【20170624進行】授業深掘りセミナー

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 8時前に家を出て、EDUCOM愛知本社へ。8時30分から授業深掘りセミナー打合せ。大人数の参加があることもあって、いつもより会場密度高し。

 我がゼミ生10名も到着。2期生が段取りをよく分かっているので、僕は大きな流れを示すだけ。和田先生の新刊本とともに僕の本も並べて、参加者を待つ。

 9時30分から開始。最初は佐藤正寿先生の模擬授業。メディアリテラシーをテーマにした、いつもの通りの良質な授業。深掘りは若手教師対象なので、子どもの指名の仕方、教材の研究方法などを話題にパネラーにぶつける。どのパネラーも動ぜず、的確な回答。

 続いて、次の授業に向けてのテーマ説明のため大西貞憲さん登場。新学習指導要領から「深い学び=見方・考え方」を説明。

 11時から和田先生の模擬授業。L字型の面積の授業をいかに「見方・考え方」をテーマに深めるかが授業提案。続いて、7つのグループに分かれて授業検討「3+1」。最後はパネラーによる深掘り。

 和田先生から「大失敗しちゃった。ごめんなさい」という言葉。だれも思っていなかった意外な言葉に僕が食いつかないワケはない(笑)。一気に深掘り。皆さん、かなり参考になったと思う。

 おかげさまで、アンケートは提出されたすべての方が「大変良かった」。僕の手応えと同じで満足。

※ 三楽の仕事日記より

7月24日第15回3期生ゼミ記録(岡田)

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こんにちは。3期生の岡田です。

ついにゼミが終わってしまいました。伝えることの難しさはありましたが、まだまだやり足りないと感じてしまう程、楽しくもあり、充実感もあるゼミでした。

さて、今回は最終回、早川聡くんのゼミ発表について書きたいと思います。
「全員を聞く子どもにする教室の作り方」(多賀一郎)という本を紹介してくれた早川くん。今回の発表で正直私は「してやられた」と思いました。

私たちは初めにまっさらな余白だらけのプリントを配られました。活動を挟みながらどんどん話していってしまう早川くんに「もう1回言って!」の声ばかり上がっていました。
すると、早川くんはしばらくして余白の埋まった、全てが書かれたプリントを私たちに配りました。3期生はブーブー文句を言います。

しかし、これこそが早川くんが伝えたいことでした。プリントに書いてあることを読むだけだったり、1~10まで親切丁寧に細かいところまで話してしまったりするようでは、
適当に聞き流す習慣がついてしまいます。確かに初めから全てが書かれたプリントを配られていたら、私たちは目で追いながら聞くという状態になっていたと思います。まっさらなプリントだったからこそ、書かねば、聴かねば、という思いが働きました。
早川くんにはしてやられましたが、体感的に学ばされました。ありがとう。

そして、私が印象に残ったものとしてもう1つ挙げたいと思います。それは、教師が守るべき「聞く」ルールというものです。教師の話を聞かないときの注意の仕方と、友だちの発表を聞かないときの注意の仕方に差が出るのはいけない、誰が話していても聞くべきときに聞けていない場面では厳しく対処する、ということでした。先生が話しているんだから聞きなさい、などと「先生」が前提にあること自体が違うのだということを再認識しました。

誰かの話を聴くときは、目と心を傾けながら、相手の言葉を一生懸命受け止めようとすることが大切だと学びました。これから私たちは教育実習に向かいます。そのことを頭に置いて、児童生徒の話を受け止めながら聴いていきたいと思います。(岡田)

7月24日第15回3期生ゼミ記録(菱川)

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こんにちは。ついにゼミも最後になってしまい悲しい思いの菱川です。

さて今回僕が読ませていただいた本は石井順治の『学び合う学びが生まれる時』と言う本を読ませていただきました。
この本は実際に石井順治さんが色々な全国の研究授業を見た時の授業記録をまとめたものであります。様々な授業の中で『学び合い』が発生している授業から学べることやみんなが是非実践してほしいこと、授業をやる上で意識してほしいことが書いてありました。

今回はその中で僕が是非みんなに知っておいてもらいたいことをここに綴らせてもらいます。
まず初めに一斉指導方式についてです。
今の若い大学生の方々はおそらく小学校時代この方式の授業を受けていた方が多いのではないか?と思います。
一斉指導方式とは教師が解釈したこと準備したことを一方的に教える授業
であると書いてありました。
今回これを発表に取り入れたのは新しい指導方法についての発表ばかりを今まで僕らゼミ生はしてきて過去の指導方法を振り返ることがあまりなかったなと感じたからです。
この一斉指導方式は教師が一方的に教える授業であります。
今は学び合いと言ってこの指導方式には真反対と言ってもいいやり方ですが昔はこれが主流でした。
今思うとこの指導方式はいけないことが多いです。
子供の教室の姿だと、
自ら考えない。
単語で話す子どもたち。 ...etc

教師の教室の姿だと、
子どもを褒めるより注意することが多い
子どもの言葉に対して教師の言葉が多すぎる ...etc

と言った悪い点があります。けどこう言った悪い点から今の良い授業のやり方が生まれて言ったことを忘れてはいけないのかな?と思います。
これは教育の現場でも重々言えることです。悪いことしかない指導方式はありません。だからそんな昔の今は使えないだろう!ってゆう所から新しい何か学び合いに発展するような指導方式を見つける工夫を僕はこれからして行きたいと思います。

