小学校実習を終えて(丹羽)

お久しぶりです。3期生の丹羽亜由美です。
あっという間に1ヶ月が過ぎ、小学校実習が終わりました。振り返ってみると、言葉では表せないくらいに充実した毎日を過ごすことができました。実習で学んだことを生活面と授業づくりの面から記したいと思います。

まず、生活面では6年生ということもありクラスの子たちと上手く関わることができるかすごく不安でした。クラス全員の顔と名前はあらかじめ覚えていたのですぐに打ち解け、話しかけてくれる子どももいるのですが、自分から話しかけないと話ができない子もいて、1週目はどうしようか困りました。このままではいけないと思い、毎日全員と話すことを目標に生活することにしました。そうすると、休み時間にたくさんの子が遊びに誘ってくれたり、「先生!先生!」とたくさん声をかけてくれるようになりました。おかげで普段の授業や、研究授業では普段挙手をしない子や勉強が苦手な子もたくさん協力してくれ、最終日にはクラス全員で2週間前から考えたサプライズをしてくれました。やはり自分から積極的に子どもたちと関わることの大切さを見に染みて実感させられました。また、毎日笑顔で子どもと接することで自然と子どもにも笑顔が広がっていくように感じます。


次に授業作りです。初めは何にもわからなくて、見本を見ながら見よう見まねでの作成でしたが、担当の先生が1から丁寧に説明してくれ、前日には次の日の授業の進め方を詳しく打ち合わせする時間を毎回作ってくださり、上手くいかなかった授業もたくさんありましたが、いろんな授業をさせていただきました。指導案を作るときはゴールから逆算して作っていくこと、子どもたちの実態を把握して指導案に取り入れることなど大学生活ではピンとこなかったこともなんとなくですが理解できたように思います。そして、話術の重要さに気づきました。教師は演技も大切ですが、子どもに向かってどう話すか、教師の話し方によって子どもの反応はすごく変わります。これをすごく実感しました。テンポよく短い言葉で要点を子どもに伝えることで授業はスムーズに進むのだということも学びました。

本当にこれだけでは言い表せないですが、担当したクラスの子どもや、先生には心の底から感謝しています。
何があっても教師になりたいと思うことができました。貴重な経験をありがとうございました。

P.S これはクラスの子どもたちにプレゼントで作ったナフキンです。とても好評でみんなが給食の時に使ってくれました。(丹羽)

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9月26日2期生ゼミ記録〜岩田さん〜(石川)

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9月26日2期生の後期最初のゼミを行いました。後期のゼミは、授業提案を行い、それをもとに教材研究の在り方、授業技術、教師としての構えをゼミ生みんなで学び合うという内容です。私は、岩田さんが行った「社会科 米作り」での学び合いをまとめます。

○岩田さんの授業を受けて
 岩田さんの授業はとてもにこやかにハキハキと進められました。授業始めでは、「秋」→「秋といえば」→「食欲の秋」→「米」→「米作り」と今の季節から本時で考える事を想起させており、ただ一方的に教師が提示するより主体的に考える事が出来ました。また、米作りの流れなどの写真や手書きのワークシートなど、準備量の多さを感じました。しかし、一部発問が不鮮明な部分や、私たちにとっても難しい活動などがあったように思いました。

○研究会の記録
・導入部分の写真Aと写真Bの比較について。
 岩田さんは2枚の写真(手植え・田植え機)を提示し、「今の時代に使われている方法はどっち?」と発問した場面がありました。「今の時代」ということで効率のいい田植え機の方を選んでほしい状況ですが、今の時代でも手植えは行われています。そこで「発問が正しいかったか」という所を含めて学び合いを行いました。
学び合いの中では、『一方の写真を提示して「何をしている写真でしょう?」の方がシンプルではないか?』という意見などがみられました。

・困った児童(寝てしまう児童)について。
 今回は、困った児童役として、古川さんが寝てしまう児童を演じていました。授業の序盤から寝ていたそうですが、岩田さんはペアで話し合う活動を行った際に隣の白井さんが訴えてから気づきました。
 玉置先生はこの場面に対して「教師は、見ているようで見ていない」とおっしゃられました。授業を進行しないといけないという立場上、どうしても余裕がなくなってしまい、「見ているようで見ていない」状態になってしまうそうです。どんな場面でも子供達を意識して「みる」ことが児童の変化に気付く第一歩であるように感じました。

