2024年2月2日仕事日記

 6時ごろ目覚め。あんぱん屋で買った美味しいパンと珈琲で朝食。愛犬散歩。明日の「モーニング情報交流会」の案内発信。

 9時ごろ家を出て、ルネック勝川へ向かう。9時45分ごろ着。10時から授業と学び研究所会議。まずはこれからの動画制作について、創成チームとオンラインで打ち合わせ。一つ前進。11時からはスクールライフノートの新機能の提案を受けて話し合い。子どもたちの実態にもう少し合わせることが必要というのが本日の結論。代表と相談を進めることで合意。来年度の研究所会議スケジュール相談。ほぼ決まり、一安心。

 モスバーガーでみんなで昼食。四方山話も重要。引き続き午後の会議を始めるが、検討すべき議題が浮かばす。educom愛知本社へ移動。貸与PCのバージョンアップをしてもらい帰宅。

 17時30分ごろ家を出て、名古屋コーチン割烹鳥ふくへ向かう。18時から名古屋コーチン 極み鍋コースを家内と味わう。何度美味しいと口にしたことか!超お勧めのお店。このお店は故・大西さんから教えてもらったお店。さすが食通の大西さん推薦のお店。

 研究室HP記事は、8期生寺尾さんの2年間のゼミ振り返り記事(その1)。仲間との学び合いの大切さがよく伝わってくる。
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2年間を終えて・その1(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!1月31日に、無事卒論発表会を終えて今記事を書いています。今回は2年間のまとめを思い出編と学び編の2つに分けて書きます!

 玉置ゼミに入ることができるという連絡を受けた時すごく嬉しかったのを覚えています。ですがその嬉しさの反面、ゼミ生の子達と仲良くやっていけるか非常に不安でした。同じ国語専修の子がゼミ生の半分を占めていたものの、ほとんどの子とは喋ったことがある程度の関係でした。そしてゼミが始まって少したち、仲良くなるためにも伊勢にお出かけをしようとなりました。このおでかけがきっかけで、他のゼミ生と色々な話をすることができ、徐々に仲良くなっていきました。

 そしてゼミで話し合いをしていくうちに、この人たちの前だったら何を言っても受け入れてくれるなという安心感がいつのまにか生まれていました。このような安心感が生まれたのは、ゼミ長はじめ、他のゼミ生の暖かい雰囲気があったからに加え、指導者である玉置先生が何を言っても大丈夫という雰囲気を作ってくださったからだと思います。これがまさに心理的安全性のある集団だなと実感しています。

 また、教員採用試験に関しては、正直1人では乗り越えられなかったことだと思います。人生がかかった試験であるというプレッシャーがあることや周りからの期待に応えようとして悩んだこともありました。しかし、一緒に高め合いながら頑張ってきたゼミ生たちがいたからこそ、自分の実力を出し切ることができました。面接で長所について悩んだ時、みんなに自分の良さを書いてもらったこともありました。自分では知ることのできなかった自分の良さを書いてくれてすごく嬉しく、自己肯定感が少し上がり、もっと頑張ろうという気持ちにもなれました。

 このような素敵な関係になれたことがすごくすごく誇りです。みんなそれぞれ4月から違う道を歩みますが、1年に1回くらいは集まりたいなと思っています!!!
みんな4月から頑張ろうね!!!

 そして、そんなゼミ生を選んでくださった玉置先生には本当に頭が上がりません。出会いを大切にという言葉がすごく響いています。これから先、たくさんの出会いがありますが一つ一つを大切にしていきます。(寺尾)

2024年2月1日仕事日記

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 6時ごろ目覚めて身支度。6時50分ごろ家を出て地元駅へ。7時6分乗車、犬山経由、ミュースカイで名古屋まで。近鉄ひのとりで大和八木駅へ。9時37分到着。

 ひのとりは早くにネット予約完了。1号車1番プレミアムひとり席から景色を見ながらミニ旅を楽しもうと思っていたが、1号車はなんと最後部(泣)。よく調べて予約すべきだった。これも自己選択&自己責任の事例。とはいえ席の快適さは申し分ない。

 ひのとりの中では、昨夕のクリスタルプラン委員会で出された「子ども理解活動」の数々の懸念をどうしたら払拭できるかと熟考。次から次へ浮かんでくるアイデア(笑)。これならいける!と一人確信。興奮が止まらず、眠るつもりだったが頭の回転は止まらず。

 下市あきつ学園校長にお迎えをいただき40分ほどかかって学園到着。車中で校長から義務教育学校設立に際して行った改革の数々をお聞きする。熱い思いでいっぱいの話をお聞きしながら、僕の今日の役目を改めて自覚する。心から応援したい!

 10時40分から前期課程の理科と社会、11時35分から後期課程の美術と国語の授業参観。いずれも若い教師の授業。午後から60分ほどで4人の先生に助言することを頭に入れて、動画撮影しながら伝えるべき事柄を簡単にメモ。

 お弁当をいただいた後、すぐに動画整理。与えられた時間は40分ほど。必死。なんとかお約束の助言開始時刻13時40分に間に合う。

 冒頭は、4名の先生方に「この授業が大成功したら、子どもはどんなことを言ったり、書いたりしたらよいのか」という定番質問から。それぞれやりとりをして、順に動画を再生しながら、このときの判断と思いを確認して価値づけたり、こうした授業技術を使うとよいと伝達したりの60分間。始めは僕が何者なのか(笑)と用心して聞いておられたようだが、徐々に笑顔が増えてきて、最後は僕を理解していただいた感じ。明日はあれをやってみようと思っていただけたと思う。一つ目の役割終了。

 15分休憩をいただき、10分ほどでプレゼンを見直し、みなさんに講演。演題「『教えないスキル』で育む力 個別最適な学びと協働的な学びの往還で深まる学び」に基づいて、学園からいただいた研究概要をもとに、ぜひとも実現すべきところと、この部分は再考されたらどうかといったところを伝える。その都度、関連する動画を見せながら、皆さんがイメージを高めてもらうよう展開。「振り返り」の質問を受けて補足。

 終了後、すぐに学園を出て、大和八木駅まで送っていただく。車中では指導主事と授業改善の様々な話で盛り上がる。

 17時29分発ひのとりで名古屋へ。快適シートで大満足。熟睡できた。19時9分着。若鯱家でカレーうどんを食べて帰宅。「子ども理解活動」のアイデア生み出しで興奮が続く(笑)。

 研究室HP記事は、1月29日犬山市立犬山中学校を訪問した10期生岡田君の記事を発信。初めての学校訪問での記事。岡田君、なかなかやるじゃないか!という内容。

1月29日犬山市立犬山中学校の授業参観での学び(岡田)

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 こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は1月29日に行われた犬山市立犬山中学校の授業参観に参加させていただいて学び得たことを話していきます。

 研究授業が始まる前に、校長先生から「自販機の設置」に関するお話をお聞きして、教師側が生徒を信じることが何よりも大切であることを学んだ。

 研究授業では、土井佐織先生による英語の授業でした。この授業では、「見取る、つなぐ」を大切にした授業でした。まず、自分が驚いたことは、土井先生の指示や発問がほとんど英語であり、あとから日本語で説明するものであったことである。土井先生はこれを生徒が中学一年生の頃から行っていると仰っており、このことにより授業の初めで行われた本文を聞いて聞き取れた内容を確認するの部分に生かされていると感じた。

 また、グループでの活動や隣同士ペアでの活動以外にも、席を自由に移動して、他の子とも意見交流をしたりしているのが「生徒同士をつなぐ」ことになり、「つなぐ」ことの大切さと重要性を実感し、より深い学びにつながっているということを学んだ。

