11月14日2期生ゼミで授業をしてみて(江口)

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 11月14日に、命について考える道徳の授業を行いました。これは、卒業研究に関係するもので、吉田順さんの道徳の授業を元にやりました。しかし、吉田さんのようにはならず、やはり道徳の授業は難しいと改めて感じました。


 まず、リアリティを持たせるために「最近、うざいや死ね、キモいが飛び交っている」と言ったが、これは道徳の時間には言わない方がいいと納得した。道徳の授業の中において、心の変化をして欲しいので、授業が終わる際に「悪口は言ってはいけない。人を傷つける。」と自覚を持って欲しいと思います。しかし、それを行うには、メインの場所に置いてグッと子どもが考え、深める必要があります。今回の場合、言いたいことが多すぎるし、流れの繋がりが無かったため、結局何が言いたいか分からない状態でした。古川さんが教えてくれたように、言うことを入れ替えるだけでも変わって来るということが分かりました。

  国語、社会、算数、理科の要素を取り上げて、それぞれの教科で得意な部分を活かせるような授業展開をしていったが、ごちゃごちゃしてると指摘してもらったので、もっとスマートに出来るようにしていけるといいです。

 実際に自ら命を落としてしまった子どもを取り上げたことで、悪口によって亡くなる子どももいるということを伝えました。しかし、重い話しでもあるので、話し方や子どもの雰囲気をしっかり読み取って進めていく必要があると感じました。盛り上がっている中で、言っても心に響きません。子どもにどうしたら届き、伝わるのか授業づくりは奥が深いです。これからも様々な道徳の授業をみて、命の大切さ、いじめが絶対に許されないことを子どもに伝えていきたいです。 (江口)

東北旅行記〜第四弾〜(岩田)

 第一弾から読んでくださっている方ありがとうございます。今日が最終日の記事です。

 4日目は、一関から宮城県仙台市まで、本日も変わらず長旅です。さて、今日は絶対に遅れられません。時間内に仙台へ着かないと、名古屋へ帰れなくなってしまいます。次の日から予定が埋まっているので、帰れないでは済みません。

 朝一に、中尊寺金色堂へ行きました。またも社会専修なので、歴史的建造物があると見入ってしまいます。社会嫌いや、歴史嫌いが多いと言いますが、実際に見ることで何か感じることや、自分の思いが変化するかもしれないなと何か見る度にそう感じます。時間も無いので、もっと見たい気持ちを押さえて、次の地へ向かいました。

 平泉を後にして、宮城県の気仙沼市へ行きました。教師になる前に一度は必ず訪れたいと思っていた、被災地へ向かいました。今まで通り、山道を越え海など見えてこないなと思っていたところに突然海が現れました。周辺には、重機が立ち並び、何もない更地が続いていました。以前の風景を知らないので、なんとも言えませんが、確実に何かがあったのだということは感じることができました。その後、奇跡の一本松、大川小学校跡地へも訪れました。車のナビは、道を指すことが出来ず、今まであった道がなくなってしまっているところもたくさん見ました。自分が思っていたよりも復興していない現実に来なかったら一生、復興は進んでいるものだと思って終わっていたと思うと、本当に来て良かったと思います。

 東北5日間の旅も自分にとって学びを深めるとても有意義な旅になりました。目で見て感じることや、その土地の人と実際にお話しすることで、自分の知らなかった世界を見るきっかけになると感じました。社会科を伝える者として、自分の考えをしっかりと持っておきたいと思います。(岩田)

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東北旅行記〜第三弾〜(岩田)

 東北旅行記も第三弾になりました。本日は、久慈市から盛岡を経由し、一関市までの長旅です。岩手県の東側より、西側への移動はほとんど山道で、運転しながら酔うくらいでした(笑)。

