嫌われる勇気(岩田)

 
 こんにちは。開学記念日もあったことから今週初めての学校でした。明日は土曜日。曜日感覚が狂ってきている今日この頃です。笑
 思い立ったら即行動、わたしのモットーの一つです。今日は、感じたことが多いため、本日3本目の記事です。


 今日ふと、高校時代に道場の先生からいただいたある言葉を思い出しました。


 「嫌われる勇気をもつこと」


 突然なんの話?って感じですね。わたしもそうですが、「嫌われるより好かれたい。」普通の人なら誰しもそう思うのではないでしょうか。もし、嫌われたいという方がいたらぜひお話を聞いてみたいものです。笑 

 そこまでわかっていてなんでこんなことを言うのか。今思えば、先生は何も「嫌われろ」と言っていなかったなと。大切なのは、勇気を出して自分の本当の気持ちを相手に伝えること。わたしはこう思う!というIメッセージを届けること。

 結果として、その発言を快く思わない、言い換えれば「嫌われる」可能性もあるということも心に留めておいてほしいということなのではと解釈しました。しかしながら、自分の気持ちを心の奥に隠してしまうよりは、たとえその人の心に響かなくとも声にして発信することに意味があると思います。言葉にすることで、わずかでも相手に伝わるきっかけとなります。



 教師になったとき、「子どもたちに好かれる先生になりたい」という言葉をよく聞きます。もちろんわたしもそうなりたいです。しかし、仮に自分が嫌われたとしても、自分の本気の思いがその子に伝えられるなら、嫌われることも悪くないなと感じています。嫌われることを恐れて伝えたいこと、本当に伝えなくてはならないことを言えないような人間にはなりたくないと思います。(岩田)

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5月20日教師力アップセミナー(池田修先生)に参加して(石川、岩田、静谷)

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私たちは、石川、岩田、静谷の3人で記事を書きました。

こんにちは。静谷です。
5月20日に池田修先生の教師力アップセミナーに参加しました。
わたしは、玉置先生の勧めで池田修先生の「教師になるということ」という本を読んでいます。この本は、とても読みやすく1日で全部読めてしまいました。それもあって、セミナーではより内容を理解することができました。その中でも一番学びを深めれたと思うことは、子どもとの距離感という内容です。この距離感は本当に難しく、教師はよく子どもとの距離感を掴めなくなってしまいます。そこで池田先生は、基準を設定することが大切であるとおっしゃっていました。その基準とは、「大人であるか、子どもであるか」「先生であるか、児童であるか」というものです。つまり、立場をしっかりわきまえて指導することで正しい距離感を作り出せるとおっしゃっていました。
わたしもよく子どもと関わる時に、若さを利用し過ぎて、距離感が近すぎるなと思うことが多々あります。なのでしっかりと基準を設定して、正しい距離感を掴めれるよう子どもたちと関わっていきたいと思いました。(静谷)

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 わたしは、本日の池田修先生の講演の学びより、特に2番目の「信じると心配する」について記事にしていきたいと思います。

 ここでは、教師は子どもたちに対し、信じているけれども心配であるという姿勢を見せることが大切であるというお話をお聞きしました。信じているのになぜ声をかけるのか。それはあなたのことが心配だから。という教師から子どもへのIメッセージがとても明確でわかりやすいと感じました。

 また、子どもが述べるいいわけについても、たくさんの仮説を立てる必要があるというところにとても共感する部分がありました。いじめている加害者が実は被害者であった。朝学校に来られないのには家庭環境が原因だった。など理由にはその子を全面的に否定することができない事例も多くあるということに気がつきました。講演後には、視点を多く持ちたくさんの仮説を立てるために、「落語」で力をつけることができる!ということも学ばさせていただきました。落語の奥の深さについては、教採後にじっくりと学ばさせていただきたいと思います。

本日はありがとうございました。(岩田)

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私は今回の講演を受けて、3番目の『こんな時どう言い返す』について記事を書きます。

ここでは、池田先生が実際に経験したエピソードをもとに「どう言い返すか」を考え、言い返しのポイントをお聞きしました。5秒の間を大切にした池田先生の無駄のない言い返しからは学ぶべきことが多くありました。