・米作りの順番を並び替える活動について。
 この活動は、米作りの工程を撮影した8枚の写真を実際に行われる順番に並び替えるというものでした。ここで岩田さんは、8枚の写真を一度に黒板に提示し、活動に移りました。工程には私たちでも知らないようなものもあり、全員が戸惑いを見せました。
ここでは、「主発問はみんなが分かるように」ということを念頭に置き、『写真を小出しにする』や『写真に説明を加えてから活動を行う』などの意見が出ました。玉置先生も含めて意見を出し合いましたが、結論は出ませんでした。

 改善点をピックアップして研究しているため改善点が目立っていますが、準備の量や教師としての姿勢は見習うべき所があるなと感じました。また、岩田さんのキャラクターが全面に発揮されており、受けていながらも元気をもらえたような気がします。岩田さん、お疲れ様でした。

(石川)

「野口流 教室で鍛える音読の作法」を読んで(寺坂)

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 こんにちは。2期生寺坂です。最近ようやく記事を書く習慣が復活してきました。やはり、書き続けないと書き方を忘れてしまいます。

 今日は、明日の教師力アップセミナーで講演いただける野口先生の本「野口流 教室で鍛える音読の作法」を読みましたので、その中で特に印象に残った一つの文章について書きたいと思います。

 それは、「音読など、不成功のまま終わらせない。」という文章です。当たり前っぽいですが、大事なことだと強く感じた。私は部活をしていたので、部活でイメージをしたのですが一つの動作を得るために何度も何度も成功するまで繰り返しやります。みなさんもそうだったのではないでしょうか。たった一回の成功かもしれませんが、きっかけと成功体験を子供に感じさせるために、徹底しなければならないなと感じました。また、これはすぐに身につけさせるということは難しいと思います。何年かかけて、学校全体で取り組まなければいけないなと感じました。

 本を読むために、Amazonのサイトで「野口芳宏 著書」と調べたら驚くほどでてきて驚きました。とても読みやすかったので、教師になる今たくさんの本を読みたいと思います。(寺坂)

9月26日 2期生ゼミ記録(白井)

9月26日(火)、後期ゼミの第1回で模擬授業を行いました。私は、授業者として国語の授業をしました。後期最初の授業が、模擬授業を行うということで、かなり緊張しました。学んだことをまとめていきます。

授業内容は、小学校3年生の「へんとつくり」を行いました。漢字の学習は、漢字ドリルやノートにたくさん書いて、覚えていた印象が強いです。その中でも、この単元は、私自身、小学生だった時に「へんがわからないけど、たぶん言葉に関係するから、ごんべんかな?」と後の小テストに、役立った記憶があります。実習などで授業をしたところではありませんが、その記憶からやってみたいと思い、模擬授業を行いました。

模擬授業を行わせてもらい、アドバイスを受けたことがいくつかありますが、そのうちの2つについて書きます。

1つ目は、教師が求めていた答えを出した子への反応だけ、笑顔になっているという点です。間違った答えを言った子が、「先生が笑顔でないから、僕は間違っているんだな。」と気付いてしまうとアドバイスを受けました。意識をしていたつもりではいましたが、表情で子どもたちに間違えを伝えてしまっていたと気付きました。求めていた答えだからこそ、嬉しくなってしまう気持ちが顔に出てしまうのでなく、子どもたちがどっちが合っているのか考えたくなるような反応を心がけたいと思いました。

2つ目は、子どもたちに聞きすぎてしまう点です。子どもたちから答えを導き出そうと、聞くことは大事なことではあるが、教えるべき所は教えることも必要であると学びました。今回であれば、漢字の左側を「へん」、右側を「つくり」と言うことを教えるべきところなので、「大事な話をするからよく聞いてね。」などと言い、教師から伝えることも必要であることを学びました。

今回の模擬授業を終え、玉置先生に「この授業の最後に、子どもたちがなんと言ってほしいか?」と聞かれました。私はうまく答えることができず、反省しました。授業を考えていく上で、最後に子どもたちが何を言うように促していくかを軸にしていきたいと思いました。

