【20160804講演】教育ICT推進セミナーin長岡

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 8月4日は、新潟県長岡市で開催された「教育ICT推進セミナー in 長岡」で講演をしました。

 「学校を元気にする真の校務システムの活用」と題して40分間。平成10年度からの校務支援システム開発開始エピソードから学校変化の数々を笑ってもらいながら紹介しました。

 セミナー最後に、鷲尾健仁先生と対談をしました。20分間。ICT環境整備における市の組織の在り方をテーマとしました。

 びっくりしたのは、総合司会役がペッパー君だったことです。タイミングよく司会をするペッパー君に驚いてばかりいました。

ライバルは1964年(渡部)

「ライバルは1964年」

私はこの言葉を電車の中で見つけ、一瞬何の広告だろうと思いました。
1964年…
気付いた方も多いと思います。
東京オリンピックの年です。
広告にはライバルは1964年という言葉と一緒に当時の人々の写真がたくさん載せられていました。

そして、そこにあった言葉は
「あの頃の日本人に、笑顔で負けるな。
見る夢の大きさで負けるな。
人を思いやる気持ちで負けるな。
くらしの豊かさだけじゃなく、こころの豊かさでも、ぜったい負けるな。
ライバルは1964。
2020年に向け、日本を考えよう」

オリンピックではメダルの数や結果に注目しがちだと思います。
もちろん、日本代表の選手がたくさん活躍し、メダルを獲得したり記録を更新することは多くの人に夢や希望を与えると思います。
しかし、オリンピックが自分の国で開催されるということはもっともっと多くの人に夢や希望を与えられるのかもしれないと思いました。
オリンピックという空気を肌で感じることができる、憧れの選手を生で見ることができる、世界中の人に日本のよさを知ってもらえる…

オリンピックが開幕し、私も日本代表選手の活躍を楽しみにしています。
そして、今テレビで見ているオリンピックが4年後日本で開催されると思うと今からとてもわくわくします。(渡部)
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【20160802講演】京都府総合教育センター中学校数学講座

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 8月2日(火)は、京都府総合教育センターで開催された「中学校数学講座」で講師を務めました。

 午前・午後という終日の講座でしたので、午前は、私の数学授業づくりの根底においていることをじっくり伝えました。午後は、依頼があったICT活用による数学授業の実際を紹介、教材研究の楽しさ、深め方などを体験してもらいました。

 帰路で出会った数人の受講の方から、「とても良い講座でした」「ぜひ2学期からやってみます」など、嬉しい言葉をいただきました。終日、頑張った甲斐がありました。

頑張るぞ!(牧野紘)

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最近では、周りの方の応援が頑張る糧になっています。

家族、大学の先生、友達、先輩、バイト先の生徒たち、などなど。

自分の夢を叶えるために頑張るのはもちろんですが、応援してくれる周りの人のためにも良い結果を残したいなと、日々感じています。

2次試験まで、あと一週間がんばります。(牧野紘)

*写真は、家の台所にあるホワイトボードです。私が知らないうちに書いてありました。

【20160801講演】島根県益田市管理職セミナー

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 6時間かけて、前日(7月31日)から益田入り。8月1日は、午前9時20分から12時まで、校長、教頭、主幹が集まられた会場での管理職セミナー講師を務めました。

 演題は「玉置流 ・学力が高まる学校づくりの方策」。私の教頭、校長時代の学校経営について具体例を基に1時間30分話しました。

 その後、私の講演をもとに、グループごとに学んだこと、次の一手について話し合いがなされました。

 「とてもエネルギーがわきました」など、嬉しい感想をたくさんいただけ、ほっとして帰ってきました。

納涼祭(牧野紘)

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先日、サークル活動の一環で、毎年ボランティアとして参加している納涼祭がありました。私は四年生なので、大学生活最後の納涼祭でした。

活動としては、水風船つりのコーナーを受け持ったり、ビンゴの補助などをしました。
最後には、毎年披露している火舞いを行いました。
とても暑かったですが、子どもたちや、地域の方と触れ合うことができ、とても楽しかったです!!