 加えて、土井先生の授業は挙手発言する生徒がいなかった。その代わり、土井先生は生徒から出たどんな発言も取り残すことなく取り上げ、黒板にメモするなどをしていた。また、生徒の身の回りにあるものを使って、受け身の作文を作る場面では、その授業の中で学習した受け身の構文をアウトプットし、生徒に自身の理解力を把握させ、達成感を感じ、「見取る」をとても大切にされた授業であった。

 他にも、土井先生は注意するべき生徒や、生徒のレベルなどを事前に把握しており、何か活動する際には意識的にその子とデモンストレーションをしたり、すぐにその子の元に寄って、サポートをしたりしていた。このことから、授業を行うためには日々の学校生活で生徒たちをよく見て、生徒たちの特徴をしっかり把握しておき、授業でどのようなサポートをしたら良いのかを考えておく必要があることを学んだ。

 土井先生の授業のあとは、犬山市立犬山中学校の教師の皆さんと研究協議会であった。この協議会の中で「生徒からこういうことを話したい」などの思いを持たせる課題の設定が必要であることや、例文の中で大切なポイントは生徒に発表してもらった方が良いなどの様々な意見があり、教師の研究授業の見る視点や、どのように生徒主体にするのかなどの授業を行う上でとても大切なことを学んだ。また、最後に校長先生が仰っていた、「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も成らぬは人の為さぬなりけり」という言葉がとても印象的であった。生徒の「できない」は教師の「やらない」であり、生徒が「できた」と感じさせるには教師も授業内容であったり、サポートであったり、生徒が理解出来るために様々なことをしないといけないということを学びました。

 今回の犬山市立犬山中学校の授業参観で生徒を信じること、生徒をよく見ることが教師として必要なことであり、授業を行う上で、誰も取り残さない、教師と生徒や生徒同士の「繋がり」を大切にすること、生徒たちの「できた!」という思いを大切にすることがとても重要であることを学んだ。今回学んだことを英語に限らず、ほかの教科でも生かしていきたいと思います。校長先生、土井先生、犬山市立犬山中学校教諭の皆さん、大変貴重な学びの場をありがとうございました。(岡田)

2024年1月31日仕事日記

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 6時前に目覚め。珈琲とパンで朝食。6時30分には家を出る。7時20分ごろ研究室着。研究費支出文書づくり。研究室PCデータ整理。

 8時30分ごろ、早々に来研してくれた河上君と卒業論文発表会会場の9104へ。初試みのチャット設定。我がゼミ生、福地ゼミ生、そのほかの皆さんの参加で9割方埋まった部屋。いつも助言いただく斎藤さんも来学。大西さんがおられないことがとても悲しい。

 9時から11時30分まで、8期生卒業論文発表会。詳細はいずれゼミ生が発信するので、ここでは軽く。8期生もこれまでの卒業論文発表会のレベルに十分に達してくれて嬉しい2時間30分。それぞれに僕なりのコメント。斎藤さんからは一人一人への現場に出た時のことを踏まえての温かいコメント、福地先生からゼミ全体への熱いコメントをいただく。

 12時過ぎに恒例の発表会後のお店に全員で出かける。9期生進行による8期生をメインとしたゲームで大盛り上がり。

 14時30分ごろ大学に戻り、フレンドシップ報告会(子どもから学び子どもを理解した報告会)の準備。開始時刻の14時50分にはほぼ満席。代表4名による「子どもから学び理解した報告」を聞きながら、福地先生と僕とで全体を巻き込みながらの進行。参加者によるチャット投稿も多数。

 17時過ぎからクリスタルプラン委員会。「子ども理解活動」離陸に向けて、様々な懸案事項があって、考えれば考えるほど苦しいが、乗り越えようとする気力を失わないのは、直前に行った報告会の質の高さがあってのこと。いくつかのアイデアも生まれた。皆さんに合意いただけるように準備をするしかない追い込まれた状況。

 片付け物をして大学を出る。帰宅。しんどいので横になったら、そのまま記憶なし。零時近くに目覚めて、明日の準備や仕事日記を簡単に書く。8期生寺尾さんからはすでに「玉置ゼミ2年間を終えて」の記事が2本届く。まさに「誠意はスピード」を体現していてくれて嬉しい。10期生からもいくつかの連絡あり。動き出した10期生も嬉しい。

 本日の研究室HPアクセス数は1068。おそらく新記録。

2024年1月30日仕事日記

 7時ごろ目覚め。7時30分ごろ家を出る。高速SAのスタバでモーニング。8時30分ごろ研究室着。

 9時30分から山田ゼミ卒論発表会に25分ほど参加。心理的安全性の大切さを伝える発表を聞いて、全体講評をさせていただく。

 10時から11時まで、来研されたNTT西日本の方から相談と依頼あり。とても興味が湧く重要な提案であることは間違いないが、相談すべき方があるのでしばらく時間がほしいと伝える。

 明日の「卒業論文発表会」と「子どもから学び子どもを理解した報告会(フレンドシップ報告会)」ではチャットを初めて使う。そのために、いつも車に積んでいるマイ・プロジェクタを研究室に持ってきて、試験的に表示してみる。これならまだ使えると判断。チャットサイト案内コード作成して印刷。

 お昼は久しぶりに生協でカップうどんを買ってきて食べる。

 来年度の「モーニング情報交流会」全番組設定完了。2月3日の今年度最終回では皆さんに知らせるつもり。

 14時から16時まで、教育実習等連絡協議会に参加。岐阜県内で実習を受け入れていただいている教育委員会や校長会代表に集まっていただいての会。実習委員長として、4項目について説明。冒頭で「お集りの皆様には感謝の言葉しかありません」と伝える。

 16時15分ごろ大学を出る。帰りの高速でもSAスタバでしばし休憩。

 帰宅して、2月1日訪問の下市あきつ学園での全体プレゼン作成開始。1年半前に訪問したときのプレゼンをもとに、昨日届いた研究概要を踏まえてプレゼンづくり。完成したので教育委員会へデータ送信。

 明日のフレンドシップ報告会の運営について福地先生とやりとり。初めての試みだが、不安はなく、ワクワク感しかない(笑)。

 研究室HP記事は、高橋達哉教師力アップセミナーで質問者になった古賀君が振り返り。古賀君のおかげでこれまでにない展開のセミナーになった。頑張ったぞ!ゼミ長。

1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(古賀)

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 こんにちは。9期生の古賀です。先日行われた教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。今回は、高橋達哉先生に「国語授業づくりで大切にしていること」についてご講演をいただきました。

 意欲を支えるためにできる工夫と配慮として「選択肢を作る 感じ方を問う」「唐突に発問しない」「指導内容を曖昧にしない 直接問わない」ことなど、国語科だけでなく別の教科でも生かせる発問の工夫を学びました。選択肢を作ることで違いが生まれ、友達の考えを聞いてみたいという意欲が生まれる。話し合いの中で、新しい価値や意味が生成され、新たな発見をして自分の考えが深まることができる。

 また、正解の範囲が狭い問いだと、不安を感じたり、自身が持てなかったりする子がいるため、「多様さ」が認められる安心感がある、感じ方を問うことも取り入れていきたいと思いました。答えが一つに決まりがちな数学では、解法の選択肢を作ったり、問いそのものや解法に対する感じ方を問うことで、少しでも苦手意識を減らしたり、数学を学ぶ意欲を引き出せたりすると良いなと思います。学びの雰囲気や学びの文脈、問題意識を子どもと「ともに」つくることも学んだので教え込み型にならないよう、どんな手立てが良いか考えていきます。

 第二部では、私と小林さんが教育実習で行った授業をもとに高橋先生に質問をさせていただきました。

 私は、俳句を作る授業で児童から言葉を引き出すことができなかったため、どのような発問をすればよかったのか質問しました。時間があれば校内を散歩して表現したいものを見つける。表現の質を高めるために、俳句コンクールで入選された同学年の子の作品を紹介して、表現で良いところを共有すること。紹介したい俳句を穴埋め形式にして、子の意欲を引き出す仕掛けづくりすることがよいと教わりました。また、他の子の作品を紹介するときに、書いた子を特定できないように配慮することも大切だと学んだ。教わった内容をふまえて、改めて私の授業を振り返り、授業づくり生かしていきます。

 運営委員の皆さん、そして高橋先生、今回も貴重な学びの場をありがとうございました。学び得たことを生かしながら、卒論や教採に取り組んでいきます。(古賀)

2024年1月29日仕事日記

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 7時ごろ目覚め。R喫茶店でモーニング。帰宅。

 来年度のモーニング情報交流会の段取り。お願いをした方々から快諾が続き、嬉しい限り。来年度も豪華ラインナップで濃厚なオンライン交流会になること間違いなし!

