、ケイコちゃんのお話と出会うことができたことを嬉しく思います。
ありがとうございます。

(渡部)




卒業論文のテーマ(杉下)

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 金曜日のゼミにて、伝えるための卒業論文の要約を仲間に見てもらいました。

 私は、人によりわかりやすく伝えられるよう、書き言葉をやさしい言葉に変える等、言葉の使い方や言い回しについてアドバイスをもらい、以下のように書き直しました。

 私は、外国籍の子どももわかる、楽しい授業作りについて研究しています。
 外国籍の子どもの学習支援を通して、言語と文化に壁をもつ子どもたちが授業にとても苦しんでいることを知り、少しでもこの子達の役に立てる研究ができないかという思いで始めました。
 文献やヒアリング調査をもとに、外国籍の子どものつまずくポイントを知るところから始め、外国籍の子どもも含め、学級全員が一緒になって楽しんで取り組める授業を研究しています。
 外国籍の子どももわかる授業は、きっと他の子どもにもやさしいはずだと考えます。私はそんなユニバーサルデザインの授業を作りたいと思っています。

 仲間に見てもらうことで、伝わりづらい部分や言葉の違和感等に気づくことができ、勉強になりました。
 卒業論文について、もう一度見直し、もっと深めていきたいと思います。
 

卒業論文のテーマ(堀江)

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 6月24日のゼミでは、卒業論文の内容を人に伝えられるように、文章にして、ゼミ生同士で読み合い、アドバイスをし合いました。

 アドバイスとして
・文脈的におかしいところを直す
・より分かりやすい表現にする
ということを言われました。

 アドバイスをもとに考えたものが、以下の文章です。

 私は「子ども一人ひとりの個性を発揮できる学級経営の在り方」について研究しています。
 このような学級をつくることにより、子どもたちが自分の個性や良いところを伸ばすことができ、生き生きとした学校生活を送ることができるのではないかと思います。
 まずは、様々な文献から、個性を発揮できる環境についてや、個性を認め合うための、実際の活動例を調べました。
 これらの文献をもとに、自分オリジナルの活動を考えていきたいと思っております。

 今回のゼミで、アドバイスをもらったおかげで、より人に伝わりやすい文章になったと思います。12人の大所帯ゼミでよかったと改めて思いました。(堀江)

イスラム文化を体験(杉下)

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 先週日曜日に、初めて岐阜のモスクを訪れました。
 ラマダーン(断食)時期なので、モスクは溢れんばかりのムスリムでいっぱいでした。

 ラマダーン中は、日没まで飲食はせず、日が落ちたらみんなでモスクに集まって食事をとります。(男女は会わないように階で別れて食事をします。)
 今回はインドネシア、マレーシア料理をいただきました。
 私はムスリムではないですが、モスクということで長袖長ズボン、顔にはスカーフを巻いて参加させてもらいました。(かなり暑かったです)
 
 ムスリムの生活を見ていると、本当に信教熱心だなと毎回感動させられます。断食やお祈り等、日本人にはなかなかできないことだと思います。宗教に対する価値観の違いを実感するとともに、この違いがまたとても面白いなと感じました。

 今回私は訳あって完全な断食はできませんでしたが、次回参加する際は私も断食し、彼らと同じ気持ちを味わいたいと思います。(杉下)

6月20日第2期ゼミ生記録(江口)

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 今回のゼミは、寺坂君、石川君、百瀬さんの発表でした。

 寺坂君は、「ステーション授業」と「クラス会議」について発表しました。前回に続き赤坂先生の本を参考にしていました。チームについて気になった寺坂君は、今回もチームとは何かについて、追究していました。

 まず、良い授業を行うことで、良い学級づくりになります。そこで、ステーション授業が挙がりました。ステーション授業とは、名前の通り、「駅」を現しており、学習と生活の間にある重要な存在です。朝の会、帰りの会、授業中に行うことができるそうです。次回、実際にどのようなことをやるのかやってくれるそうなので楽しみです。これを行うためには、感動の体験、継続、日常化が同時に行われなくてはなりません。小さなインパクトが続くことで、より良い授業が作れるということがわかりました。

 クラス会議は、自治ができることを最終目標としています。ステーション授業で学んだことを活かす場所です。約束事が4つあり、それらを守りながら実力を全員につけていきます。表を使用していてとてもわかりやすい発表でした。