 朝は、日本三大鍾乳洞である、龍泉洞へむかいました。私にとって人生初の鍾乳洞でしたが、とても神秘的で自然のすごさを感じました。コウモリも見ることが出来ました。龍泉洞の中には、まだ発掘段階の場所もあり、まだ知られていない部分が潜んでいると思うとますます好奇心がわいてきました。自然の神秘を感じたところで、盛岡方面に向かい、小岩井牧場へ向かいました。お休みの日ということで、家族連れで来られている方が多く、子どもたちが元気よく牧場内を走り回っている姿を見て、ほっこりした気持になりながら、わたしたちも動物に癒やされてきました。

 それから宮沢賢治童話村へ行きました。残念ながら、勉強不足により私も友達もポカンとしていました。やはり、どこへいくにも予習は大切だと感じました。笑 予習をしていくからこそ、実物を見たときの感動が大きいのではないかと思います。

 一関市の宿は、おじいちゃんとおばあちゃんが2人で経営している宿でした。「良く来たね。」と出迎えていただき、ますます人の温かみに心が温かくなりました。やはり人に出会うっていいなと出かける度に感じます。明日は、東北旅行最終日。今回もたくさんの学びをすることが出来そうです。(岩田)
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大好きな場所(牧野)

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 12月3日岐阜聖徳学園大学の学祭にて元柳(大学のよさこいサークル)4年生女子によるバブリーダンスを披露しました。ダンスはもちろん衣装やメイク髪型もみんなで考えました。ダンスをしている間は、とても楽しくて、みんなで踊っていることに感謝をしました。

 サークルを引退しても集まって楽しめるこのメンバーは、私にとって大好きな場所の一つです。もうすぐ大学を卒業してなかなか会えなくなるなんて信じられません。いつも当たり前にあったものが無くなるのはとても悲しいです。しかし、ここでできた思い出は一生無くならないと思います。それくらい素敵な場所を私は大学で見つけることができました。

 ダンスが終わった後、次は誰かの結婚式でバブリーダンスしようね。と話しました。私達はこれから先もずっと一緒に楽しんでいくんだと思います。ほんとに素敵な仲間です!

 掲載した写真は玉置ゼミ2期生の白井、古川、牧野です。なかなかの完成度ではありませんか?(笑)(牧野友)

11月6日尾張旭市立渋川小学校現職教育に参加して(白井)

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11月6日(月)、尾張旭市立渋川小学校の現職教育に参加させていただきました。3、4限では、低学年の道徳授業を、5限は、玉置先生による飛び込み授業の6年生への道徳を参観させていだきました。その後の検討会まで参加をさせていただき、多くのことを学ばせていただきました。そこで、学んだことをまとめいきます。

◯3限 2年生 「ともだちや」
子どもたちが、自分の考えを示す新たな方法を学びました。教材の中の主人公の気持ちを考えるのに、3つの選択肢とその他で考えがあれば、書く欄が用意されていて、自分の立場を明確にしやすいと感じました。また、その他を書く欄があることで、考えが広がっていく様子も見ることができました。さまざまな表現の仕方を促すと、子どもたちの集中力を継続させられることにつながると学びました。

◯4限 1年生 「二わのことり」
教材をすべての子どもが理解して、道徳の授業に参加できるようにするため、範読での工夫を学びました。子どもたちに状況の理解が難しい時は、言葉を補足をしたり、資料を動かして視覚的に見えるようにしたりされていました。時には、子どもたちの目線に立ち、「〜なんだって。」と促している場面も見られました。全員で主人公の気持ちにせまっていくためには、教材を理解してないといけないと感じ、そのために、範読での教師の工夫は、大切なものであると感じました。

◯4限 2年生 「ぼくも入れて」
授業の主人公から感じたことを生かして、実際にどのように勇気を出して誘うかを、2人1組で練習するように促されていました。実際に学んだことを、授業中に練習して、日常に生かしていくことを学びました。ロールプレイで主人公になりきることも1つですが、自分自身がどうするかを演技をして、練習することも子どもたちの学習が、日常につながっていくのだと思いました。

◯5限 6年生「夏の日のこと」
仲間の意見聞いている子どもたちの表情を見て、意見をつないでいくことを学びました。玉置先生は、「今、首を傾げたけど、何を思ったの?」や「うなづいたね、どう?」と、子どもたちの表情から、意見をつながれていました。私も、子どもたちの発表を聞くだけでなく、他の子の表情を見ることを意識したいと思いました。