 昨日から始めた養護教諭講演のプレゼン作り。年末にある養護教諭さんにヒアリングした内容をプレゼンに反映させようと思い、録音データを聴き直す。時間が掛かり過ぎるので、そのデータをテキスト化するアプリにいれて変換。短時間で膨大な会話録ができた。さらにそれをChatGPTで分析してもらう。あっという間に5つのカテゴリーに分けられたタイトル付の概要が出来上がる。20時間以上の短縮ができた。生成AIを使わない手はないと実感。

 2月1日に訪問する下市あきつ学園から研究概要が届く。こちらを優先すべきと考え、プレゼン作り開始。明日にはなんとか仕上げないといけない。必死(泣)。

 12時30分ごろに家を出て犬山市立犬山中学校へ向かう。13時ごろ着。校長先生と熱い懇談。9期生小林さん、10期生岡田君来校。校長先生からとても良い話をいただけた。ゼミ生にとっても大きな学び。

 14時から2年生英語授業参観。この学校のテーマ「見取る」「つなぐ」の視点で録画。高い授業力に支えられた子どもを大いに生かし、子どもをつなぐ授業。テンポも良く活動も多彩で、子どもたちが楽しく学び合っているのが十分頷ける授業。

 20分間で動画整理。15時10分からの全体会を参観しながら、プレゼン再調整。グループでの話し合い報告では、ゼミ生にも機会が与えられ、指導者としてはドキドキ(笑)。観察をもとに素直を気づきを発言してくれてホッとする。

 15時35分から25分間の講演。「教師と生徒による『見取る・つなぐ』実践から学ぶ」と題して、「見取る」「つなぐ」の大切さを本学学生の気づきから伝える。振り返りの大切さも伝え、授業動画をもとに、授業者の「見取り」場面を再現して、そのときの教師としてのとらえを話してもらう。見取りの大切さがより伝わったことと思う。

 終了後、校長と来校されていた江南市立布袋北小学校長と教務主任、古知野中学校の研究主任と懇談。布袋北小からは新たな依頼をいただく。

 9期生の小林さんは授業者に卒論のことも視野にいれて質問会。急な依頼にしっかり応えていただき、授業者には感謝するばかり。

 帰宅。21時からのかつてのゼミ生と始める生成AI活用プロジェクトのプレゼンづくり。支援をしていただくeducomと今後の相談。

 21時から30分間の生成AI活用プロジェクト会議。メンバーは玉置ゼミ1期生2名、2期生1名、3期生2名、4期生1名、7期生1名の7名と僕の8人。とりあえず活用してみようと提案。1年後に大きな成果を出そうと呼びかけ(笑)。

 研究室HP記事は、1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学びの記録を9期生荒木さん、小林さん、古川君が発信。高橋提案がいかにわかりやすかったのかがよくわかる記録。


1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(荒木、小林、古川)

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 こんにちは!9期生の荒木です。1月13日に行われた教師力アップセミナーに参加させていただきましたので、そこでの学びを記事にしたいと思います。今回は「子どもの意欲を支える国語科の授業づくり」というテーマで高橋達哉先生にご講演いただきました。

[教材にしかけををつくる]
子どもの意欲を支えるためには、指導書に載っている発問を唐突にしてはいけません。子どもの意欲は、学びの雰囲気や問題意識があってこそ生まれるものだからです。今回問題意識や学びの雰囲気を作る、様々な発問方法について学び、これから大切にしていきたいと思いました。
 
[もしも発問]
 その中でも特に印象に残っているのは、「もしも発問」です。もしも発問とは、実際とは異なる場合を仮定してする発問のことです。物語の表現や一文を意図的に変更して本来の文と比較検討させることで、もともとの表現の良さに気づき、指導内容につながっていくというものでした。

 教育実習では、音楽の授業で曲の表現の効果について考えるときに「なぜ?」と発問を投げかけましたが、子どもたちが少し身構えてしまいました。あの時もしも発問を投げかけていたら、もっと意見が広がり楽しい授業になったかもしれません。今度また授業ができる機会があれば使ってみたいと思います!

 教育実習を終えて、ちょうど「問題意識や学びの雰囲気を作るため発問力」が自分にとって課題だと感じていたところだったので、今回本当に貴重な学びになりました。疑問や意欲が自然に生まれるようにするための様々な発問方法を教えていただき、国語だけに限らず他の教科の授業づくりにも生かしたいと思いました。すてきな学びの機会をありがとうございました。(荒木)


 こんにちは。9期生の小林です。今回のセミナーで、私は高橋先生に質問させていただく機会をいただきました。

 私は小学校教育実習で、「ちいちゃんのかげおくり」を全10時間担当させていただきました。指導教官の先生は私の思うままに授業をさせてくださいました。全五場面の中で、第四場面の授業中にした自分の切り返しの言葉がずっと心に引っかかっていました。私の切り返しの言葉によって、児童が自分の意見を間違っていたのではないかと勘違いしたように訂正し始める姿を目にしました。高橋先生は、「なんでこんなに意見が分かれているのか」ということを、児童自身が考える機会を作ることが必要だった。教師である私は中立の立場をとるべきだったとアドバイスしてくださいました。

 約三ヶ月後に、自分の授業を振り返り、アドバイスをいただける機会をいただけて、とても学びになりました。これからも自分の中で芽生えた疑問やもやもやを大切にして、共有して学び続けられる教師になりたいと思いました。(小林)


 こんにちは!9期生の古川です。今回は第6回教師力アップセミナーで高橋先生から「国語科の選づくり」の基礎・基本について、具体例を挙げながら指導のコツを教えていただきました!

 国語づくりで大切にしていることとして、「発問の工夫」を挙げていました。

 発問づくりで心がけていることとして、「選択肢を作る」「感じ方を問う」の2つを教えていただきました。選択肢を作り、感じ方を問うことで違いが生まれ、違いの理由の解明まで話し合い活動への意欲が高まると学ぶことができました。正解のある問いにすると、これでいいのか?合っているのか?など考えを書く、考えを発表する際に不安な気持ちが伴う場合がある。自分の考えに自信を持つことができない場合があるため、答えやすく多様さが認められる安心感を得ることができる必要がある。

 また同じ9期生から2択にしたときに振り切れない生徒がいた場合どうすればいいのか?という自分も教育実習の場で悩んだ質問が出た。高橋先生は複数選択でも可にすると答えていた。両方とも発言をしてくれるし、意欲的に授業に参加してくれる姿勢が良いと話されていた。人の意見を聞いてから考えが変わった子、変わらなかった子どちらの子に対しても価値づけをする姿勢が大切であると学ぶことができました。

 今回のセミナーはオンラインでしたが、多くの学びができました。今回ご講演してくださった高橋先生、本当にありがとうございました。(古川)