 2人目は、石川君です。「乱れない学級〜学級経営100の原則から〜」というタイトルのもと発表しました。前回は、堀先生の10の原則についてでしたが、今回は100の原則についてでした。

 石川君は、発表を始める前に前回の復習をしていていました。100の原則は10の原理が基盤になっていました。100の原則が使える場所は多くあります。特に、給食指導と清掃指導を説明してくれました。給食指導では、分担をすることが必要だと分かりました。中途半端に分担するのではなく細部まで分担します。そうすることで、「効率性」「公平性」「楽しさ」を身につけていきます。給食の時間が乱れれば学級は崩れると言われるほど、給食は大切な時間で、きちんと低学年のうちから指導していく必要があると思いました。

 清掃ということで、玉置先生から黒板の消し方を学びました。角で消すことであんなにも綺麗に素早くなることが知れて良かったです。

 3人目は、百瀬さんの発表でした。百瀬さんは、教師の子どもとの接し方についてでした。接し方ということで、方法論ではないということがまず大前提です。百瀬さんは、大きく分けて3つのことについて発表しました。1つ目は、教師の仕掛けです。教師は、手助けをする存在であり、子どもたちがやりたいと思えるように仕掛けることが大切だそうです。具体例であった、誕生日にお花をあげるというものは、わかりやすく、どう仕掛けるのがいいのか分かりました。2つ目は、子どもをみるということです。子どものことを「点」ではなく、「面」で見ます。ささやき術では、その場の行動ではなく、日記や字について囁くことで、子どものことをしっかり見ているということを知らせます。3つ目は、褒める、しかるについてです。なんでも褒めていると、これをすれば褒められると間違った方向になっていきます。よって、褒める時は、今後の教室全体の影響を考える必要が有ります。

 石川君が言ったように、発表時のまわりの反応が悪いので、もう少し、反応しお互いに高め合えるようになるといいです。教育実習で使えることが学べました。3人のみなさん発表お疲れさまでした。(江口)

卒業論文のテーマ(渡部)

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6月24日のゼミでは卒業論文の内容を分かりやすく人に伝えるために、ゼミの仲間で読み合いアドバイスし合いました。

私たちはこれまでにお互いの卒業論文の内容について話をしてきているため、仲間の話を聞いているとき、言葉足らずでも伝わってしまうような気がしてしまいます。
逆に、内容を知っているからこそ、アドバイスするときには「こういうことを伝えたいんだよね!!」と一緒になって考えることができした。

話し合う中で分かったことは「(これから先)こうしていきたい。」「将来この研究を活かしていきたい。」ということを入れていくと良いということです。
私たちの研究はまだまだ途中であり、もちろん結論は出ていません。
しかし、「こうしていきたい!」という先を見つめた言葉を入れることでより熱意が伝わるのかなと思います。

仲間からのアドバイスをもらい、私の卒業論文の内容についての文章ができました。

【私は大学で「教師の気づく力とは何か」ということについて研究をしています。子どもたちと多くの時間を共にする教師が子どもの変化や頑張りに気づくことが大切だと考えているからです。
私は気づく力とは「みること」と「伝えること」が大きく関係していると考えています。子どもの姿を見つめて気づくこともあれば、子どもに気づいたことを伝えることで生まれる対話の中から更なる気づきを得ることができると考えるからです。
子どもたちのよさや頑張りに気づくだけではなく、子どもたちのつまずきや、できたという気持ちにも気づくことで生活面、学習面においてもよりよい指導につなげたいと考えています。】

どうしたらもっと伝わるか、一緒になって考えてくれる仲間がいて幸せだなと改めて感じたゼミでした。

(渡部)

卒業論文のテーマ(浦)

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6月24日のゼミでは、卒論の内容を相手に伝えるために簡潔に文章にまとめました。

私は、最初書いたときに接続詞に違和感を覚えました。
例えば書き言葉で「それ故」、「したがって」と書いていても、実際に話すとなると違和感があります。
反対に、話し言葉で「なので」と使うと砕けた印象にもなってしまいます。

