蟹江町立蟹江小学校の道徳の授業をみて(嶋藤)

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 こんにちは。3期生の嶋藤菜月です。今回は蟹江町立蟹江小学校の道徳の授業をみてきました。そこで、学んだことを2つ書いていきます。

 1つ目は、心情を授業の中で聞いていかなければ、後で考える時間があっても出てこないということです。今回の授業では、心情をあまり聞かず、時系列の確認ばかり行っていました。その結果、子どもの言葉には心情が少なく、事実が多かったのではないかと思います。子どもにその人の立場になって考えさせるには、教師が心情を子どもにその都度聞いていくことが大切だと分かりました。

 2つ目は、対話とは会話ではないということです。会話というのは、相手の話に付け加えるのではなく、自分のことを話していればいいと思います。しかし、対話は相手の意見に対して確かにそうだな、いやそれは違うのではないかなど、何らかの反応をし、自分の意見を付け加えていくものです。

 今回の授業では、子どもと教師のみの対話で終わっており、子ども同士の対話というのが少なく、会話で終わっていたように思います。相手の意見に対してどう思うのかという対話をさせるためには、教師が子どもと子どもの言葉をつなげてあげることが大切であると分かりました。ほかっておいても子どもが勝手につながっていけば理想ですが、なかなかそれは難しいので、子どもの発言に対し、何かしら反応をしている子どもを教師があて、つなげることが大切であることが分かりました。そのために、聞いている子どもの表情をしっかり見ることが教師に必要だということも分かりました。

 以上のように、今回もとても勉強になる時間を過ごさせていただきました。これも、玉置先生のおかげです。卒業まで残り少ないですが、最後までしっかりと学んでいきたいと思います。ありがとうございました。(嶋藤)

北名古屋市立白木中学校 「命の授業」に参加して (安部)

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 こんにちは。4期生の安部です。北名古屋市立白木中学校の「命の授業」に参加させていただき、学んだことを書きます。

 全校生徒が集まる体育館にて行われた「命の授業」は生徒による保健委員会の発表の後に行われました。3期生菱川さんのアイスブレイクはさすがという感じで、すごく盛り上がりました。全体がわっと盛り上がったところでいよいよ命の授業が始まり、その緩急がよりいっそう生徒たちを真剣にさせたと思います。

 自らの小児がん経験を語る、向宇希さんと玉置先生がやりとりをする中で、時々生徒を指名し意見を言わせる、隣同士で交流する場を与えるなど、玉置先生らしい参加型の授業形式で行われる講演でした。「命の授業」というと、一方的に話をずっと聞く、という受け身の講演を想像していたので、このようなやり方はすごく新鮮でした。

 また、玉置先生は「出力することの大切さ」を繰り返しおっしゃっていました。受動的に何かを得ることも大切ですが、そのあと自分の言葉で出力できるか、がいかに大切であるということを改めて感じました。“命の大切さ”など子どもの心に響く講演も、それを聞いたあとに出力させること、例えば友達と意見を交流したり、感想をしっかり書くという時間を設けるのが大切ではないかと思いました。

 向さんの話の中で、1番心に残っているのが、“自分の病気のせいで、弟もいじめを受けていた”ということです。そんな弟が向さんに思わず言ってしまった「おまえなんかあの時死ねばよかった。」という言葉がすごく胸に刺さりました。あまりにも生々しくて、ぞっとしました。それを言われたときの向さんの気持ちが一瞬にしてわかりました。聞いている中学生も真剣な表情で向さんの方を見ていました。

 “かけがえのない命”という自覚を一人一人の子どもに実感してもらうため、やはりこういう機会を設けることは大切だなと思いました。

 玉置先生をはじめ講演をしてくださった向先生、そして中学校の先生方、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。(安部)

10月28日教師力アップセミナーに参加して(井上、鏡味)

 こんにちは!4期生の井上と鏡味です。今回は10月28日に参加させていただいた教師力アップセミナーでの学びについて書かせていただきます。

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 こんにちは!4期生の井上です。今回は教師力アップセミナーに参加し、感じたこと、考えたことを記していきたいと思います。

 横山先生の講義を聞いて、1番関心を寄せたことが、子供がいい行動をしていたらその子へ近づいて褒めるということです。

 自分は小学校の教育実習へ行った時に、逆の行動をしていたなあと感じました。それは減らしたい行動、つまり集中できていない子やよそ事をしてしまっている子に近づいて注意していました。しかしこれでは子供たちは次第に「あ、先生が近づいてきたから注意される」と先生が近づくのは自分が悪いことをしていたからだ、と思うようになってしまいます。

 横山先生はその逆で、増やしたい行動、つまり集中できていなかった子がノートをとっていた、そのことを見逃さず近づいて褒める。そうすることで、「あ、先生が近づいてきたら褒められる!」と、先生が近づいてくることをいいこととして捉えてくれるようになります。

 普段気にしていないと、ついつい気になる児童、生徒に目が行きがちですが、本当に大切なことは、良い行動をしている時にそれを察知し、褒めることなんだと改めて考えることができました。

 今は中学校実習へ行っているため、そのことを意識して取り組んでいきたいと思います。

玉置ゼミに入り早くも、1年が経とうとしています。非常に早く感じます。しかしこれも日々が充実しているからだと思います。これからも充実した日々を送ることができるように、毎日を大切にして生活していきたいと思います。横山先生、ありがとうございました。


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 こんにちは!4期生の鏡味です。今回は10月28日に参加させていただいた教師力アップセミナーでの学びについて書かせていただきます。

