11月2日渡部さんの授業づくり記録(中田啓)

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11月2日(水)のゼミでは渡部さんと大澤さんが模擬授業をしてくれました。私は渡部さんの模擬授業について学んだことを書きたいと思います。

渡部さんの授業は小6国語「たのしみは」という短歌の授業をしてくれました。

良かった点一つ目は導入のテンポがとても良いということです。導入で前回の授業の復習を行いましたが、はじめに「前回のノートを見てみて。」とさりげなく言っていて、子どもたちが前回の内容を確認できるように促していました。そして一人ひとりテンポよく指名し、それもあって子ども役の私たちも楽しくなり、ついついのってしまっていました。

また、渡部さんの表情が笑顔だということもあり、楽しい雰囲気になっていました。子ども役の私たちの中で今回も役割を決めていましたが、突拍子もないことをいう役の佐藤君の発言も他の子に「どういう意味?」と、振って上手に対応していました。

二つ目は子どもへの目線や対応についてです。児童の様子をよく見ていて、「目を閉じてイメージしてごらん。」といった指示の後、中田昂樹君が目を閉じたまま授業を受けていると、すぐに気づき対応していました。また、声が小さい子や自信なさげに言う子が発言した時は、端の子に「今の聞こえた?」と聞き、「教室のみんなにしっかり聞こえていたね。」と言ってあげることで子ども自身も自分の意見はしっかりみんなに届いていると安心できていました。

学びあいの中で出た意見としては、一つ目は子どもが話していたり、活動しているときに話してしまうということです。子どもに活動を与えた後で何か言いたくなってしまい、そこでついつい話してしまうということがありました。しかし、そこで話しても子どもは活動に夢中で聞けていないし、聞かせるために大声を出すのも教師の労力がかかりすぎてしまう。また、気づいた子どもがせっかくの活動をやめてしまうかもしれません。活動中はしっかり子どもたちに活動に集中させるようにするということが出ました。

二つ目は一番大切なことを子どもたちに言わせるということです。渡部さんの授業でも指導案段階では子どもに言わせようとしていたことも実際の授業では渡部さん自身で言ってしまっていました。玉置先生はもっと我慢するようにとおっしゃられていました。子どもが意見を重ねるところが我慢のしどころです。一番大切なこと子どもたちが思わず言うのが授業で、先生が言うのが講義です。授業をするのが教師の仕事なのでそこは気を付けなければいけません。

今回も多くの学びがありました。この中で一つでも多く自身の授業づくりに生かしていかないといけません。渡部さんの授業はついつい引き込まれてしまう授業で本当すごいなと思って受けていました。ゼミ生の授業には毎回勉強をさせられます。自身の授業力のなさが悔しいので、毎回の学びを生かした授業をできるように成長していきたいです。(中田啓)

11月2日授業づくりゼミ記録(渡部)

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11月2日のゼミでは私と大澤さんが模擬授業を行いました。

私の授業は小学校6年生の短歌の授業です。子どもたちが前時までの授業で短歌を作り、その短歌をさらに工夫するという内容の授業を行いました。

私が意識したことは導入のテンポをよくすることです。
中学校実習で玉置先生に授業を見ていただいたとき、「導入はもっとテンポよく進めると良い。例えば、一例立たせてどんどん言わせていっても良い。」と教えていただきました。この教えていただいたことを実行してみようと導入では意図的に指名しながら子どもたちがたくさん話せるようにしたいと思いました。

また、クイズ形式にしてみたり、短歌の中にある「はふはふ」という言葉を実際にやってみるなどしてみました。じっくりと自分の短歌について考える時間も必要ですが、最初は楽しみながら「自分の短歌も工夫してみたい」と子どもたちに感じてもらいたいと思っていました。

しかし、子どもたちに実際にやってもらったり、近くの人と交流したりした後の指示を出すタイミングが早すぎました。まだ、子どもたちが動いているときに話し出してしまいました。もっと待つことが必要でした。

待つことについては他の場面でも課題が残りました。一つは私が子どもたちの答えに飛びつきすぎてしまったことです。自分の中で子どもたちから引き出したい答えがあったため、その答えが出てくると嬉しくなって飛びついてしまったようです。実は自分では気づいていませんでした。玉置先生に指摘していただき、初めて自分が子どもたちの答えに飛びついていたということを知りました。

もう一つは私が一番大切なところを話してしまったことです。子どもたちに大切なところを話してもらいたいと思い、以前は私が話していたところを子どもたちに問いかけてみました。しかし、私の問いかけが漠然としていたため、子どもたちを悩ませてしまいました。問いかけてみたはいいものの、答えてもらうことができず、一気に焦ってしまい私が話をしてしまいました。

玉置先生にはもっと待たないといけないと言われました。あと少し待ったら子どもたちから出てきたかもしれないと。 この「あと少し」の難しさを感じた模擬授業となりました。

教育実習でも待つことの大切さについては感じましたが、実践することは本当に難しいです。意識しているつもりでも実践できません。だからこそ、授業をするときには一つは目標を決めて取り組めるようにしたいと思いました。意識していても自分のできていないところに気づくことは難しいです。ただ漠然と授業をしていたら振り返る観点もないと思います。目標を決めて、その目標について今回の授業はどうだったかということを振り返ることで授業を振り返る一つの観点ができると思いました。(渡部)