その違和感も含めて大澤さんと佐藤くんに見てもらい、以下のようにまとまりました。


私は「居心地の良い学級づくり」をテーマに研究しています。
このテーマを設定をした理由は、現在多くの学校でいじめがあると聞くからです。
いじめを苦に自殺を図る子どもや、学校に行くことが辛いという子どもがいることに、悲しさを覚えました。
しかし、いじめを学校からなくすことはとても難しいとも聞きます。
ですので私は、文献を通して、いじめが起こらない居心地の良い学級をつくるためにできる、工夫や教師の在り方を研究しています。


アドバイスのおかげで違和感もなくりました。
2人ともありがとう!
文章にしてみることで、内容について見直すきっかけにもなりました。
これからもゼミ生みんなで高め合っていきたいです!(浦)

選挙に行って思うこと(佐藤)

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 6月30日(木)、岐阜キャンパスで行われていた参院選の期日前投票に行ってきました。投票日の7月10日(日)は横浜市の教員採用試験があるので、自分の持っている選挙権を無駄にしないためにも、今回一足早く選挙に行ってきたのです。

 選挙権の年齢が18歳に引き下げられた影響で、”選挙”に対する国民の注目はかなり高まっているように感じます。私は元々選挙権の引き下げには賛成でした。少しでも若い人の意見が政治に反映され、政治への関心が高まることはとても良いことだと思うからです。(若者の自分が言うのも何ですが...笑)

 しかし、私自身もそうですが、実際のところは政治についてまだまだ知らないことが多いのが現状です。そこで、学校現場では子どもたちに政治のことをより詳しく知ってもらうために、授業等で取り扱う場面が増えてきています。将来その学校現場に立つことを志す1人として、政治についての知識を身に付けなければならないと改めて感じています。

 日々の取り組みとしては、新聞やニュースをこまめにチェックするようにしています。今後も選挙の機会があった場合、「自分の一票が国を変えるかもしれない」そんな意識を持って、まず自分が政治に参加することを大切にしたいです。(佐藤)

6月20日第2期生ゼミでの発表(石川)

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 6月20日は私が発表する日でした。

 私は、堀裕嗣先生の『学級経営10の原理100の原則』という本を基に「100の原則」について発表しました。前回では、失敗が許されなくなったという現状から「失敗しない学級経営のシステム」の構築が必要。ということから「10の原則」について発表しました。今回はその続きになります。

 「100の原則」は、具体的な10の場面において、各10個の原則から成り立っていました。学級の基本となる項目から学級を飛び越えて職員室での項目など、多岐にわたって項目分けがされており、そのような所まで広範囲にわたって、意思をもって取り組むことで、失敗のない学級経営が出来るのだと感じました。

具体的な10の場面は下記の通りでした。

◎学級組織づくり
◎席替え
◎給食指導
◎清掃指導
◎ショート・ホームルーム
◎リーダー育成
◎学力の向上
◎家庭訪問
◎通知表所見
◎職員室の人間関係


 今回は、その中でも特に重要だという2項目を取り上げました。

 ひとつめは、「給食指導」です。給食指導は普段の学校生活の「よりよく生きる」という内容に対して、「生きる」という所に直結しています。そのため、指導の大切さについて『一に給食、二に掃除』と言うほど「指導の王道」だそうです。

 また、「給食指導」では、「効率性」「公平性」「楽しさ」の3つが必要になってくることを学ぶことが出来ました。子ども達は、お昼の長休みと同じように給食の時間を楽しみにしているそうです。3つめの「楽しさ」はしっかりと保証していきたいです。

 最後には、『給食の時間が乱れると学級はまず間違いなく崩れる』と少し強い表現も用いられていました。私自身小学生の頃、給食の時間の乱れからクラスのまとまりが失われ、学級がどんどん崩れていくのを経験したことがあったため、給食指導の大切さをひしひしと感じることが出来ました。

 ふたつめは、「清掃指導」です。学級が崩れ始める時に真っ先に兆候が表れるポイントだそうです。また、清掃については、給食と同じくらい重要な場面ですが、決して楽しいものではないため、「効率性」と「公平性」が大切になってきます。

 また、清掃時の動きに不徹底から、トラブルが起こり始め、成績中位層から急激に成績が落ち始めるそうです。清掃に不備が起こると、子ども達の「ちゃんとやろう精神」をそぎ落としてしまうからだそうです。清掃を行うことは、あたりまえで、当然なことという認識を持ち、淡々と確実に行うことが必要になってくる。