言い返しのポイントは3つありました。
一つ目は「論理で返す」
二つ目は「知識で返す」
三つ目は「ユーモアで返す」でした。

特に「ユーモアで返す」では、『なんでこんにゃくにはつぶつぶがあるの?』という問いに対して事実ではなく、クスッと笑える言い返しを考えました。池田先生や池田先生が経験した回答には会場全体が笑いに包まれました。

私も教育実習などで子どもから聞かれると、どうしても正論で返してしまうことが多くありました。今思い返して見るとユーモアで返せる場面もあったのではと思います。いざ教壇に立った際は「理論」「知識」「ユーモア」を使い分けられる先生になりたいと感じました。
「教える」ということに対して肩肘張ってしまいますが、一呼吸おいて力を抜くことの大切さに気づけた講演でした。

ありがとうございました。(石川)

我らが二期生メンバー紹介No.4<白井杏実さん>(岩田)

 こんにちは。5月も後半戦に突入しました。本日の最高気温は32度。もうそろそろ熱中症に気をつけなくてはならない時期がやってきますね。みなさん、体調管理はしっかりと行ってください。

 さて、今日は今年度第1回目の教師力UPセミナーに参加させていただきました。池田修先生の面白くてユーモアあふれる講演であっという間に時間が過ぎてしまいました。本日は欠席のセミナー担当の先生方が多く見えて、また今年度初めての回ということもあり、少し不安な気持ちで参加しました。少々ハプニングもありましたが、玉置ゼミ生としての仕事を果たすことができたのではないかと思いたいです。


 また、あまりお話しすることはできませんでしたが、1期生の中田先輩と松井先輩にお会いし、拝むことができたので大満足です(笑)。先輩がいらっしゃるのといらっしゃらないのでは気持ちの余裕が全く違います。お忙しいとは思いますが、毎回いてほしいと思ってしまいました。 


 どの面をとっても、先輩方にはかなわないなところだらけですが、2期生の中でわたしが考える1期生に引けをとらない子を紹介していきたいと思います。


 その2期生とは教育学部国語専修白井杏実さんです。白井さんを一言で表すと明るくてきらきらしていて「お花」のような存在です。雰囲気もとても良く話しかけやすいオーラがとても出ています。

 しかし、白井さんは、今まで紹介した2期生とは違って、ゼミが一緒にならなかったら友達になっていなかったのでは無いかというほど、わたしの3年間の大学生活では接点がありませんでした。わたしの中では、国語専修の子という認識程度で、人間関係はゼロの状態でした。

 しかしゼミで関わっていく中で、わたしの認識がしっかり者の白井さんというイメージに変化していきました。3年次のゼミでは、本を読んで自分の卒業研究内容を固めるために知識を蓄えていきました。ゼミ生みんなそれぞれ本を読み、自分の考えと照らし合わせて行く中で、自分の本当に考えたい内容がわからなくなることは良くあることですよね。実際わたしも、3年次に考えていた卒業研究と今の研究内容は大幅に異なっています。

 しかし、彼女は自分の体験してきたことに焦点をあて、「これをやる!」という意思が明確であったと思います。自分のやりたいことにまっすぐに、ぶれない姿は、考えが揺れていたわたしにとって、全てが勉強になりました。端的に述べながらも、物事の核を捉える発表。ぜひまねしたい!と思いながら4年生になってしまいました(笑)。


 また、上で「お花」のような存在とご紹介しましたが、彼女がいるとその場に色がついたようにとても明るくなります。笑顔はもちろんのこと、醸し出す雰囲気が場も変化させてしまうんですね。これは、努力して得られるモノでは無い、白井さんの持つ潜在能力であると感じます。
 しかしながら、ゼミの中で少しでも吸収していくことができたらと思います。まねしたいと思って4年生になってしまいましたが、何も吸収できず、社会人にはなりたくないと思います。笑 これからも尊敬できる白井さんでいてもらいたいです。以上2期生岩田より、教育学部国語専修白井杏実さんの紹介でした。(岩田)


*荷物が多いことでも有名な白井さん。家出少女感でてるなとおもいながら見ています(笑)。
写真はかわいすぎる一枚。ごめんなさい、勝手にいただきました。

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5月20日教師力アップセミナー(池田修先生)に参加して(佐久間、丹羽、早川)