2024年1月28日仕事日記

 7時ごろ目覚め。珈琲とパンで朝食。昨日の充実した1日を思い出しながら仕事日記書き。

 明日1月29日訪問する犬山市立犬山中学校でのプレゼン作り。「見取るとつなぐ」ことの大切さに重点に置いたプレゼンを作ってデータを送信。

 2月5日に訪問する岡崎市立城南小学校での講演プレゼン作り。先日、大変な雪の日に訪問いただいた校長先生による資料文言を踏まえて作成。演題を「チーム学習を活用した授業展開の創造」とした。
 
 2月6日に訪問する一宮市立西成東小学校は、授業を見ての指導助言。前回提示した授業づくりの手法がどれほど具現化されているかに注目したい。そのためプレゼンは大枠のみ作る。

 父親が世話になっている介護施設訪問。15分間ほど滞在。よく聞き取れる父親の言葉とまったくわからない言葉があり難儀する。まずは元気で安心。

 16時から1時間30分、オンライン生成AI活用プロジェクト会議。相手側にスケジュールの余裕がないため。とうとう日曜日に設定(泣)。また急ぎのプロジェクトであることから苦渋の会議設定。もちろん充実の90分間。明日のかつてのゼミ生との話し合い指針もできた。

 2月11日、オンラインで養護教諭対象に「学校内のコミュニケーション(養護教諭の立場から)」について話してほしいとの依頼あり。そのプレゼンを作成開始。まずは流れのみ検討。難産となる予感。

 研究室HP記事は、高橋達哉先生の教師力アップセミナーでの学びを久保君、由原さん、安田さんが発信。写真は記事と連動させてスクリーンショットから。

1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(久保、由原、安田)

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 みなさんこんにちは!玉置ゼミ9期生の久保朋輝です!今回は第6回教師力アップセミナーでの学びを記録させていただきます!

 第6回は高橋達哉先生にオンラインで国語の授業づくりについて学ばせていただきました。私が印象に残っているのは、「唐突に発問しない。」です。私は教育実習で、国語ではなく社会の授業でしたが唐突な発問をしていたことに気がつきました。「授業の初めは学びのエンジンがかからない」と高橋先生は仰っていましたが、まさに私が実習で苦戦した事でした。本時のねらいとなるようなところは、より丁寧に扱い、発問していくことが大切であると学びました。児童の実態を考え、授業づくりをすることは児童のやる気を上げ、学びの質を上げていくことに繋がると考えました。

 多くの実践例から様々な授業づくりの仕方、考え方を学ばせて頂きました。児童の発達段階に合わせて考えたり、発問を少しだけでも工夫するだけで聞いているだけでも授業の風景が楽しそうに見えてきて、実践してみたいなと強く考えました。このような機会を頂き、改めて授業づくりの面白さに気づきました。高橋先生、本当にありがとうございました。(久保)


 こんにちは!玉置ゼミ9期生の由原希音です。今回は、1月13日の教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきたいと思います。

 今回は、高橋達哉先生が国語授業についてお話ししてくださいました。その中でも私が特に印象に残っている発問の工夫について、詳しく書いていきます。

 まず、発問の選択肢をつくることです。発問に対する正解や許容範囲が狭いと、自分の考えに自信が持てず、考えを書くことができない児童生徒が出てきてしまいます。「1番〇〇な場面は?」「特に気になった文は?」と複数の考える選択肢を与えることで、一部の児童生徒だけが発言するということがなくなると学びました。さらに、選択肢にすることで、明確に相手との考えの「違い」に気付くことができます。このように、自分とは違う考えに触れ、新しい価値を知ることで、集団の学びがレベルアップするのだと感じました。

 次に、唐突に発問しないことです。いきなり発問するのではなく、雰囲気や文脈、問題意識を児童生徒とともにつくるという意識が大切なのだと学びました。私も、教育実習を振り返ってみて、授業のはじめに唐突に発問していたと感じる場面が多くあり、児童生徒の知りたいという気持ちを引き出さなければ、よりよい授業はつくることができないと実感しました。唐突に発問しないためには、教材にしかけをつくることが大切です。例えば、文中の言葉を置き換えてそれを間違い探しのようにするなど、意欲の出る導入の工夫を教えていただきました。発問や導入にこれからもっとこだわっていきたいと感じました。

 今回も、たくさんの学びを得ることができました。このような機会を与えてくださり、ありがとうございます!今回学んだ発問の工夫を忘れず、これからに活かしていきたいと思います!(由原)


 みなさんこんにちは、9期生の安田です。今回は、1月13日に行われた第6回教師力アップセミナーに参加させていただきました。

 今回は、東京学芸大学附属世田谷小学校の高橋達哉先生に「国語の授業づくりで大切にしていること」についてオンラインでご講演いただきました。国語科の教師を目指すものとして、たくさんのことを勉強させて頂く時間でした。

 お話のなかで私がとても印象的だったことは、答えの選択肢をつくるということです。国語は明確な答えがないため、自分の意見に自信がなければ言えない。つまり、他の科目に比べて発表する子が限られてしまう科目です。
 
 しかし、発問に対して答える選択肢があれば、いつもは参加できない子も考えてみようと思えるのです。さらに、その子たちも授業に参加するようになると、普段の授業では出てこなかった考えや見方を発見することができるのです。

 また、授業づくりにおいて指導内容を曖昧にしないということが印象に残っています。私自身、中学校の教育実習で「こんな感じのことを言ってほしい」とやんわり指導案を作ってしまいました。そのため、自分でもどうしたら良いのかが分からなくなり、締まりのない授業になってしまいました。

 これは、子どもにとっても教師にとっても良くないことです。実習の経験と今回のお話から、授業者が何を伝えたいのかを明確にすることで、良い授業は生まれるのだと学びました。

 今回、ご講演くださった高橋先生、本当に貴重なお話をありがとうございました。そして、いつも素敵なセミナーの機会をくださる玉置先生、一緒に学び高め合ってくれるゼミ生のみんなにも感謝でいっぱいです。これから、教員採用試験まで勉強の日々が続くけど、みんなで支え合って頑張っていこうね!!(安田)

2024年1月27日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。夕方からの原稿検討のため、goodnoteに原稿を落とし込むがレイアウトが崩れる(泣)。PCで原稿持参するしかないか・・・。愛犬散歩。

 8時50分ごろ家を出て、大学へ向かう。午前・午後開催の実践研究岐阜ラウンドテーブルへ参加のため。9時30分ごろ研究室着。珈琲を飲んでしばし休憩。

 掲げられた3つのテーマのうち、僕の一番の関心は「探究的な学びを実現する教師」。10時から2時間、キーセッション教育改革フォーラムでの三つの報告をこのテーマ視点でじっくり聞く。どの報告にも聞きたいことがいっぱい出てきた刺激的な報告。コメンテーターの岐阜県教育委員会の中村さん、本学の龍崎先生の話からも学ぶ。充実の2時間。

 13時からはグループになっての話し合い。僕はファシリテーターの依頼を受ける。我がグループは、話し手が岐阜東幼稚園長の藤井先生、本学学部生、聴き手が岐阜県教育委員会の香田先生、本学水谷先生。

 岐阜東幼稚園での子どもたちの探究活動は、以前から注目。その詳細と教師の関わり方が直接聞けたのは有難い。本学学部生の発表は、まさに「子ども理解活動」の実践で、幼稚園に許可を得て5つのカメラを設置して、動画の記録から子どもたちの科学的探究スキルと探るというもの。幼児教育専門の水谷先生のコメントや現場を知り尽くした香田先生の突っ込みで、5人で2時間半も話し合ったのかと振り返って気づくという具合。話し合いを文字お越ししてもかなり良い記録となったと自負アリ。関係者で短い省察をして、すべて終了。フォーム感想には迷わず「面白い‼‼」と書き込み。

 大学を出て、高速SAのスタバで休憩。疲れたので甘いものを注文。この組み合わせは甘すぎて(泣)失敗。自己選択は自己責任。途中でいちご大福を買って、味岡市民センターへ直接向かう。