 私は、今回の発表で、今まで参考にさせて頂いた『学級経営10の原理100の原則』を読み終えました。また、今回の発表の前に、「100の原則」をすべて並べ一覧にしてから研究をしました。全体を見渡してみると、「10の原理」を基にして「100の原則」が成り立っており、その中には、先生がどのような学級にしたいかという意思が込めれれているように感じました。

 ここから、この本を基盤とし、他の文献からも学ばせて頂きながら、自分なりの学級経営について研究を進めていきたいです。(石川)

6月20日第2期生ゼミでの発表(百瀬)

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 6月20日のゼミで2回目の発表をしました。今回は田中博史さんの『子どもが変わる接し方 9割の先生が気づいていない学級づくりの秘訣』を読ませて頂きました。その中で大きくわけて3つについて注目しまとめ、発表しました。

1、教師の仕掛け
 教師は仕掛けて待って子どもが動き出したら背中を少し押す、すなわち子どもが変わる最初の一歩を作るということが仕掛けるということ。仕掛けの具体的なこととして、子どもが自分で考える場をつくること、初めは具体的ではなくあいまいな指示を出すこと。子どもが作ったルールでクラスを動かすこと。

2、子どもを見る
 各教科で授業をする時教材研究をするように、学級指導をするためには子ども研究をすること。子どものその場の姿の『点』だけではなく、前後の時間の流れや人間関係をふまえた姿の『面』を見ること。見て、それを子どもに伝え、子どもに「私のことを気にかけてくれている」と思ってもらう。

3、褒める 叱る
 褒める時は何でも褒めるのではなく、「この子をこう褒めたら教室がこう変わっていくから全体で褒めよう」と、教室全体への影響も考える。叱ることに基準を決める。クラス全体の前で叱るのか個人的に叱るのか、叱り方の使い分けをする。

 田中先生が実践された例として、クラスの子に誕生日プレゼントとしてその子が真ん中に写った写真と花束をプレゼントすることや、全員が先生の隣になるように写真を撮ること、保護者の方との連携などが挙げられていてとてもわかりやすく「こうすればこうなるのか」という発見や、私自身今まで全くなかったアイディアがたくさん書かれていてとても勉強になりました。

 子どもとの接し方は知っていれば知っているほど、場面場面に応じて接することができると思います。教師の働きかけが子どもをどう活かしどう変化させていくのか、私の学びたいことが学べ少し視野が広がっていったように思います。

 まだまだですが、これからも様々な方の子どもへの接し方や働きかけを参考に自分の考えや視野を広げていきたいと思います。(百瀬)

6月20日第2期生ゼミでの発表(寺坂)

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 6月20日、第2回目の発表をしました。前回の発表で、学級をチームにする具体的な手段についての質問に答えることができなかったので、今回はそこに焦点を当て、ステーション授業とクラス会議について発表しました。

 自分ではステーション授業について、理解しているつもりでしたが、うまく伝えることができませんでした。うまく伝えることが出来ないこと=自分でもしっかり理解できていないということだと思うので、次回までに自分に落とし込み自分の言葉で、伝えることができるようにしたいと思います。

 質問では、吉田くんから「今後の研究について」と牧野さんから「学級作りと良い授業、どちらを優先するのか」という2つをいただきました。

 今後の研究については、赤坂先生の学級経営の深い部分に踏み込みたいと考えています。特に、クラス会議は自分にとてもしっくりときたシステムなので、深掘りしていきたいと思います。

 優先すべき順番については、教師が学級作りに自信があれば学級作りから、授業に自信があれば授業からというように、教師一人ひとり異なるのかなと思います。しかし、「良い学級だから、良い授業がある」というのも納得いくし、「良い授業だから、良い学級がある」というのも、納得がいきます。これは、また本を読み考えていきたい内容です。(寺坂)

6月18日授業深掘りセミナーに参加して(山口)

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 先日は授業深掘りセミナーに参加させていただきました。今回佐藤先生の社会と玉置先生の算数ということで、どちらかでも生徒役になれないかなと思っていたら、なんと両方で生徒役をやらせてもらいました。後で書くのですが今回のセミナーでは先生方から学ぶことよりも自分自身から学ぶことが大きかった気がします。

 佐藤先生の社会では答えを出すことができない問題に対して、客観的に考えることと主観的に考えることの難しさを感じ取りました。時間配分の問題であったり、道徳的な働きかけがあったり様々な工夫がいたるところに感じることができ、社会を「知る」、「分かる」、「考える」が重要な流れになることが分かりました。見え隠れした電車道も面白かったです。