最後に、このように多くの学びを得る機会をいただき、渋川小学校の先生方、そして玉置先生ありがとうございました。今回の学びを生かしていきたいと思います。

11月6日尾張旭市立渋川小学校現職教育に参加して(吉田)

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11月6日に尾張旭市立渋川小学校に訪問させていただきました。3時間目と4時間目は「小学校1・2年生の道徳」5時間目は「玉置先生の飛び込み授業」その後検討会と多くの授業を参観し、比例して学ぶ内容も盛りだくさんでした。この記事では各授業の中から1つずつ抽出して学んだことを書かせていただきます。

3時間目 2年生「ともだちや」
本授業では「考えを積み重ねていく先生の意図的な活動」についてです。
授業の中で「書かせて表現させる」「発表する」「選択肢から考える」といった様々な活動を積み重ねた行く中である児童が「本当の友達ってどんな友達」というくらい核心に迫る思考できていたように感じました。子供たちの実態に合わせて適した活動・配分で展開していくことの大切さを感じました。

4時間目1 1年生の授業
本授業では「状況を想像できることの大切さ」についてです。
範読時に登場人物やその場面で人物がどのように動いたかを確認したり、イラストから想像させたりする活動を取り入れられていました。この活動を行うことでどんどん発言する子供が増えていきました。道徳を行う上で想像をより豊かにするには、全体で共有したり、スモールステップで範読をしていくなどの子供に合った配慮が必要であると改めて感じました。

4時間目2 2年生の授業
本授業では「ロールプレイングから見える自己開示」についてです。
この授業では「友達に誘い方」を実際にクラスのまで表現する活動を行っていました。皆同じ内容を言っていますが、個々で言葉や口調が異なります。一人一人の「自分だったら○○」という自己開示を行動として見られる瞬間だと私は感じました。低学年だからこそ活動を通して学ぶといった方法がとられており、新たな方法を教えていただきました。

5時間目「夏の日のこと」
本授業では「揺さぶるからこそ、現れる子供の考え」についてです。
玉置先生の授業で揺さぶりの発問を行うと子供たちが「俺は○○と思う」「私なら△△」といった表現に変わり、どうしても言いたいという気持ちになり、子供が努力して発言しようとし、その中でクラスの子供が聞き、共感していくように感じられました。「本当にそうなのかと立ち止まられることはやはり重要であると思いました。

お忙しい中、多くの授業を見させていただきました。ありがとうございました。(吉田)

11月6日尾張旭市立渋川小学校現職教育に参加して(寺坂)

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11月6日に尾張旭市立渋川小学校での現職研修に参加させていただき、4つの授業を見ましたので、学びをまとめます。



3限は、2年生の道徳を見ました。低学年の道徳は、今まで見たことがありませんでしたが、スモールステップを踏むことで、子供の集中を切らさない工夫がありました。2年生ということで、語彙も豊富にあるわけではないので、単語で答える子供も多くいましたが「どうして?」と問い直すことで子供から言葉を引き出しているのが印象的でした。



4限は、2年生のもう一クラスと1年生の道徳を見ました。1年生の道徳では、玉置先生の道徳でよくある、朗読の最中に状況の説明を加えるということがより、細かく丁寧に行われていました。また、座席表をもって机間指導されていて、そのあとの発言の時に意図的に同じ意見の子供を当てていたので、改めて机間指導は丁寧にやろうと思えました。

2年生では、実際に登場人物になりきってロールプレイングで授業を進めていました。同じような意味なのですが、一人ひとり言葉のチョイスが異なっていてそれぞれの良さというものが見れるなと思いました。また、道徳的価値の部分では、先生が言うのではなく、子供から粘り強く引き出そうとしていて、子供に言わせることの大切さと難しさを感じました。



