2024年2月4日仕事日記

 6時ごろ目覚め。仕事日記書き。ハードディスクの資料整理。OneDriveが十分に理解できていないと自覚したので、YouTubeで基本から学ぶ。Windows11で仕様変更があったことを意識していないために混乱していたことが判明。すっきりしたところで愛犬散歩。

 13時ごろ介護施設へ出向き、父親のとりあえずの生活用品を受け取り、そのまま入院先へ。看護師さんからその後の状況を聞く。今日は落ち着いている父親。「ありがとう」がはっきり聞き取れてほっとする。帰宅。

 2月11日に行う養護教諭向けオンラインセミナー。そのプレゼンの仕上げに向けて作業開始。すべて新作。昨年末の某養護教諭へのインタビュー録音をあらためて聞きながらプレゼン構成。ChatGPTのまとめや企画会社の依頼事項も再確認。仕上げに3時間ほど格闘。この内容ならぜひ講演してみたいという気持ちに高まったので、担当者へデータ送信。講演当日を楽しみにする単純な僕(笑)。

 10期生全員から1月31日の8期生卒業論文発表会での学び記事が出揃った。素晴らしい!一人ずつにミニコメント発信。このやりとりも楽しい。

 研究室HP記事は、1月22日名古屋市立藤が丘小学校へ訪問した8期生柴山君の学びの記録。本学先輩初任教師の授業参観は格別な刺激を受けた模様。

 この記事で詳しく書いたが、本日(2024年2月4日)、この研究室HPへのアクセス数が100万アクセス突破。一地方大学の一研究室HPとしては快挙だと思います。
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1月22日名古屋市立藤が丘小学校の授業参観での学び(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。今回は、小学校4年生の算数、分数の授業を参観させていただきました。「自由進度学習」をテーマにした授業でした。

 「一人で学習したい」「一緒に学習したい」「教えることができる」と自分の立場を選択させ、立場を共有した後に、子どもが動き回って自由に班編成をしていました。班や個人によって、解く問題を自由に選択して学習を進めていました。

 学び合う雰囲気が学級全体に浸透していました。教えることができる子には、分割式のピザの模型を先生が配布し、考えを伝えやすいように工夫していました。「この解き方、あってるか分からないんだけど。」や「3分の3から2切れ食べて、3分の1だよ。」などのやわらかい言葉で、子ども同士の話し合いが進められていました。発表などの時よりも、相手がわかりやすいように砕けた言葉で話し合っていた姿が印象的です。

 「ここは2人ともわかっていないです。」と自分から先生に助けをもとめ、他の分かる子を呼んでもらい、学びあう場面もありました。様々な子と、安心感のある雰囲気で話し合いができる学級であることを実感しました。先生の日ごろの授業や、子どもとの関わりがあるからこそ、学び合いが成立するのだと思います。

 担任の授業者の先生が、岐阜聖徳学園大学出身の初任の先生であることを知り、刺激を受けました。私も、4月以降子ども同士が学びあっていけるようにするための授業づくりを進めていきます。自由進度を意識した学習では、一人ひとりの子どもが何を学習しているかの把握が難しくなるようにも感じました。私も、自由進度に適した授業や単元はどこなのかを考え、できる部分から授業に取り入れていきたいと思います。

 「毎朝玉置先生のホームページを見ることを楽しみにしています!周りにも、ファンが何人かいるんです!」と先生方に声をかけていただきました。もうすぐ、アクセス数も100万を超えるゼミのホームページ。残りわずかな期間ですが、一本でも多く記事を書こうと思います!今回も学校訪問で学ばせていただき、ありがとうございました。(柴山)

【感謝】とうとう100万アクセス突破!

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 本日(2024年2月4日)、この研究室HPへのアクセス数が100万を突破しました!

