7月1日5期生・矢崎さんの発表からの学び(宮野)

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 多くの学びがあったにも関わらず、記事を書き忘れていました。8月に入ってしまいましたが、記事を書かせて頂きます。

 矢崎さんは、小学校4年生の小数、式と計算の順序という単元を扱った模擬授業をしてくれました。矢崎さんの発表から学んだことは主に2点あります。

 1つめに、いくつかの方法で解答が出てきたときは、全体を眺めさせ、児童に違いを気づかせるということです。全部やり方違うね、と教師の方が言ってしまいがちですが、子供に決めさせて言わせることが大切だと学びました。全体を眺めさせた上で、じゃあ違いを見つけていこうかと次の段階に移っていくという流れを算数の授業では大事にしなければならないと思いました。

 2つめに、特定の児童だけで授業を進めるのでなく、全員に問い返して意思表示させる大切さです。

 ある子が発表した説明に関して、同じ方法で計算した人?と問い返し、手を上げた他の子に再度説明させる場面がありました。同じ方法で行っても、説明の仕方はみんな違い、もし前の子の説明では理解できなかった子も、別の子での説明では理解ができるということもあるのではないかと思いました。皆に考えさせたならば、全員に意見を聞いてみなければならないのだと分かり、常に同じ人?違う人と問い返すようにしたいと思いました。

 矢崎さんの発表では、どのように全員参加の授業にするか、また算数の授業での意見交流の注意点を学びました。いよいよ実習も迫ってきたので、算数の授業をさせて頂く際は、これらの学びを活かしたいです。(宮野)

7月15日 遠藤さんの発表から学び得たこと(北神)

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 こんにちは。五期生の北神です!7月15日に、遠藤さんが伊藤先生の授業から学んだことをもとに国語の授業をしてくれました。遠藤さんの授業は、今までゼミで学んだことがたくさん取り入れられていて、前期最後の発表にふさわしいものでした。今回は、その授業発表から私も取り入れたいと特に思ったことを書きます。

 まず、詩をいきなり全部子ども達に見せないということです。遠藤さんは『うとてとこ』の詩をもとに授業をしたのですが、その詩をいくつかに分けて板書していました。だから、私たちは次にどんな言葉がくるのだろう?と興味を持つことができました。また、前の二行を考えてから、一見すると同じように見える後の二行について考えたので、後の二行を考える時には自然と前と後で違う所を探していました。最初に全部を読んでから細かく読み取りをする方法と、少しずつ分けて順番に読み取りをする方法を選びながら授業を作っていきたいです。

 もう一つは、いろんな子どもを指名することです。遠藤さんは、ほぼ全員に指名をしていました。同じことでも分かりにくいことは、他の子どもに自分の言葉で言わせていました。先生がすぐに伝えたいことを言ってしまうと、子ども達は友達の話を聞かなくなると思います。それに、理解しているつもりでも、自分の言葉で言おうとすると上手く言葉にできないということもあります。そうなると、他の友達の話を聞こうと思うでしょう。だから、一つの発問に対していろんな子どもの意見をどんどん繋いで、教師が伝えたいことまでもっていくことが大切だなと思いました。(北神)

7月15日 五期生ゼミから学んだこと(遠藤)

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 こんにちは!5期生の遠藤です。今回は、7月15日のゼミで行った、自分にとっては前期最後となる発表について書きたいと思います。

 私は今回、これまでとは異なり、研究授業のDVDを観て、その授業を分析し、自分なりに再構築するという試みを行いました。研究させて頂いたのは、伊藤彰敏先生の「うとてとこ」という授業です。学級全体の音読技術を向上させつつ、一人一人が考え、発言し、行動する場が作られた、素晴らしい授業でした。特に真似したいと思った点と、実際にやってみて難しかった点の二つに分けて、まとめていきます。

 まず、伊藤先生の素晴らしい授業工夫についてです。私はこれまで何度も、教師は子供の発言を繋ぎ合わせて授業を作っていくのが大切だ、と学んできました。伊藤先生の授業は、そもそも子供が発言したくなるような揺さぶり、刺激に溢れていて、常に子供が生き生きと考え、行動している印象でした。