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5月20日池田修先生による教師力アップセミナーに参加させていただきました。セミナーで学んだことを以下にまとめたいと思います。


池田先生のセミナーで特に学んだことは、子どもが教師に何を言ってもらいたいのか、視野を広く持ち、子どもの考えの可能性を何通りも考える必要があることです。
池田先生はお話の中で「子どもは分かってほしいのに教師の前では隠す」とおっしゃいました。自分にもそんな時期があったな、と恥ずかしくなりながら聞いていましたが、なかなか自分のことを素直に話す人は多くないと思います。子どもたちが何に気づいてほしいのか、多くの可能性を教師が考えることで子どもたちの気持ちを知れることが分かりました。

私は、少しでも子どもの変化に気づけるような教師になりたいと思っています。今回のセミナーで、その変化に気づくために必要な子どもたちの気持ちを考える方法を練習問題を用いて学ぶことができました。子どもの気持ちを考えて言い返すことは簡単なことではないと思いますが、様々な場面を想像して練習していきたいです。
池田先生、ありがとうございました。(佐久間)

第一回目の教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は池田修先生の「こんな時どう言い返す?」ということをテーマに特に印象に残ったことを紹介します。
それは、信じると心配するということです。これは子どものことを信じているからこそ心配してしまう、ということです。子どもの分かって欲しいのに隠す、隠すのに分かって欲しいという気持ちに気づけるか、ということをペアワークを通して学び、子どもの言葉の裏に隠されている苦しみを何通りも考えることが求められるのだと知りました。

今回の池田先生のお話を聞いて、子どもとの距離感からどこで苦しんでいるのか、というストライクゾーンを探して論理、知識、ユーモアといった返しを5秒以内にできるように池田先生が読んでいたという落語の本を私も読んでみようかな、と思いました。(丹羽)

今回のセミナーについて、特に印象に残ったことを書きます。
それは今回のセミナー全体です。子どもたちの素朴な質問・発言に5秒以内で考え、その後に返すということを何度もやりましたが、1度もそれらしい回答はできませんでした。
論理的な回答、ユーモアのある回答、子どもたちの思惑に乗らないさっぱりとした回答。そんな回答の切り替えが瞬時にできるような、先生としての力を付けたい。面白いだけでなく深く考えさせられたセミナーでした。

池田先生ありがとうございました。(早川)

自分の経験から思ったこと(古川)

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ある朝、新聞で命の大切さを教えるという記事を読んで思ったこと書こうと思います。今から書く内容は記事と直接は関係ありません。

いきなりですが、
私の一番嫌いな言葉、
それは友達がかるいノリでいう「死ね」です。

教育実習に行った際に、友達は口癖のように「死ね」と言っていました。
友達に「笑って平気で言うけど、その言葉は本当に使っていいのか、それはノリであったとしても使っていいのか」と私は問いかけました。
注意しても、「実際に死ぬわけやないから」と言われる始末です。
「死ね」という言葉の卑劣さはどうやって教えたらいいのだろうと思います。

恥ずかしながら、私も中学生のときまでは平気で友達同士で遊び半分で言ってることがありました。その時の気持ちは、友達が教育実習のときに口にしていた、「本気で思ってないし死ぬわけじゃない」です。その言葉を言わなくなったのはある1つのきっかけです。

それは友達の死でした。ある朝ニュースを見ていたら交通事故で亡くなったという内容で幼馴染2人の名前が目に飛び込んできました。その瞬間、違う人だと自分に言い聞かせながらもすぐに地方の友達に電話で聞き事実だと知りました。私はつい2日前に今度遊ぼうと言っていたばかりで、現実を受けられませんでした。2人の顔をみて初めて死という重さを痛感したと同時に当たり前のように毎日会うことは当たり前ではないということに気づかされました。そして、死ねという言葉は絶対に使ってはいけないと強く思いました。今近くにいる大切な人が明日亡くなって自分の前からいなくなる可能性は100パーセントないという保証なんてないからです。

また、ある記事では人は死んだらリセットしてまた生き返るという考えている子供もいるという衝撃内容を読んだことがあります。子供がゲーム感覚での死と現実の死の境界が付いていない、人間の生死の実感がないからではないかと考えました。