5限は、玉置先生の道徳「夏の日のこと」を見ました。先生の仕事日記にも書いてありましたが、味岡小学校とはまったく別の授業でした。「授業は生き物」この言葉を痛感しました。と同時に、子供のための授業を作っていかなければならないと思いました。先生は、子供の反応を見て、授業展開を変えたとおっしゃっていました。そういう、柔軟さを経験の中で身に着けていきたいと思います。



球形のたびに、お茶やコーヒー、和菓子をゼミ生の分まで出していただいた渋川小学校の先生方ありがとうございました。この学びを生かしていきたいと思います。

【お知らせ】明日12月5日旭堂南海師匠の講談が楽しめます

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 明日(12月5日)、午後6時から、小牧市の東部市民センターで旭堂南海師匠の講談を聴くことができます。無料です。ぜひお越しください。11年前、校長をしていたときに社会科授業と講談を融合させた授業を提案し、それ以後、毎年続いています。今回は、篠岡中学校PTAの皆さんが、ぜひ地域の方にも講談を楽しんでいただこうとされて生まれた企画です。

東北旅行記〜第二弾〜(岩田)

 前回に続きまして、東北旅行記〜第二弾〜を記事にしていきます。2日目は、青森から岩手県の久慈市への旅です。


 まずは朝早く起きて、青森魚菜センターへ海鮮を食べに行きました。東北と言えば、海鮮!ということで新鮮な海鮮丼を朝から食してきました。なかなか出来ない贅沢でした。その後、ねぶたの博物館へ向かいました。ねぶたの展示に次は、実際にねぶた祭りに行くんだ!と旅行に行くたびに、行きたいところが増えていきます。
 その後、本日最も楽しみにしていた、三内丸山遺跡へと向かいました。社会科専修ということもあり、遺跡にはとても興味があります。館内はとても広く、縄文時代の歴史について学びました。ガイドの方のお話を聞きながら、教科書で見たことがある風景に私も友達もとても興奮して、写真を撮ってばかりいました。いつか授業で使うんだということで授業用の写真もたくさん撮ってきました。笑 ガイドの方もとても良い方で、親切に様々なことを教えていただきました。


 それから、海岸沿いを通りながら、岩手県へ向かいました。東北旅行、移動距離と山道がすさまじかったですが、2日目も無事に岩手県の久慈市に宿泊しました。明日は、どのような出会いが待っているのでしょうか。(岩田)

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中学校教育実習を終えて(早川)

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こんにちは。3期生の早川です。


ついこの間、小学校の教育実習に続いて、中学校の教育実習が終了しました。4週間がとても短く感じられました。短く感じられたというのは、充実した毎日を送ることができたということだと思います。


この4週間で感じたのは、中学生はもう大人であることです。ちゃんと1対1で話ができる。小学生とは話が出来ないといっているわけではありませんが、中学生は自分の考えをはじめとして「自分」というものをしっかりもっているなと感じました。自分というものがある程度構築されているからこそ、教師側である自分から想いを生徒へストレートに伝えられるし、それに応えて生徒は返してくれる。

しかし全員が小学生のように反応よく返してくれるわけではなく、なかなか表情から感情が読み取れないような子もいました。そのようなことすべてを含めても、中学校実習では生徒との関わりが一番難しくもあり、楽しかったなと、4週間の実習を終えた今振り返ってみて感じています。
学んだこと、感じたこと書けば本当に長くなります。濃い4週間だったと思います。



2つの実習を終え、小学校希望にしようか、それとも中学校希望にしようか迷っている自分がいます。
教採まで長い時間はない中で、考えることに使える時間はそこまで無いと分かってはいますが、もう少し自分の中で整理する時間を取ろうと考えています。

実習が全て終わった今、こうやって小学校と中学校を迷えるというのは小中両実習校に恵まれた証拠だと思います。どちらの選択肢にしようとも、実習で学び得たことは決して忘れず、活かしていければいいなと思います。

教採対策講座もついに始まったので、気を新たに頑張りたいと思います。(早川)

中田さんと(寺坂)

 こんにちは。2期生寺坂です。先日、1期生の中田(昂)さんと京都で紅葉のライトアップを見てきました。昼間の東福寺、そしてライトアップの東寺・永観堂、2日目の瑠璃光院と4つも見て回り紅葉を満喫してきましたので、皆さんにもそのおすそ分けです(笑)。