最後に、玉置先生やゼミ生の仲間にアドバイスをいただいたことを、次に活かせるように、まだまだまだ学んでいかなくては!と感じました。そして、このように授業を見て深めていける仲間や先生の存在に感謝したいとも思いました。特に、授業後にも、玉置先生に「なぜ『へん』『つくり』という名前がついたのか?」という質問をいただき、より深めることができました。次の模擬授業に向けても、今回の反省を活かしていきたいと思います。

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教師力アップセミナー(川上康則先生)に参加して(黒木、鈴木、石田)

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 9月3日、私たちは、今回初めて教師力アップセミナー(川上康則先生)に参加させていただきました。

 川上先生のお話は小刻みに考える場面があり、楽しく聴くことができました。中でも「安心してわからないと言える教室にしよう。」という言葉が印象に残りました。わからないことは恥ずかしいことだと考えて言えない子どもが多いけれど、そのような発言が授業を展開させ、子ども同士の学びあいに繋がると感じました。教師もわからない子どもがいることを前提として授業をしなくてはいけないとわかりました。障害のあるなしに関わらず、一人一人の困り感をとらえ、できることを伸ばしていけるようにしたいと思いました。

 会場準備等で玉置ゼミの方々には大変お世話になりました。参加させていただきありがとうございました。(黒木、鈴木(松本ゼミ)、石田(深貝ゼミ))

たくさんのステキな出会い(岩田)

 こんにちは。今日から10月がスタートしましたね。朝晩は冷え込みすっかり秋らしくなってきました。スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、秋はやることがいっぱいで飽きがこなくていいなと思っている岩田です。こんなことばかり言っていると怒られそうなので、このへんにしておきます。


 さて、わたしの秋はというと、今のところバイト、遊び、バイト、遊び、卒論という感じです。一日バイトをする日も珍しくありません。さすがに一日バイトをして家に帰るとへとへとです。今日は、そんなバイト生活で感じた出来事を記事にしていきます。


 バイトをしていると、「ありがとう。」「ごちそうさま。」と笑顔で言ってくださる方に出会うことが出来ます。そのような方に出会う機会は決して少なくありません。多くの方が笑顔でこちらに反応してくれます。しかし、中には、携帯に夢中な方や、まともに反応してくれない方などもいます。いろんな人がいるなと思いながらも、その人の些細な行動にとても影響力ってあるのだなと感じます。ほんの一言あるだけで、また頑張ろうと思えますし、こちらも笑顔になることが出来ます。実は人って自分たちが考えているよりも単純な生き物かもしれないです。笑 


 多忙な中にも頑張れる原動力にたくさん出会うことが出来るって幸せなことであると感じています。人に出会うことのステキさを感じつつ、自分もお客さんの立場になったとき、働く側にわたしが感じた気分を感じてもらうことができたらいいなと思っています。これから先も、たくさんステキな出会いをしていくことが出来たらいいなと思います。(岩田)
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【20170901講演】豊中市立第一中学校区小・中合同研修会

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 豊中市立第一中学校区小・中合同研修会での講演のため、自宅を出るまで最後のプレゼン調整。再度、僕も関わらせていただいた文科省発行の「小中一貫した教育課程編成・実施に関する手引」に目を通す。

 11時9分味岡駅乗車、名古屋から新大阪へ。13時着。豊中市立第一中学校長の鈴木先生にお迎えをいただき、会場の第一中学校へ。13時30分頃。車の中や校長室で講演内容のご希望をお聞きして、プレゼン再調整。

 14時から16時30分まで、「新学習指導要領を踏まえたこれからの小中一貫教育 −主体的・対話的で深い学びで確かな学びを保障する−」と題した講演。

 皆さん、最初は「僕は何者?」といった感じで聞いていただいていたが、僕のことを理解していただいたようで、そのうちドッカンドッカンと笑いも生まれて、濃厚な(笑)「新学習指導要領」の話ができた。10分休憩後、小中一貫で大切にすべきことを実態調査をもとに伝達。「小中での緩やかな授業の統一」を提案後、子どもを出力型にする様々な授業技術を体験していただきながら解説。あっという間に2時間30分が過ぎた。熱心に聞いていただける皆さん、頷きも多く、いつも以上に余談が多くなり、模擬授業を予定していたが時間がとれず。

 研修リーダー、校長先生から過分な評価をいただき、嬉しい限り。来年の予定まで聞いていただけた。有り難いの一言に尽きる。そういえば、もう一つ嬉しいことはこの4月からEDUCOMのc4thが校務支援システムとして導入されたとのこと。僕がアイデアを出したことを話したら、皆さん驚かれた。