玉置先生による阿久比高等学校での出前授業(杉下)

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先日阿久比高校にて、玉置先生の出前講義を聞かせていただきました。

高校には、玉置先生以外にも様々な大学の先生がみえ、各教室にて模擬講義が行われました。生徒たちは興味のある大学の先生の教室に行って、それぞれ講義を受けます。自分の高校時代、このような機会はなかったため、進路選択を控えた今の時期にこのような企画をしてもらえるのは羨ましいと感じました。日々私たちが受けている玉置先生の授業に、高校生はどんな反応をするのか私も楽しみに聞かせていただきました。

先生は、教室にいる高校生を教員になりたい大学生と仮定し、教育とはどういうことかや授業技術について、実践を交えながらお話されました。

中でも、教育はビジネスかという話題に関しては、意見が分かれ、生徒たちが頭を悩ませながら主体的に考える姿が見られました。

給料をもらっているからビジネスだと言う生徒、いくら授業を頑張って生徒を国立に入れても、給料は変わらないからビジネスでないと言う生徒…

中には玉置先生のように、認められると本やDVDを出したり講演に呼ばれることもあり、稼ぐことができるため、その面ではビジネスといえるという面白い意見を言う生徒もいました。大学生でも難しい話題を真剣に考え、意見を言う生徒たちの姿を見て、とても感心しました。

先生の授業は、考えさせ、喋らせ、議論させと、出力いっぱいのこれぞアクティブラーニングという授業です。90分という普段の授業の倍近くもの長い時間でしたが、あっという間に過ぎ、高校生ものめり込んでいる様子でした。

高校生の心をも引き付ける玉置先生はすごいなと感じたとともに、阿久比の生徒は素直で一生懸命で、とっても素敵だなと思いました。高校生や先生からパワーをもらい、自分も改めて頑張ろうと思えた90分でした。(杉下)

玉置先生による阿久比高等学校での出前授業(牧野紘)

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11月10日、愛知県立阿久比高等学校にて、玉置先生の授業を見させていただきました。私たちは大学生であるのにもかかわらず、先生方はこころよく迎えてくださりました。本当にありがとうございました。

また、授業を行う教室までは、生徒が案内をしてくれたのですが、礼儀正しく、爽やかで、とても清々しい気持ちになりました。

授業は、「教師になるには」という演題でした。

玉置先生は序盤から、積極的に生徒とコミュニケーションをとり、授業は笑いの起こる、活気のある授業となり、私も生徒と一緒になって楽しませていただきました。

授業で一番印象に残っているのは、「教育はビジネスか」という投げかけから始まった議論です。当然意見は分かれるのですが、玉置先生は両方の意見をしっかり聞き、たまに生徒たちにハッパをかけ、議論を盛り上げていました。

授業は正解を求め、みんなで一つのことにたどり着く形が多いかと思いますが、今回のように意見が分かれる問いや、答えがないような問いを取り扱っても、授業が面白く、活発になると感じました。

また、授業の途中で丸つけ法を実際にやらせていただいたのですが、実際にやってみて、丸つけ法はすぐに回らない方が良い、と感じました。子どもたちに指示した後、すぐに回り始めると子どもたちはまだ書いていたり、頑張って考えている途中だったりしました。
そのために、せっかくの考える時間を私が邪魔してしまった場面もありました。

このことから私は、指示の後、少し全体の様子を見てから、丸つけ法を行いたいと考えました。

普段はあまり関わることのできない高校生と一緒に授業を受けさせていただいて、とても刺激になりました。初心にかえって、頑張ります。(牧野紘)

11月2日 大澤さんの授業づくり記録(浦)

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11月2日(水)のゼミは、渡部さんと大澤さんの模擬授業でした。
今回は、大澤さんの模擬授業から学んだことをまとめます。


【設定】
小学校4年生 国語「ごんきづね」


【良かった点】
・範読について。
物語ということで範読があったのですが、とても上手!声の大きさ、抑揚もしっかりできていて、聞きやすかったです。

・指示が分かりやすい。
1つ1つやることをはっきりと言っているため、混乱せずに行動できました。

・学習規律について。
「何ページの何行目か教えて」と、教科書から抜き出して発言する際に言っていました。この一言によって、クラスみんなの共通理解が出来るのだと思います。

・笑顔。
授業者である大澤さんが笑顔で進めていくので、こちらも意見が言いやすい雰囲気になっていました。


【学び合いから】
・国語の指導について。
子ども達に内容理解のために読ませる時には、「読むと“ごん”のことが分かるから、しっかり読むよ」と声をかけることで、見通しを持たせます。目的を持つことで、ダラダラ読むことがなくなるのだと思います。

・授業展開について。
教科書からキーワードを3つ抜き出すという場面がありました。しかし、みんなの答えを出し合うと6つ出てきました。そこから3つに絞って授業が行われたのですが、選ばれなかったキーワードについて、どうして入らなかったのかをはっきり言えなければいけない、と指導がありました。難しいと思ったのと同時に、子ども達が納得できる理由付けは確かに必要だと思いました。