 修学旅行でよくいく東寺の五重塔ですが、私は初めて行きました。ライトアップが美しすぎて昼間の五重塔はみなくてもいいかなという感じです。(寺坂)

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東北旅行記〜第一弾〜(岩田)

 こんにちは。12月に入り毎日寒い日々が続きますね。暑さには耐えられる気がするのですが、寒いのには耐えられません。2期生岩田です。本日は、最近書いておりませんでした、旅の記録をしたいと思います。今回は東北旅行記です。

 11月の頭に、東北に旅行をしてきました。東北地方に行こう!ってなかなかならないねという友達との会話から、今回は青森、岩手、宮城の3県を周遊する旅に出かけることにしました。思い立ったら行ってみる、やってみる精神の私ですが、今回は長距離レンタカー移動と言うことで、綿密にタイムスケジュールを組みました。


 水曜日の授業後、笠松から名古屋駅に向かい、バスに乗ってひとまず東京に向かいました。途中事故の影響で、時間に間に合わないかもしれないというハプニングもありましたが、さすが日本。30分の遅れで新宿に到着しました。そこからは、弘前までの夜行バスに乗って10時間かけて青森に向かいました。朝起きたら青森にいるのかと思いながら、快適なバス移動で、無事青森に到着しました。


 弘前について、レンタカーを借り、早速旅のスタートです。この日の予定は、弘前から青森まで、様々な方面に寄り道しながらの予定でした。まずは白神山地に向かいました。しかし、以前の台風の影響により、一部が閉山しており、違うルートまで迂回することとなりました。ここではやくも予定変更です(笑)。なかなか上手くいかないものです。白神山地は、紅葉がとてもきれいで、美しいブナ林を見ることが出来ました。1時間半ほどのタイムロスでしたが、迂回した甲斐がありました。その後リンゴ公園や弘前城を見て回り、無事に1日目のホテルに到着しました。夕ご飯は、近くの居酒屋に入りお酒を飲みながら、青森の郷土料理をいただきました。そこの店員さんがとても良い方で、わたしたちにたくさんお話をしてくださりました。その土地の人とお話をすると、言葉のイントネーションが異なって面白いなと感じます。


 1日目はこのような感じで、海も見て山も見て自然を満喫した一日でした。(岩田)
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岡崎市立形埜小学校HPに掲載されました

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 11月30日訪問した岡崎市立形埜小HPに以下の記事が掲載されました。ありがとうございました。

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 今日は、岐阜聖徳学園大学教育学部教授の玉置崇先生と大学生3名が来校されました。4時間目は、玉置先生が4・5年生に算数の授業をしてくださいました。数を組み合わせて答えを探す課題に、子どもたちは真剣に考えて、算数の面白さを実感していました。昼には、玉置先生の落語を聞きました。先生の面白い「鶴」の話に子どもたちは大笑いしていました。5時間目は、6年生の算数の授業を玉置先生が参観されました。6年生の子どもたちは、意欲的に学習に取り組んでいました。玉置先生や大学生の方々と過ごしている子どもたちの楽しそうな表情が印象的でした。

【20171021・22コメンテーター】日本個性化教育学会 第10回全国大会

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 10月21日、22日に日本個性化教育学会 第10回全国大会が本学で行われた。分科会でコメンテーター役を仰せつかり、緊張した二日間を送る。他のコメンテーターのおかげで、分科会自体は無事終了。以下は三楽の仕事日記から。

<10月21日>
台風接近に伴い、学会運営者はさぞかし心配しておられるだろうと想像しつつ、大学へ。8時頃着。大会要項を見ると、附属中の公開授業は10時10分からだと知り、研究室で一仕事。

 10時前に附属中の受付へ。書籍販売のことや参加費のことで、附属中と大学を二往復。傘をささず移動できることが幸い。

 附属中の学習パッケージによる授業を参観。2時間目はいわゆる一斉授業型の数学授業参観。ネタは面白く、不思議に思った子どもたちの課題解決に向けての動きがよい。この子どもたちなら、さらに突っ込んでも乗り越えられるはずと確信。