次に『つなぐ』と言うことに対してです。
学び合う学びにおいて聞くこととともにつなぐことが大変大事になります。
つなぎのあるなしでは、学びの質を決定するほどの力を持ちますと言われているそうです。
今回そんな『つなぐ』働きをするにはどんなことをすれば良いのか3つのつなぐ働きを学びました。
1.考えと考えをつなぐ
2.子どまの考えとテキスト(教材)をつなぐ
3.子どもと子どもをつなぐ
1つ目の考えと考えをつなぐについては子ども1人が答えをもし発言してもらってもその子どもの答えと似通った違う意見もあるかもしれないからそれらをつないで行くこと。
2つ目は子どもの考えとテキスト(教材)をつなぐということで、どんな課題なのかを明確にすることです。
3つ目は子どもと子どもをつなぐということです。これは1つ目に関連付けて行います。
子どもの成り立ちや育ち方や経験は子供によって違います。そんな中で国語なんて意見が一人一人違ってくるのは当たり前です。そんな一人一人違う意見をつないで行くことが子どもと子どもをつなぐことであり、1つ目と関連していることでもあります。
『学び合う学び』において教師が実施しなければならない『つなぐ』はたらきの主なものは以上の3つであると本には書かれていました。
教師の目と心が、「教える」こと一辺倒から、このような『つなぐ』ことに移れば移るほど、『学び合う学び』の心地よさが子供の中に広がっていくであろう。

前期のゼミはこれで終了です。夏休みに入りますがあまり記事をあげていない菱川もしっかりあげれるように頑張りますので陰ながら応援よろしくお願いします。

では!また会う日まで〜〜!(菱川)

7月24日 第15回(最終回)3期生ゼミ記録(早川)

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こんにちは。3期生の早川です。

今回のゼミが、僕ら3期生の前期最終回でした。今までの14回のゼミ活動で学んだことをできるだけ自分のものにした上で話すことができるよう頑張ろうと意気込んで臨みました。

今回、発表に使用した本は「全員を聞く子どもにする教室の作り方」(多賀一郎 著)という本です。この本は、元々玉置先生の本棚にあったものではなく、今回は新しく購入していただいた本です!それはそれは僕の発表に対するやる気も上がります(笑)

この本では、「聞く」ことの大事さをとにかく説いています。「きく」ということを表すものにはいくつかの種類の漢字がありますが、その中でも特に「聴く」ということが良い教室づくりの上で必要になるとのことです。単なる言葉遊びということではなく、ただ「耳」を使ってきくだけではなく、「目」も「心」も使っているのが「聴く」ということなのだと書かれています。(「聴」の漢字を構成している漢字に注目してください)

相手の話を「聴く」ということはただ話をきくということではなく、”一生懸命に相手の言葉を受け止めようとすること”とも書かれていました。自分が何かを相手に伝えようとするときに、全然自分の方向を向いてくれなかったりする経験ばかりがクラス内で広がれば、当然学級崩壊につながるであろうと感じると共に、逆に言えば、相手を受け止める・受け止められる経験がクラス内に広がれば学級崩壊などが発生することなどないのです。

以上が本を読んだ上で、特に印象に残ったことなのですが、今回の発表では僕も発表する自分の話に注目してほしかったので、プリントをほぼワークシートくらいの白紙にしてみました(笑)
わずかですが、いつもより集中して聞いてもらえたかなと思います。。。

全15回の3期生のゼミが終了したわけですが、この前期を思い返してみると本当に多くのことを共有しあってきたなと感じます。それをただ思い出とするのではなくて、一つ一つ自分のモノとしていけるように、また、自分のモノにした上で9月・11月にある教育実習の中で少しでも活かしていければいいなと思います。

後期も、できるだけ多くの学びの場に出向いて、学びを深めていきたいと思います。これからも僕ら3期生をあたたかく見守ってください。よろしくお願いします。(早川)

今きづけたこと(岩田)

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 こんにちは。久しぶりに記事を書きます。今週は1次試験も一段落し、多方面にわたり、友人と報告会兼お疲れ様会をしてきました。今まで頑張ってきた友人とのそのような時間を共有することは今の自分にとって何にもかえることの出来ない大切な時間です。


 4月に入って学校でも、ゼミでも教採に向けて本格的に対策を行ってきました。友人との話も気がつけば試験の話が多くなり、いつの間にか、遅くまで学校に残って勉強するということも普通のことになっていきました。以前も2期生が記事にしていましたが、そんなとき一緒に同じ目標に向かっていく友人の存在というのは、本当に心強いものです。辛いときも勉強したくないときも、心が折れそうなとき一生懸命頑張る人の姿が目に映ると自然に頑張れる気がしてきます。試験の直前は特にそう感じました。



 しかし、もう一つ忘れてはいけない存在を思い出しました。それは家族です。もちろん今までも忘れていたわけではありません。大学生になりいろいろな価値観や考え方に触れる機会が増えました。気がついたら未成年ではなくなり、自分の選択に自由度が増した反面、責任も出てきました。今思えば、わたしはかなり勝手なことをしてきたと思います。計画性はないし、世間知らずにもかかわらず、自分がやってみたい!と感じたら、やってみないと気が済みません。その為、家族にはかなり迷惑をかけてきました。だから、わたしを間近で見ながら育った弟は、慎重派なのかと思うほどです(笑)。