・机間指導について。
音読中は教師が一緒に読むことも良いけれども、手で個別評価すると良いと教えていただきました。手で丸を作ったり、「もっと声出して」と手で合図するなどです。頑張って読んでいて、丸をもらえると嬉しいですし、ダラダラ読んでいても、それでは駄目だという合図をもらうと正すことができると思います。机間指導の工夫もしていくと、もっと子どもの力を高めることができるのだと学びました。


最後に、「今日の授業、何やったの?」と聞いた時にはっきりと子どもが答えられる授業を、と教えていただきました。
「今日何やったの?」ー「ごんぎつね」、「明日何やるの?」ー「ごんぎつね」、と題名ばかりということもあり得ます。
ですので、「今日何やったの?」ー「ごんぎつねの読み取りです」と内容まで記憶に残る授業を目指したいと思いました。


ゼミ生による模擬授業も、折り返しです。みんなの授業を見せてもらい、授業はその人らしさが出るなと思いました。楽しく、ワクワクする授業を私も目指したいと思います!(浦)

11月2日授業づくり1期生ゼミ(大澤)

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11月2日の2限目に模擬授業をやらせていただいたので、その記録を書きたいと思います。

【模擬授業の内容】
◇学年ー小学4年生
◇教科ー国語
◇単元ー「ごんぎつね」
◇時間ー3/13時間

【課題点】
・学習規律について
わたしは展開にはいってすぐに音読をする時間を設けたのですが、そのときに特に本の持ち方等の声かけを行わずにすすめてしまいました。玉置先生やゼミ生のアドバイスをうけて、「教科書を顔の前よりも少しさげると声がよく通りますよ。」と言うだけで子どもの読み方も違ってくると思いました。また、このような音読の仕方や黒板に課題を書きだしたらすぐにノートに書くといった学習規律を習慣づけることも大切だと学びました。
・音読について
わたしはただ子どもに音読をさせて終わらせてしまいましたが、音読も個別評価を取り入れたらもっと充実するのではないかということでした。声の小さい子には目をあわせてジェスチャーで伝えたり音読が上手な子には肩をたたいて音読が終わった後に「音読中に先生に肩をたたかれた人、大きな声で読めていましたね。」と言ったりと、さまざまな評価ができます。

玉置先生に出会って、これまでにたくさんの授業を見させていただいているので、取り入れたい授業技術がたくさんあって、こう思えるのは幸せなことだと改めて思います。
また、授業を行うということはやはり難しく、今回の模擬授業も教材研究と授業技術の向上がもっともっと必要だと痛感しました。11月下旬に大学の講座の一環でまた模擬授業を行うので、今回の反省を活かしていきたいです。(大澤)

大府南中学校の道徳授業・協議会に参加して (松井)

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10月27日(木) 大府南中学校の道徳の研究授業と協議会に参加させていただきました。主題は生命の尊さで、教材は東日本大震災追悼復興祈念式での菅原彩加さんのスピーチ。授業を参観しての学びと協議会での学びをまとめました。

授業は震災時の写真を見ることから始まりました。スムーズな導入ですぐに展開につながります。実際の菅原さんのスピーチ映像は、大学生である私が見てもその場面を想像して胸が苦しくなるようなもの。中学生が何を思い、考えるのかがとても気になりました。
「自分だったらどうするか」という発問に「見殺しにしたくない」「母を見捨てて逃げる」などの意見が出ます。いろいろな意見が出るのは自分が同じ立場だったらということを考えているからです。その人と同じ立場で考えるのが道徳において大切なんだと改めて感じた場面でした。

授業者の早川先生は生徒の考えを真摯に受け止め、板書していきます。生徒の考えを大切にしたいという気持ちがとても伝わってきました。私ではまだできないと思いますが、生徒の意見を大切にしつつ、生徒の発言をつないでいけたら、より「考え議論する道徳」に近づいていくと思いました。

グループ交流の場面で私が見ていたグループは5人中2人しか意見が言えませんでした。しかし、「このスピーチで何を伝えたいか」という発問にしっかり向き合い、考えている姿があったので、この姿もよいものだと感じました。授業をしていると、全部のグループの発言内容までは把握できません。全体を見る目、そして時には1つのグループを集中して見る目を私はもちたいと思いました。

協議会には大府南中学校の先生方に混ざって参加させていただきました。前半は玉置先生が道徳教科化の流れや背景をお話されます。講義や先生の講演で道徳についてはお聞きしているのですが、聞くたびに道徳の大切さを感じさせられます。また、先生のお話を教員になる前から聞かせていただけるのは、とても幸せなことだと感じました。

後輩は早川先生の授業から学びます。玉置先生の助言の中で、授業時に私が気づけなかったところは早川先生の無駄な言葉がないというところです。確かに思い返してみると、早川先生は言葉を選び、的確な発問や指示を出され、無駄な言葉がなかったように思います。実習での自分の授業を振り返ると、すぐにあれこれ話してしまったように思うので、ぜひ私も実践できるようにしたいです。

その他にもシンプルなワークシート、表情発言のすすめ、生徒の発言に対しての生徒による価値づけなど、とても勉強になることばかりでした。1つずつ自分の中に落とし込んでいきたいと思います。