 17時40分新大阪乗車。20時前に帰宅。この夏の数々の講演を振り返り、我ながらよく頑張ったと自分を褒める(笑)。

※三楽の仕事日記より

10月2日 東海市立緑陽小学校での勉強会に参加して(吉田)

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こんにちは、2期生の吉田です。
10月2日に東海市にある緑陽小学校へ行かせていただきました。私が訪ねた時間はちょうど掃除の時間だったのですが、体よりも大きいモップを使い、一生懸命になって掃除に取り組む、子供たちから明るく挨拶をしてくれる素敵な学校でした。
この記事では、各学年の授業を見させていただいたことから学んだことを3点、書かせていただきます。

1つ目は教室の環境です。
授業のユニバーサルデザイン化を目指されているというお話を校長先生からお聞きしました。「誰もがわかる、内容についていける授業」を行うためには、教室の環境も重要であることに気付かせていただきました。どの学級も「ロッカーの整理整頓」「机の上は整理されている」といった小さなことではありますが、その環境があるからこそ「子供が学習に集中できる」「先生の指示が良く通る」のだと感じました。また、きれいな環境であるほど子供たちがイキイキと発言をしている姿が見られ、教師が積極的に環境形成に取り組むことの大切さも教えていただきました。

2つ目は算数的活動の重要性です。
今回、算数の授業をより多く見せていただいたのですが、特に2年生の「3の段の掛け算」という授業が印象的でした。机を教室の端に寄せ、1枚の紙の周りに子供たちが集合しています。その真ん中では、1つの紙皿に必要な数のうまい棒を乗せていき、掛け算の仕組みを学ぼうとしていました。例えば3×1であれば、1つの皿に3本のうまい棒を乗せていくのです。
その活動をしていると、3×2で子供たちが困惑していきます。
このとき通常なら「1枚の皿に3本のうまい棒を乗せ、その組み合わせが2セットで3×2」と考えるのですが、ある子が「うまい棒3本と皿が2枚で3×2」という意見をし、ここから子供たちが深く考えるようになっていきます。
私は「その子の考え方も素敵だな」と思うと同時に、周りの子供たちの声がけも素敵だと思いました。
「○○、そこまではあってる」「いいぞ!」「ここはこうだよ」といった言葉で溢れていたからです。子供たち全員が主体的に課題に取り組み、学ぶ楽しさを感じていたからこそ生まれた言葉だったと思います。算数的活動を通して学習にしていくことのよさを感じさせていただきました。

3つ目は考え方や見通しが現れた板書についてです。
4年生の学習で「割る数が2ケタの割り算の筆算」を行っていました。私は初めてこの学習の様子を拝見したのですが、子供たちにとって難しいということが見受けられました。その中で「見当」という項目を設け、「やり方・考え方」をしっかりと示しておられる板書があることにより、子供たちは振り返り、前の内容を生かしつつ、全員がわかる授業が展開されるのだと学ばせていただきました。その授業では、「わかるからこそ、もっとやりたい」という子供たちの姿も見られ、「わかる」「できる」と子供が感じられるということが重要であることを改めて学ばせていただきました。

お忙しい中、多くの授業を参観させていただき、多くのことを学ばせていただきました。
ありがとうございました。(吉田)

9月26日 2期生第1回授業作りゼミ記録〜白井さん〜(寺坂)

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 9月26日、玉置研究室2期生の後期のゼミ「授業作りゼミ」の第1回目があった。私は、白井さんの「第3学年 国語科 へんとつくり」での反省会の様子をまとめる。

 まずは、私のざっくりとした感想から。
・授業は、白井さんの温かい雰囲気もあり、終始発言しやすかった。子供が、するべきことがはっきりとしていてなにをすればいいの?という迷子になることもなかった。
・導入の「寝ぼけて漢字を2つに切っちゃった」という設定も、3年生という対象学年が踏まえられていた。遊び心?をくすぐる導入だった。
・やる気のない設定の子供に対しても、教師が全部フォローするのではなく周りの友達にさせていた。
・ペープサートをしっかりと準備していて、余計な板書の時間を減らしていた。
・間違えて発表した子供を置き去りにしなかった。
・要所で、漢字の読み方を復習していて良かった。

