【20170825講演】豊橋市立小中学校長会学校の活性化をすすめる会

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 市立小中校長会の依頼を受けて、「学校の活性化をすすめる会」の講師として、ライフポートとよはしへ向かう。

 13時30分ごろ会場着。打合せの中で、「講演だけでなくグループ討議まで任せてください」と提案。快諾をいただき、さっそくプレゼン変更。

 14時から50分間は、ミドルリーダーとしてのイメージを持ってもらうための講演。とっても良い反応。休憩をちょっと挟んで、事例をもとにミドルリーダーとして課題を発見し、その解決に向けて話し合う展開。100名弱の皆さんの熱心な討議で、会場は大盛り上がり。話し合っていただく様子を見ていると、20グループのいずれも熟議で、仕掛け人として満足。最後は、話し合いを受けて「ミドルリーダーとしての在り方」を20人の方に話してもらう。さらに校長会役員3名の方にコメントをいただき、終了。

 おかげさまで今日も本の売れ行きはとてもよく(笑)、在庫がなくなってきた状況。

※三楽の仕事日記より

バイト先の話(寺坂)

すっかり夜も涼しくなり、体調を崩しやすい季節の変わり目ですが案の定体調を崩していました寺坂です。夜寝るときに、窓を開けっ放しで寝ているからかな。気をつけたいと思います。みなさんもお気をつけください。

さて、話は取って代わって私のバイト先の休憩室での一コマです。
〜簡単な割引計算を間違えた時〜
B「Aさんて、勉強できないよね」
A「先生の授業がつまらんかったで」
B「てか、こんな風に使うなんて思わんかったし、使うならもっとやってたわー」

教員採用試験の練習中によく出てきた、学習が日常生活に活きる授業作りと、そもそもの子供が興味を持って取り組める授業づくりの大切さをふと感じた瞬間でした。

こんな風に、何年か経って話に出るのって嫌ですね。「あの先生のおかげで、こんなことが仕事に生きてるわー」と言われたいものです。(寺坂)
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【20170824講演】枚方市立津田中学校区

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 午前の講演場所の枚方中学校へ、津田小学校教頭先生からお迎えをいただき、午後の会場近くに喫茶店まで送っていただく。1時間ほど昼食休憩。

 13時30分、枚方市立津田中学校へ到着。午前は2時間だったが、午後は1時間30分の講演依頼。どこに一番焦点を当てたらよいかをお聞きし、「学習指導要領」と「小中いずれでも実践したい授業技術」にすることに決定。

 14時開始。今度は100名近い皆さん。午前以上にドッカンドッカン受けて、休憩なしで一気に話す。なぜ学習指導要領を変えなければいけないか、学力を向上させる授業技術など、頷き多く、午前以上に熱が入る。15時30分終了。

 校長室で3人の校長先生と懇談。研修担当の先生がわざわざお礼に述べにきていただく。冒頭の言葉は「とってもおもしろかったです」。僕としてはこの言葉が一番嬉しい(笑)。

※三楽の仕事日記より

【20170824講演】枚方市立枚方中学校区

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 京都泊の朝。ベットがしっくりせず、あまり眠れず。早朝から目が覚める。メール確認など。7時から朝食。ホテルを出て、五条駅から竹田、近鉄丹波橋、枚方市と乗り継いで、8時ちょっとすぐに到着。迎えの時間まで休憩。

 8時40分、枚方中学校長の迎えをいただき、車で会場の中学校まで移動。中学校区での研修会日で、2つの小学校の先生方も集まっておられ、80名ほどの先生方を相手に「新学習指導要領を踏まえたこれからの授業」と題して、模擬授業もいれて2時間話す。ぎっちり座っておられることもあってか、ペアでの話し合いなどにも積極的で、気持ちのよい先生方。つい熱が入る。11時30分までしっかり話す。持参した本はほぼ完売。

※三楽の仕事日記より

キンモクセイの香り(岩田)

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 こんにちは。大学の長い夏休みも終わり、明日から大学講義開始です。休み明けの登校は、小学生の時も今も変わらず好きになれません。登校しぶりになりそうです(笑)。
 
 SNSや友達と連絡を取ったりすると、夏休みを満喫している様子がうかがえます。もちろん私も充実した夏を過ごしました。性格上暇な時間を作りたくないので、毎日時間に追われ、予定を詰めてしまいます。その度に後悔しながら、毎日疲れと闘っています。しかし、自分の楽しみの為の予定なので頑張れてしまいます。