協議会後、校長先生からは「からの努力」についてお言葉をいただけました。「新任から3年間の努力がその後を決める」しっかりとこの言葉を意識して、努力し続けていきます。校長先生はじめ、授業をされた早川先生、大府南中学校の先生方、ありがとうございました。(松井)

幼稚園実習へ行って(堀江)

私は、10月4日から10月28の4週間、幼稚園実習に行っていました。実習に行く前は、卒業論文が大変になるということで、自分で実習に行くと決めたものの、少し後悔していたところがありました。しかし、実習を終えて、本当に貴重な経験をさせていただいたし、今後の為になったな、と思うことができました。

実習では、年中の担当をさせていただきましたが、毎日たくさんのことを吸収して、日に日に成長していることを感じました。また、子どもはとにかく元気いっぱいで、体力が本当に必要であることを学びました。

実習を通して1番学んだことは、「褒めて意欲を上げる」ということです。
私は、実習のはじめの頃、「〜しないといけないよ。」などと、一方的に指示をするような言い方をしていました。しかし、現場の先生方は、少しでもできているところを見つけ、褒めて子どもの意欲を上げていました。それから私は、「静かに座っていて、かっこいい!」や「さすが年中さん!」などと、褒めることで意欲を上げるよう意識しました。このように褒めることで、周りで聞いている子どもも、先生に褒められたいという思いから、自然と静かにすることができたりしていました。

幼稚園児と接することが初めてで、実習初日は緊張していましたが、子どもはとても無邪気で可愛く、すぐ慣れることができました。
来年からは、小学校に勤めますが、低学年の子どもにも通用することも学べたので、活かしていきたいと思います。

写真は、子どもたちへのプレゼントとして作ったキリンのキーホルダーです。一人ひとりの名前を刺繍したので、丸2日くらいかかってしまいましたが、子どもたちはとても喜んでくれました。
(堀江)
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第4回教師力アップセミナー(野口芳宏先生)に参加して(石川)

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10月10日「第4回教師力アップセミナー」に参加させて頂きました。今回は野口芳宏先生の講演でした。3部構成の中、私は第1部について書きます。

第1部のテーマは「何のために学校へいくのか」でした。

「何のために学校へ行くのか」は家庭でのテーマとし、学校でのテーマとするために「何のために学校へ来るのか」とした上での野口先生は、『国家及び社会の形成者たる資質を備えるため』とまとめられていました。このキーワードである『国家及び社会』という言葉は教育基本法第1条に記載されている言葉でブレてはいけない軸となるものだと教えて頂きました。

中でも、「個(個人)」と「連(集団)」についてとても合理的に話して下さり、私自身強く心に残っています。「個」は、己に利する「利己」を優先する人。対して「連」は、他に利する「利他」「公益」を優先する人を表しています。

野口先生は、現代社会において、「利他」「公益」を押しのけて「利己」を優先する人が多いという現状から崩す必要があると話されました。『国家及び社会』のために学校に来ること、すなわち「連」を優先することであるからです。学校現場に対して保護者の方や地域の方からの同意が得られにくくある現状を考えてみても、とても大きく、難しい課題だと感じました。

そして、最後には、「個」が求める「自由」「平等」から生まれるものは争いであり、争いを生まないためにも多少のルール(差をつけること)は必要。とし、「ルール(差)」を守ることで「秩序」が生まれ、「秩序」があるから「安定」し、「安定」しているから「安心」できる。と話してくださいました。

今回は、「何のために学校へ来るのか」というテーマから、学校現場での課題の根本に当たるものを学ぶことができました。私が書くのは第1部のみですが、第2部では模擬授業、第3部では国語学力を向上させる基礎基本をしてくださいました。とても面白く、私自身惹き込まれるようにセミナーを受けさせていただきました。大学生として、このような機会を頂けることがとてもうれしく思います。ありがとうございました。(石川)

第4回教師力アップセミナー(野口芳宏先生)に参加して(中田啓)

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10月10日に教師力アップセミナーで野口芳宏先生の講演を聞きました。
3部構成でしたが、今回は第3部の「国語学力を向上させる基礎基本」について学んだことを書きます。

この時間は野口先生が「おにごっこ」の題材を用いて、小学校2年生に対する授業についてお話してくださりました。私が一番驚いたことは「直せるものは既習、未習に関係なく、すべて漢字に直して板書をする」ということです。私の中には授業で使う漢字は習ったものでないといけないという思いがあり、教育実習などでもそういった点に注意して授業をしてきました。ただ、習ったものばかりの授業では野口先生のおっしゃられる「教材の抵抗」というものがありません。

また、野口先生は国語の基礎として、漢字と語彙、読字力などを挙げられており、これらの基礎は早くから何度も見ることで身についていくものだと話されていました。そういった点でも、まずは子どもの目に多く触れさせるということが大切なのだとわかりました。

野口先生はしきりに教えるチャンスを逃さないということを話されていました。今の漢字についてもそうですが、「おにごっこ」の題材でやった要約も子どもに早いうちから取り組ませることが大切だとわかりました。確かに、大きくなってから子どもに要約というものを教えるとしても、そのころには文章はより長く、難しくなっており、子どもたちは抵抗を感じてしまいます。

授業の中にある教えるチャンスを逃さず、早いうちから慣れ親しませるということは私自身今後意識して行っていきたいですし、またそれを行うためには知識が豊富でないとできないと思います。