 反省会での、玉置先生とゼミ生の意見
・間違えた発表と正解の発表の時の、顔の表情が違う。また、「寺坂君に教えてあげられる人」という間違えを断定する教師の発言もあった
→ヒドゥン・カリキュラムへ繋がる可能性がある。

・課題を提示する直前の発問が、曖昧であった。
 状況:「へんとつくり」にバラバラに分けられた4組の漢字(行・教・校・科)を、子供と完成させた。
T:「じゃあみんな、この4つの漢字どういう風に組み合わせた?」
 この時だけ、全員が「ん?」となった。
→直後に、ジェスチャーを用いて伝わったが発問のことば選びの難しさを感じた。

・最初に、予定していない漢字(今日の場合だと、組み合わせで「枚」という感じができた)がでてきたらどうするのか?
→あらかじめ、「このカードを使って4つの漢字を作りましょう」という制限を加えておく。それでも出てきた場合は、「よく知っているねえ」と褒めることを忘れない

・授業の最後に子供のどんな言葉が出てきたらゴールなのかというところから、逆算して授業を作っていく。今日の場合だと「左側見たら、どんな意味の漢字か想像つくなー」
→では、この発言をさせるためにどうすればいいのか。ということを考えて授業は作る。

・教師としての力がついてくると、本当に教科書のままでいい?と思うようになる。大切なことは、子供の目線に立って作ること。

先にも述べたが、全体の構成もしっかりあってとてもいい授業だったと思う。白井さんお疲れ様でした。(寺坂)

母校大口中学校(江口)

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こんにちは。
いきなりですが、私は大口町出身です。ですから、ゼミの活動でもある教師力アップセミナーの会場である大口中学校は、私の母校でもあります。行ったことがある人は、きれい!と思うのではないでしょうか。開校して、10年目つまり、私たちの代が開校1年目となります。1年目ということで、今以上に本当に綺麗で、本当に中学校か?と思うほどでした。
この大口中学校は、旧大口中学校と北部中学校が統合するために建てられました。もし、統合していなければ、私は、小学校の半分以上の子と離れてしまっていたので、本当に統合してよかったと思っています。

また、1年目ということで、行事やルールなど決まっていない状態でした。そのため、私たちだけで行事を企画するなどとても楽しいことをしながら、友情や先輩後輩との関係を築いていました。先輩後輩といえば、大口中学校では、ブロック制が盛んです。1年1組、2年1組、3年1組が一つのブロックとなってランチルームで給食を食べたり、クラスの配置をしていたりと縦の繋がりを大切にしていたと今になって改めてかんじます。

勉強面で言えば、クラスに先生が来るわけではなく、自分たちで国語や数学などの教室に移動をしていました。ラウンジには、その教科ならではの、物がたくさんあるのでとても楽しいです。移動中には、渡り廊下を通って教室に向かう時があります。そのベランダから運動場に向かって見る夕日は、本当に綺麗でみんなでそこでたくさんの話をしたことが思い出に残っています。

このように、言い出したら止まらないほど自慢の母校です。10月にもセミナーがあるので、講義はもちろんのこと、母校に行けることも楽しみです! (江口)

初めての講習(白井)

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長い長い大学の夏休みも終わり、後期が始まりました。しかし、今日は授業のない曜日なので、まだお休み気分です。切り替えなくては!という気持ちです。そんな日に、私は、運転免許更新に行ってきました。初めての更新なので、2時間の講習も受けてきました。

私は、自分の車を持っていないので、毎日運転はしていません。しかし、車に乗る身として、慣れてきた時こそ、気をつけていきたいと思いました。講習では、愛知県の交通死亡事故がワースト1位だという話がされました。耳にしたことがある話ではありましたが、悲しい話だなと思いました。車を持つ人が多く、交通量が多いからとも言えますが、そういった事故が起こらないように、日頃から気をつけていきたいと思いました。自分の1つの間違いが、自分の人生だけでなく、誰かの人生を変えてしまう可能性があると感じました。今、運転に慣れてきた時こそ、初心に戻り、気をつけたいと思います。

また、講習の中では、私たちが、守るべき道路交通法が時代の変化とともに、変化していることを知りました。高齢運転者の事故を防ぐための改正や、準中型免許が新設されたそうです。どちらも、高齢者運転者の事故の増加や、トラック運転の働き手不足などの現在の社会状況から変化しているのだなと思いました。こういった変わっていくルールも知っておき、守れるドライバーを目指したいと思いました。

最後に、これから自分で運転する機会が増えてきます。今回学んだことや感じたことを忘れずに、車を運転していきたいと思いました。(白井)

役者であること(岩田)

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 こんにちは。9月は一瞬で過ぎてしまったような気がしています。岩田です。みなさん充実した毎日になりましたか?