 おととい、バイトの店閉めの時、外に出たときふとキンモクセイが香っていることに気付きました。昔から、家の近くにはキンモクセイが多く、下校帰りに香っていたのを思い出しました。嬉しいときも、嫌なことがあったときも、キンモクセイのいい香りのおかげで、夏から秋への季節の変わり目を乗り越えられてきたような気がします。わたしの登校しぶりもキンモクセイのおかげでなんとかなったといってもいいと思います。

 「もうそんな季節か。」と思う反面、そんなことも忘れていた自分になんだかさみしくなりました。毎日が慌ただしい自分の生活リズムを少し見直すべきなのかもしれないとも思いました。
 
 人生の夏休みといわれる、就職までのあと半年間、自分の好きなこと、挑戦したいこと、今だから、今しか出来ないことの為に一生懸命になることはとてもステキなことであると思います。しかし、そのせいで身近にある大切なことを見失うようであってはならないと感じました。季節は、もう10月です。今年もあと3ヶ月。悔いの無い2017年にしなくてはなりません。時間をとって、落ち着いて自分を見つめ直してみたいと思います。また、キンモクセイに助けられました。笑 ありがとうございます。(岩田)

あの頃のように(吉田)

こんにちは、二期生の吉田です。
現在日焼けがすごく、アロハシャツが似合う青年となっています(笑)

今日はその要因ともなった沖縄旅行を共に旅した友達との思い出から改めて気づいたことを書かせていただきます。

その友達は小学校1年生の頃からの一緒に遊んで、今でも年1回旅行に行くような親しい人です。
お互い今年4年生。
一般的な就活も教採のことも知らず、互いの意見交換をしていくなかで、彼が本当に苦労していたこと、頑張ってきたことを知りました。

そんな彼との関係の中で、1番鮮明に覚えていることがあります。
小学校6年だった自分が違う中学校へ行く彼に言ったことがあります。
「どんな場所にいても、友達であることは変わらないよ。お互いに頑張ろう。そして絶対、同じ高校で会おう。」
その夢は叶えることができました。

今回の旅で彼からこんなこと言ってくれました。
「また、頑張らんとね。」
あの時の言葉を僕に投げかけているかのように感じました。
彼とは違う道ですが、あの頃のように再出発したいと思います。そして次の夢を彼と叶えたいです。(吉田)


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来週から幼稚園実習が始まる白井さん(玉置)

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 10月2日から幼稚園実習が始まる白井さんから、自作の名札写真とともに以下のメッセージが届きましたので、紹介します。

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 まだ何歳児のクラスも分からず、不安ですが多くのことを学んできたいと思います。たくさんの子に囲まれるように、がんばります。写真は、作った名札です!!

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 名札からも実習への意気込みを感じます。頑張れ!(玉置)

【20170823講演】京都府総合教育センター中学校数学科講座

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 今日は京都府総合教育センターからの依頼を受けて、「中学校数学科教育講座」の講師。教育センター北部研修所へ向かう。

 地元駅から名古屋駅、新幹線で京都駅、そこから綾部駅へ。12時30分着。センター迎えの車で北部研修所到着。

 算数講座は、国立教育政策研究所の笠井健一先生。講座が被っていなければ、ぜひ講演をお聞きしたい先生。残念。ご挨拶。

 僕に与えられた時間は、13時から16時30分の3時間30分。冒頭で昨年の講座に参加された方に手を挙げてもらうと、けっこうな数のリピーターでびっくり。気合いを入れ直す。

 第1部は「新学習指導要領とこれからの数学科授業」と題して、時々、参加者に質問をしながら話す。

 第2部は、新学習指導要領の数学科目標や内容を示して深掘り。特に「数学的な見方・考え方」の育成に焦点を当てて展開。あえて、思考力を育てない授業をしてもらったり、この教材で思考力を育てるためにどのようなことに留意するかを個人、グループで考えてもらった後、僕が指導に心掛けたことを紹介するなど、昨年と違うネタを入れながら、16時30分までたっぷり。

 ありがたいことにわざわざ「来年もぜひ来てください」と伝えに来ていただいた参加者あり。有り難い、有り難いに尽きる。

※三楽の仕事日記より

9月26日(火)後期第一回2期生ゼミ授業者記録(岩田)