これから教師になっていく上で子どもの姿を常に良い方向に変えていけるように、しっかり基礎・基本の身についた子どもを育てられるように頑張っていきたいです。今回もまた多くのことを学ばせていただきありがとうございました。(中田啓)

10月15日授業深掘りセミナーに参加して(大澤)

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 私は10月15日に行われた授業深掘りセミナーに参加させていただきました。伊藤彰敏先生の国語と神戸和敏先生の算数の授業を子ども役(生徒役)で受けました。

 最初に伊藤先生の授業を受けました。
 伊藤先生の授業は、熟語の構成を学ぶものでした。最初に漢字を組み合わせて2字熟語をつくり、2つずつのグループにしました。伊藤先生は、正解がでても「そうだね。」とは言いませんし、逆に不正解がでても「それは違うよ。」とは言いません。「そうなの?」や「そのように考えたんだね。」と考えを受容します。その後に行われた授業検討会でも「”なるほど”はどんな子どもの意見も受け入れる魔法の言葉」と言っていましたが、学ぼうとしている子どもたちの姿勢を評価してあげられるような言葉かけは大切だと思いましたし、私もそのような教師になりたいと思いました。

 また、伊藤先生はこの授業を行う際には休み時間に漢字パネルを貼っておくそうです。そうすることで、子どもたちの興味関心を引き出すことができます。伊藤先生の子どもの心を動かすしかけにとても感動しました。

 次に、神戸先生の授業です。
 神戸先生の授業は四角形ABCDで辺ABの中点をP、辺BCの中点をQ、辺CDの中点をR、辺ADの中点をSとした四角形PQRSはどんな四角形になるものか考えるというものでした。神戸先生の授業では説明を絶対に教師がしません。「なぜ?」「どうして?」と問い、子どもに説明をさせます。また、子ども1人に発言をさせて終わらせるのではなく、「◯◯さんが言ってくれたこと理解できた?もう1度言ってみてくれる?」と発言をつなげて、クラス全体での理解度を深めていました。授業検討会では、教師の「絶対?」「いつも?」とゆさぶりをかけた言葉かけが、子どもの中で、本当にこれでいいんだろうか?と頭の中で整理し直すきっかけになると話されていました。きれいに流れてしまいそうなところを、あえて教師が問い直しかけることで子どもの考えや学びが深まるのだと感じました。

 来年から教壇に立つということで、不安なこともたくさんありますが、先生方の授業技術をうけて少しでも子どもたちに学ぶことの楽しさを伝えたいです。ありがとうございました。(大澤)

10月15日授業深掘りセミナーに参加して(山口)

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 今回の深掘りセミナーでは伊藤先生の国語、神戸先生の数学を生徒役として参加させてもらいました。前回の玉置先生の数学の生徒役の際に、盛大にやらかしてしまい、生徒役の難しさを痛感したので、今回はリベンジマッチと言いますか、失敗を生かして目標を持って授業に臨むことができました。加えて玉置先生から授業中は賑やかな生徒役をやってほしいと課題を与えられたので、まさに子どもになって授業に没頭させてもらいました。

 生徒役に関して、今回は上手に演じることが出来たとまとめておきます。一言で言えば、同じ轍を踏みませんでした。他の生徒役の発言につっこみをいれたり、先生が意図していないであろう意見をいいタイミングで発表したりできました。案の定、深掘りの際に伊藤先生が予定していた授業の方向とは違う方向に流れたそうで、なかなか電車道をきれいにやっていくのは難しいのが再確認できました。子どもの発言次第で授業が大きく左右されるのは私自身も教育実習で体験していましたが、本当に難しいことです。

 また、今日は先生方の受けの技術が話題に上がりました。私のメモに走り書きで自分なりにまとめてありました。まとまりきっていませんが私自身の捉え方です。あくまで参考になれば程度ですが。
・教師が求めている答えに対して、子どもの答えがずれていたり、間違えていたりしたら、その頭の中で雑に完成している考えを教師が返す言葉一つで形にまとめていくことができる。
・子どもの発言に対して否定も肯定もしない。子どもの考えを受け止めて確認する大切さ。自然に子どもの意見に対して言葉だけでなく行動でも受け止めることができる。
 前回の話が絡んでくることが多いのですが、最後にストライクゾーンの話題だけまとめておきます。先生方の話の中で、多くの先生はど真ん中の答えを求めたがるけど、ストライクゾーンに入ってればストライクなんだということ、ど真ん中しかストライクを認めてもらえないと一部の子どもとの授業になってしまう。

 玉置先生のストライクゾーンが広く、子どものどんな球(発言)も全力で取りにいく話を書きましたが、授業内での子どもの発言の受けも同じことが言えるのだと感じました。

 来年の4月からはもう教壇に立っている私自身が果たしてこのようなことができるのか、できなくて当たり前だと思います。しかし出来るように意識することは誰にでも出来るので、また学びを深めていきたいと思います。(準ゼミ生・山口)

10月15日授業深掘りセミナーに参加して(渡部)

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10月15日に行われた授業深掘りセミナーに参加させていただきました。
授業をして下さったのは伊藤先生(国語)と神戸先生(数学)です。