また、この納涼祭が行われる地区の活動は、年に何回かあり、続けて参加することができます。
私は大学一年生のころから参加しているので、子どもも私のことを覚えてくれますし、子どもの成長をじかに感じることができます。
今回は納涼祭でしたので、いつもの子ども会とは違い、中学生の子も遊びに来ていました。
私が一年生のころ、子ども会で一緒に遊んでいた小六の子が、今では中学三年生となっていました。
久しぶりに再会しても、声をかけてくれ、中学の話も聞くことができ、とても嬉しかったです。

久しぶりに活動に参加し、子どもたちと触れ合うことで、子どもが好きだなと改めて思いました。
また、やっぱり自分は教師になりたい、と強く思いました。
今は採用試験最中で、あまり活動に参加できていませんが、落ち着いたらたくさん参加したいです。(牧野紘)

第4回フレンドシップ活動(堀江)

8月6日(土)、第4回フレンドシップ活動がありました。今までの活動とは違い、第4回では、デイキャンプとして、夜8時まで活動を行いました。

午前の企画として、水風船を使ったレクを行いました。炎天下の中での企画だったため、水分補給の時間をしっかり取ったり、水まきをするなどして、工夫をしました。
企画中の子どもの顔は本当にキラキラしていて、楽しんでいる様子が分かりました。

午後からは、いくつかの遊びのブースをつくり、班ごとでブースめぐりをしました。たくさんの物作りのブースがあり、中でも、保冷剤の中身を使った「消臭剤づくり」がとても印象的であり、子どもたちは楽しそうに作っていました。

ブースめぐりのあとは、夜ご飯として、カレーを食べ、外でキャンプファイアーを行いました。キャンプファイアーでは、火の周りを囲って、全員でダンスを踊りました。

1日が長く、自分自身もかなり疲れきっていましたが、帰り際に、いつもおとなしく自分の気持ちをなかなか言えない子が、「あー。楽しかった。」とボソっと言っていたのを聞いて、心からそう思ってくれているような気がして、大変嬉しかったです。それとともに、一気に疲れも吹き飛んでいきました。

大学生のうちから、こんなにも子どもと関われるなんて、なかなかないと思うので、一つ一つの活動を大切に、残りの活動も一生懸命取り組んでいきたいと思います。(堀江)
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7月25日第2期生ゼミ記録(石川)

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 7月25日(月)前期最後のゼミを行いました。今回の発表者は、百瀬さん、吉田さんの2名でした。

 1人目の百瀬さんは、安心感を与える教師の働きかけをテーマとして、中村健一先生の著書を参考に発表していました。学級つくりの基盤として「安心感」が大切ということを中心に「1.お笑いで安心感」「2.フォローで安心感」「3.厳しく叱るで安心感」の3つのキワードについて発表していました。百瀬さんは、発表の中で中村先生が実践しているネタをいくつか紹介してくれました。

 中でも教育実習前の私たちの中で盛り上がったのは「あいうえお作文」です。早く自分の名前を覚えてもらうために、ぜひこの機会に考えてみようと、2期生全員で考えました。「ライオンも倒せる」や「キラキラ笑顔」など、子どもが食いつくようなフレーズを入れることで、自己紹介後のコミュニケーションに繋がることなど、体験的に学ぶことが出来ました。

 私自身、学級つくりについて研究をしていますが「安心感」という子どもの「こころ」に働きかけるという、人間関係をつくる上で当たり前のことに目を向けられていなかったように感じました。先ほどの「あいうえお作文」の他にも、たくさんの実践的な関わり方を学ぶことが出来ました。教育実習にてその中の1つでも実践したいです。

 2人目の吉田さんは、前回に引き続き、探求学習について、小笠原豊先生の実践から発表していました。前回の「理科教育が目指す子どもの姿を実現するには探求学習が必要」という内容から発展して「なぜ探求学習なのか」という所に注目していました。

 探求学習とは、子どもの疑問からスタートする勉強であり、現象と子どもが対話することによって、学ぶ必然性が発生し、自発的に学習を進めていく学習であり、授業が「子ども」「教師」「教材」から成り立つのに対し、探求学習は「子ども」「教師」「教材」『強い問題意識』から成り立つと発表していました。