 そんなわたしなので、家族との衝突は日常茶飯事です。笑 冷静に考えて9割わたしが悪いです。笑 しかし、何があってもどんなときでもわたしの一番の支えであったことに違いはありません。わたしよりもわたしのことを信じ、多くは語らなくとも見えないところでいつもサポートしてくれていたのだなと思いました。いつのまにかそれが当たり前になり、感謝を忘れているなと感じました。でも今ここで気がつくことが出来て良かったです。恥ずかしいので今はまだ記事にすることで留めておきます。いつかちゃんと伝えられるように、この記事を書いたことをきっかけに勉強を始めることにします。(岩田)

7月24日第15回3期生ゼミ記録(松田)

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こんにちは。3期生の松田です。


早いもので、私も最後の発表となりました。私は前回に引き続き中室牧子さんが書かれた『「学力」の経済学』という本を読んで学んだことを発表しました。


1つ目は「学力テストに一喜一憂しない」ということについてです。中室さんは学力テストというのは学校教育の成果を測るうえで意味のないものと述べていました。

その理由として「教育生産関数」という子どもの教育成果分析に最も標準的な分析枠組みが用いられます。この教育生産関数というのはインプット(親の収入や遺伝などの「家庭資源」と教員の数や質、授業時間やカリキュラムなどの「学校資源」)がどのくらいアウトプット(学力)に影響しているのかを明らかにするものを言います。これによると、学力を分析するためには家庭資源のことも含めて分析しなければならないということになるので、学力テストでは子どもの学力を正確に測ることができないとしていました。

では、家庭資源と学校資源というのはどのくらいの割合で学力に影響を及ぼすのかということについてですが、60%〜70%が家庭資源であるという結果がある実験により明らかになりました。学力テストでは県別の順位が毎年公表されています。そこで正答率が悪かった問題について自治体や教育委員会は学校の指導法や教材に原因があると見がちであるが、順位に影響されるだけではなく、家庭資源と学校資源の関係を明らかにして、何に重点を置けば子どもの学力が上がるのかを示すことが大事であると述べていました。


2つ目は「いい先生とはどんな先生か」についてです。中室さんが思ういい先生とは、「ある子どもを他の子どもや集団と比較するのではなく、過去のその子自身と比較して昨日より今日、今日より明日と伸ばしてやれる先生」だそうです。このような先生を本では「質の高い教師」と呼んでいました。そして質の高い教師を見極めるものとして「付加価値」というものがあります。これは、例えばある子どもが前回のテストで35点だったのが次のテストで55点だったということがあったとします。この差である20点のことを付加価値と言います。この付加価値と教員の質について因果関係があることが実験で明らかにされ、質の高い教師は子どもの成績を上げることができるとされました。そして、今後はこの質の高い教師を増やすための動きが出てくるかもしれないということでした。

この本を読んでみて、教育というものをいつもと違う視点から見ることができました。いつもは実際に現場で働いている方や、働いていた方の本を読むことが多かったのですが、今回は経済学という立場から教育を見ることができ、新しい見方をすることも大切であると感じました。


ゼミでは玉置先生や読んだ本、他の人の発表から子どもの見方や教師の働きかけ、授業技術を学びました。教育実習で生かすことのできるよう、ノートやみんなのプリントを見直したいと思います(松田)

7月24日 第15回3期生ゼミ記録(丹羽)

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みなさん、こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。今回で前期のゼミが終わり、菱川くんの発表をこうして振り返るのも最後だと思うと、なんだか寂しいです。(笑)

それでは気を取り直して、菱川くんの紹介してくれた『「学びあう学び」が生まれるとき』という本を紹介したいと思います。

私は菱川くんの発表を聴いて、学び合いをすることで考えが深まるだけでなく、子どもたちの中で考えることの心地よさが広がっていくのだということがよくわかりました。

この、「学び合い」には克服しなくてはいけないことがあります。それは『一斉指導方式』です。どういうことというと、昔は集団に効率的に教えるためにこの授業は続けられ、この方式のおかげで日本は短期間で教育の水準を引き上げてきました。しかし、現代において、教師の説明と発問で誘導し、チョークによる板書で一方的に教えるという知識伝達式の授業では子どもたちの未来を切り開く学力は形成できないのです。

 この方式における子どもたちの教室での姿は、詳しく語ることが少なく、単語程度の言葉でしか話せない子や、よく発言して活躍する子どもに偏りがあるというような子どもの姿があります。それではいけないのです。

『学びあう学び』を支える教師の役目として聞くこととともに大切なことを3つ紹介します。1つ目は考えと考えをつなぐことです。例え、子どもが正解を言ってしまってもすぐに次の問題にいかずに、他の子にも考え方を聞くようにすることで子どもたちのいろいろな考え方を共有することができます。2つ目は子どもの考えとテキスト(教材)をつなぐということで、何を目指すのかという課題を明確にします。3つ目は子どもと子どもをつなぐということです。これは1つ目に関連付けて行います。