伊藤先生の授業は生徒役ではなく外から見させていただきました。
一番感じたことはテンポが良いということです。見ていてとても楽しく、どんどん授業に引き込まれていました。
その中でも例えば隣同士で話をするとき、隣と話をしていない生徒がいると気づいて声をかけたり、「一番手が動いていた(書き出せていた)◯◯さん、どうぞ」と声をかけたりしていらっしゃいました。テンポが良いのに先生が一人で走ってしまうのではなく、生徒とコミュニケーションをとりながら、生徒の様子を気にしながら授業が進められていました。

深掘りでは「受け」についてお話がありました。その中で印象的だったのは「答えを受けていない」ということです。生徒が「〜です。」と答えても伊藤先生は「あ、そうなの」とおっしゃいます。絶対に「そうだね」とはおっしゃいません。「そうなの」と伊藤先生が受けることで子どもたちは否定も肯定もされないため自分で考えざるを得なくなるそうです。
「そうだね」と「そうなの」、言葉が少し違うだけで子どもたちの思考をつなげることができるかどうかが変わってしまうのだと驚きました。

神戸先生の数学の授業は生徒役として参加させていただきました。
私は数学が苦手なため少しドキドキしていました。
しかし、授業の中では隣同士で確認しあったり、近くの子と相談する場面がありました。一人では心配だけれど、周りの友だちと相談することで自分の考えを確認できたり、自分の知らなかった情報を得ることができ、安心しました。この安心感があるだけで、それまでよりも前向きに授業に向かうことができた気がします。
タブレットを使い、様々な形を考える場面では手書きではできないような形やスピードで考えることができ、どんどん「もっと知りたい」という気持ちが生まれると感じました。
考えを発表する場面では一人の考えをスクリーンに映し、全体で共有することができるため、説明している人も安心できるのではないかと思いました。

深掘りではタブレットをどのように授業の中で取り入れていくかというお話がありました。
今回の授業の中で少し疑問に思ったことがあります。タブレットで自由自在に図形の形を動かして考えることを繰り返すと、逆にタブレットがない状態のときに自分で考えることが難しくなってしまわないのかと思いました。
タブレットの利用について知識の少ない私はまだ具体的なタブレットの利用方法が思い浮かびません。
しかし、これから先は授業の中でタブレットを使うことは増えていくと考えられます。タブレットをどのタイミングでどのように子どもたちに使ってもらうのかを考えていくことが必要だと思いました。(渡部)

出川小学校 第1回 校内授業研究会に参加して(中田昂)

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第3学年1組算数科を参観して思ったこと、感じたことをつらつらと書いていこう思います。

まず、チャイム前に全員が着席し机の上に教科書ノートが全員置いてあることが素直にすごいと思った。当たり前のことかもしれないが、それができない。日頃からの指導の賜物であることは間違いないと思った。

本時の授業では、二桁×一桁の計算の仕方を考えた。

導入では、最初にめあてを確認した。教師が指示棒でどこを読むのか示すことで、児童が皆で一緒に読むことができていた。このような小さな配慮が授業の質を高めるのだろうと思う。
その後問題の確認をした。ゼミの模擬授業の中で、問題を見て「わかることは何?」「どう思う?」などの発問があった。
今回の問題であれば、「鉛筆が一箱に12本入っている箱が4つあります。鉛筆は全部で何本あるでしょう」という問題。
先の発問のように「わかることは何?」ならまだしも、「どう思う?」の発問では全く算数ではない。むしろ国語だ。

今回の授業では、問題に対して、「聞かれていることは何?」という発問であった。端的でわかりやすいと思った。追加質問は、「何算になる?」だった。算数的な問いの読み解き方を身に付けていくことのできる発問の流れだと思った。

展開の部分でノートに書き込む場面があった。そこでは実物投影機でノートを撮影し、スクリーンに映し出していた。教師が書いたマスと同じとこに書けば、全員同じノートに仕上がり、後から見返した時も分かりやすくなる。とてもいいノート指導だと思った。しかし、児童のノートを見ると同じように書けている児童とそうでない児童は半々くらいであった。ノートに書き込む前に、「先生と同じマスに書いてね」などの一言があったら、もっと質が高まったのではないだろうか。

また、度々教科書を一斉に読ませたりする場面があった。最初の方は皆で読めていたものの、後の方になってくると次第に読まない児童も出てきていた。さらに、教師も一緒に読んでいない時もあった。唱和することはとてもいいことだけど、体がアクティブになってるだけで、脳がアクティブなっていないように感じた。他の方法も交えるといいのだと思うが、自分には思いつかない。

終結にかけて児童が発言する場面が増えてきた。ステップ問題からジャンプ問題を解き、段階を踏んでいる授業の作り方は見習いたい。
児童の発言の場面で、ある児童が正解を言った時にそれを教師がそのまま受け止めて終わってしまっている場面があった。こんな時玉置先生だったら、他の児童にも聞いてその答えが本当に正解であるか確かめるのだろうなと思った。
また児童に、黒板に数え棒の掲示物を貼らせる場面があったが、そこで教師が手にしていた掲示物の量が答えとなるものの数量と同じであった。この時あえて多めに持っておいて、児童を揺さぶることがあっても面白かったなと思う。