 17時30分から、芝田、山本、松井先生と僕とで「わかる!楽しい!中学校数学授業のネタ110」の原稿検討会議。3人とも良質な原稿を提出してくれた。とっても良い数学本が出せると確信できた4時間。

 帰宅。朝、一瞬激痛が走った腰。違和感があるな、という状態で過ごせた1日。用心、用心。

 研究室HP記事は、高橋達哉先生の教師力アップセミナーでの学び記事第4弾。長谷川さん、石上さん、榊原君が発信。高橋講演のわかりやすさがよくわかる記事。
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1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(長谷川、石上、榊原)

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 こんにちは!玉置ゼミ9期生の長谷川です。今回は1月13日に行われた高橋先生による教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきたいと思います。

 今回は主に国語の授業についてのお話をしていただきました。国語は教育実習で授業をした際にとても苦戦した教科であったため、発問の仕方や実際にゼミ生が困ったことに対する高橋先生のアドバイスはとても勉強になりました。

 特に私が印象に残っているのは、教えたいことを直接問わないというお話です。まず発問を考える際には、何を教えたいのかを明確にします。ただし、明確にした後その部分を直接問うような発問では、子どもたちの意欲には繋がりません。直接的な発問ばかりするのではなく、間接的な発問をすることで、子どもたち自身が発見する喜びを感じ、学習意欲向上にも繋がると考えました。

 国語の授業で学習意欲を向上させるために、スモールステップをうまく活用していくべきであるとも学びました。国語の授業では俳句や短歌など日常生活の中であまり関わりのない教材に触れることも多くあります。このような時、子どもたちが自分でもできる。自分でも考えられる。と思えるようスモールステップを活用していくことが大切だと考えました。

 今回のセミナーでも多くのことを学ばさせて頂きました。このような機会を設けてくださり本当にありがとうございます。これからも学び続けていき、教壇に立った際に実践することができるよう努めたいと思います。(長谷川)


 こんにちは!9期生の石上夕貴です。今回は、第6回教師力アップセミナーでお話しいただいた高橋達哉先生の「国語の授業づくりで大切にしていること」で学んだことについて記事にしていきたいと思います。

◯ 教えたいことを直接問わない
 今回教わった「教えたいことを直接問わない」という発問の工夫の中に「もしも発問」というものがありました。これは、実際とは異なる場合を仮定することによって「教師の教えたいこと」を子どもたちが発見するような、子どもたちの学習意欲を高める工夫です。

 高橋先生は例として挙げていた「ごんぎつね」の最後の部分は、私も教育実習で授業を行いました。しかし、上手く扱うことができず、意見交流も活発にならなかったため、どのようにしたら子どもたちが最後の一文の効果について気づくことができるか悩んでいました。しかし、この「もしも発問」を用いることで、子どもたちは自ら発見することに喜びを感じ、成功体験を積むことで、意欲的に取り組むことができるのだと感じました。

◯ 指導内容を曖昧にしない
 今回のセミナーでは、指導内容を明確にしておかなければ、本当に子どもたちにつけたい力やねらいの実現はできないということも学びました。国語の授業は、指導内容が曖昧になりがちなため、学習目標を達成した子どもの姿を具体的に想像し、そのためにはどのような指導をしなければならないのかを具体的に考えながら教材研究をしなければならないと感じました。

 これらを上手く組み合わせた、指導内容が明確であるだけでなく、子どもたちの意欲も引き出すことのできるような授業をしていきたいなと感じました。

 今回のセミナーでも多くのことを学ばせていただきました。このような機会を設けてくださった先生方本当にありがとうございました。実際に教壇に立った際には、今回の学びを活かして授業をしていきたいと思います。(石上)


 こんにちは、玉置ゼミ第9期生の榊原計人です。今回は1月13日に行われた教師力アップセミナーで学んだことを記事にします。

 セミナーの内容は、高橋達哉先生による国語科の授業づくりについてで、国語科での難しさや、子どもの意欲を向かせる方法について教えていただきました。中でも特に学びになったのは、発問をする際に心がけるの「選択肢を作る」「感じ方を問う」2つです。

 この2つを意識した発問によって、子どもの考えに「違い」が生まれ、それによる「多様さ」が認められるようになります「感じ方を問う」ことについて。感じ方は人によって多様であり、正解が存在しません。これによって、「これであってるのかな…」と不安になることもなければ、正解しようとして友達に合わせたり、先生に答えを聞いたりなんてことも無くなります。また、自由な考え方ができるようになり、「多様さ」が認められる安心感に繋がっていきます。
 
 次に「選択肢を作る」ことについてです。選択肢を作ることによって生まれる、子ども同士の「違い」が話し合いを活性化させるとお話にありました。「違い」があることによって子どもは、自分は◯◯と考えたけど、他の人はどうなんだろう…どんな理由なんだろう……と思うようになり、自分の考えを振り返ってみることや、他の人の意見を取り入れて新しい価値観や意味が生まれます。この一連の流れによって、子ども同士の話し合いは活性化していきます。
 
 選択肢を作ることや感じ方を問うことによって、子どもに「違い」が生まれ、「多様さ」を認めることに繋がる。「多様さ」が認められることで、安心感が生まれ、それぞれの意見を持つことに自信を持つようになっていきます。さらにここから、子どもの「協働的な学び」に繋がっていくと高橋先生は仰っていました。

 今回は多様な考え方が生まれるような発問の心がけるポイントを教えていただきました。このセミナーで学んだことを活かして、子どもたちの「違い」を面白く、楽しくなってしまうような国語の授業を作りたいです。高橋先生、貴重な機会をいただきありがとうございました。(榊原)

2024年1月26日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。美味しい治一郎バームクーヘンと珈琲で朝食。本日訪問の東員町立東員第一中学校での道徳授業デザインシートが新たに届き、内容を見ると、かなりの変更あり。作っておいたプレゼンは使えないので、作り直し開始。この方が良いと思える発問に変更となっていて、ますます授業が楽しみ。再編集ができたので愛犬散歩へ出かける。

 今日も届く依頼メールにスケジュールを十分に確認して返信。「申し訳ありません」という返答も多くなってきた。特に7・8月は空きなし状態。このような日が来るとは思ってもみなかった。お声掛けをいただく皆さんに感謝しかない。頑張ろっ!

 11時ごろ家を出る。12時頃、9期生由原さんと合流してガストへ。ランチをしながら、卒論の進み具合をはじめ最近の状況を聞く。ゼミ指導者としては、1対1のコミュニケーションも重要と考えてのこと。

 13時ごろ東員町立第一中学校へ到着。校長先生と懇談。8期生卒業論文にも目を通していただいていて感激。本日の授業者がどれほど熟考して今日を迎えたのかもお聞きする。授業というのは直前ばかりか、授業中にも迷うもの。この機会を真摯に受け止めて準備されていること、それを支えている先生方の姿も見えてきた。これも第一中学校教員集団の良さ。

 13時40分から2年生道徳授業「足袋の季節」を参観。授業冒頭の「ペアで話し合ってください」という指示を受けて、間髪を入れず、男女が楽しそうに自分の考えを述べあう学級。これだけで授業者が今日まで子ども同士や教師との関係作りを大切にしてきたことがよくわかる。この状況は授業最後まで続く。まさに話し合うことを楽しんでいる子どもたち。積み上げがよくわかる授業。

 授業を見ながら、あらかじめ作ってきたプレゼンは使える、つまり先生方の視点とは違う提言ができると思いながら、例によって動画を撮る。一番考えさせたい場面を「泣けて泣けてどうしようもなかった」としたことには大賛成。僕ならもっと突っ込みたい(笑)とも思いながら、時間との勝負!という授業者の気持ちも十分理解。