 昼食。研究室でしばし仕事。13時40分、学会開会式、楽しみにしていた奈須正裕先生による基調提案。いつものように情報満載の講演。自分の講演にも取り入れたい新学習指導要領の解釈多数。

 15時から17時まで分科会コメンテーターの一人。実はこれが僕にとっては苦難。話題提供として附属小、附属中のメンバー7名から、学習パッケージや学校運営の実際について報告。討議をする時間がなくなり、いきなりコメント。僕の立ち位置(個性化教育や学習パッケージについての研究経験なし、一斉授業における授業研究が中心)を最初に述べたあと、「子どもの姿で語られた報告には参りました!」とコメント。今後のICT活用に絡めて個の情報を的確に把握する必要性を話す。学会に長年携わっておられる方にも申し訳ないコメンテーター。

 17時30分から懇親会。奈須先生の正面に座ることができ、楽しく話すことができたことが嬉しい。また知多の庄子校長先生にもお会いすることができたこと、附属小中の方々と交流できたことも嬉しい。事情があって中座。帰宅。

<10月22日>
 ますます台風の進路が気になる日曜日。強い雨の中、大学へ向かう。研究室棟が開いておらず、学生食堂で仕事。

 日本個性化教育学会 第10回全国大会2日目。10時から昨日に引き続きE分科会でのコメンテーター。3人の方からの熱い提案。子どもの姿で実践の確かさをきっちり語られ感服。学習パッケージの実践をしたことはなく、個性化教育についての詳細もわかっていないが、子どもの変容の姿でこれだけ示されると本物の実践間違いなしと確信。

11月14日2期生ゼミ授業者記録(岩田)

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 今日は11月に入ってから初めてのゼミがあり、2限と3限を続けて行いました。模擬授業も2週目に入り、今日は小学校5年生の算数をやらせていただきました。以下に今日の学びをまとめます。

 本日の単元は、三角形の高さと面積の変化より、それらが比例関係になっていることを理解させることが課題でした。今回の授業は、以前に小学校でやらせていただいた授業でしたが、反省点も多く、もう一度深めようと思い行うことにしました。

 今回授業をしてみて、主に教材に関することと、教師の子どもたちに対する対応と2つの観点について、学ぶことが出来ました。

 まず、1つ目の教材に関することですが、「条件提示をしっかりすること」が大きなポイントであることを実感しました。今回に関して言えば、「底辺×高さ÷2」という三角形の面積公式を子どもたちがすでに履修済みであり、子どもたちの声から公式が出てきた後で、教師が「今日は、底辺は変えません。」と子どもたちに示すことが重要であるということを先生にご指導いただきました。1つの条件が示されたことで、子どもたちは自分たちがこれからどのようなことを考えていけば良いのか、また底辺を変えないならば、何を変えるのかというように、疑問がたくさん生まれます。教師が話しすぎる授業に敏感になりすぎるあまり、子どもたちに伝えなくてはならないことを言えていなかったと反省しました。これは、今回の算数の授業だけに言えることではなく、全ての授業に共通することであると思います。条件を提示することは、子どもたちが主体的に学ぶことが出来るために大きな役割をになっていると思いました。

 2つ目は、教師の子どもたちへの対応に関することで、「子どもたちの意見の取捨選択」です。これは、教師に言われる授業技術の中でもわたしがとても苦手とするものです。子どもたちの中から出る意見には、教師がとても予期できないものや、間違っているものなど授業を進めるにあたっては、不都合な場面も少なくありません。そんな時、上手く子どもたちの意見を受け止め、クラスで共有化をはからなくてはなりません。わたしは普段、自分で考えた授業案が崩れてしまうのが怖くて、子どもたちから出る意見を聞き流していたり、自分の言葉で言い換えてしまったりしていました。しかし今日、そのような時の対処法を学びました。それは、教師だけで受け止めるのではなく、子どもたちにもう一度投げかけるということです。子どもたちから受け取ったボールを、クラス全体に戻すことで、自分たちに関係のある事柄であると興味もわくのでは無いかと思う。それは自然に授業に参加する子どもたちの育成につながる。