ペア学習の場面では、それぞれが自分のノートを見せ合いながら説明できていた。この時教師から、「窓側の人からどうぞ」と声かけがあった。こういう声かけがあれば、全体を見渡した時にあのペアは終わってるななどと把握することができる。

タブレットpcも授業内で使われていたが、結局それじゃなくても代替可能だよなと思ってしまった。もっと有効的な使い方を見つけ出したい。

とても勉強になる授業でした。長文失礼しました。(中田昂)

岡崎の現場実習にて(大澤)

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私は今、金曜日に地元の小学校に行っています。
特別支援学級にはいっているのですが、子どもたちや先生方から学ぶことがたくさんあるので書きたいと思います。

ある朝、男の子が机を運ぼうとしていました。しかし、脇にある他の子どもの机にぶつかってなかなか通れません。私はとっさにその机をどけようとしました。その瞬間、特別支援学級の先生に「大澤先生、大丈夫です。この子はできます。」と言われました。私ははっとしました。特別支援学級の先生は、やたらめったらに支援するのではなく、その子に何ができるのか又は何ができそうなのか、何ができないのかを見極めて接しているのです。男の子は少しの間「通れない。」と困っていましたが、しばらくすると、自分の机を一度置いて他の子どもの机を移動させることで解決していました。先生は「ほらね〜、この子できる子でしょ〜〜!」と私に笑いかけました。

子どもができそうなことは、少し時間がかかっても見守り、できたときにはそれを認めてあげるということ。これを繰り返すことによって子どもも自信がついてどんどん成長していくのだろうと思いました。(大澤)

第4回教師力アップセミナー(野口芳宏先生)に参加して(杉下)

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先日、教師力アップセミナーにて、野口先生の講演を聞かせていただきました。

野口先生の講演は去年のセミナーでも聞かせていただきましたが、その鋭い視点からのお話はとても興味深く、感銘を受けたのをよく覚えています。今回も素敵なお話をお聞きできるのだろうととても楽しみに聞かせていただきました。

私は前半の部の内容について書きたいと思います。

前半の部のメインテーマは、何のために学校に来るのかということでした。
その答えは、先生いわく学力形成(頭の教育)と人格形成(心の教育)のためだ、とのことでした。
また、野口先生は子どもの教育において、家庭、学校、社会の中で何が一番欠けているかという質問をされました。
私は家庭教育と予想しました。採用試験の時に家庭教育の質の低下について学んだこともあり、また、子どもに一番身近で大切なものだと思ったからです。
しかし、その考えは学校、つまり教師の責任を逃れようとしているようでもあります。
野口先生の答えはもちろん学校でした。
学校は、これからの社会を形成していく子どもたちを育てるという大切な義務があります。
そのような義務があるということは、教師としての喜びでもありますが、責任重大だとも感じました。
強い使命感をもって子どもに接していかなければと強く思いました。

野口先生のお話は、はっとさせられることや考えさせられるお話ばかりです。
今回も新しい考え方をたくさん知ることができ、学び多き一日でした。(杉下)

第4回教師力アップセミナー(野口芳宏先生)に参加して(堀江)

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10月10日、第4回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は、野口芳宏先生でした。幼稚園実習中でしたが、卒業論文で、野口先生の本を読んでおり、直接お話を聞ける機会なんてなかなかないと思ったので、参加させていただきました。

私は、一部の「何のために学校へ行くのか」について、書きたいと思います。

野口先生は、「何のために学校へ行くのか」という問いに対して「国家及び社会の形成者たる資質を備えるため」とおっしゃっていました。集団が壊れると個の幸せは訪れない。個人の幸福は国家及び社会があってこそのものであることから、このようにおっしゃっていました。
子どもにとっては、少し難しいかもしれませんが、噛み砕きながら、学校へ行く意味を話せたらいいなと思いました。

また、野口先生のお話の中で、ぜひ来年から実践していきたいと思ったことがありました。
それは、教室で発言するときは公的話法を用いるということです。公的話法とは、「常よりゆっくり、常より大きく、常よりはっきり」話すことをいいます。普段通りに話す、私的話法だと、教室全体に聞こえなかったり、何を言っているのか教室の子ども全員に伝わらずに、授業が進められてしまう恐れがあります。そのようなことにならないよう、子どもが発言するとき、この公的話法で話すことを常に意識させ、習慣付けるようにしたいと思いました。

今回のセミナーでは、何度か隣の人と交流する時間がありました。ただ、話を聞いているだけでは、なかなか記憶に残らなかったりしますが、このように自分の頭で考えながら話を聞くことで、より自分の身になると思いました。

教壇に立つ前に、野口先生のお話を聞けて本当によかったです。実践的な話もたくさん聞けたので、来年から早速実践していきたいと思いました。
ありがとうございました。
(堀江)

努力不足な小学校教育実習(石川)

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私は、9月5日(月)から10月1日(土)の4週間、小学校教育実習で1年生に配属され、実際の教育現場でしか学ぶことのできないことをたくさん学ばせていただきました。今回の教育実習で学んだことは、今までの3年間半大学で学んできたことを超えるほどでした。