 授業終了後、30分間で動画整理。先生方の熱い研究協議を参観しながら、それぞれのグループでこんなにも丁寧に授業検討されているのなら、このあと僕が話す必要はないと思うほど。「ああ、そうだ。僕はいつもこうして第一中学校の皆さんに鍛えられている(笑)」と実感。

 40分間の時間がいただけたので、学校から以前にいただいた道徳授業質問に応えたプレゼンを使い、道徳授業づくりの考え方を再確認。本日の指導案から考えたことを順次伝えながら、このような展開もあるのではないかと提案。子どもたちのペアでの話し合いや全体での発言、教師の投げかけ、振り返りなどを動画再生しながら、先生方とまさに振り返り。エレベータートークで個々の考えが高まっていることも動画で確認。

 来年度も依頼をいただき日程調整。6年も関わらせていただけることに深謝しかない。「本当に僕でよいのでしょうか?」と再確認。

 帰宅。明日夕方から「中学数学ネタ110」の原稿検討。ドライブに保存された原稿を確認しながら、明日の話し合いをより効率的に、さらに充実させるためにはどうしたらよいかを考える。 

 21時から1時間、指導と評価UPDATEゼミにアドバイザーとして参加。今日の話題は不登校。提案を受けていくつかの情報提供。今日もよい会。

 研究室HP記事は、教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学びの記録。8期生澤本君、伊藤君、柴山君の記事。高橋先生の主張のポイントをしっかりついている。
 

第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(澤本、伊藤、柴山)

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 こんにちは!スイカゲームにてなかなかスイカをつくることのできない澤本です!今回は1月13日に行われた第6回教師力アップセミナーでの学びについて記事を書かせていただきます。
 
 第6回は高橋達哉先生にオンラインで、国語科の学習指導について講演していただきました。私が印象に残っていることは「発問づくりに心がけていること」についてです。

 高橋先生は、「選択肢」をつくること、「感じ方」を問うことが大切だとおっしゃっていました。「選択肢」をつくることで、誰でも授業に参加できることができるし、一から考えを書き始められない子でも選択することで考えをもつことができます。「感じ方」を問うことで、正解がなくなるため自分の考えに自信がもつことができます。間違えても大丈夫という雰囲気をつくるためには、こういった細かな問い方にも気を配ることが大切だと感じました。

 また、国語科ならではの指導内容として、「読み方」を教えることが大切だと学びました。国語科はその教材は深く読めても他の教材になると読めないではまったく意味のない授業となってしまいます。その教材にとどまらず、「幅広い文章」の読みに生かせる「読み方」の獲得を目指していく必要があります。そこで会話文・行動描写・心内語などなにを意識して読むべきかを子どもに教えていくことが国語科における読み方であり、学習だと思いました。

 高橋先生の発問に対する子どもへの思いや授業観から多くのことを学ぶことができました。4月からの現場で意識していきたいと思います。高橋先生、貴重なお話をありがとうございました。(澤本)


 こんにちは!8期生の伊藤です。1月13日に第6回教師力アップセミナーに参加しました。今回は、高橋達哉先生から国語の授業づくりで大切にしていることを学ぶことができました。その学びを記事にしていきます。

 私が1番印象に残っているのは、発問づくりで心がけていることの「選択肢を作る」「感じ方を問う」です。自分の意見に自信がなく、発言するのをやめてしまう子は多いと思います。学校訪問や教育実習での経験にはなりますが、机間巡視をして子どものノートを見ると、考えが広がりそうな良い意見を書いているのに、自信がなくて発言していない子を何人も見ました。こういった子を見過ごすことなく、発言できるようにするためには、教師の発問の仕方を工夫することが大切になります。しかし、私たちはまだ授業の経験が乏しいため、どう工夫すれば良いのかわかりません。

 そこで、私が教壇に立ったら使いたいと思ったのは、「選択肢を作る」「感じ方を問う」です。これは、「特に気になった表現は?」や「1番大事だと思った文は?」といった発問のことです。確かに、この発問であったら、自分の意見を話しやすくなりますし、1人1人の感じ方は異なるため、みんなの考えを広げながら授業を展開することができるようになると考えられます。

 このように、全員が参加して「国語の授業が楽しい」と思えるような授業中づくりを目指していきたいと強く思いました。また、私は専門が国語であるため、今回学ばさせていただいたことを、教材研究に大いに生かしていきます。高橋先生、今回はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。(伊藤)


 こんにちは!スーパーで甘いミカンを選ぶ、ミカンゲームになかなか成功しない柴山です。今回のセミナーでは、国語の授業での発問の工夫を学びました。
 
 高橋先生は、正解の許容範囲が広い「感じ方」を問うことが大切だとおっしゃっていました。一部の子の正解だけで授業を進めていては、自分の意見に自信を持てない子が出てきてしまいます。子どもが「自分の意見を表現してみよう」と思える場を作るためにも、教師は意見を出しやすい問いをつくる必要があるのだと思いました。
 
 子どもが意欲的に意見を表現するために、「教えたいことを直接問わない大切さ」も印象に残っています。教えたい内容を扱う際、「この表現から、どんな心情が読み取れますか」と唐突に発問しては、子どもは意欲的に学んでいけません。「もしも、○○の表現が△△だったら?」などのように、本文と異なる場合を仮定した問いが効果的だと高橋先生はおっしゃっていました。

 感じ方の差から考えることで学習に必然性が生まれ、唐突感がなく取り組んでいきやすくなるように感じます。仮定した文と比較することで、もとの文に新たな発見も促していけます。4月以降、全員が意欲的に学習していける場を作るために、今回の学びを活かした問いをつくっていきます。

 授業準備の段階で、発問を工夫しておくことの大切さを高橋先生から学びました。子どもが意見を意欲的に表現できる授業を行うため、発問力を磨こうと思います。高橋先生、今回は貴重な学びをありがとうございました。(柴山)

2024年1月25日仕事日記

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 車庫の車の屋根にはまだ雪がしっかり残っている。7時ごろK喫茶店でモーニング。帰宅。

 昨日の降雪の様子などをしっかり記録しようと仕事日記書き。愛犬散歩後、iCloud Driveの整理。容量をアップしようかと思ったが、不必要になったデータや移動できるデータがあることから、まずは整理。これで当面は「容量アップ必要」の警告は出ないはず。

 11時45分ごろ家を出て尾張旭市立三郷小学校へ向かう。順調に移動できたので学校付近で車の中で時間調整。メール対応などをいくつか。少しでも早い対応をしたいという思い。

 13時ごろに尾張旭市立三郷小学校へ入る。校長先生と懇談。EDUCOMの谷さん、9期生久保君、石上さん来校で、ともに校長室で懇談。

 13時45分から1年生算数授業参観。エネルギーいっぱいの子どもたち。つぶやきも次から次へ。そのエネルギーを上手く生かしながらの授業展開。日ごろから授業における規律や聴き合うことを大切にしていることが伺える授業。教師の発問、他の子どもの発言や行動をよく聞いて、つながっている子どもたち。例によって、動画を撮りながらの参観。

 研究協議会での先生方の話し合いも本質を突き、授業をさらに高めるためのアイデアも出され、大いに学ぶ。

 僕に与えられた30分間は、研究主題「自分の考えを伝え合うことを通して主体的に学ぶことができる児童の育成」に合わせて、教科書を活用した授業展開の一例や、動画をもとに子どもをさらに主体的にさせるための方法を提案。さらに学びを高めるための問題例を出し、参考にしてもらう。

 校長室で授業者に改めて感じたことを伝えて学校を出る。谷さん、久保君、石上さんとコメダで振り返り。今日もEDUCOMの概要やなぜEDUCOMに入社したのかをゼミ生に語ってもらう。とてもよい社会勉強をゼミ生にはしてもらった。