 また、それを踏まえた上で、小笠原先生の探求学習への考えをDVDで見せてくれました。大学生の私たちでもクスッと笑ってしまうような工夫やアイデア、そして何よりも子ども達に感動を渡したい、心に残ることがしたいという想いが伝わって来ました。

 吉田さんは、最後に京都で開かれる小笠原先生の講演会に参加することを話していまし た。以前から思っていたのですが、吉田さんの研究への想い、熱意は2期生の中で1番だろうと思う瞬間がいくつもあります。(もちろん私を含みほかの2期生も負けてはいませんが…)「大人数のゼミだからこそできることがある」と玉置先生も話されるように、こんなにも周りに競い合い、高め合える仲間がいることはとても幸せなことだと思います。せっかくの大人数のゼミです。見習えるところはしっかりと見習っていきたいと改めて思いました。(石川)

1期生教採1次、全員合格!

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 発表が一番遅かった愛知県の教員採用試験の1次結果もわかりました。

 おかげさまで、12名全員が1次試験は合格しました。

 大所帯ゼミを生かし、互いに刺激し合い、しっかり準備をして臨んだ成果だと思います。

 2次に向けて(すでにある県は終了)、最後の詰めをしています。

「いのちの副教材を活用した模擬授業」セミナーに参加して(井上)

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先日『「いのちの副教材」模擬授業セミナー』へ参加させていただきました。セミナーは、「いのちの授業」とは何かという話から始まり、「いのちの授業」を実践した模擬授業が行われました。この「いのちの授業」とは、小児がんを知ることを通していのちの大切さを学校で子ども達が考える授業のことです。「いのちの授業」の説明を拝聴し、実際に模擬授業を拝見させていただく中で、いのちの大切さを考えたり、授業を行っていくことについて学んだりすることができました。

 まず、「いのちの授業」の話をお聞きして印象的だった二点についてまとめます。一点目は、小児がんを知ることから始まるという点です。小児がんは子どもががんと闘うことであるため、大人はもちろん子どもも自分の人生経験と照らし合わせられます。したがって、誰もが経験したことのない死を少しでも近くに感じながら、いのちについて考えることができるのではないかと思います。

 二つ目は、死を認知するということです。私自身、これまでに“命は大切”という発想はあっても“死を認知することは大切”という考えを持ったことはありませんでした。後者の考えも命を大切にするというメッセージにつながる点では前者の発想と同じですが、人に与える印象は大きく異なります。それは後者の場合、死という概念に含まれる不安感や恐怖感が考える者をより真剣にさせるためだと思います。つまり、死を認知することを逆にとらえると、いのちの尊さを感じるということになります。

 以上の二点に共通することは、より現実味を感じながらリアルにいのちについて考えられるということだと思いました。まとめると「いのちの授業」では、いのちの話題を敢えて特別なものにせず、現実味を帯びたものとして扱うことでよりいのちについて真剣に考えられるということが分かりました。

 では、上述したことを実際に子ども達と考えていくためにはどのようにしたら良いのでしょうか。それは玉置先生が行ってくださった模擬授業の中で学ぶことができました。学んだ中で最も感銘を受けたのは、子ども達の言葉を重ねるということです。これは子ども達の思ったことや考えたことを繋げていく中で、次に考えることの手掛かりを出したり、子ども達なりの考えの答えに近づいていったりするというものです。つい、子どもが言ったことに言葉を付け加えてしまう指導や、自分の思う答えや道理に照らして導こうとしてしまう指導を行いがちですが、そうではなく子ども達の言葉をもとに進めていくことが重要であると分かりました。
 
 以上のように、「いのちの授業」とは子ども達が現実味を感じながらいのちについて真剣に考えられるものであり、そこでは子どもの言葉を重ねていくことが重要であると学びました。このような「いのちの授業」を知れたことは、私自身がいのちについて考えるきっかけとなりました。さらに、ここから子ども達と学校でいのちについて考えることへ広げていきます。この様な貴重な学びの場に参加させていただき本当にありがとうございました。(準ゼミ生・井上)

「いのちの副教材を活用した模擬授業」セミナーに参加して(石川)