小学校教育実習を振り返ると『辛い』の二言でした。

○自分から感情を表に出して接することが苦手な子ども達。
○反応の薄い1年生に対して厳しく指導する学年団。
○日々厳しく指導して下さった担当の先生。
○授業準備と睡眠不足。

1年生の子ども達は、各々が自身の世界を持っておりなかなかコミュニケーションを取ることができず、日々一問一答のような会話や、話しかけても思うような返事が得られず中途半端に終わってしまう会話の連続でした。また、全体的に反応のない1年生に対してとても厳しく指導する学年の指導法だったため、私も厳しく指導をしたり、そのような場面を見ることがとても辛く感じました。
私自身、1年生は楽しく登校し、いつも笑顔な先生のもと、好奇心旺盛で色々なことに興味を持ちながら毎日を過ごすものだと思っていたので、この真逆な場面に遭遇し、実習中は悩んだり落ち込んだりの連続でした。

そんな中、主に教員の大変さを学ぶことができました。私は1日に多くても2回しか授業をしませんでしたが、実際は5-6回の授業をしなければいけません。更に学級経営や今後の準備をしなければならないとなると、日々どれだけ大変なのかがよくわかります。私は、1日2回の授業ですら準備にかなりの時間がかかったので、自分が教壇に立った際にしっかりとこなすことができるか不安になりました。しかし、子どもの成長を願って準備をした分、子どもの成長が感じられると嬉しく、やってよかったなと思います。忙しい毎日の中に確かなやりがいを感じられるという教師の魅力も直に感じることができました。

この4週間は、辛く苦しい4週間でした。しかし、その分自分自身が成長できたと自負しています。「努力不足」と言われ職員室で涙した悔しさをバネに、学び続けていきたいです。
(石川)

ゼミの仲間紹介〈堀江恵里花さん〉(牧野紘)

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一期生の仲間紹介八人目は、今幼稚園実習を頑張っている、堀江さんです!!
堀江さんが今実習でゼミに来られなくて寂しいので、堀江さんのことを思い出しながら書きたいと思います(笑)

堀江さんは、第一印象と今の印象が、ゼミ生の中でも一番違うと感じます。
玉置ゼミは、いろんな専修から集まっているので、堀江さんとはゼミで初めましてでした。
最初に堀江さんに会ったときは、背が高くてスタイルが良くて、かわいくて、なんてステキな人なのだろう!!と感じたものです。(もちろん今でもその印象は健在です!!)

そしてゼミも重なり、堀江さんと仲良くなるにつれて、その印象に「表情の豊かさ」が加わりました。
堀江さんが話しているときの顔は、本当に表情がコロコロ変わります。
面白い話の時や、誰かのマネをする時など、出し惜しみなくちょっと変な顔をしたりします(笑)
初めて会った人も堀江さんと話をすると、絶対堀江さんのことを好きになると、私は宣言できます。
そんな明るくて面白くて気さくな堀江さんの周りには、ゼミ生がいつも集まります。
いつもありがとう!
これからも出し惜しみすることなく、面白い堀江さんでいてください(笑)

個性豊かなゼミ生紹介も、あと4人となりました。もちろん最後は、、、!
これからも発信することでゼミの良さを私なりに伝えていきます。(牧野紘)

四日市市立山手中学校・玉置先生の飛び込み授業を参観して(寺坂)

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 10月20日に、四日市市立山手中学校で玉置先生が数学の授業をされるということで、見に行かせていただきました。私は、大学で社会を専攻しているので中学で数学をやるということはないのですが、2つの授業で通ずるものがあると思い参加しました。また、◯×法を小学校でうまく使うことができなかったので実践でどのように使うのかをもう一度学びたかったことや、道徳の授業をする玉置先生を見たことはあるのですが、専門の数学の授業をする姿を見たことがないなと思ったのも参加した理由です。

 とはいえ、まったく情報がないクラスに対してどのように授業をされるのか、中学生がそんな簡単に受け入れるのかいろいろな思いがありました。

 しかし、私なんかが余計な心配でした(笑)予鈴の時間を使って、巧みな話し方と生徒一人一人持っているホワイトボードと◯×法を用いてクラスのことを聞き出し、授業が始まる時間には生徒の心をがっちり掴んでいました。

 授業が始まると、つぶやきがたくさん出ていることを感じました。周りでたくさんの先生方が見ていると緊張してなかなか自分を出すのはためらわれますが、生徒たちは気にせず玉置先生の発問に耳を傾けていました。もともと担任の先生の学級経営が良かったのだろうなということと、生徒の学ぶ姿勢というものが高かったのだと思いますが、授業前の雑談が効いているのかなと感じました。そこで私は、授業に対しての安心感を作り出すことの大切さを学びました。

 授業は、生徒たちにとってはどうして?知りたい、が止まらない内容でした。1つの疑問が解決しても次の疑問が提示され考えることを、止めさせないものでした。授業の終末でも、短くすると規則の見つけ方が簡単になるということに全員がたどり着いていたように感じました。要所で、◯×を使ったり、話し合わせたりなど考えを補助する工夫もありました。

 授業の終わりでは、生徒たちから「もう終わり?」「めっちゃ早く感じた」のような声が多く聞くことが出来ました。中学校実習後では、生徒からそんな声が聞ける授業をしたいなと思います。(寺坂)
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