 さて、子どもたちはは二学期が始まりました。二学期は運動会や、芸術鑑賞会、遠足や修学旅行など行事がたくさんあったような印象を受けます。それと共に一番学校が楽しかったような気もしています。これはあくまでわたしの意見ですが。


 先日、ある子に「先生疲れてる?大丈夫?」と言われました。その言葉を聞いて、はっとしました。自分の意識していないところで、何か感じ取るものがあったのだなと思います。確かに予定を入れすぎて、無意識のうちに疲れが子どもたちの前に出ていたのかもしれません。


 先日拝見した、野中先生のDVDの中で先生が「教師は子どもたちの前で、機嫌よく振る舞わなくてはいけない。」とおっしゃられていたことを思い出しました。「教師は役者である」という言葉もよく耳にします。確かにその通りであると感じました。子どもたちが先生の様子をうかがうようにさせてはいけないと思います。この教訓を忘れないようにしていきたいと思います。(岩田)

8月26日愛される学校づくり研究会に参加して(嶋藤・佐久間・石川)

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 こんにちは。2期生の石川です。

 今回は、8月26日に行われた『愛される学校づくり研究会』に参加させていただきました。今年度は2期生の吉田くんが玉置ゼミを代表して模擬授業を行ってくれました。他のゼミ生は児童役として参加し、たくさんのことを学ぶことができました。
 ここでは、嶋藤・佐久間・石川の3人の学びをまとめます。

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 今回の愛される学校づくり研究会での二期生の吉田さんの道徳の模擬授業から学んだことは、道徳の価値観を板書に書いた方が良いということです。
 書くことで今回の話でどんなことを学んでほしいのか子どもたちへ伝えやすくなるからだそうです。そして、子どもたちの発言は長々と板書するのではなく、キーワードで短く書いていくことが良いことだということも学ぶことができました。
 今回学んだことを9月からの実習で活かしたいなと思いました。(嶋藤)

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 私は児童役として、吉田くんは2期生を代表して授業者として道徳の授業を行いました。吉田くんの授業は2時間だけ練習したものとは思えない立派な姿で、本当に素晴らしい授業でした。
 今回の授業では主体的・対話的・深い学びが授業の中でどのように取り入れられていたかを児童役をやりながら考えていました。児童役をしていてこうすれば深い学びになるのではないかと思ったことがあります。それは、物語と自分だったらどうするかとのズレを感じさせることで弱い人間理解を考えやすくなることです。最初は、物語の主人公について考えているだけで発問に対して他人事のように考えてしまっている自分がいました。しかし、ゆさぶりの発問をされたことで「自分だったら主人公とは違うと思う」という考えや、「なんで主人公はそんな考えになったんだろう?」と急に多くのことを考えることができました。さらに、他の人の意見を聞くことで視点が増え、深い学びになっていると感じました。自分を見つめ直す、自分のことと捉える発問をすることで深い学びになることを児童役をして実感することができました。
 道徳の授業の難しさを改めて感じた日になりました。吉田くん授業お疲れ様でした!(佐久間)

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 今回私は、児童役として参加した中で、「主体的・対話的で深い学びに」について、この3つの観点に注目して書こうと思います。

 私は、授業を受けて「主体的」「対話的」「深い学び」の3つの観点が相互に関連しあっていることに気づくことができました。例えば、児童が主体的に考えられるよう工夫されている場面です。この場面では、ただ主体的な取り組みになるだけではなく、対話的な瞬間や、深い学びの瞬間が見られました。また、このことは授業アドバイスツールの結果を見ても明らかでした。先生方が主体的だと判断された場面では、相対的に他の2観点もみられる傾向にありました。私自身児童側から見ていて、主体的に考えることで、無意識のうちに対話的になるのを感じました。道徳に限らず、まずは自分の考えをしっかり持つことでその後の発表や交流が有意義なものになると身をもって学ぶことができました。
 
