地元でインターンをしてきました(吉田)

 こんにちは、2期生の吉田です。今回、地元の小学校で5日間のインターンシップをさせて頂きました。大変忙しい時期に受け入れてくださり、毎日多くのことを学ぶことができました。本当に感謝しかありません。この5日間で私が感じたこと3つを記事にさせて頂きます。

 1つ目は学級の仕組み・きまりです。

 その仕組み・きまりは「先生とクラスの子供がよりよく学校生活を進める」という重要な役割を担っています。先生の考えだけ・子供の考えだけでは成り立たないのだと言えます。「○○さんはこう思っているんだけど、」といって同意を取って進めて行くこと、「これはこうするよ」年間通して伝え、それを教師自身がちゃんとやることで子供たちが変化していくのだと教えていただきました。4月は子供がわからないこともあるから、より多く話をされていたそうです。

 学級経営や学級のルールは、学校内で基準があれど、学級によって異なります。それはその目の前の子供たちと先生との関係によって変化があるからだと感じました。4月から私自身、何ができるかわかりませんが、まずは目の前の子をちゃんと見ることから始めたいと思います。

 2つ目は掲示物の重要性です。
 
 2期生の牧野さんの卒論発表でも、学級の掲示物は本当に重要だと感じました。「子供の動線を考える」「全体として学習環境に適しているか」「発達段階に適しているか(イラストの有無・文字の大きさ)」といった配慮が必要だと感じました。また、私の研修最終日が参観日ということもあり、学級の雰囲気を良くする・子供の成果を見える化しておられました。学級の掲示1つを決して侮らず、検討していく必要性があると学びました。

 3つ目は子供の心の流れをつかむことです。

 担当の先生の動きを見せていただきながら「先生が子供の心の流れを捕まえれているな」と感じました。例えば、音楽の時間、チャイムが鳴っていますが、子供たちは私語をしています。しかし、先生は叱ることなく、歌を再生します。音楽が流れだすと子供たちは歌い出しました。歌った後に「いいハーモニーになってきたね」と褒め、授業を開始しました。音楽を流すという行為によって「歌う時間だと子供は認識し、歌い終われば、授業へ臨む姿勢ができています。」先生があえて叱らないことで「歌声が出しやすい」雰囲気となっていますし、褒められることで、子供は意欲的になります。記事では1例しか挙げませんでしたが、そんな配慮が随所に感じられました。次の子供の姿を考えて学習活動を展開する・指導することが大切であると再認識させていただきました。

 私自身、地元で先生になるということは夢でした。しかし、不安もあります。そんな時に先生方にわからないことや悩みは尋ねること、子供に聞いてみるといった自身の努力で状況を変化させられるのだと学びましたそして何より私自身が「子供が好きなんだ」と思える5日間でした。

 最後に子供からもらったプレゼントの言葉を紹介して記事を閉めたいと思います。
「先生になる不安もあるかもしれないけど、私も頑張るから、先生も頑張ってね。応援してるよ。」
 子供の言葉は私の特効薬ですね。本当にありがとうございました。(吉田)

※写真はゼミで模擬授業をする吉田君です。
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教室をいきいきと(1)大村はま (丹羽)

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「自由に」と言って探させたり考えさせたりするとき、持つべき考え・答は指導者の胸に全部あるように。それがなければ、そういう授業をする資格がないと考えたいと思います。

● 以上のことから
授業をするにあたって、教師は常に生徒たちの意見を全て予測するくらいの知識と教材研究をしなくてはならないことが読み取れる。「自由に」と言っても生徒に任せるのではなく、むしろ教師がよく考えることが大切である。教え込むのではなく、生徒たちが自分で発見したような印象を与えることで達成感を味わわせることができるのだと読み取れる。

卒業論文発表会に参加して(菱川、林)

今回は菱川と林で午前の卒論発表会についてと午後の和田先生の模擬授業そして公演についてまとめさせていただきます。


こんにちは三期生の菱川です。
卒論発表会の午前の部についてまとめさせていただきます。
先輩方の卒論発表会を、見て感じたことはまず準備が素晴らしいと思いました。
僕らのこの時期から準備をコツコツとしてきたのだなと感じました。僕らも準備をしていかないともう危ない時期なのだと改めて感じ本をもっと読んで行こうと思えました。
そして僕の今回の研究テーマにも活用できるのではないか?と思える発表もたくさんありました。それらの発表の中に書いてある著書も参考に読んで行き卒論を書き上げて行きたいと思えました。

次にこの時期ということです。毎年先輩方は卒論の準備そして研究と教員採用試験の勉強を両立してきています。その中で大切なのは日頃の時間の使い方だと感じました。時間の使い方を日々意識しながら勉強と卒論研究そして遊びも両立して行きたいと思います。
先輩方のかっこいい姿は本当に素晴らしくて尊敬します。ありがとうございました。(菱川)

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こんにちは、三期生の林です。
午後からは先輩方と和田先生の模擬授業、そして和田先生の講演会がありました。
二期生の方の模擬授業では、来年のゼミのことがよくわかりました。
和田先生の模擬授業では、ビデオを通して観た和田先生の授業を、実際に子ども役で受けることができました。教育実習で自分が授業をした経験があるからこその学びもたくさんありました。和田先生のように、限られた時間を有効に使いたいなと感じました。
講演会では、私たちの質問にたくさん応えていただけました。
お忙しい中ありがとうございました。(林)
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2月3日教員人材銀行登録者資質向上事業に参加して(安部・岡田・松田)

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 こんにちは。今回は2月3日に行われた教員人材銀行登録者資質向上事業に参加して得た学びを安部、岡田、松田の3人でまとめさせて頂きます。