この「つなぎ」を意識して授業をすることで聞き合い、考え合うことの楽しさが子どもたちの中で広がっていきます。

私自身、発表のとき意見を求めたら発言者に対してうまく返せなかったり、次の人にうまくつなげないので意識して頑張ってみようと思います。(丹羽)

【20170620講演】長野県総合教育センターでの教頭研修講座

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 7時に家を出て、大曽根、多治見、多治見から塩尻までは特急しなの号で移動。駅からは迎えの車で長野県総合教育センターへ。10時30分ごろ着。

 義務新任教頭研修が朝から行われていて、僕は二つ目の講座を担当。こちらから提案した講義タイトルは「学校を元気にする教頭の働き方・関わり方」。

 いただいた要項を見ると、前後の講義はとても固そう(笑)に思えたので、笑いながら教頭職の楽しさ・面白さを分かっていただこうと講義方針を決める。

 11時から12時30分まで、100名余の新任教頭先生に「教頭としてどうしても押さえておきたい新学習指導要領」、映像を見せながら「私の教頭時代の取り組み」の2本立てで話す。話せば話すほど頷きが多くなり、良い反応。笑いのボルテージも上がり、とても気持ちよく話をすることができた。最後は応援メッセージを送って終了。

※三楽の仕事日記より

★後日参加者からいただいた感想★
・玉置先生のお話をお聞きしていると、学校には様々なところに変革できるチャンスがあるということを強く感じました。当たり前と思いっていたこと、無理と感じていたことでも、ちょっと見方を変えると何かができそうな気がしてきました。
・玉置教授のご講義では、内容はもちろんですが、いかに相手に伝えるかという伝え方、ユーモア、簡潔さについても学び、このあり方を生かしたいと思いました。「教頭って楽しいものだ」と思えました。私も楽しみたいです。
・玉置先生の教師間の壁をなくす取組みについて、職朝の連絡事項をパソコン上の掲示板に書くことで時間を浮かしその時間で一分間スピーチを行った事例はとても参考になりました。
・玉置先生の実践を学び、教頭はこんなんにのびのびいろいろなことに挑戦していいんだと驚きました。今はまだ教職員とのコミュニケーション、保護者対応に心を配っている段階ですが、学校の良さや課題が見えてきたら「こんなことをやってみたい」と学校長や保護者に説明できるようにしたいと思います。
・新学習指導要領をわかりやすく伝える、教職員や生徒とつながるための声がけ、仕組みや仕かけをつくる等玉置先生のお話から、こちらから働きかけるヒントを多く得ることができました。
・自分が今、ようやくこなしている教頭としての仕事は創造的なものとは程遠いということを、玉置先生の教頭時代の創造的な仕事ぶりを見て痛感した。また、学校を今以上に元気にするためにと考えても具体的な方策が浮かばず学校のことが見えていないという事実をつきつけられた気がします。
・玉置先生の話から、学校を取り巻く様々な人々をWi-Fiのようにつないでいくために教頭として常に情報を発信しながらコミュニケーションをとっていきたいと思いました。
・学校ボランティアの方たちと授業の振り返りをしている実践に驚いた。教頭が中心となり担任とボランティアの意思疎通を図ることで子ども達により良き教育がなされると思う。ボランティアの方たちとは最初の打合せしかしていないが終了後にも話をする機会を取りたい。
・情報公開が人をつないでいくというのが手に取るようにわかり自分の仕事に対するエネルギーにつながるような気持ちになりました。玉置先生が生きがいやりがいをもって教頭を務められていたことがよく伝わってきて自分も何か始めてみたいと思います。
・先生方とどう関わっていったらいいかという点で、玉置先生の「すぐに伝える」ということを早速やってみたいと思いました。私のあり方次第で職員の雰囲気が変わり、学校も変わっていくのかと思ったら改めて背筋が伸びる思いでした。
・先生方に「即時評価」良い所をどんどん声をかけていく。
・玉置先生からの名言をぜひ日報にて職員に伝え共有していきたい。

【20170615指導助言】津島市立南小学校

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 今回で5回目となる津島市立南小学校での指導助言。3年生の道徳授業を参観。子どもと教師の関係作りがしっかりできていて、教室の空気があったかい。先生の問いに必死に応えようとする子どもの姿もいい。授業を見る先生方の姿も、初めて訪問したときに比べたら雲泥の差。

 授業を見ながら、さて今日はどのような指導助言をすべきかを考える。授業者は2年目の先生。多くの異動があったようで、3年目の訪問とはいえ、初めて出会った先生が多く、若い先生が目立つ。そこで、ふと浮かんだアイデア。

 そのアイデアは、この読み物資料で先生方を相手に授業をするというもの。授業検討会で出された課題を意識しながら、授業作りや子ども同士をつなぐことなどを実演を入れて助言をしてみようという大胆な案。

 先生方の活発な検討会のあと、模擬授業をすることを宣言して開始。校長室での30分間の教材研究メモを思い出しながら、発問二つの授業展開。なんとかやれるものだとほっとする。僕の努力を好意的にとっていただいたのか(笑)、たくさん本を買っていただけた。大感謝。

育ちゆく姿(吉田)