 本日は、教材に関することと、教師の子どもたちへの対応ということで2点みていった。ゼミで模擬授業をすることで、たくさんの人にたくさんの視点より様々な意見がいただけ、とても勉強になる。これからもゼミ生と高め合い、もっともっとよりよい授業を追究していきたい。みなさんありがとうございました(岩田)

 

11月2日尾張旭市立城山小学校の研修会に参加して(白井)

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11月2日(木)、尾張旭市立城山小学校の研修会に参加させていただきました。6年生の授業参観、そして研究協議会に参加させていただき、そこで学んだことをまとめいきます。
多く学んだことがありますが、その中から2つに絞って書きます。

1つ目は、「オープンカンニング」です。教師が子どもたちが書いた答えを見て、良いところなどを全体に向けて、口に出して言うことです。今回の授業では、机間指導の時に、行われていました。なかなか考えが思いつかずにいた子も、教師がオープンカンニングした考えを生かして、鉛筆を動かし始めている場面を見ることができました。授業をしていく上で、子どもたちに、他の人の意見を聞き、自分なりに生かしていくことのできる力も、つけていけることを学びました。このように、オープンカンニングをすることで、自分なりに聞いた考えを、生かしていく力もつけることにつながり、また、考えを持つことが苦手な子なども、ヒントとして役立ち、次のグループや全体交流に参加する自信にもなると思いました。

2つ目は、「子どもたちを夢中にさせる教師の語り」です。教材についての説明をされていた時、子どもたちは、教師や、目の前にある電子黒板を真っ直ぐに見ていて、集中している印象をとても強く感じました。私も、このような子どもたちを、夢中にさせる語りができる教師になりたいと思いました。また、ICT機器を効果的に使われていて、より教師の語りが伝わりやすいようにされているのを見て、そういった知識や技術も、これから磨いていきたいと感じました。

最後に、今日学んだことを受けて、これからも教員になるために自分の力を鍛えていきたいと、改めて思いました。
今回は、授業参観、そして授業検討会にも参加させていただきました。参加させていただいた城山小学校の先生方、玉置先生、ありがとうございました。この学びを生かして、これからも学んでいきたいと思います。

※写真は先生方による「3+1」方式による授業検討会でのまとめ(一部)です。

11月10日 一宮教育フォーラム「新学習指導要領と授業づくり」に参加して(吉田)

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 11月10日に一宮市で行われた勉強会に参加させていただきました。学校終わりに来られた先生が熱心に勉強されており、「学び続けるとは」ということのだと感じる勉強会になりました。また、この勉強会の会長の方は「玉置先生の教育実習生」であり、つながりの深さを感じました。

 本記事では学んだことを2つに絞って書かせていただきます。

 1つ目は物わかりの悪い先生は子供に期待し待つ先生であるという考えです。玉置先生の授業の原則の中の一つに「物わかり悪い先生であれ」という内容があります。この授業技術は教師が子供の言ったことを都合よく言い換え、子供の思考を止めることを防ぐための心構えです。私は「『狙いを明確に持つ』『子供の意見をつなぐ』という意識が必要だ」と前回の記事では書かせていただきましたが、もう1つ必要な心があると思います。

 それはよく大西先生や和田先生も言われていることです。「『この子の意見、聞いてみたい』と誰よりも教師が思い、素直に受け取る」という姿勢です。授業をしている中で流ればかり意識し、子供の一言にこだわって聞くということを忘れてしまいます。それでは子供が変わりません。

 物わかりの悪い先生は「教師自身が内容を分かっていても、子どもの考えや意見を信じて待つ」という心を持ち合わせた先生になるということではないでしょうか。

 2つ目は子供から現れるものを逃さない大切さです。玉置先生は「表情発言」や「感想」「意見」あらゆる子供から出てきた表現を逃さず、見られているということが実際の授業でも見られます。私達大人でもそうだと思いますが、「気付いてくれる」「わかってくれる」「受け止めてくれる」人や場所を好みます。先生はそんな子供の姿を目指し、「発言者以外に目線を配る」「聞くことが9割」といった授業技術を活用されているのだと改めて気付くことができました。