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 9月26日(火)2期生後期ゼミが始まりました。本日は、授業者として社会科の授業をさせていただきました岩田です。以下に本日の学びをまとめます。

 単元は「米づくり」で設定は小学校5年生でした。また、今回の授業は一度小学校にて授業をしたことがあるものであり、その時上手くいかなかったこともあり、この題材を選びました。小学生を相手にしたときも、子どもの顔を見ていると理解していないなと思ったり、自分の言っていることが伝わっていないなということを実感しました。今回も授業を進めてみて、やはり生徒役の2期生がポカンとした様子でした。わたしは、今回授業をしてみて、主に2つのことを意識しなくてはならないと感じました。

 1つ目は、子どもたちをよく見ることです。今回、わたしが知らない間に生徒役の中で、事前に役作りをしてくれていました。実際の現場でもいろいろな子どもたちがおり、教師はその都度対応を考えなくてはなりません。今回は、古川さんが寝ている子どもの役をしていました。恥ずかしいことに、わたしはそのことに全然気がつかないでいました。ペアワークをする際に、隣の生徒役の牧野さんに教えてもらって初めて気がつきました。授業を進めるのに精一杯で、子どもたちの様子に目がいっていなかったというのは、反省点です。

 2つ目は、子どもたちの立場に立って考えることです。今回導入部分の米づくりの順序の並び替えは少し難しかったと思います。しかし、自分の授業をこう進めたい!という気持ちがありすぎて、子どもたちを知らないうちに誘導するような形になってしまったと思います。教師のそのような気持ちは子どもたちが一番よく分かっており、先生はこういってほしいんだという思いを自然にくみ取って授業に参加してしまいます。それでは、子どもたちの授業ではなく、教師の自己満足の授業になってしまうのだと実感しました。

 教材研究の面も甘い部分ばかりで、導入と展開が一致していなかったり、言葉の言い回しにより子どもたちが混乱してしまったりと、実際に授業をすることで見えなかった部分を自分で理解するよい機会となりました。もちろん教材研究もそうですが、わたしはまず授業は子どもたちの為のものである、ということをもう一度しっかりと自分に言い聞かせたいと思います。そして、いろいろな人から助言をいただくことで、ますます深い学びに繋がると感じました。次回は今回の教訓を生かして、授業をしていきたいと思います。ありがとうございました。(岩田)

【20170822講演】海部地区現職教研教育環境部会

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 8月22日午後は、あま市へ移動して、文化会館へ。1時間ほど早く到着。控え室で仕事をさせてもらう。

 海部地区現職教研教育環境部会主催の講演会で、14時30分から1時間、「今、国が目指している学校ICT環境と活用をつかむ」と題して話す。

 若い先生方ばかりで、これからのこの地区のICT環境を提言する立場の人も多いことから、「ぜひこういう視点で、この資料をもとに管理職などに伝えてください」といった展開。頷き具合は相当なもの。熱を入れて話すことができた。

ネガティヴは長所(牧野友)

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 今日、お世話になっているある人から「君は本当はネガティヴなんだね」と言われました。とても驚きました。

 私は物事を全て悪い方へ考えてしまうこのネガティヴな性格がコンプレックスで、人前ではださないようにポジティブに考えようとすることが多いので、気づく人が少ないのです。もっと驚いたのは、「ネガティヴは長所である」と言われたことです。ネガティヴは周りを暗くするので短所とばかり考えていました。しかし、その人曰く、ネガティヴは物事を慎重に考えて、人でも物でも取捨選択できるから長所であるそうです。確かに私は、一番最悪の状況を想像し、それを回避する方法も考えてきました。そのおかけで上手くいっていたのかもしれないと思いました。

 少し考え方をかえるだけで短所は長所になることが今日改めてわかりました。だとすると私の他のコンプレックスもコンプレックスではなくなるのでは?と欲がでてしまいます。このように考えている私はやはりポジティブなのでしょうか?自分を見直すよいきっかけになりました。(牧野 友)

大人への一歩 (江口)

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 夏休みということで、東京の方に進学した高校の友達が、帰省してくるということを聞き、3人でご飯を食べに行きました。