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こんにちは、二期生の吉田です。

今回は嬉しいかったことを記事にしたいと思います。

私は英語を教える塾でアルバイトを2年近くしています。
そこに来る子供は1〜6年生の児童達でみんな素直で素敵な子たちばかりです。現在グローバル化、英語教育の早期化という煽りを受け、年々児童数が増え、講師である私は大変な日々を送っています。
忙しい中でも、子供に会うと「今日も頑張ろう」と思える場所です。
子供たちは小学校を卒業するとともに、そこを辞めていくのですが、先日、中学生になった彼らに会うことができました。

私の顔を見るとすぐ、「あ!先生!」と言いながら寄ってきてくれました。
私も彼らのことを覚えていたのですが、制服が変わって、背も伸びており、初めは驚きました。話をしていると「中学校が楽しい」「部活をやっている」「文化祭の準備をしないといけない」など小学生だった彼らから想像できない会話が飛び交います。さすが中学生と思える言葉遣いになって、彼らの成長を感じました。

単なる塾の講師である私のことを覚えていてくれ、成長している子供を見ることができ、とても嬉しかったです。また、私の知っている頃の素敵な姿を残しつつ、たくましく成長している子供は偉大であり、そんな子供に関われたことを誇りに感じました。

私はこんな出会いをこれからも大切にし、いつまでも彼らの「先生」でいられるようにまた努力していこうと思います。

本当にありがとう!(吉田)



【20170608指導】尾張旭市立白鳳小学校

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 12時20分頃に自宅を出て、尾張旭市立白鳳小へ。校長室で歓談。今年度3回の訪問内容確認。

 13時45分から3年生国語の授業参観。授業前の子供たちの様子を見て、「これは校長室で聞いた以上に元気がある」と思ったが、机上の筆箱位置、ロッカーの状況を見て、きっちりとした学級経営がなされていると推測。始まってみると、話を聞くべきときはすっと収まり、さらに指導言をよく聞いていて、反応もいい。2ヶ月で学級・授業経営の基本が押さえられていると見た。

 こうなるとあとは授業内容。僕は分からず屋の教師になれ!といっているが、課題提示に教師はとてもよい意図的ボケ。一気に子供たちが課題解決に向かうという展開。個別思考、ペア思考と順調に進む。集団追究はだれがやっても難しいところ。教師の言葉が多くなってしまったことは残念だが、この時期で、この課題なら致し方ない。

 1年前の教師集団と比べると、正直なところ、格段にいい!授業検討会の助言では、「子どもに寄り添い、子どもから学ぼうとする姿勢」「3+1での教師間のやりとりの質の向上」をキーワードに所感を述べさせていただいた。この先生たちの変容が、僕がここに来させていただいたことが要因の一つなら、こんな嬉しいことはない。

※三楽の仕事日記より

【20170606飛び込み授業】弥富市立弥富中学校

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 13時に弥富中学校到着。授業をやらせていただく担任の先生から情報収集。開始5分前に教室に入り、子供たちとやりとり。弾ける笑いをとることができ、学級目標を訊ねる中で、今日の道徳授業のテーマに関連する言葉も出てきて、よし!これなら楽しく、深い授業ができるという気持ちに。

 授業の内容等は、二人のゼミ生が書いてくれると思うので(笑)割愛。

 授業終了直後、一人の男子学生が僕のところにやってきて「先生の道徳授業、めちゃくちゃ面白かったです」と伝えてくれた。一人でもこのように思ってくれたなら本望。

 担任の先生が子供たちに聞いたところ、「ものすごく考えた授業だった。こんなに考えたのは初めて」といった感想だったとのこと。これも嬉しい感想。なんせ「考え、議論する道徳」を目指したのだから。

 ゼミ生からは「先生、子供たち泣きそうでしたよ」と。そりゃ、そうだ。ゆさぶりをかけ、大人でもすぐに答えられないことを求めたのだから。

 先生方への講演では、僕が考える「道徳授業づくりのポイント」を解説して、さきほどの授業動画を再生しながら、授業進行に際して考えたことを説明。ほぼ1時間。

 山田貞二先生からいただいた資料をもとに、初めて取り組んだ授業。手応えを得ることができた嬉しい日。それにしても、子供たちとの授業は本当に楽しい。

※ 三楽の仕事日記より

 ゼミ生による記録あり。寺坂君岩田さんの記録もぜひお読みください。実はゼミ生の記録の方が詳しいです!

7月17日第14回3期生ゼミ記録(静谷)

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こんにちは。
松葉杖がとれ、歩くことに幸せを感じている静谷です。

今回わたしが発表した本は、平田治先生が書いた「魔法の掃除」13ヶ月という本です。
本書には、「自問清掃」を導入した四月から子どもがどのように変化していくか、その過程で教師はどのような壁にぶつかるか、壁はどうやって突破していくか、家庭教育との連携をどうするか、自問清掃はどういうものか等々、随筆風に順をおって説いています。

今回の記事では、この本のタイトル「魔法の掃除」13ヶ月というところに着目して書いていきたいと思います。

まずは、「魔法の掃除」についてです。「魔法の掃除」とは、自問清掃のことを指します。ということで、自問清掃について簡単に説明していきます。自問清掃とは、指示・命令・注意を一切せず、さらに働くことをやめて清掃を休んでもよい掃除教育のことです。これによって、子どもたちから自発性を引き出し、自律心を育てようとすることが目的です。