 玉置先生の算数では、先ほど述べたように自分自身から学びました。私自身は小学生になったつもりで授業を受けていたのですが、実際は中学生でした。簡単に言えば生徒役は単に授業を受けていればいいのではなく、なりきらなければならないということです。あんなぶっ飛んだ小学生はおそらく40人クラスに一人いればいいでしょう。しかし生徒役の私の表情の変化を全く見逃さなかった玉置先生の気配りは本当に素晴らしかったです。

 課題を見た瞬間に、絶対嫌だと声に出していなくても顔に出していた私の解けたときの目が変わった瞬間を見逃さなかったのはやはり授業者の腕なんだなと感じました。玉置先生は人相学を心得ているようです。
 

 また深掘りの中で、玉置先生のストライクゾーンはとても広い。子どもが投げたボールをショートバウンドでも暴投でもなんでも全力でキャッチしてくれる。これには本当に自分自身が体感して納得しました。

 私自身の教員採用試験が刻々と近づいてくるなか、面接や場面指導に応用できそうな素材ばかりで毎回とても勉強になります。また次回は今回の失敗を生かして参加していきたいと思います。(準ゼミ生山口)
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6月18日授業深掘りセミナーに参加して(末松)

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6月18日(土)に、第4回授業深掘りセミナーに参加させていただきました。
今回は社会科の佐藤正寿先生と玉置先生でした。

今回も学ぶことが多くありました。
そのなかでも特に、深掘りでも先生方がお話しされていましたが、「子どもの気持ちを聴く」ということがポイントだったと思います。

今回の佐藤先生の授業では、「資料を読んでどんなことが起きているか?」「資料からどんなことを思ったか?」と発問を、玉置先生の授業では問題を提示した後に「問題を見てどう思った?」と発問をされていました。

授業ではどうしても、知識・理解や技能に偏りがちになり、それが難しい子どもたちがいます。しかし、気持ちというのはその子が感じたそのままであり、資料を読み解く力や計算力がなくても、気持ちを伝えることはできます。そして、子どもの気持ちを聴くことで、次への方向づけをしたり、他の子への課題解決ヒントになったりします。

気持ちを聴く、何気ないことかもしれませんが、それによって、自分の気持ちを伝えられたという授業参加の思いやその後の授業の進行に関わってくるのではないかと思いました。

私も授業の形式や子どもの様子を見て、「子どもの気持ちを聴く」ということを授業で取り入れられる教師になりたいと思いました。(末松)

6月18日授業深掘りセミナーに参加して(吉田)

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 6月18日に深堀セミナーに参加させていただきました。

 今回は佐藤先生の社会科の授業と玉置先生の算数の授業を拝見させていただき、多くのことを勉強させていただきました。その中から2つ書かせていただきたいと思います。

 1つ目は「子供の感情」です。
 今回のセミナーでは、どちらの先生も子どもの思いを聞き、理解をしたうえで、授業を始められました。「なぜだろう」と拝見しながら考えていると、先生型の言葉の中に「子供の立場になって考える、聞く」というキーワードがあると感じました。教材、声掛け1つ1つに無駄のない心遣いがあるのだと思います。

 子供の発言の行間を読み、止めて確認する、またより深める技術
 本時の課題を身近に感じる工夫、
 何よりこの教科を好きになってもらいたいと思う熱意。

 まだまだ私には足りないと考えさせられました。子供の感情を表情やしぐさ、発言などにこだわって、少しでも気付ける先生に近づきたいと思います。

 2つ目は「つなぎ言葉」です。
 玉置先生がこの言葉をおっしゃっておられました。玉置先生も佐藤先生も子どもの発言の後に必ずコメントを話されました。このことによって、発言に対して価値づけをするということ、考えがあれば、何を言っても大丈夫という安心感が生まれること、それが授業に生きているのだということを学ばせていただきました。教育実習などで実践していい授業を作れるよう心掛けたいです。

 最後に有田和正先生のDVDを見せていただきました。初めて拝見させていただき、こういう方を先生として目指さないといけないと強く感じました。まだまだ課題が山積みな私ですが、志を高く持って物事に取り組みたいと思います。ありがとうございました。(吉田)

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