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7月9日(土)に私は、「いのちの副教材を活用した模擬授業」セミナーに参加させて頂きました。教育実習前に道徳について学ばせて頂き、とても貴重な体験になりました。

まずはじめに、セミナーの主催者の鈴木中人さんから「公教育で死を教える」事についてお話がありました。
このお話では、死を教えることについて、まずは子どもが死についてどれほどの認識を持っているのか。という所から学びが始まりました。鈴木さん曰く、小学校低学年は死を「情感」でとらえており、高学年になるにつれて「概念」や「いのちの心理」について認識をもっていくそうです。つまり、10歳以上から、子どもなりに「感じること」「意味づけ」が出来るようになるということでした。

では、実際にどのようにして子どもに死について「情感」を持たせそこから「意味づけ」をするのか、3つのポイントが挙げられていました。

1つめは、子ども自身の「気づき」を導き、心に届けること。
2つめは、子ども達の「生活の場」で考えさせること。
3つめは、自分の言葉で、自分の思いを伝えること。

正直な所、私はこの3つのポイントを聞いたとき、どれもそう簡単には達成できないような内容だと思いました。どうしても「死を教える」事についてのイメージがつかめませんでした。

鈴木さんのお話の後に、玉置先生による「いのちの授業(模擬授業)」がありました。
模擬授業は「今日はたくさん考えて心に汗をかきましょう」という言葉から始まりました。模擬授業は、私達が思ったことや、感じたことを中心として進んでいきました。また、繋ぎ言葉による価値づけや、意図的指名の方法など、細かく解説をして頂きました。実習前に多くの技術を教えて頂き本当にためになりました。

そして最後に、「言葉を重ねることが大切」「先生はどうしてもいい話をしようとしてしまう」「先生はあくまでも"きっかけ"」と話されました。私はその言葉を聞いたときに、フッとモヤモヤが晴れたような気がしました。どこか自分の思い描いているゴールに近づけようと思っている自分がいました。まだまだ技術不足ではありますが、まずは自分の言葉で思いを伝えていこうと思います。

このセミナーに参加して、私自身が「小児がん」や「いのち」について真剣に向き合うことが出来ました。教育実習の前にこのような機会を与えて下さり、本当に良かったと思います。ありがとうございました。

7月25日第2期生ゼミでの発表(吉田)

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7月25日のゼミで三回目の発表をさせていただきました。
今回も小笠原先生の実践されていた探求学習を参考にさせていただきました。

〜探求学習〜
子どもの疑問からスタートする勉強である。
先日のゼミで出てきた「主体的で対話のある深い学び」という視点で見ると、「子供と現象が対話する」ことから始まるのが理科の探求学習であり、対話があるから学びが深まり始めるということを提示。そこから考えることで探求学習の意義を見出せるという説明をしました。

〜先生の考えと工夫〜
まず教科に対する気持ちが必要であること、子供を引き付ける方法(必然性のある話をする、目的があっての教材の扱い方、道具の使い方など)を事細かに話しました。

〜理科らしく実験もしてみました。〜
振子の実験を教師実験として見せ、「ふり幅」、「重さ」が同じ条件にし、二つの振子を振ったときに同じ速さで振子が動かないことを子供の疑問として、「なんでこうなったんだろう」という感覚を聞いているみんなに感じてもらおうとしました。答えを後から離すと声が上がり、こっちまで嬉しくなりました。

今回はしっかりと発表ができました。前回の発表の記事で「本との対話ができていなかった」という表現を書き、学びの低さを感じ、取り組んだ結果が今回だと思います。

しかし、私は本当にまだまだ未熟者であると感じます。
今回しっかりできたということはその力はもともとあるということであり、それを常に出せないというのは自分の弱さです。
人前で緊張してなかなか周りが見ることができていないこと
話のプロになる人として時間を守れなかったこと
情報の取捨選択をし、明確に伝えられなかったこと
課題ばかりですね(笑)
最初からなんでもできる人はいませんし、このような機会があったから気付くことができ、次に進めるのだと思うと「伸びしろのあり、この先の人生も楽しいだろうな」と感じます。