 三郷駅まで3人を送って帰宅。明日は東員町立東員第一中学校で指導助言。以前に届いた指導案と大きく変更があった指導案が届いたので、プレゼン作り直し。確かによくなっている指導展開。楽しみにして向かうことにする。

 研究室HP記事は、教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び。10期生の石川さん、河上君、道下さんが発信。セミナーで多用したチャットのよさの気づきもあっていい。

1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(石川、河上、道下)

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 こんにちは!10期生の石川です!今回のセミナーでは、児童の意欲を支えるためにできる工夫を学びました。

 特に印象に残ったことは高橋先生が常に生徒に対する多様性を念頭に置いて考えていたり、子供に選択肢を与えることを念頭に置いて考えたりしていることです。授業者としてまず、自分が何を大切にして児童に何を学ばせたいかを明確にすることがとても大切なだと改めて学びました。高橋先生は自分が何を大切にしたいかをしっかりと持ってみえてそれを貫いてみえるので指導者として高い評価を受けているのだと実感しました。

 授業作りは、ただ指導要領に向かって計画を立ててもそれはそれ以上にもそれ以下にもならず、児童にとっても学校生活の中で何百回と受ける授業の1回にしか記憶として残りません。しかし、色んな知識を総導引して、多面的多角的な授業を行うことで、児童にとって、とても印象に残る授業の1回になるのだと学びました。私も、何を児童に学んで欲しいのか、どんな力をつけさせたいのかをはっきりとさせ、児童がワクワクするような楽しい、深い学びのある授業を作れる教師になりたいです。(石川)


 こんにちは!10期生の河上です。1月13日に行われた教師力アップセミナーでの学びを書いていこうと思います。

 私は小中高と国語という教科が最も苦手でした。また、指導も難しいと考えていました。今回、セミナーに参加して国語の授業づくりで大切にするべきことを学ぶことができました。

 「国語が好き」「国語の授業が楽しい」「なんか、国語できるかも」と言ってもらえるような授業にするためには、(1)発問を工夫する(2)全員参加のための配慮(3)励ましの言葉がけが大切であり、今回のセミナーでは(1)の発問の工夫を中心にお話していただきました。

 発問づくりにおいて「選択肢を作る」ということが印象に残りました。国語が苦手な子にとって、一から答えを考えることはとても難しいことです。国語が好き、得意な子にとっては楽しい授業かもしれませんが、苦手な子にとっては退屈な時間です。しかし、考える際に選択肢があるだけで苦手な子も考えやすくなり、授業に積極的に参加することができます。また選択肢を作ることにより、自分と異なる考えに興味を持ち、授業に参加する意欲が高まります。ただ選択肢を作るだけで誰一人取り残されることのない国語の授業を作れます。今回のセミナーを通して学んだことを教育実習や将来の授業づくりに生かしていきたいです。(河上)


 こんにちは。10期生の道下です。先日行われた教師力アップセミナーの学びを記事にしていきます。今回は、東京学芸大学附属世田谷小学校教諭の、高橋達哉先生から「国語科の授業づくりについて」「発問づくりについて」お話をいただきました。

 私は、英語専修で主に英語教育について勉強しているため、国語の授業づくりについては、とても難しいイメージを持っていました。なぜなら子ども一人ひとりが教材に対する感想や考えは違うけれど、導き出したい答えが国語にはあるからです。今回のセミナーでは、この難しさを和らげてくれるヒントを得たと思っています。

 高橋先生のお話の中で印象に残ったことは、「感じ方を問う」ということです。例えば、国語がよくできる子どもが「〇〇の部分が最も悲しい場面だと感じました。」と発言したならば、自分は違う部分が最も悲しいと考えても、自分の考えを発言しづらくなってしまうことがあるかもしれません。この際に意識したいことが「感じ方を問う」ということです。子どもたちが堂々と発言できるように、教師が子どもたちの感じ方を大事にすることは、あたたかい教室づくりにも繋がっていくと思います。私も国語の授業の発問の際に取り入れていきます。

 その他にも、国語が苦手な子どもたちもペンが進むような発問の工夫を学ことができました。私は、オンラインのセミナーに参加することは今回が初めてでしたが、チャットを使ってすぐに繋がることができて、現代の学びの場はどこにでも展開されていると感じました。また、実際に現場で働いてみえる方のお話は、その方の経験から得た貴重なものばかりで、本当に多く学ぶことがありました。今年は教育実習もあるので、具体的な授業のイメージを膨らませられるようにこれからも積極的に学習したいです。(道下)

2024年1月24日仕事日記

 6時ごろ目覚め。粉雪が降り始めている状態。アップルパイと珈琲で朝食。家を出る。高速に乗り、一宮ICを過ぎたあたりから激しく車に襲っている雪。先がよく見えない状況。車のセンサーも雪で覆われたようで、「センサー機動せず、目視せよ!」という初めての表示。一気にドキドキ感に襲われる。高速を降りてからの一般道はすでに渋滞。1時間30分ほどかかって大学到着。駐車場はすでに雪が積もり、靴が雪にすっぽり入る状態。

 研究室に入り、暖房設定を上げて、まずは環境を整える。外は吹雪状態。無事、帰ることができるだろうかと不安になる。審査教授会後の会議延期連絡あり。

 後期講義の成績確定作業開始。振り返りの再チェック。確定できた成績は入力作業。

 10時に、こんな大変な日に、2月5日に訪問する岡崎市立城南小学校長と教務主任が来研。電車とバスで大学まで来られたとのこと。申し訳ないとの一言に尽きる。

 さっそく僕への依頼事項をお聞きする。それを受けて、皆さんに伝えると良いと考える事項をいくつか提示。さらに質問がいくつかあり、それにお応え。1時間ほど。わざわざの来研に十分にお応えできただろうかと自問。当日まで、しっかり準備して臨むことが一番大切なことと、自分に言い聞かせる。

 11時から1時間、未来を拓く学校づくり研究会のオンライン理事会開催。次年度も「モーニング情報交流会」を継続すること、ネタ研究会の年間を通しての開催継続も承諾をもらう。

 成績処理の続き。実習課へ行き、いくつかの相談を受ける。難題が続く(泣)。

 13時45分から1月27日開催の岐阜ラウンドテーブルの打ち合わせ。多くの方の参加あり。午後は少人数でじっくり話し合えるグループ案提示あり。午前も午後も楽しみ。

 14時から教授会。実習委員長として報告と説明。続いて審査教授会。

 教授会、審査教授会が終わり、17時ごろ大学を出る。雪に覆われている車。福地先生が隣で車の雪下ろしをしておられたので、僕のも、とお願いして楽をさせてもらう。道路は凍っていなくて、安心して岐阜羽島インターへ向かう。入り口で全車停めて行き先確認あり。岐阜羽島から西方面へは通行止めになっているからだ。(帰宅してニュースで大変な状況を知る)

 東方面は路側帯にも雪がほとんどなく、いつものように走行する。18時15分ごろ帰宅。業務が重なって昼食をとることができなかったので、いつもより早めの夕食。

 大学業務に関する入力。メール対応。goodnoteの不具合を解決しようと必死。結局、バージョンアップ。本当はそうしなくてもよかったと後で知る(泣)。でも気分はスッキリ。今年からより個人DXしようと思っているので投資はしかたない。

 研究室HP記事は、教師力アップセミナー高橋達哉先生からの学び記録第2弾。10期生森山さん、尾崎君、池田さんが発信。10期生は初のセミナー参加。オンラインとはいえ、かなりのインパクトがあったことが記録からわかる。

1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(森山、尾崎、池田)

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 こんにちは!10期生の森山です。今回は、第6回 教師力アップセミナーでの学びを記事にしたいと思います。高橋先生から、発問づくりで大切なことについて学びました。