命を教えること、生きることを教えることはとても難しいことであるけれど、人として絶対に学ばなければいけないことだと感じ、その学びに携わる教師の重さを実感しました。実際にわたしのように経験して学ぶということは出来ないしむしろあっては欲しくないことです。その中でどのように実感を伴って理解させるのか考えてみようと思いました。(古川)

わたしの好奇心(岩田)

 こんにちは。最近寝られないことが小さな悩みになりつつあります。どなたか羊を数える以外でよい寝付きの方法を知っている方、わたしまで教えてくださると嬉しいです。


 さて、5月のイベントと言えば母の日。今年は5月14日でしたね。皆さん少なからず、自分の形で感謝を伝えたのではないでしょうか。今日は、そんな母の日に感じた、1コマを記事にしていきます。
  
 母の日とは関係ないのですが、わたしは小さな頃から「なんで?」が口癖なんです。算数でも、国語でも、理科、社会においても、また、授業だけでは無く、日常生活の中にも「なんで?」がいっぱいで育ってきました。時には、答えにくい「なんで?」もあります。「これはこういうものなの!」と言いたくなる時もあると思います。

 しかし、わたしは今現在でも幼い頃のまま、変わらず、「なんで?」を言い続けています。わたしにとって、大学でも、バイト先でも、ボランティアでも、周りはまだまだ「なんで?」がいっぱいです。

 
 その日はたまたま、話の流れで、母に小さな頃自分はどんな子だったか尋ねました。すると母に、質問ばかりで常に「なんで?なんで?」の繰り返しだったと言われました。分からないと泣出し、なお「なんで?」はやめなかったと言われました。正直実にめんどくさい子だったと思います(笑)。
 

 わたしが生きてきた23年間、わたしは「なんで?」と共に人生を歩んできました。わたしにとって「なんで?」の存在は、当たり前のことで、なんの不思議もないのですが、今現在もなんの不思議も無く、「なんで?」の気持ちを持ちつづけることができるのは、両親のおかげであると感じています。何度「なんで?」を繰り返されても根気強く、正面から向き合ってくれた両親がいてくれたからこそ、わたしの「なんで?」の芽は摘み取られることなく成長し、今の自分につながっています。母の日だからというわけではありませんが、感謝したいと思った瞬間でした。

 しかし、両親は分からずに泣出したわたしに何と声をかけたのでしょう。肝心な所は曖昧にされてしまいました。笑 自分が親になって探しなさいという両親からのメッセージだったのかもしれませんね。しばらく、わたしの好奇心には終わりが見えそうもないです(笑)。(岩田)

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5月20日教師力アップセミナー(池田修先生)に参加して(寺坂、山下、江口)

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池田先生のセミナーでは、「教師とはどんな仕事なのか」について私は考えました。なんと、子供のうちに学校にいる時間はたったの3割しかないそうです。その限られた時間の中で、教科指導から生活指導、また新たに英語や道徳コンピューターなども教えていかなければなりません。本当に大変な仕事だなと思います。しかし、池田先生はこんなことを述べられていました。「教育は時間だけではない。教師のたった一言で変わることもある。」

学校で教採に向けての面接練習をしていると、志望動機のところで「恩師に言われた言葉をきっかけに目指しました。」という人はとても多いです。印象に残る言葉は、狙って言うものではないと思います。これまでの人生で、多くの経験をしてきた人格のある人の口から溢れてくるものだと考えます。適切な指導の力を身につけるとともに、人格の力も身につけていきたいともいます。(寺坂)


こんな時どう言い返す?〜指導の優位性を保つための切り返しを考える〜という池田修先生のセミナーに参加しました。池田先生ご自身がとても面白く、切り返しもユーモア溢れる楽しくてためになったセミナーでした。
その中でも信じると心配するというのが1番強く印象に残っています。これは指導のストライクゾーンを広げることを指し、わかってほしいのに隠したり、隠すくせにわかってほしい子供達の気持ちを予測するための練習でした。たとえば、目の周りにアザのある生徒にどうしたの?と聞くと生徒は野球のボールが当たりましたと言い訳するが実は親に殴られていたり、すごく香水の匂いがする生徒は兄貴に香水かけられてしまいましたと言い訳するが実はタバコの匂いをもっと強い匂いで消すためにつけていたという例が挙げられます。もしかしたら子どもの嘘に気づけないかもしれないし気づけたとしてもどうしたら子どもの口から言わせることができるのか、生徒からの信頼と教師の言葉かけがとても重要だと改めて感じました。(山下)