実習が始まることもあり、少し自分の研究はストップしてしまいますが、私を大きくしてくださった「本で出会った多くの方」に感謝を伝えたいと思います。

ありがとうございました。(吉田)

7月25日1期生ゼミ記録(松井)

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ゼミ生全員が一次試験を終えての集合となった前期最後のゼミ。私は時間ギリギリに到着したのですが、教室では試験の問題や面接の質問内容でみんなが盛り上がっていました。教室に入る前に「沈んだ空気だったらどうしよう…」とも一瞬思ったので明るい雰囲気でゼミが始められてよかったです。

玉置先生と一次試験の内容を振り返り、二次試験に向けての最終確認。どの自治体も個人面接があるので、自分の思いを語れるようにまた1ヶ月精進していきたいと思います。

前期のゼミでは採用試験の問題から様々な教育課題について考え、理解を深めることができました。玉置先生がよく仰るように、人数が多いゼミだからこそ様々な考え方を知ることができたと思います。全員が一次試験を突破していることを願い、全員合格に向けてまた勉強に励んでいきます。(松井)
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【20160729】教育ICTフォーラム2016 in 札幌

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 7月29日、札幌にある京王プラザホテルでの「教育ICTフォーラム2016 in 札幌」に講演とパネルディスカッションに登壇しました。

 演題は、「チームとしての学校の在り方と学校経営マネジメント」。校務支援システムのc4thや、スクールwebアシスト、学校評価アシストによる学校変化、変化をもたらすためのマネジメントについて話しました。

 パネルディスカッションは、札幌市立発寒小校長の新保先生の名コーディネート。100分間。パネリストは、水谷先生と千歳の中学校主幹の大西先生、道教委の手塚さん。私は助言者という立場でしたが、途中に何度か質問なり意見を言わせていただきました。

 パネルのまとめ役でもありましたので、パネルテーマ「チーム学校と学校マネジメント」に合わせて、「つながり力を高める。そのためにはミドルリーダーの存在、同僚性、課題解決能力(課題を自分事にする)」の三つのフレーズでまとめました。

 北海道で二日間にわたる講演ができるとは夢にも思いませんでした。貴重な体験でした。

高校野球(寺坂)

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私は今、大学の部活でバレーボールをやっていますが、中学校までは野球部に所属していました。そのため、毎夏甲子園を非常に楽しみにしています。

そんな私が、岐阜で一人暮らしを始めて3年目にしてようやく、高校野球岐阜県大会決勝 中京高校×大垣日大高校の試合を見てきました。高校野球は試合の内容と同じくらい、応援に目がいきますね。野球部員が応援を引っ張り、ブラスバンドが勢いをつけ、チアリーダーが華を添えて、生徒と保護者が必死でメガホンを叩く。とても好きなシーンで私も手拍子をしながら試合を見てました。

結果は、3-2で中京高校が大垣日大高校の追撃を振り切り、甲子園の切符を勝ち取りました。両校とも、エラーが少なくとても引き締まった好ゲームでした。是非中京高校には甲子園を盛り上げて欲しいと思います。(寺坂)

7月25日第2期生ゼミでの発表(百瀬)

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7月25日のゼミで3回目の発表をしました。今回は中村健一さんの『教室に笑顔があふれる中村健一の安心感を与える学級づくり』を読ませて頂きました。本に書いてある内容を中村先生が講演されているDVDも見させて頂きました。

本、DVDの中には今すぐ使えるような、子どもたちの興味を引き笑顔にさせるネタがたくさん書かれていて、とても勉強になりました。自分にもぜひ取り入れていきたいです。その中のいくつかをゼミ生をと一緒にやってみました。3つ紹介します。
(1)初日で心をつかむためのネタ
名前であいうえお作文を作り自己紹介
(2)子ども同士の距離を縮めるネタ
2人1組でハイタッチをする
全部のペアで息を合わせてパチンの音が合わさるようにする(学級の一体感)
目をつぶってハイタッチをする
(3)失敗が怖くなくなるネタ
1分間お題に沿って絵を描く(今回のお題はお相撲さん)
1分経ったら近くの人と見せ合う
→他の例として、後出しジャンケンも挙げられる