次に内容について説明します。「自問清掃」は、五つのステップを踏んでいくように構想されています。一つ目のステップは、「がまん清掃」です。がまん強い意志力を鍛え、人に迷惑をかけないがまん強さ、つまり「自由」の真意を体得させることがねらい。二つ目は、「しんせつ清掃」です。ここでは、言葉ではなく行為で協力することを目指します。三つ目は、「みつけ清掃」です。自分の清掃が終わったとしてもチャイムが鳴るまで、仕事を見つけとおしてみようという段階です。四つ目は、「感謝清掃」です。目を内に向けて感謝の気持ちで働けるかを自問する段階です。五つ目「正直清掃」です。掃除時間のいっさいの行動を、自分自身の心の尺度で判断し、正直な気持ちですごす時間とする段階です。以上が魔法の掃除である、自問清掃の説明でした。

次は、「13ヶ月」についてです。普通、1年は12ヶ月で13ヶ月などありません。では、この「13ヶ月」とはどのようなものか説明します。4月から12月の話では、自発性を引き出す方法について述べています。ですが、この13月では、付け加えとしてまったく逆の自発性を潰す駄目な例について述べています。 徹底して巡回する「看守さん方式」、子ども達に相談させる 「話し合い方式」、 責任者を決めてまかせる 「班長方式」、 清掃委員が管理する 「見回り当番方式」、 道具・役割を細かく分ける 「徹底分担方式」、きちんとできたら点数シール! 「ゲーム感覚方式」、 手順をすべて画一化 「完全マニュアル方式」、雑巾がけで筋力アップ!? 「肉体鍛錬方式」、とにかく無言で掃除せよ 「精神主義方式」。以上が九つの反「自問」方式で、13ヶ月というタイトルの意味でした。

この本を読んで、掃除に関する見方や教師に対する見方が大きく変わりました。掃除に関しては、まだ実際の掃除現場をあまり見たことがないので想像がしにくいですが、とても掃除に関して興味がわきました。教師に対しての見方も子どもを褒めないで成長する方法もあるのかと、また一つ子どもと関わる方法を学べました。(静谷)




7月17日第14回3期生ゼミ記録(菱川)

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こんにちは。オープンキャンパスで若いエネルギーをもらってきた菱川です。

さて今回の林さんの発表は志水 廣さんの愛を育てる算数数学の授業という本でした。
今回も学んだことをここに綴っていきたいと思います。

愛を育てる算数数学の授業ってなんだ?って思いました。
愛で育てる授業とは
→子供に外下(頭の中で考えていることをなんらかの形で出すこと)を求め、それを的確に受け止めて返すことから始まるらしいです。

子供の意見をきちんと受け止め認めることは確かに子供のやる気につながります。
そう言った当たり前なことをできるようにしていくことがまず大事だなと感じました。

算数数学における愛を育てる授業とは
→教師も子供も共に学び、共に成長すること
つまり教師も授業の中で新しい知識や知識に気づくことが大切である。と林さんはおっしゃってました。


志水廣先生の理論の特徴
→全員の子供が『わかる』『できる』『みにつく』
そのためには
・子供の学習状況をしっかり確認すること
・瞬時に応答できることが求められること。
これらが大事らしいです。
これらを実現するための高度な指導法がありました。
◯つけ法、意味付け復習法、音声計算練習法の3つだそうです。
これらの指導法はネットで実際に見れるらしいので是非みなさん見てみてください。

今回もまた新たな技術を得ることができました。実習まで残りあと1ヶ月ちょっとです。
まだまだ学べることはたくさんあると思うので色々学んでいきたいです。(菱川)

【20170604登壇・進行】教育フォーラム2017 新学習指導要領でバトルする

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 5時起き。奈須先生の本を読み、ネタ仕込み。7時前に家を出て、8時に名古屋ルーセントタワーへ着。教育実習課の皆さん、ゼミ生と合流。搬入作業。

 8時20分から打合せ。8時40分から準備開始。映像、音響などの段取り。会場レイアウト判断。実習課の皆さんとゼミ生には頭が下がるばかり。

 午前に企画した「若手教師向授業づくりセミナー」は70名ほどの参加あり。実はこんなに来ていただけるとは思ってもみなかったこと。鈴木先生進行のもと、小林先生、芳賀先生と共に映像を見ながら、小林実践を価値づけ。

 終了後、さっそくレイアウト変更。いくつかのお願いをして、ゲストの奈須先生、柴田先生お迎えの準備など。学長、副学長には午前から盛況であることを報告。「参加型アクティブ討論会」の打合せは30秒ほど。

 開演の13時には、会議室満席。さらに椅子を入れて200名ほどの参加者。奈須先生の講演は、実にわかりやすく、新学習指導要領のとらえ方を明示するもの。この内容なら本は売れるはず!と確信。予想したとおり、50冊完売。ちなみに談慶師匠との本は早々に売り切れ。算数本も24冊も売れた!