 いつも訪問していただきありがとうございます。

 2015年4月20日がHP発信開始日ですので、3212日目に100万に達しました。1日平均311アクセスとなります。一地方の一大学の一研究室HPへのアクセス数が100万を超えるとは!まさにみなさんのおかげです。

 これからもどうぞよろしくお願いします。(玉置)

2024年2月3日仕事日記

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 7時ごろ目覚め。あんパンと珈琲で朝食。仕事日記書き。愛犬散歩。

 9時過ぎにzoom接続。本日のモーニング情報交流会提案の渡邊先生、尾花先生、運営者の山田先生と接続確認と四方山話。

 9時30分から30余名の参加ありの本年度最後の「第5回モーニング情報交流会」開始。渡邊先生と尾花先生から、コロナ禍とその後の学校運営を聞く。涙を流しながら、コロナ禍の子どもたちの声を聞く。子どもも教師も苦しかったコロナ禍。ブレイクアウトルームでは、3名の先生から、それぞれの悩みを聞きながら情報交流。来年度の「モーニング情報交流会」の予告をして終了。ちなみにここをクリックすると次年度の計画を見ていただけます。参加されたい方は私へ連絡ください。

 尾張旭市から依頼を受けたある仕事に集中。文書を作成してデータ送信。紙文書は返送。

 15時30分から、【未来の先生フォーラム】全ての子どもたちの可能性を引き出す授業の実現−NEXT GIGA・誰一人取り残さない授業づくりのためのデジタル活用−を視聴。武藤さんは、これまで以上に多様な子どもたちへの対応こそICT活用が有効と強調、前田先生は、創造的な学びをつくるデジタル時代の授業デザインについて実にわかりやすいプレゼン。共に学ぶこと多し。

 17時に小牧第一病院へ出向き、父親の認定レベルを検討してもらうための書類書き。

 父親の書類ができてほっとしているところへ、18時30分ごろ父親がお世話になっている施設から電話。状況を聞き緊急搬送を承諾して、僕は小牧市民病院へ。今回で何度目になるだろうか入院することになり、様々な手続きをして帰宅できたのが22時30分。やはりヘトヘト。「本日中に送ります」と約束したデータが届けられないことのお詫びメール発信。

 研究室HP記事は、8期生寺尾さんの2年間を振り返っての記事その2。「誠意はスピード」と「繋ぐ」ことを話題にしている。指導者として嬉しい記述。

2年間を終えて・その2(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!前回の続きで今回は学びの振り返りをしていきます。

 この2年間で数えきれない量の学びを得ました。その中で特に印象に残っていることを2つ取り上げます。

 1つ目は、「誠意はスピード」です。玉置ゼミ生であれば何十回もお聞きした言葉です。この言葉を聞いた日から、できる限り自分は返信や記事作成などを早くしようと思うようになりました。全ての記事作成がそうだったかと言われると自信をもって言い切れませんが、なるべくその日のうち、または次の日までには記事を書きました。また私は半年間、「学級経営の困った!を1人で抱え込まないで」という会の議事録作成をさせていただいたこともあります。議事録作成は初めてだったのでチャレンジするいい機会になりました。また、玉置先生だけでなく現場でご活躍されている様々な立場の先生方のお話をお聞きできて学んだことも多くありました。このような機会をくださった玉置先生には感謝しています。この議事録作成に関しても出来るだけその日のうちに仕上げて送ったところ、玉置先生初め、アドバイザーの先生方からお褒めの言葉を受け取り凄く嬉しかったのを覚えています。このように、やるべき事をできるだけ早く行うことで誠意を伝えるの大切さを実感しました。

 2つ目は、「子どもを繋げる」ということです。この言葉も玉置ゼミであれば何回も聞いてきました。実習前にこの言葉を知れたおかげで、実習で子どもたちを繋げようと頑張ることが出来ました。一人一人が輝けるようになるためには、教師の働きかけが非常に大切です。子どもが出す小さなサインや表情をしっかりと見逃さないようにし、意図的指名などをして意見が自分から言えない子にも発言の機会を与えたいです。これに関してはまだまだ自分に課題があります。なので4月からより意識していきます。

 これだけでなく他にも多くのことを学ぶことができたのは玉置ゼミだからだと思います。授業参観させていただく機会をくださることで学校現場の実情と自分たちが思っていることのギャップも知ることが出来ました。教員として働き始めたあとも学び続ける努力をしていきます。2年間ありがとうございました。(寺尾)