 いつもながら、大学の話や最近あったことを話していました。しかし、今までと異なり、将来のことをよく話したことが印象的に残っています。どこへ、就職するとか、試験はいつあるか、面接内容など、就職に関することを話すとともに、結婚したら、どうする?など、家庭に関することも深く話しました。

 話している時にも、大人になったねと共感し合っていました。東京に行った子は、就職も東京のようなので、会う時間は今以上に減ると思いますが、今後も一生続いていく友情だといいなと思います。また、もう1人の子は、まだ試験があるそうなのでみんなで応援していきたいです。みんなで、夢を叶え、いい将来を迎えれたら幸せです。 (江口)

マイブーム(百瀬)

 前回の記事で、岐阜県に来て初めて聞く言葉があったと書きましたが、もう1つ紹介したいと思います。

 その言葉とは、岐阜県や愛知県の人にとっては、当たり前に通じる言葉である「モーニング」です。私はこの言葉を、1年生の時、友達の家に泊まりに行って、その友達と友達のお母さんとの会話で初めて知りました(笑)

友達母「明日モーニングでもいかない?」
友達 「モーニングなら、〇〇ってお店は?」
私 「モーニング?朝のこと?ん、、、?」

 後日その話をしたら、周りの友達には逆にモーニング知らないの?と驚かれたほどでした。モーニングは一宮発祥らしいですね、それは驚くわけだと納得しました。(笑)


 それから、モーニングの存在は知っていたもののあまり行く機会もなく4年生になりました。なぜなら、私は朝起きるのが苦手なので、早起きしてまでご飯を食べに行かなくても、、、と思ってしまうからです。

 しかし、この夏休みはいろんなカフェを調べて、早起きをして、モーニングを楽しみました!最近モーニングブームが来たみたいです。なので、おいしいお店を知っていたらぜひ教えてください!!

 最近は卒業まであと半年、悲しいなぁと感じることがよくあります。なので、学生である今だから、岐阜県にいる今だから出来ることしよう!と強く思います。後期は授業も少ないので、もっといろんなお店に行って、おいしいモーニングを食べたいなと考えています。(百瀬)
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【お知らせ】第7回教育と笑いの会 in 名古屋(玉置)

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 「教育と笑いの会会長」としてのお知らせです。

 いよいよ7回目となる「教育と笑いの会 in 名古屋」の参加募集開始です。大変お待たせをしました。名古屋では、嬉しいことに4回目の開催となりました。

 今回は「上方講談」をお楽しみいただきます。講談と聞くと難しそうだと思う方が多いですが、旭堂南海師匠の講談をぜひお聞きください。「講談はこんなにも面白く、リズムがあり、心地よいものなのか!またぜひ聴いてみたい」と思われることでしょう。
ワークショップ「講談の嘘を発見」では、講談と社会科授業のコラボをお楽しみいただきます。

 「教育と笑いの会」レギュラー落語家の桂雀太さん(平成28年度NHK新人落語大賞受賞)は、ますます忙しくなり、ようやくの日程調整で、高座に上がっていただきます。
ご存じ、野口芳宏先生、志水廣先生、池田修先生の笑いは健在。前回東京でデビューした教育コンサルタント大西貞憲さんと保護者の斎藤早苗さんの教育漫才(学校RR)も侮れませんよ。

 今回も多彩なアプローチで、みなさんと「教育と笑い」 について考え、教育界を元気にしたいと思います。どうぞお越しください。

 詳しい説明と申し込みは、ここをクリックしてください。(教育と笑いの会会長 玉置 崇)

【20170822講演】春日井市立坂下小学校現職研修

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 8月22日9時から11時30分までの2時間30分は、春日井市立坂下小学校+αの皆さんを対象に、要望を受けて「授業の基礎・基本」と「道徳授業のつくりかた・模擬授業」を行う。

 道徳模擬授業で3つのパターンを紹介。うち2つは新ネタ。我ながら、これはけっこういけるぞ!という手応え。新たに考えてみて良かった。

 とても反応がよい皆さんで、予定した事柄以上にお伝えし、子ども役も体験していただいた。本もたくさん買っていただけた。皆さんに感謝。

岐阜県に来たからには(百瀬)

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岐阜県に来て、初めて聞く言葉や初めて知る文化が多くあり、4年間で出身県を離れるということ自体に学びが多くあったと思います。