 「参加型アクティブ討論会」の進行役。それぞれに主張ある4名の皆さん。困ったら無茶ぶりすればよいと思いつつ、笑いもとりながら、えぐっていきたいと思い、全神経を使って、先を予想しながら展開。締めくくりは、本学の今後だ!と心に浮かんで、龍崎先生に耳打ち。無事70分間終わる。

 討論会の続きをコーヒー、ジュース、お菓子なども用意してしていただこうと企画した情報交流会。大盛況といってもいい状況で、見ているだけで疲れがぶっ飛ぶ。終了時刻のお知らせ。お礼を述べて、大きなフォーラムを終える。

 17時30分から登壇者と実習課で懇親会。奈須先生、柴田先生とたっぷり話すことができた。奈須先生は大の落語好き、そしてジャズ好きとわかり、僕は勝手にさらに親密感が高まる(笑)。柴田先生ともぜひとも今後もつながりたいという授業研究の話ができて、満足の2時間。

 そして、体いっぱいに疲労を感じて、体を引きずるように(笑)帰宅。企画指示を受けてから今日までを振り返る夜。

 ※ 三楽の仕事日記より

7月17日第14回3期生ゼミ記録(早川)

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こんにちは!!!
本格的な夏の訪れを前に、体調を崩している早川です。咳が止まりません!(笑)
なのにバイトで予定がパンパンで地獄の毎日です。。。

ついに僕達3期生のゼミも14回目を迎え、他人の発表を記事にすることも今回が最後になります。時の流れの速さに驚かされるばかりです。

さて、今回静谷くんが発表してくれたのは、「魔法の掃除 13ヶ月」(平田治 著)という本です。この平田先生が開発した自問清掃というものを導入したクラスの子供達が4月からどのように変化していくかが書かれている本だそうです。
自問清掃とは、子どもたちに指示や命令を一切出さず、働くことをやめて休んでも良いという掃除のことです。
この掃除の方法で、子どもたちの自発性を引き出し、自律心を育てることを促進することができるそうです。

ただ上の文章を読むだけだと、「それ本当にできる?」と疑わしくなってしまいますが、発表の中では、本中に紹介されている子どもたちの自問清掃に関しての作文を読み上げる場面もありとても説得力のある発表になっていました。

発表後に聞いたのですが、「この本の中には、ほんとにたくさんの子どもの作文が書かれてて、自問清掃についてよくわかる」と静谷くんは教えてくれました。
発表だけでは、伝わりきっていない部分がまだまだ沢山あるのかなと思ったので、時間があれば先生に本を借りて一度自分で読んでみようかなと思いました。

お前はどの立場でものを言ってるんだと言われるかもしれないですが、最初に静谷くんの発表から記事にしようとしたときより、本当にゼミ活動の回数を重ねるごとに書きやすいです。笑
それだけ静谷くんの発表が相手に伝わりやすいものになっているということだと思います。

第15回は自分ら(早川・菱川・松田)の3人の最後の発表であり、前期の玉置ゼミ3期生の活動の締めくくりとなるので、集大成という意味を込めて今までに言われてきたことを意識して、分かりやすい発表ができるように頑張りたいと思います。(早川)

7月17日第14回3期生ゼミ記録(林)

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私は今回、志水廣さんの『愛で育てる算数数学の授業〜授業はキャッチ&リスポンス〜』という本を紹介しました。
最近、芳賀先生の教育情報方法論という授業で、他の専修の学生の模擬授業を参観する機会がありました。そこで、自分の専修の教科でない授業もスラスラと分かりやすくやり遂げている仲間を目にし、とても凄いと思いました。私は自分の教科の社会ですらも、「まだまだなのになあ」と感じました。

そこで、違う教科の本も読んでみたいと思っていた時、志水廣さんのこの本の「愛」という言葉が気になったので、読んでみることにしました。

この本を読んで1番感じたことは、今までゼミで習ってきたことは、全て「愛で育てる授業」なのだということです。
志水廣さん曰く、愛で育てる授業とは、「子どもに外化(頭の中で考えていることを何らかの形で出すこと)を求め、それを的確に受け止めて返すことから始まる」のだそうです。つまり、キャッチ&リスポンスが大切です。また、この事は「子どもに合わせる」「子どもに寄り添う」ということを意味します。

私は、以前から、教師は一人一人の子供のこころ・気持ちに寄り添うべきだと思っていました。しかし、授業中においての寄り添いは、考えることができていなかったことに気づかされました。さらに、子どものこころに寄り添うことは、一体感のある授業にもなります。
ただ単に、丸つけ法や丸ごと復唱法などの授業技術を使うだけでなく、その根本にあることなども同時に考えていけたらな、と感じました。

3年生になってもう3ヶ月半も経ちました。時間が止まればいいのになと日に日に感じます。(林)

7月17日第14回3期生ゼミ記録(松田)

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 こんにちは。3期生の松田です。

 今回は嶋藤さんの発表について学んだことを書きます。前回の発表に引き続き山田洋一先生の「発問・説明・指示を超える対話術」という本を紹介してくれました。その中でも3つのトレーニングについて発表してくれました。

 1つ目の「即興力を鍛えるトレーニング」では、見えるものに対し即座にコメントをするというトレーニングで、道にある信号を褒めたり、電車に乗ったときにひと駅の間に向かい合った人を褒めたりすることを紹介してくれました。ゼミ生同士ペアになり10個を目標に書いてみましたが、知っている相手でもなかなか10個は難しいと感じました。学校に来るまでの間やちょっとした合間にこのトレーニングを実践したいと思いました。