私が実践したネタは今回3つだけでしたが、他にもたくさんのネタがあり、それぞれにはただ楽しむのではなく意図があり、私もこんなちょっとした工夫で子どもを楽しませることが出来る教師になりたいと思いました。


教室を安心できる場にするのが学級づくりのコツであり、中村先生は「お笑い」「フォロー」「厳しく叱る」の三観点を重視されていました。以下、三観点についてまとめます。

「お笑い」で安心感
子どもたち同士距離が遠く、遠慮がちで周りを伺っている、クラスメートが同じ教室にいるだけの人きなっている。そんな教室は「不安」が多い教室といえる。そこで、不安を取り除くためにお笑いがある。
お笑いは「フリ」「オチ」「フォロー」から成り立ち、フリとフォローを教師がすればオチは子どもが担当することになり、自然と笑いになるし、誰もが面白い先生になれる。
上記の実践した例のハイタッチネタで見てみると、
フリ︰ハイタッチをしよう。ー目をつぶってハイタッチをしよう。
オチ︰成功する。ースカッとなる。(失敗する)
フォロー︰一体感が生まれたね。ーさっきはできたのにね。
と、オチでは子どもたちに笑顔が浮かぶため、これがお笑いとなる。

私は自分がおもしろい先生になれる自信がなく、ゼミ生のほとんどの人も同じ思いでした。それは、オチがおもしろいからおもしろい先生と思っていたからです。しかし、オチを子どもが担当すると知り、自分は子どもたちが楽しめる工夫をし、その工夫に対して一言添えればおもしろくなれることが分かり、自分もおもしろい先生になりたい!と思えるようになりました。


「フォロー」で安心感
フォローの基本は認めること、褒めることであり、発想を褒めること、過程を褒めること、間違えを褒めること、成長を褒めることが挙げられる。

教師のフォローがあることで間違えを直した子に自信がついたり、自分のとった行動に自信がつくと思いました。教師が何か指示しっぱなしではなく、それに応えた子どもをきちんと認め、褒めていく事は教師の役目としてとても重要だと感じました。


「厳しく叱る」で安心感
お笑い、フォローだけであると、ただのおもしろい先生でヘラヘラして見えて不安。いざという時に叱って自分を守ってくれる安心感も必要。また、叱ることで褒めることもできる。

叱ることについては、前回発表した田中先生にも共通して言えることがあり、叱るにはいつ何について誰をしかるのかが大切だということがよくわかりました。叱り方のポイントで迫力を持ってしかる技術の中に、名前を呼ぶとありました。名前を呼ばれてビクッと意識づけされることで、その子はなぜ呼ばれたか考え、修正していくそうです。何でもしかるのではなく、このような気づかせ方もあることを学びました。教師として指導者である以上、叱ることも大切だと感じました。


今回も様々な実践的な子供との関わり方の技やネタを学びました。前期で3つの本を参考に自分の学びを深めていきました。私の読んだ本はどれも意識すれば子どもとの関わり方接し方が変われるものであり、それらを自分のものにするために、再度確認し直していきたいです。そして、まずは実習で学んだことを実践していきたいです。特に、褒める叱る事は日常でも多くあると思うので、きちんと意識づけていきたいです。(百瀬)


【20160728】苫小牧市で「教育の情報化」講演

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 7月28日(木)、北海道苫小牧市で講演をしました。「教育の情報化による 元気な学校づくり」と題して、小牧中学校教頭時代に始めた職員室ネットワーク化で、学校がどのように変化をしたのかをしっかり伝えました。

 また、小牧市と同システムが入っている地区があるので、校務の情報化を推進する管理職の在り方を体験を踏まえて強調しました。

 講演後は、2つのモデル校から実践報告を受け、その実践の価値づけをさせていただきました。

 あいにく天候が悪かったこともありますが、気温は20度、さすが北海道でした。その日に札幌に移動しましたので、時計台を撮影してきました。(下写真)
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7月18日第2期生ゼミでの発表(石川)

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7月18日は私が発表する日でした。
私は、家本芳郎先生の『掃除サボりの教育学 たかが掃除されど掃除』という本を基に「清掃指導を通じた学級つくり」について発表しました。
前回では、「100の原理」について発表をしました。今回はその中で、「一に給食、二に清掃…」という先生がいるほど、この二つは指導の王道。という所に注目してみました。