 まず、選択肢を作る・感じ方を問うということです。正解のある問いや、正解の許容範囲が狭い問いの場合、子どもたちが自分の考えに自信を持つことができなかったり、不安な気持ちが伴います。私も、自分の考えに自信を持つことができない子どもの1人でした。複数あるものに着目して選択肢を作り、感じ方を問うことにより、子どもたちはそれぞれの考えを知りたいと思い、話し合いへの意欲を高めることができると学びました。そして、感じ方を問うことによって、多様さが認められる安心感につながると学び、とても勉強になりました。

 次に、指導内容を曖昧にしない・直接問わないということです。発問の前を大切にし、演出をしながら中心的な発問にもっていくことができるようにすることが大切だと学びました。また、教師が何を教えるのかを意識しながら、授業を展開していくことが大切だと学びました。

 私は、今回初めてセミナーに参加させていただきました。なるほど!と思うことばかりでとても勉強になり、教育実習で実践していきたいと思いました。そして、次回の教師力アップセミナーもとても楽しみになりました。貴重な学びの機会をくださった高橋先生、玉置先生、ありがとうございました!(森山)


 こんにちは!10期生の尾崎勇吾です。※本来は「崎」の「大」のところが「立」です。機種依存文字のため表示ができません。今回は先日参加させて頂いた、第6回 教師力アップセミナーで学んだことを記事にしたいと思います。

 今回講師をしてくださった高橋先生は、「国語授業づくりで大切にしていること」とのタイトルでお話をしてくださりました。国語専修として、とても興味がある内容で、学びを深めることが出来ました。

 その中でも特に発問については、はっとするような内容ばかりでした。大学の国語の授業で模擬授業をしたり、指導案を作ったりする中で、やはり発問というのは授業を作るキーワードになることが多く、だからこそ難しく頭を悩ませることが多いです。高橋先生は発問において、「選択肢を作る」「発問を問う」の2つを大切にしていると話していました。国語は「正解のない教科」と言われることがよくあります。自分自身それを感じており、それ故に半分無理矢理に答えを導き出すような指導案を書いたり、模擬授業をしたりしてしまうことがこれまでにもありました。ですが高橋先生の大切にしている2つのことは、子どもの中でも違った答えが出るような工夫であり、それにより「違い」が生まれ、それにより今までなかった考え方を持つことができるようになったり、新たな価値を見出すことができたりするとのことでした。授業の筋道のために答えを教師が提示する授業よりも、違った答えが多く出ることにより学びが深まる授業の方がより有意義だし、良い授業であるのかなと感じました。

 また発問において、「直接問わない」というのは自分としてはすごく革新的だと思いました。どうしても指導をする上で、「質問の意味が伝わらなくなったらどうしよう」や「授業が崩れたらどうしよう」と感じてしまい、そのまま問うことが多くなります。ですが高橋先生は直接問わないこもによって、上にあるように「違い」が生まれたり、学びがより深まると仰っていました。この考え方は今までなかったものだったのでとても参考になりました。

 今回の教師力アップセミナーは、自分の担当教科ということもあり、とてもいい学びになったし、今後に活きてくるものだと思いました。今後の授業や教育実習に活かしたいです!このような機会を用意してくださった多くの方への感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとうございました!

 みなさんこんにちは。10期生の池田です。今回は、先日参加させていただいた教師力アップセミナーでの学びを記事にしていこうと思います。今回のセミナーでは国語教師の高橋先生から国語の授業で大切にしていることを教えていただきました。学び得たことを大きく分けて2つ書いていきます。

 まず一つ目は、発問の工夫です。セミナーの中で高橋先生は「選択肢をつくること、感じ方を問うこと」が大切であるとおっしゃっていました。選択肢をつくることで、なかなか自分の考えを書き始められない児童も授業に参加しやすくなります。さらに、感じ方を問うことで、様々な意見が出るため、「違う考えをもつ人の意見も聞いてみたい」と話し合いへの意欲につながります。

 私はこれを聞いて、自分自身が「友達と考えが違ったらどうしよう。」「これであっているのかな。」と、自分の感じ方や考え方に自信が持てず、発表できなかったことを思い出しました。自分の意見は持っていても、考えを発表する際に不安で手を挙げられなかった児童は、きっと私以外にもいたのではないかと思います。選択肢をつくり、感じ方を問うことで、自分とは違う考えを持つ人がいることを知り、考えの違いを見える化することで、自分の考えを振り返るきっかけや捉え直しにつながります。そして新たな価値や自分にはなかった考えを知ることができます。みんな同じ文章を読んでも感じ方は人それぞれであることを理解し、多様さが認められる安心感を、授業を通して創っていきたいと感じました。これは授業だけに限らず、学級経営にも生かせるのではないかと考えました。

 二つ目は「指導内容を曖昧にしない」ということです。教えなければならないことを曖昧にしたまま授業を行うと、児童に確かな学力を身につけることはできません。国語の授業においては、その教材にしかないもの(教材内容)と幅広い文章の読みに生かせる読み方(教科内容)を整理し、「読み方」の獲得を促す授業を行いたいです。また、このことは国語に限ったことではなく、他の教科にも言えると思います。教えたいことを児童の発言からつなげられる教師になりたいです。

 今回は初めて教師力アップセミナーに参加し、たくさんの学びがありました。高橋先生の、全員参加の授業を行うための工夫が少しわかった気がします。今回学んだことを今後の教育実習に生かしていきたいです。このような貴重なお話を聞ける機会をいただき、改めて玉置ゼミに入って良かったと思いました。今後のセミナーも楽しみです。高橋先生、玉置先生ありがとうございました。(池田)

2024年1月23日仕事日記

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 7時ごろ目が覚める。ほぼ1時間ほど遅くなっている目覚め。K喫茶店でモーニング。帰宅。

 いきいき寄席の顔付け役として、第6回いきいき寄席の段取りを始める。林家たけ平師匠に口演日を二日出して打診。ありがたいことにすぐに返信。第6回は4月21日(日)午後に決定。色物さんは漫才の笑組を手配していただけた。

 昨日締め切りの週刊「教育資料」の原稿書き開始。今回も「次期教育振興基本計画」から「ウェルビーイング」がテーマ。教師自身がウェルビーイングを感じていないといけないという文章から「子ども浴」をキーワードにして一気書き。何度も読んで手を入れて編集部へ送信。早々に初校が届き、帰路の新幹線の中で校正作業。

 11時54分地元駅乗車、名古屋から新幹線で姫路へ。14時33分着。迎えの車で、姫路市立総合教育センターへ。

 15時から16時40分(10分間も延長してしまった💦)まで、初任者のみなさんに講演。演題は依頼文をもとに「教師生活2年目を迎える前に振り返りたいこと」。冒頭に「なぜ振り返るとよいのか」と問いかけ。以後、90分間、質問をもとにペアで話し合ってもらったり、発表してもらったり、時には授業技術を伝授したりの90分間。80名近いノリがいい皆さんのおかげで、予定にない話もつい入れ込んでしまい、10分間の延長。

 終了後、課長さんらとしばし懇談。来年度の依頼もいただく。感謝。姫路駅まで送ってもらい、駅ビル内で休憩。17時59分発のぞみ乗車。7号車でPCを立ち上げて29日の犬山中でのプレゼンづくり。やはりビジネスリモートワークができる「S Work車両」7号車。PCを立ち上げている人の割合は50%を超えている。英語専修ゼミ生に授業参観のお勧めメール発信。名古屋。19時19分着。

 エスカ地下街のお好み焼きタンポポで、一番高い(笑)お好み焼きで満足。21時ごろ帰宅。メール対応。

 研究室HP記事は、1月13日のオンライン教師力アップセミナーでの学びを10期生岡田君、松野さん、間宮さんが発信。記事タイトルを「考えや意欲を引き出す発問の大切さ」とした。良い学びをしている。

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