 2つ目の「コメント力を鍛えるトレーニング」では、マイナスの言葉をプラスに言い換えて言うというトレーニングで実際に考えてみました。「細かいことにうるさい」というマイナス発言を「よく気が付く人」と言い換えたり、「飽きっぽい人」のことを「気持ちの切り替えが早い人」と言い換えたり、子どもの見方を変えるためのトレーニングということでした。プラスに言い換えることで、今まで苦手だった人に対して少しは苦手意識が薄れたり、新たな見方ができたりするのではないかと感じました。

 3つ目の「質問力を鍛えるトレーニング」では、研修や会合で隣り合った人の好きな○○を聞き出すというトレーニングでこちらもゼミ生同士でやってみました。会話を進めると、「あれが好きなんだ!」と盛り上がる一方で、その盛り上がりに辿り着くまでにその人があまり好きではないものや、やらないことなども知ることができ、好きなこと以外にも多くのことを知ることができることが分かりました。


 ゼミの後、サークルのメンバーでご飯に行ったのですが、即興力を感じた出来事があったので書きたいと思います。

 お店に着いて、中に呼ばれるのを待つためにレジ横の椅子に座っていたところ、仕事帰りと思われる5人の若いお兄さんたちが入って来ました。私たちは3人で座っていて、あと5人も座れるスペースがなかったので、私の友達が私の膝の上に座りました。すると、お兄さんたちも私たちと同じように座りました。

 私たちがお兄さんたちの思わぬ行動に笑っていると、同じように膝の上に座った1人のお兄さんが、「このお店に初めて来たからここのお店はこうやって座るんだってお姉ちゃんたちを見て思ったよ」と言い、私たちはさらに笑ってしまいました。そのお兄さんたちのおかげで待っている間も楽しく時間が過ごせました。ゼミで学んだ即興力とは少し違うかもしれませんが、見ず知らずの私たちがとった行動にユニークな反応を返せることがすごいと思いました。その行動があってもなくてもご飯は楽しく食べることができたと思いますが、より楽しくご飯を食べることができた気がします。読んでいただきありがとうございました。(松田)

【20170603口演】愛知県退職公務員連盟小牧支部総会落語

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 6月3日、13時にパークアリーナ小牧の会議室に到着。もの凄く立派な高座が作ってあって感激。控え室に入ると、教え子から大きな花束。

 着物に着替えて準備。13時30分から1時間。「笑う門には福来たる」と題した講演会+落語。落語は午前に二度も練習した(笑)「皿屋敷」を15分間ほどで。ということは、いわゆるまくらが45分。

 客席には、恩師、教え子、大学時代の友人、元PTA役員、同僚など、知り合いの顔、顔、顔。今なおつながりをいただいていて、幸せを感じながらの高座。

※ 三楽の仕事日記より

7月17日第14回3期生ゼミ記録(嶋藤)

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今回も私は山田洋一先生の『発問・説明・指示を超える 対話術』という本について紹介していきます。今回は前回とは違い、対話術を鍛えるトレーニングを紹介します。

ゼミでは、三つのトレーニングを取り上げました。
一つ目は、即興力を鍛えるトレーニングです。これは、子どもの一瞬一瞬の行動、言動に対して即座に言う力を鍛えるものです。本に載っていた一つの「向かいに座っていた人について、ひと駅の間に十個褒める」というのをひと駅のところを一分に変えて、実際に三期生でやってみました。十個ってなかなか厳しいですよね。(笑)知っている人でもなかなか難しいのに、初対面の人だとなおさらです。なので、普段からこういったトレーニングが大事だと思いました。

二つ目は、コメント力を鍛えるトレーニングです。これは、教師にはとても大切なことだと思います。そこで、本に載っていた一つの「マイナス発言を、すべてプラス発言に変える」というトレーニングをやっていきました。例で、細かいことにうるさい人、計画性がない、飽きっぽい、八方美人、キモイ、きれやすいを出しました。皆さんもプラス発言に変えられますか?(笑)三期生のみんな(私も含め)は「キモイ」のプラス発言で悩んでいました。インターネットで調べたら、「存在感がある」がプラス発言でした。「え〜!!」と思いましたが、確かに「キモイ!!」と言われる子は存在感が強い気がします。三期生からは、「個性的だね」という意見が多かったです。それも良いかもしれません。このようにプラス発言に変えてコメントができる教師になりたいと思いました。

三つ目は、質問力を鍛えるトレーニングです。普段、興味のない人に質問をしないと思います。しかし、質問することでその中の話題からその人へ興味が湧いてくるのだとこの本には書かれていました。そこで、質問する練習としてペアで「好きな○○」について話し合ってもらいました。始めは何気なく聞いていた質問でしたが、質問していくうちに興味が湧いてきている三期生を見て、とても面白かったです。(笑)質問って大切だなと思いました。

三つしか紹介しませんでしたが、まだまだたくさんのトレーニングが本には書かれていました。対話術を身に付けるために今から少しずつ意識して、日ごろからトレーニングをしていきたいと思いました。(嶋藤)

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