 今回、吉田君は事前に玉置先生からの厳しい指導を受けたうえでの授業でしたが、堂々と吉田君のキャラを前面に出した姿は、同じ2期生として誇らしく思いました。素敵な授業をありがとう。そして、お疲れさまでした!(石川)

【20170831講演】尾張旭市立城山小学校現職教育

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9時ごろ、尾張旭市立城山小学校着。今回は2回目の訪問。簡単な打合せをして講演の準備。

 9時30分から11時までの1時間30分、講演+模擬授業。始めに「主体的・対話的で深い学び」の復習。さっそく算数授業映像を見せながら、教材の組み立て方、子どもの発言を促して生かす方法、学びの深め方などを説明する。勝手な判断だが、映像が訴える力が強く、納得していただいた感じ。最後の30分間は、道徳模擬授業。「ゆさぶる発問」で、深く考えることになることを体感していただく。
 
 ゼミ生の協力もあって、書籍はたくさん購入していただけた。次回訪問の打合せ(特に授業検討法)をして学校を出る。

※三楽の仕事日記より
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小学校教育実習を終えて(嶋藤)

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9月4日から9月29日までの4週間、教育実習をしてきました。はじめは不安いっぱいでしたが、初日でそんな不安はどこかへ行きました。子どもたちと接しているうちに緊張がほぐれていきました。初日に、やっぱり私は教師になりたいなと思いました。

初めての授業では、教師が説明しすぎているというご指摘をいただきました。どうしても、一回の発問で子どもの反応がないときに、言い直したり、少し説明してしまったりしてしまいます。発問が悪いから子どもの反応が悪くて、何回も言い直す結果になってしまうということに気付き、二回目からの授業では発問のしかたに十分に気を付けました。その結果、教師が説明する回数が減ったと思います。

他には、私は話し方がはっきりしているのは良いそうだが、ときにきつく聞こえてしまう時があるそうです。つまり、常に強く話しているということですね。。
ご指摘を受けるまでは、自分の話し方について特に気にもしていませんでした。話し方の練習で落語を聞くと良いよと教えていただきました。その時、「あ、玉置先生は落語をしているからあんなにも話し方がうまいのか」と改めて気づかされました。だから私は、これから落語について学んでいきたいと思います。
まずは、玉置先生の本を読むところから始めたいと思います(笑)

教育実習は、今までの大学での学びとはまた違った学びがあり、やってみないとわからないことがたくさんあったので、とても勉強になった4週間でした。3週間後には中学実習があるので、それに向けてまずは話し方を直していきたいと思います。(嶋藤)

【20170830講演】小中一貫教育校飛島学園現職教育

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 8月30日14時から飛島学園で講演。今回の依頼は道徳授業がテーマ。1学期に行われた道徳授業映像をもとに話してほしいとの依頼。事前にかなりの時間がかかったが、なんとか今日に間に合う。

 八木先生の道徳授業映像をもとに、玉置流を提案。同じ題材で模擬授業。特に授業の組み立て方と子どものつなぎ方を伝授。

 次に別題材で、玉置流の道徳授業詳説して模擬授業。八木先生がやられた選択肢をもとにした道徳授業提案。最後は鈴木中人さんらと創った「いのちの授業」で模擬授業。やはり模擬授業は先生方の食いつきが違う。自分も講演とは違った緊張があり、あっという間に時間が過ぎる。

 大会議室で教育長、次長、校長ら4役の皆さんと今後の相談。書籍作りを通して、この学園のこれまで、そして今後を描いていくことがほぼ決定。「授業と学び研究所」の真価が問われる事業になるはず。

※三楽の仕事日記より

【20170829講演】尾張旭市立渋川小学校現職教育

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 8月29日午前は、尾張旭市立渋川小学校現職教育へ。今年度は今回を合わせて4回の指導訪問校。ゼミ生の石川君、吉田君、牧野さん参加。

 「新学習指導要領とこれからの授業」と題して2時間30分。1時間は「新学習指導要領の主体的・対話的で深い学び」を詳説。次の1時間は、授業で大切にしたい授業技術。残り30分は模擬授業で、久しぶりの「17段目の秘密」。

 この1年のことを考えて、いつも以上に笑いを多くして(笑)、先生方とのやりとりもしっかりとっての2時間30分。喜んでいただけたと思う。次回以降の訪問相談をして退校。