 更に、出てきた発言に対しての価値付けを、自分ではなく子供たちがするよう促しているところも、成る程と思いました。私は、子供の発言はどんな内容であろうとありがとう、よく答えてくれたね、という気持ちで迎えたいと思っています。しかし、その思いが強いあまり全てのリアクションを先生が取ってしまって、先生だけが先走ってしまう可能性があることに気が付きました。伊藤先生は、突拍子もない発言でも素晴らしい気付きでも、同じように「ありがとう」と声をかけてらっしゃいました。話しすぎない、という大きなコツを、伊藤先生の姿から勉強させて頂きました。

 自分が実際にこの教材をやってみると、導きたい方向に児童を刺激するのが本当に難しいことを感じました。その中でも特に、授業中盤で先生から「教室全体が活動できる時間を作った方が良い」というご指摘を頂いた時のことが印象に残っています。実は私は、その時まで全員での活動をしていなかったことに気がついておらず、いかに自分が緊張して、必死だったか思い知りました。今回私は、全員が一度は話す時間を設けようということは意識していたのですが、それに固執するあまり、全体の活動を疎かにしていたのだと感じました。最終的な大きいポイント、「大小」「緩急」「間」のお話に自然に持っていけるよう心がけていたのですが、どうしても子供のリアクションが予測しきれず、対応が適切でなかったせいで話が逸れることが何度もありました。

 自分にはまだまだ実践経験が足りないことを身に染みて感じましたが、これまでゼミで学んだことを生かした工夫は出来たと思うので、この学びを忘れずに実習に取り組みたいと思います。この授業に出会うことが出来て、自分の中で大きな目標が出来ました。自分にとってどんな授業をしたいのか、実習までにもっと固めて、このゼミでもらった指摘や助言を忘れることなく、学んでいきたいです。(遠藤)

図書館で見かけたおじいさん(高橋)

 こんにちは!日に日に肌が焦げていっています、4期生の高橋です。

 久しぶりの四方山話は、日曜日、友達と一緒に岐阜県図書館に行ったときのことを書こうと思います。

 夏休み中の日曜ということで、2人で勉強するスペースを探すのも一苦労…というくらいたくさんの人がいました。

 やっと見つけた場所で勉強道具を広げようとふと前を見ると、1人のおじいさん(おじさん?)が、問題を解いていらっしゃいました。その冊子の表紙には、「気象予報士試験」と書いてあり、この間まで理科の勉強で見ていた天気図に似た物が、たくさん並んでいました。

 問題は、とても難しそうで私には何が何だかでしたが、そのおじいさんを見て分かったことがあります。それは、年齢など関係なく、目標に向かって頑張っている人はとっても素敵だということです。そのおじいさんが気象予報士を目指されているかは確かではありませんが、私も、いくつになっても挑戦し続ける素敵な大人でありたい、と思いました。

 その他にも、辺りを見渡すと、資格試験の参考書を開く人、夏休みの宿題であろう計算ドリルをやる女の子、パソコンを開いて作業する人…など、図書館には、それぞれ自分の頑張ることを持ち寄って、一生懸命取り組んでいる人たちばかりでした。

 学校が開いていない日曜日は、カフェや、自宅で勉強するのが常なのですが、図書館で様々な人の頑張る姿を見て、なんだか嬉しい気持ちになったので、これからも図書館で勉強してみようかな、と思った週末でした。

 おじいさん、気象予報士試験、頑張ってくださいね!私たちも頑張ります!(高橋)

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7月15日5期生長谷川さんからの学び記録(酒井)

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 7月も中旬にはいり、いよいよテスト期間が迫ってきているなあと感じてる5期生の酒井です。

 先日7月15日に13回目の5期生ゼミがありました。そこで行われ長谷川さんの発表から学んだことを書かせていただきます。

 今回長谷川さんは「手品師」という教材で道徳の授業をしてくださいました。授業をする上で長谷川さんは時間をかける所とかけない所をうまく見極めていて、とてもテンポがよさをとても感じました。テンポがだらっといてしまうと児童の気持ちもだらっとしてしまうことが考えられるので、時間配分やテンポは授業を進めるうえで気を配りたいポイントだと思いました。

 授業のうち児童らが発言し考えを深める場面では、「こころのものさし」を用いていました。これにより立場が明確化させて自分の意見を述べやすくなったり、仲間の意見を立場を意識して聞くことが自然とできるようになったりしました。またこころのものさしには名前が書かれ、黒板に残るので発表した子の認めらた!という気持ち、また発表したい気持ちが育まれたり、周りの子の発言への意欲が高まったりすることも考えられそうだと感じました。