 横山先生の言葉で一番印象に残っているのは、子どもの減らしたい行動は無視をし、増やしたい行動をしている子をたくさん褒めてあげることです。私自身、実習やサークルで子どもと関わっている時、子どもの悪い行動ばかりに目が行き、ついつい注意をしてしまう場面が多くあります。しかしその子のためを思うと、自分を見つめ直しダメな行動に気づくことが大切です。教師が注意ばかりしていると子どもの気づく場面を奪ってしまいます。増やしたい行動をしている子をたくさん褒めてあげて、減らしたい行動をしている子がそれに気づき、子どもが自立し、成長していくことが大切だと学びました。

 また、横山先生は頑張っている子に近づいてにっこり笑ってあげたり褒めてあげたりするそうです。普通、担任の先生は指導が必要な子どもの近くによく行き、指導をしています。よって、子ども達は担任の先生が近づいてくると何か指導されるのではないかと怖くなってしまうそうです。そうすることで子ども達は先生が近づいて来てくれることは褒められることだと認識をするし、褒められる行動をたくさんしようと思うそうです。褒める時は個別ではにこっと笑い、全体では言葉で褒めることが大切だと分かりました。

 今回学んだことは実習中の私にとってとても大切なことだと思いました。生徒と関わる時は横山先生から学んだことを生かして、寄って来てほしいと思われる先生になりたいです。(鏡味)
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10月28日教師力アップセミナーに参加して(加藤諒太、安藤優里)

 こんにちは。4期生の加藤諒太と安藤優里です。今回は10月28日(日)の横山浩之先生の教師力アップセミナーについて書きたいと思います!!

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 こんにちは。4期生の加藤諒太です。今回は10月28日の横山浩之先生の教師力アップセミナーについて褒めるということと、ルールの理由について書きたいと思います。

 横山先生は児童の減らしたい行動については触れずに、良い行いに目を向けて少しでも良い行いをした時に褒めることが大切だとおっしゃっていました。褒めることが良いと言うことはさまざまな先生方から学んでいましたが、減らしたい行動はどうしたらいいのかと言うことはあまり考えたことはありませんでした。むしろ自分は減らしたい行動に対して何か声かけが必要であり、その児童・生徒に対し個人指導をすると言うことが必要であると考えていました。しかし、横山先生は減らしたい行動に対し、何もしないと言う結論でした。そのような行動は児童・生徒が自ら気づがなければ減らないと思います。気づかせるために何かを言うと言うことではなく、これをしても何の意味もないと考えさせることが大切だと言うことではないかと私は考えました。

 そして、ルールの理由を説明できるかと言うお話もいただきました。資料を読んでみて、なるほどこのように説明できればいいのかと学ぶことがたくさんありました。お手伝いの理由についてです。自分が子どもの時お手伝いをすることはめんどくさいと思ってイヤイヤやっていました。しかし、お手伝いは順序立てて考える力すなわち学力がつくのです。お手伝いをそのような見方で見たことがなかったので新たな視点の発見となりました。将来、児童・生徒に指導する際にはそれをすることに何の意味があるのかと言うことをうまく説明したいと思いました。

 私はこれから中学校実習を控えています。今日学んだことは現場においてとても大切なことだと思います。少しでも今日学んだ知識を活かして積極的に学んでいきたいです。

 このような機会を用意して頂いた玉置先生をはじめ、多くの先生方、講演をして頂いた横山先生に感謝したいと思います。本当に有難うございました!! (加藤諒太)

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 こんにちは。4期生の安藤優里です。今回は10月28日の教師力アップセミナーに参加して横山浩之先生のご講演から学んだことを、「ほめてのばす」ことと「学級経営を個別指導に優先させる」ことの2つに絞って書いていきたいと思います。

 ほめてのばす、というのは、減らしたい行動を子どもがした時に注意すると、子どもは先生に構ってもらえる、と学びその行動を繰り返すようになる。そこで、その行動を無視し、子どもがふさわしい行動を取った時にほめることで子どもはふさわしい行動を取るようになっていくのだそうです。

 つい悪いところばかり指摘してしまいがちですが、普段からたくさんほめることを意識していきたいです。

 学級経営を個別指導に優先させる、とは支援が必要な子の個別指導を優先することで、全体の指導を中断してしまうと、その子以外の子が不満を持ち、結果的にクラス全体が教師に不信感を抱いて学級崩壊を招いてしまうといいます。その子に必要な個別指導を行うなら他の子にも同じように指導することが良いのだと分かりました。横山先生は、授業の中でふさわしい行動をした際にはその子の頭を撫でたり、微笑んだりして全体を中断させることなくその子をほめていました。私もこれは真似したいと思います。

 横山先生のお話をきいて、今回学んだことは、特別な支援が必要かどうかに関わらず、教育において重要な知識ばかりで、通常学級であっても教師になる以上どれも知っておかないと適切な対応ができないと感じることばかりでとても勉強になりました。横山先生、ありがとうございました。(安藤優里)
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11月14日(水)3期生ゼミ記録(岡田)

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 こんにちは。3期生の岡田です。先日のゼミで行われた、静谷くんの模擬授業について書きたいと思います。

 今回は、第三学年の算数の授業でした。静谷くんは、児童の気付きを引き出すための仕掛けをたくさん組み込んでいました。

 そのため、児童側の私たちは、

・(定規を二つ使うことに対して)
「それじゃずれちゃうよ」
・(巻尺を使う際に)
「一番端っこは0じゃないよ」
・(巻尺が斜めになっていたことに対して)
「机の端で測ろう」

 など、この他にも多くの呟きが自然と出てきました。

 これは全て、静谷くんがとぼけたり、間違った使い方をしたりして、気付かせるための仕掛けをいくつも使い、誘導していたからだと思います。それがわざとのようには思えないほど、自然な振る舞いだったので、これはきっと静谷くんの良い武器になると感じました。私も静谷くんのように、気付かせる仕掛けをたくさん使っていきたいと思います。(岡田)
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