 私は今日初めて玉置先生の講演を聞かせていただきました。まさに目から鱗が落ちるといった感覚で一時間という短い時間にもかかわらず、それ以上の多くのことをことを学ばさせていただきました。その中でも特に私の心に響いたことは、やはり先生がとても大事にしていらっしゃる「ABCDの原則」です。これは「A=当たり前のことをB=馬鹿にしないでC=ちゃんとやれる人こそD=できる人」という意味なのですが、私はこの言葉を聞いたときに自分の中学校のころを思い出しました。私の中学校では、トイレのスリッパ整頓や挨拶、給食の配膳など生活習慣にとても厳しく、当たり前のことを当たり前にやりなさい、と口酸っぱく言われていました。当時の私にはそれほどきっちり当たり前のことをやらせる意味がよく分かりませんでしたが、今日の講演を聞いてそのわけがようやく理解できました。当たり前のことを当たり前にできるようになることがどれほど大切なことか、またそれを教育現場で習慣づけさせるため、学校の先生というのはその責任が重いなぁ、と改めて感じました。
 自分が教員になったときもこのABCDの原則を子どもに伝えていきたいと思います。
 玉置先生、貴重な講演を聞かせていただいてありがとうございました。 (安部)

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 これまでのゼミで玉置先生が何度も教えて下さっていたことが沢山出てきたため、改めてこれまでの学びの一つ一つの大切さや重要さに気付くことができました。その中から二つのことについて取り上げさせて頂きたいと思います。
 まず一つ目は、「授業とは何か」というものです。それを問いかけられて、私はパッと頭に出てきませんでした。しかし、講義と授業の違いを比較されたことで、すんなり入ってきました。玉置先生の定義では、講義は一番大事なことを“先生”が言うもの、授業は一番大事なことを“子ども”が言うもの、気付くもの、だそうです。これは、まさに今私たちが敏感になっている「主体的・対話的で深い学び」に繋がるところだと感じ、忘れてはならないと思いました。一方的な教え込みの授業ではなく、子ども自身が気付き、発見していけるような“授業”を仕掛けていかなくてはならないと、改めて感じました。
 そして、もう一つは「全員を巻き込む原則」の、ノートの隅に〇か×を書かせるやり方です。これに似たやり方を、私は教育実習で使わせて頂きました。しかし、私はその時「みんな付けれたかな?」と聞いてしまっていました。今回、そのような聞き方ではなく「まだ付けてない人?」と聞くことで、誰を当てても良くなり、また、児童の意見を繋いでいくことが出来るのだと学びました。今後このような活動を取り入れる際には、意識していきたいです。
 今回は、これまでの学びをもう一度振り返り、改めて自分のものにするための機会を頂きました。ありがとうございます。振り返っただけでは意味がないので、友人に話すなり書くなりして、出力していきたいです。(岡田)

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 私が最も印象的であったのは、「〜のために、〜の立場で」というお話です。セブンイレブンの鈴木社長が言った従業員はお客様の「ために」ではなく、お客様の「立場で」頑張るという言葉が紹介されました。これを教師に置き換えてみると、教師は子どもの「立場」で頑張るということになるというお話でした。子どものためを考えてたくさんプリントを準備しても、子どもにとっては多すぎてどこが重要な部分なのかが分からないという事態を招くというお話を聞いて、子どものために準備をしたものや、働きかけようとしたことが、本当に子どもにとって良いものかと子どもの立場で考えることが大切であると学びました。先日、アルバイトで取り組んでいるテキストを全然進めようとしない子どもにしつこく進めるように言ってしまいました。その子は集中が切れがちですが一声かけるとまた進め始めるので、いつものように声をかけたら進め始めるのではないかと考えました。しかし、その日はいつもと違い、反抗するかのように同じページにたくさんの時間をかけており今思えば、何か集中できない理由があったのかもしれないと思い、子どもの立場になれていなかったと反省しました。子どもの立場になって働きかけることのできる教師になりたいと思いました。
 この講演では大学の講義やゼミで玉置先生から教えて頂いたことが数多く出され、一生懸命メモをする他の参加者の方々を見て、大学生のうちから大きな学びができていることに感謝をしなければならないと感じました。(松田)

教室をいきいきと(1)大村はま (丹羽)

◯ P336 9行目
ほんとうに大事なこと、ぜひという基礎的な勉強をどういう姿でやったか、ということを知らないで、結果だけ、やってあればよかったと思うことが、落ちこぼれを作っていくことにつながると、思います。

● 以上のことから
宿題はやってきてあればよし、とするのではなく、子どもがどういう姿、環境でやったのかという背景までも教師は考えなくてはならないということが読み取れる。その宿題がぜひしなければならない基礎的な大事なことであると、きちんとやらない子は空白ができ、落ちこぼれていくことにつながるため、教師は子どもがどんな姿でやったのかまで考えなくてはならないことがわかる。

教室をいきいきと(1)大村はま (丹羽)

◯ P300 2行目
文章を書くとき、ことに意見を書く時には、たるんだような気持や、しぶしぶといったような気持では、自分らしい考えが掘りだせません。人から聞いたことでも、平版に書き並べているのでは、形だけは整っていても、特にその人らしいところもなく、人を動かすものが出てきません。そのたるんだような気分をなんとかしたいといつも思っていたのですが、教師が自分の文章を書いてという方法になりますと、その教室の中が動いてくるのがわかり、やっぱりこれはいい方法なのだと私は思いました。

● 以上のことから
教師も子どもたちと同じテーマで作文を書いてみることが大切であり、必要であればことばで指導するよりも書き出しを書いてあげるなどその子にあった工夫をすることで自分自身の気持ちだったり、個性が出る文ができるのだと読み取れる。子どもが書きたくなるような身近なテーマや題材を用意することが大切であると読み取れる。
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