 発問においても揺さぶりの質問を効果的に活用し、子どもたちの興味を引き付けて離さない授業であり、15分弱ではなく45分フルで受けたいと思う授業でした。

 子どもたちを置いてきぼりにしないことは授業の大前提でもあると思うので、どんな授業をするときも子どもたちと共に学びを深められることを重点において行っていきたいと改めて思いました。

 長谷川さんの前期の発表は今回が最後でしたが今までの集大成といえる素晴らしいものだったと思います。たくさんのことを学ばせてくださってありがとうございました。(酒井)

7月15日 5期生 ゼミ発表からの学び(長谷川)

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 こんにちは。5期生の長谷川です!7月15日に道徳教材で有名である「手品師」の模擬授業を行いました。そこで学び得たことをまとめます。

 今回は『道徳教育』という教育雑誌の数冊を参考に、現場で行われている授業を、そのまま実践してみました。玉置先生は「手品師の授業は、教師の数だけ何通りもある。」と仰っていました。まさにその通りで、手品師の授業展開は、沢山のパターンがあり、とても悩みました。その中でも、私は、手品師の教材を通して、多面的、多角的に考えることができる授業を行いました。

 まず、今日は誠実な生き方について考えるよ、と課題提示をしました。次に、誠実の意味について確認をしました。これらは、主発問の際に道がそれることを防ぎ、誠実な生き方について、立ち返ることができるようにするためです。そして、「手品師は迷いに迷いました。」という部分を取り上げ、ここで、あなたが手品師だったらどのような行動をとりますか?という主発問をしました。このとき、ワークシートに"心のものさし"を準備しておき、自分の立ち位置を明確にしてから、理由を書いてもらうようにしました。

 道徳は、ゆさぶりが大切なので児童役の意見が出た後、ゆさぶり1:男の子との約束は守れたけど、手品師の大劇場に出る、という夢は叶えられなかったよね?手品師は自分自身に誠実であったと言えるかな? ゆさぶり2:自分の夢には正直になれたけど、男の子との約束は…?誠実って、正直という意味もあったけど…。と、2つのゆさぶりをかけました。その後、意見が変わった子がいるかどうかを聞き、最後に、手品師のどのような行動をとることが、誠実な行動だったと言えるだろうか、と発問をする授業展開でした。最後の方は時間が足りず割愛となりましたが、また授業をする機会があれば、最後まで通してみたいと思います。

 道徳の授業で大切なことは、もう1つあり、自分のことに置き換えて考えさせることです。自分だったら…と答えてくれた子には「自分のこととして考え、発表できたことはいいことだね。」と褒めて、価値付けをすることが大切だと学びました。

 道徳の授業は初めて挑戦しましたが、特に葛藤場面を深く考えさせるための、ゆさぶりが重要だと感じました。また、児童の発言を上手く拾い、臨機応変に対応したり、切り返したりする授業スキルがいるなぁ、と実感しました。どんな発言が来たとしても、しっかり対応出来るようにするためには、事前に教材研究や分析、補助発問を準備しておく必要があると感じました。

 振り返ると、1回目の発表はとても緊張していて、自分がどんな授業をしたのかすら、覚えていない状態でした(笑)。経験を積むことで、少しは自信がつき、授業をすることの楽しさを感じることができました。何事も経験は大切なので、これからもたくさん挑戦したいと思います!(長谷川)

二村さんの第4回目のゼミ発表からの学び(杉山)

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 こんにちは。5期生の杉山です。二村さんの発表から学んだことを記します。

 二村さんは、「レストランで」という教材をもとに、道徳の授業をしてくれました。
これまでの発表での学びを総括したもので、オープンカンニングや意図的指名、板書のスムーズさにおいては自然にできていて、ゼミ発表ですが、まるで普通の授業を受けているみたいだと思いました。

 挙手を求める際の細かい声掛けもしっかりとできており、子供が発言しやすい環境づくりもできていました。

 授業の流れはスムーズだったのですが、二村さんはこれまでの発表でも、発問や指示が難しいことがありました。今回の道徳でもちょっとどうしたら良いか迷ってしまうものがあり、指示を簡潔にすることや、子供たちを課題に集中させる言葉がけの選択の難しさを実感しました。