初めて聞く言葉の1つに「鵜飼」というものがありました。名前は知っていて、話は聞いたことあったものの、あまり想像がつかず、実際に見たことはありませんでした。
そこで、岐阜県出身の子が、私に長良川の鵜飼を紹介をしてくれ、実際に見に行ってきました。

想像と違った所は、1羽の鵜が1回に1匹の魚を捕まえるかと思っていましたが、口の中には何匹も入るということです。
また、飲み込まないように首の部分に紐がつけられている事も驚き、見ていて少しかわいそうに思いました。

話を聞いたり、想像をすることと、実際に目で見ることは理解が異なるなと思いました。視覚的に体験的に学ぶことの良さを実感しました。

岐阜県に来たからこそ、岐阜での文化に触れる事が出来てよかったです。(百瀬)

【20170821講演】三重県教育委員会主催「授業づくり(中高数学)」

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 8月21日午後は三重県の鈴鹿市へ。東名阪が混むことが心配しつつ運転。ナビは鈴鹿ICを案内せず、四日市東ICで降りるように指示。ナビを信じて降りて、一般道を移動。判断は正しく、可児市から三重県鈴鹿庁舎に2時間で移動できた。

 しばし休憩。13時30分から16時15分まで、三重県教育委員会主催の「授業づくり(中高数学)」を担当。リピーターが10名ほどおられ、嬉しいやら展開に気を遣うやら(笑)。そうそうゼミ1期生の小川君の参加もあり。

 「新学習指導要領の数学理解」「思考力・判断力・表現力を育てるために」「課題を通して数学授業を考える」「より良い授業を生み出す技」の4つの展開。発言を求めたり、ペアや4人で考えてもらったりしての工夫をしながら、3時間弱を無事勤める。

 最後に書籍紹介。「この数学ネタ100はとても役立っています」と言っていただいた方も数人いて、嬉しい限り。

 小川君と庁舎近くの喫茶店でしばし話す。ゼミ生とこうした時間が持てるのも幸せなこと。

【20170821講演】可児市立広陵中学校夏期研修

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 早めに家を出て、可児市立広陵中学校へ向かう。あまりにも順調に移動できて、早すぎる時刻に学校付近。喫茶店をようやく探して1時間ばかり休憩。

 9時から10時までの1時間で「若い教師が身につけておくと良い授業の技」と題して、ベテランの方の参加もあって、ちょっと気を遣いながら(笑)講演。こことの縁は本学と可児市がスクール・パートナーシップを提携していることから生まれた。

 徐々に皆さんの笑顔が多くなり、笑いも大きくなって、楽しく授業技術を体験的に学んでいただけた。ベテランの方の頷きも嬉しい。教頭先生からは、「本当に面白くためになりました」とコメント、他校から参加された先生から、「以前に先生のお話を伺い、ぜひまた聞きたいと思ってきました」と嬉しいコメントをもらう。

※三楽の仕事日記より

教師力アップセミナー(川上康則先生)に参加して(江口・吉田)

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 9月3日に行われた教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回の講演では川上康則先生による「発達につまずきのある子供の輝かせ方〜通常の学級で特別支援教育の視点を生かす〜」をテーマで多くのことを学ばせていただきました。この記事では二期生の江口と吉田が書かせていただきます。


 私が、一番心に残っていることは、「対象児よりもその子を気にする子を優先的に考える」ということです。机間指導においても勉強を苦手とする子を中心に回るのではなく、まずできている子から回って最後に声掛けをするということを学びました。ついつい、私自身、教育実習においても出来ていない子を中心に回ってしまい、上手く全体を見回ることが出来ていないこともありました。苦手な子どもばかり見ているとその子どもが「やっぱり落ちこぼれなのかな」というようにマイナスの感情をもってしまい、居場所がなくなることに繋がっているということを知りました。

 また、叱る際にまずは、全体に話し、それでも直らない時の個別の対応を学ぶことが出来ました。「なんで、私だけ?」と言われた際に、「見込みがあるから、あなたに言っているのよ」という返しをすることで、自尊感情も生まれ、教室全体がよりよくなるということが分かりました。そして、子どもを叱るのではなく、その行動を叱ることが大切であると分かりました。その子ども自体を叱ってしまうと人格が否定されたように感じてしまい、やる気も薄れてしまうため、何がいけなかったのか、その行動自体を叱るということを意識するのが大切だと分かりました。