※三楽の仕事日記より

沖縄にて…(吉田)

こんにちは、二期生の吉田です。沖縄旅行の折に考えたことを綴らせていただきます。ご一緒に考えていただけたら、書いた甲斐があったかもしれません…

第二次世界大戦時から70年以上経った今、沖縄は国際的にも発展し、観光地としても有名なことはご存知だと思います。
旅の中でも私はひめゆりの塔と平和記念公園のことを鮮明に覚えています。

ひめゆりの塔では、私と同い歳の女性が多くお亡くなりになったことを知り、1つ1つ映像や資料を観させていただきました。特に女性生徒達を引率した教員達の展示では「子供を思う気持ち」と「当時の思想」が葛藤について書かれており、最後に教員が生徒に「ここで死んではいけない」とお話されたという内容を目にした時の衝撃は忘れられません。

平和記念公園では、戦争でお亡くなりになられた24万人の名前が書かれた平和の礎や各県ごとの慰霊碑、捕虜にならない為に多くの日本人が飛び降りた崖を観させていただきました。「こんなにも」という言葉が何度も脳裏に流れつつ、手を合わさせました。

「平和」を目指している今でさえ、多くの国際的問題を抱えています。一筋縄で上手く進むことばかりではないと思います。

私自身、平和のになる為の答えは具体的に示せません。そんな私でもやれることはやりたい思います。
この記憶を大切にすること、伝えていくこと、感性を磨き高めることをし続けたいです。

最後になりましたが、多くの方のご冥福をお祈りします。(吉田)
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【20170826指導】愛される学校づくり研究会でゼミ生吉田君授業指導

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 今日は愛される学校づくり研究会で、授業アドバイスツールの活用研究の一貫で、ゼミ生が授業(子ども役含む)を行う。授業については全くの白紙。授業者となった吉田君には、9時に研究会会場のEDUCOM本社に来るように指示。

 9時から11時までの2時間で、教材研究から授業展開の仕方、シミュレーションをしながらの授業技術伝授を行う。僕にとっては2時間でどこまでより良い授業をするためのポイントを教えきることができるか勝負。

 ちょっと厳しく繰り返し指導をしたところもあるけど、素直で吸収力が高い吉田君。2時間弱で終了。「あとは何も見ないで授業ができるようにイメージトレーニングすることだ」と指示して、研究所会議や研究会役員会に僕は出席。

 13時から研究会開始。吉田君授業者、寺坂君授業アドバイスツール使用者、他のゼミ生子ども役となって、道徳授業「ドッチボール」開始。

 僕は指導者としてドキドキ。いわば僕の指導の評価を受けるということだ。吉田君の一挙手一投足に注目しながら授業観察。「そこはそうじゃないよ」と思うところはあったが、基本的な教師の姿勢(子どもを受容する)は申し分ない。展開も無理なく、揺さぶりも効果的で、指導者として胸をなで下ろす。

 さっそくアドバイスツールを使っての授業検討開始。進行は神戸先生。寺坂君はいろいろ言いたそうだが、遠慮気味。発言はベテラン教師に負けずシャープ!よし!という感じ。

 最後はお願いをして、和田裕枝先生、山田貞二先生から指導をいただく。深く納得できる内容で、僕も大いに学ばせていただく。

※三楽の仕事日記より

【20170825講演】豊橋市立小中学校長会学校の活性化をすすめる会

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 市立小中校長会の依頼を受けて、「学校の活性化をすすめる会」の講師として、ライフポートとよはしへ向かう。

 13時30分ごろ会場着。打合せの中で、「講演だけでなくグループ討議まで任せてください」と提案。快諾をいただき、さっそくプレゼン変更。

 14時から50分間は、ミドルリーダーとしてのイメージを持ってもらうための講演。とっても良い反応。休憩をちょっと挟んで、事例をもとにミドルリーダーとして課題を発見し、その解決に向けて話し合う展開。100名弱の皆さんの熱心な討議で、会場は大盛り上がり。話し合っていただく様子を見ていると、20グループのいずれも熟議で、仕掛け人として満足。最後は、話し合いを受けて「ミドルリーダーとしての在り方」を20人の方に話してもらう。さらに校長会役員3名の方にコメントをいただき、終了。

 おかげさまで今日も本の売れ行きはとてもよく(笑)、在庫がなくなってきた状況。

※三楽の仕事日記より
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