 また、今回の授業では、考えさせたいことがいくつかあって、どれがまとめに繋がる課題なのかがわからなくなってしまったので、課題とまとめが繋がるような明確なものを教師が設定し、その方向に持っていけるように、子供たちの意見を繋げつつ、あらゆる意見に対応できるように、教師は、まとめに繋がる選択肢を増やせるようにせねばならないことを感じました。

 ゆさぶりの発問を通して、子供役に意見を求めさせたことは、新しい様々な考えを生み出し、更なる方向へ進んでいったため、とても良いと思いました。

 今回の道徳授業は、これまでの発表以上に事前準備等が大変だったと思いますが、僕はとても充実した学びになりました。深い学びを提供してくれた二村さん、ありがとうございました。(杉山)

5期生ゼミ 7月15日 最後の発表で学び得たこと(二村)

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 こんにちは!5期生の二村です。今回は最後の発表ということで「道徳教育」の中から中学年向けである「レストランで」の資料を活用し、道徳の模擬授業をしました。そこで学び得たことを書かせていただきます。

 今までのように自分で考えた授業構想ではなく、この本の中にあり、現場で使われている授業構想をそのまま実践してみました。

 この教材のねらいとしては、約束や社会の決まりを守り、公徳心を大切にする態度を育てること、考え続ける姿勢を養うことです。後者を実践するためにゆさぶりをかけ、葛藤場面がありました。

 今回の発表を通し、玉置先生から2点指摘をいただきました。1つは意見が変わった子をもっと褒めてあげること。もう1つは葛藤場面で全員が葛藤する発問ができていないことについて、指摘していただきました。

 1つ目について、道徳の授業で児童の意見が変わるということはとてもすごいことであり、貴重な体験であるので、もっと価値付けしてあげるべきであることを学びました。

 児童の意見に対する価値付けやとっさの対応の言葉選びの難しさを改めて実感しました。現場の先生方や玉置先生の対応に注目し、切り返しの技術を盗んで自分のものにしていきたいです。

 2つ目について、葛藤させることが今回のテーマだったのですが、揺さぶりをかけきれず、不完全燃焼で終わってしまいました。この失敗をこのまま終わらせず、いい揺さぶりを自分の中で考え、実践して成功体験をしたいと思いました。

 今回の発表を終え、改めて授業の難しさを感じました。今まで自分が何気なく受けてきた授業もたくさん工夫があり、現場の先生方のすごさに気づきました。この4回の模擬授業のおかげで、人前に立つことに慣れ、最初に比べたら成長することができたと思います。これからもこの素晴らしい環境で学べることに感謝して、少しずつ成長していきたいです!(二村)

7月10日前期最後の4期生ゼミ記録(安藤)

 こんにちは!4期生の安藤優里です!最近暑さが増してきましたね。勉強のご褒美と称して、大学の帰り道にはついアイスを買ってしまいます(笑)さて今回は、7月10日の前期最後のゼミ記録を書かせて頂きます!

 今回も、教職教養の問題から始まりました。みんな丸をつける回数が圧倒的に増え、何回も解いてきた成果が出てきていると感じます。一方で、何回も間違える問題もあるので(それもだいたい同じ問題)もう一度しっかり復習して試験に臨みます。

 そのあと、玉置先生から教育と笑いの会で福島の大熊中学校を訪問された時のお話を伺いました。東日本大震災から原発の影響や、働き口の不足などによって、その町に住む人が減っていて、子どもの数も少なくなっているそうです。国の補助で、ペッパー君が学校に導入されているなど、施設は潤ってきていても、子どもがいなくなってしまうことも考えられるそうで、私たちが考えているよりもずっと難しい問題であるということを、非常に考えさせらました。

 いよいよ、採用試験を目前に控え、とても緊張しています。春から始まった前期ゼミはもちろん、セミナーに、毎日の勉強にと、採用試験に向けて、そして教壇に立つ日に向けて、13人全員で学び合ってきました。ここまで頑張ってこれたのは間違いなく、玉置先生やゼミのみんな、先輩方や、玉置先生が巡り合わせてくださったたくさんの方々がいたからです。玉置ゼミに入って得た、たくさんの学びと、たくさんの出会いに感謝して、明日は全員が自分の精一杯が出せるよう頑張ります!!!玉置先生、前期ゼミご指導ありがとうございました!(安藤)
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