 私にとって多くの授業を見ていく上で「自分だったら」や「玉置先生なら」といった見方をより深めるためとなる時間となりました。ありがとうございました。(吉田)

最近気になったこと(江口)

私は、朝ごはんを食べるときに新聞をパラパラ読むのが中学生からの習慣です。そんな中、読んだ人も多くいるかもしれませんが、11月10日にとても悲しく感動したコラムがありました。

世界では、一年間におよそ八十万人が自ら命を絶っているという。四十秒に一人、世界のどこかで誰かが自死していることになる。その中には、死にたくないのに、自殺を強いられた子どもたちもいる。ナイジェリア北東部に住むハディザさん(16)は、かの地でテロを繰り返すイスラム過激派組織ボコ・ハラムに誘拐された。幹部に「最も幸福な所に行かせてやる」と言われて、彼女は帰宅できるのかと喜んだが、違った。
爆弾が付いたベルトを腰にきつく巻かれ、人混みの中で自爆するように命じられた。そうすれば、多くの人の命を奪うことになる。一緒に自爆を命じられた十二歳の少女に「どうするの?」と聞いたら、こう答えたそうだ。「どこかでひとりきりになって、自分を吹き飛ばす」

国連などによると、ボコ・ハラムによる子どもを使った自爆テロは今年になって急増し、既に百人以上の子が「自殺」させられ、数百人もの犠牲を出しているという。自らの機転と周囲の助けで自爆をまぬがれたハディザさんらの貴重な証言を集めた米紙ニューヨーク・タイムズの報道によれば、人混みを避け、自爆しようとする子も少なくないそうだ。
自爆テロで何十人もが犠牲になれば、ニュースになって、世界中で報じられる。しかし、他人を巻き込まぬため、たったひとりでの死を選んだ少女たちのことは、まず報じられぬ。


これを読んで、自らの命を大切にしなくてはならないと改めて感じました。そして、この世の中から絶対に戦争というものをなくし、全人類が幸せに暮らせる日が来るようにしなくてはならないと思いました。
そして、これほどまでに子どもたちが、周りの人々のことを考え、孤独に死んでいく悲しい世の中であるのかと感じさせられました。
この子どもたちの思いが、全人類に伝わり、自らの命を大切にする人が増えるといいです。 (江口)
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12月14日一宮市立浅井中学校で講演&口演

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 12月14日に一宮市立浅井中学校で、山田校長先生のご理解もあって、保護者対象に「新学習指導要領の話」や「落語」をさせていただくことになりました。学校RRの教育漫才もあります。先生方の教育コントもあるようです。「やってみなけりゃわからない」といった感じですが、三楽ファンを一人でも増やしたいと思っています(笑)。

【20171020講演】島根県公立小中学校教頭会研究大会

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 益田泊の朝。8時20分、大会委員長の豊田先生に迎えをいただいて教頭会研究大会会場へ。聞くところによると、各地区持ち回りで2年ごとに行われているとのこと。大きな会での講演機会にいつも以上に緊張。

 さっそくプレゼンと映像チェック。完了後は、講演までの1時間30分ほど控室で仕事。ゼミ加入に関するメールがいくつか届き、その対応。

 10時40分から12時20分までの100分間、「新学習指導要領を踏まえた教頭の在り方」と題して講演。プロフィール紹介で落語を趣味にしているとあったので、講演冒頭に「教頭が知っておくと良い小噺」紹介から。始めは笑っていいのかしら雰囲気があったが、徐々に温まり、しっかり笑っていただけるようになった。もちろん、新学習指導要領のとらえ方や教頭としての学校改革のヒントをしっかり伝える。

 役員の皆さんと昼食。気づいたら、列車発車時刻が近づいていて、慌てて会場から駅まで送っていただく。

※ 三楽の仕事日記より
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