 今回の講演を聞いて、子ども一人一人を観察し、その子どもの特徴にあった対応が大切だということを学びました。川上先生、ありがとうございました。(江口)



 私は特に印象に残った2つのことについて書かせていただこうと思います。
 1つ目は気になる子を気にしすぎる子への対応です。
 いつの間にか気になる子ばかりに目が行ってしまうことが教育実習でありました。しかし、その周りの子を見逃してはいけないということを改めて感じました。私はアフタースクールの子供と日々接しているのですが、そこにいるある子を思い出しました。その子は失敗をし、怒りを感じさせようとするのですが、私は「先生はあなたを見ているよ、認めている」と働きがけ、その子が良い方向へ変化したことを覚えています。その時を逃さず、褒めたことでその子は今でも努力がよりできる子になりました。

 気になる子・それを気にする子はどの学級でも存在すると思います。そんな時に「行動の裏に何を求めているのか」を想像し、「その子が良い変化を見せた瞬間に価値づけしていく」という過程で周りの子も成長し、気になる子のよさやいい部分に焦点が当たるような経営を先生になってしたいと思います。

 2つ目はお試し行動を理解し、教育の軸をぶれないようにすることの大切さです。子供が先生を試すような行動をする「お試し行動」は先生の話を聞くまでは「困った行動」だという見方を私はしていました。しかし、「お試し行動」は「自分の居場所を再確認する」「先生は私のことをどう思ってるのか」という子供にとって大切な行動であるのだと考えが変わりました。行動1つでこれからの先生と児童、先生と保護者の関係が変化すると思うと怖い部分もありますが、堂々と冷静に接することが大切なのだということを学びました。「堂々と、冷静に」という教育的な軸を持つためには意識するだけでなく、「幅広い見方・考え方」「ユーモア」等が必要ではないかと考えられます。

 先生になるまで、先生になってから「自身を磨き続けること」で子供の心理により沿った指導をできるようになりたいです。子供の理解を深めることで教師自身へ信頼はもちろんですが、「子供を本当の意味で大切にできる」という私の目指す先生に一歩近づける学びができました。ありがとうございました。(吉田)

8月31日に尾張旭市立城山小学校の勉強会に参加して(吉田)

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8月31日に尾張旭市立城山小学校で行われた勉強会に参加させていただきました。翌日から二学期というお忙しい中、先生方と一緒に多くの学びをさせていただきました。
大きく2点のことについて書かせていただきたいと思います。

1つ目は玉置先生の授業です。

最近玉置先生の授業を多く拝見させていただいています。その中で「10手先を読んでいるか」のように見えることがあります。プロの棋士などで用いられる表現ですが、玉置先生もその表現に当てはまる方だと感じます。様々な授業技術(表情発言、エレベータートーク、選択の場面を作るなど)や教材観(人は簡単に変われない、わざと疑問を生み出すようになど)をお持ちだということは様々な記事や書籍、講演会などに表れていると思います。
勉強会に参加する度に1つ1つに意図的で明確な目的があること、広いストライクゾーンで子供の意見を大切にされておられることを感じます。自分に足りないことばかりです。
あと半年の中で「玉置先生の授業」たくさん吸収し、学ぼうと思います。

2つ目は素敵な授業ができるようになりたいということです。

講演の中で算数の授業を見せていただきました。「互いに握手をすると全部で何回?」という内容で学習をしているのですが、そこに現れる子供たちの姿がとても素敵でした。映像の中に「見方・考え方」ということで「図を使って」「物を使って」「手を使って」という様々な調べ方を表現し、活動してする姿や答えは違うけれど、習ったことを活用して説明している姿が見られました。授業者である玉置先生はそれらすべての意見を大切に、そして常に褒めていました。

このことから、子供の豊かな発想が生まれる授業は「もっと知りたいと思え、仲間のどんな意見でも取り入れてたいと聞き合い、全体で練り上げていくような授業ではないか」と私は考えました。その中で教師は「授業の中で教材の面白さや狙いを持っている」「授業の中で一番子供の表情や意見を拾うことができる存在として、ファシリテーターになり、子供につなぎ、よさを広める」などをすることにより、子供が輝く場所・ポイントを生み出していくことができるのではないでしょうか。授業は深く考えるほど、子供と考えていくほど面白くなっていくものなのだなと改めて思いました。

今後も勉強し続けようと思います。(吉田)

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