池田先生の講演会に参加させていただき、信じることに加え、心配していることを伝えることが大切であるということが分かりました。子どもたちが、言ったことを信じることは、当たり前のことです。しかし、子どもたちは、正直に想いを伝えることができず、時に心配を掛けまいと嘘をついてしまっていると分かりました。実際に練習問題をやった時に、どれも身近に起こりそうな出来事ばかりでした。「先生に伝えたい!気づいて!」という想いで、子どもたちは、教師に話しかけています。それに対し、教師がいくつもの返答を考え、子どもたちが本当に伝えたいことを見破っていくことが大切であるということが分かりました。その想いを読み取ることが、子どもたちの悩みを早期発見することに繋がり、毎日笑顔で学校に来ることのできる方法でもあると感じました。
池田先生、ありがとうございました。(江口)

5月20日教師力アップセミナー(池田修先生)に参加して(林、松田、百瀬)

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5月20日、教師力アップセミナーに参加し、池田修先生の講演をお聞きしました。さまざまな具体的な場面を想定して、「こんな時どう言い返す?」と子どもへの指導方法を学びました。自分自身で考える活動があることで、より深い学びになったと思います。
今回は、3期生の林、松田、2期生の百瀬でまとめさせていただきます。


教師になりたいと思ってはいても、教師の仕事は何かと問われた時に自信を持って答えることができませんでした。先生の定義では、【主に学校教育を通して子供を大人に育てる仕事】だそうです。子供を大人にするためには、いつまでも子供をかばうばかりではなく、自立に向けて教師から離していく必要があるのだと気付かされました。
また、子供の見方を広げていくために、自分自身の視野も広げていかなければと感じました。
私も子供がどこで苦しんでいるのか分かる教師になりたいので、とても学びのあるセミナーでした。(林)


今回のセミナーでは子どもに何かを聞かれたときの言葉の返し方を学びました。お話の中で私が最も印象に残ったことは「こんな時どう言い返す」というワークの中であった、教師と児童生徒の会話のときに、「大人ー子ども」「指導者ー児童生徒」「人間ー人間」のどのレベルで会話をするのかということです。そのときの練習問題は部活をさぼりがちな中学1年生の女子学生に「先生はランニングをしていない、頑張ってない人に頑張れと言われてもがんばる気になれない」と言われたときにどう言い返すかという問題でした。私は先生は確かに走っていないから生徒にそう言われてもしょうがない、しかし走る必要もないとも思い、返す言葉に悩みました。この問題に対して池田先生は、生徒は「人間ー人間」の立場で言ってきたことで、教師は「指導者ー児童生徒」の立場で言葉を返すようにするとおっしゃっていました。「いいだろう、先生は走らなくて」というような返し方をし、その立場で会話を進めることが大切であるということが分かりました。
5秒で言い返すことが重要であることを学びましたが、実際に隣の人とやってみると思いの外難しく、言い返す練習が必要であると感じました。(松田)


私は、子どもの行動や考えを、教師の主観で決めつける教師にはなりたくないと思っています。今日の講演を経て、主観で決めつけないという思いに加えて、教員としてもっと視野を広くしていかなければならないということを、最も感じました。
練習問題の中で、先生の質問と生徒の返答から、どのような事実が予想されるかを考えていきました。自分では一つの視点だけではなく多方面から考えたつもりでしたが、ペアの人や先生の考えには自分では思いつかなかったものが多くありました。教師の主観で決めつけないためには、もっと多くの視点から考えられるようにならなければならないと感じました。
また、「あなたを信じている。だから、心配するんだよ。」と言う言葉を教えて頂きました。「ほんとに?」と疑わず、子どもの真の考えを引き出せる魔法の言葉だなと思い、これから子どもに指導をする時には使っていきたいなと思いました。また、言葉がけ一つで相手の気持ちは変わっていくことを強く感じました。(百瀬)


池田先生、とても面白いお話と具体的な実践例を交えた、楽しく学べる講演をしていただきありがとうございました。
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