掃除指導には、大きな二本柱があります。
1.何が問題なのかをじっくり調べる。
2.どう解決したらよいのか工夫を重ねる。
本書ではこの二つを1章、2章に分けて綴られていました。

まずは、1章からです。
1章は掃除サボリの実態について書かれていました。その中で特に驚いたのは、ほぼ100%の児童生徒が掃除をサボったことがあり、サボリの日常化から子ども同士の相互規制がなされていないという所です。家本先生は、ここに今日の子ども達の様々な問題が集中していると書かれていました。その問題について、その中の4つを紹介します。

○学校への愛の欠如
◎掃除よりも大切な塾
○掃除の仕方が分からない
○貧乏な学校掃除

また、「◎掃除よりも大切な塾」については、実際に家本先生が経験したという事例を基に、話し合いを行いました。なるべく特別扱いしないように対応する意見が多く、どちらかというと、児童生徒や、その教育ママの主張に負けてしまい、結果的には認めてしまう意見が多く見られました。あまり話し合いに時間を割くことが出来ず、最終的な結論が出る前に次へ進んでしまいましたが、とても良い話し合いが出来たと思っています。

次の2章では、1章からの子どもの実態に対して、どのように指導をしたらいいのかを、実践例を基に書かれていました。ここでは時間の都合上、2つの文学作品(『カーチャ』『便所掃除』)のみを紹介しました。

私が今回発表するにあたって、一番はじめに、本書のあとがきを紹介しました。(以下あとがき抜粋)

「子どもが変わってきたのである。だから、万事、この変化に対応した変化が求められているのである。本書は、掃除サボリという針の穴から、今日の子どもの発達状況、子どもをめぐる教育状況、そのことから導き出される指導課題をのぞいてみた。」

私は、本書を読み終え、あとがきを読んだ際に、前回まで発表をしていた堀先生の言葉と似ているな、と思いました。社会の流れとともに変わっていく子どもの状況やそれに応じて変化を求められている教員。ゼミの最後に玉置先生もおっしゃっていましたが「学級経営や学級つくりを突き詰めていくと根本にあるものはそんなに多くないかもしれない」という一部を見つけられたように感じました。そのため、一番はじめに紹介させて頂きました。

また、私は今回で前期の発表を終えました。ここからは教育実習に集中して、後期からも前期以上に研究を進められるように成長してきたいと思います!(石川)

【20160727講演】羽島市ホープ教員サマー研修

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 7月27日(水)、羽島市教育委員会の依頼を受けて「羽島市ホープ教員サマー研修」で講演をしました。

 演題は「若い教師が身に付けておくと良い授業の技」。まさに参加者は若い先生方ばかりですので、明日からの授業に生きる技術を丁寧に、技術を支える理念も含めて説明しました。初めての岐阜県内の先生方への講演でした。

博物館実習(末松)

私は、8月2日(火)より、岐阜市歴史博物館で博物館実習をしています。

この実習では、普段は見られない博物館の裏側や学芸員の仕事、展示品の取り扱いなどを学びます。

博物館と学校は、一見関わりないのではと思うかもしれませんが、博学連携といって博物館と学校とか連携をして、子どもによりよい学びを提供しようという取り組みがあります。岐阜市歴史博物館でも、岐阜市内の小中学校と連絡を取り合い、博物館で授業に関わる展示をし、博物館を積極的に利用したり、出前授業を学芸員が行ったりしているそうです。

教師として、博物館についての知識を持っていると役に立つこともあると思います。また、博学連携の大切さを学んだので、子どもに教科書よりも深い学びや、見て・触れて・感じる体験を提供できるように、博物館と連携を積極的にとっていく意識をもっていきたいです。


教員採用試験で忙しい時期に、実習は大変ですが、教育現場でも生かすことのできる知識や学校・博物館・地域の関わりなどを学んでいきたいと思います。(末松)

※下の写真は、総合展示室で体験できる浮世絵です。岐阜市歴史博物館に訪れた際には、ぜひやってみてください。
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