2024年2月2日仕事日記

 6時ごろ目覚め。あんぱん屋で買った美味しいパンと珈琲で朝食。愛犬散歩。明日の「モーニング情報交流会」の案内発信。

 9時ごろ家を出て、ルネック勝川へ向かう。9時45分ごろ着。10時から授業と学び研究所会議。まずはこれからの動画制作について、創成チームとオンラインで打ち合わせ。一つ前進。11時からはスクールライフノートの新機能の提案を受けて話し合い。子どもたちの実態にもう少し合わせることが必要というのが本日の結論。代表と相談を進めることで合意。来年度の研究所会議スケジュール相談。ほぼ決まり、一安心。

 モスバーガーでみんなで昼食。四方山話も重要。引き続き午後の会議を始めるが、検討すべき議題が浮かばす。educom愛知本社へ移動。貸与PCのバージョンアップをしてもらい帰宅。

 17時30分ごろ家を出て、名古屋コーチン割烹鳥ふくへ向かう。18時から名古屋コーチン 極み鍋コースを家内と味わう。何度美味しいと口にしたことか!超お勧めのお店。このお店は故・大西さんから教えてもらったお店。さすが食通の大西さん推薦のお店。

 研究室HP記事は、8期生寺尾さんの2年間のゼミ振り返り記事(その1)。仲間との学び合いの大切さがよく伝わってくる。
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2年間を終えて・その1(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!1月31日に、無事卒論発表会を終えて今記事を書いています。今回は2年間のまとめを思い出編と学び編の2つに分けて書きます!

 玉置ゼミに入ることができるという連絡を受けた時すごく嬉しかったのを覚えています。ですがその嬉しさの反面、ゼミ生の子達と仲良くやっていけるか非常に不安でした。同じ国語専修の子がゼミ生の半分を占めていたものの、ほとんどの子とは喋ったことがある程度の関係でした。そしてゼミが始まって少したち、仲良くなるためにも伊勢にお出かけをしようとなりました。このおでかけがきっかけで、他のゼミ生と色々な話をすることができ、徐々に仲良くなっていきました。

 そしてゼミで話し合いをしていくうちに、この人たちの前だったら何を言っても受け入れてくれるなという安心感がいつのまにか生まれていました。このような安心感が生まれたのは、ゼミ長はじめ、他のゼミ生の暖かい雰囲気があったからに加え、指導者である玉置先生が何を言っても大丈夫という雰囲気を作ってくださったからだと思います。これがまさに心理的安全性のある集団だなと実感しています。

 また、教員採用試験に関しては、正直1人では乗り越えられなかったことだと思います。人生がかかった試験であるというプレッシャーがあることや周りからの期待に応えようとして悩んだこともありました。しかし、一緒に高め合いながら頑張ってきたゼミ生たちがいたからこそ、自分の実力を出し切ることができました。面接で長所について悩んだ時、みんなに自分の良さを書いてもらったこともありました。自分では知ることのできなかった自分の良さを書いてくれてすごく嬉しく、自己肯定感が少し上がり、もっと頑張ろうという気持ちにもなれました。

 このような素敵な関係になれたことがすごくすごく誇りです。みんなそれぞれ4月から違う道を歩みますが、1年に1回くらいは集まりたいなと思っています!!!
みんな4月から頑張ろうね!!!

 そして、そんなゼミ生を選んでくださった玉置先生には本当に頭が上がりません。出会いを大切にという言葉がすごく響いています。これから先、たくさんの出会いがありますが一つ一つを大切にしていきます。(寺尾)

2024年2月1日仕事日記

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 6時ごろ目覚めて身支度。6時50分ごろ家を出て地元駅へ。7時6分乗車、犬山経由、ミュースカイで名古屋まで。近鉄ひのとりで大和八木駅へ。9時37分到着。

 ひのとりは早くにネット予約完了。1号車1番プレミアムひとり席から景色を見ながらミニ旅を楽しもうと思っていたが、1号車はなんと最後部(泣)。よく調べて予約すべきだった。これも自己選択&自己責任の事例。とはいえ席の快適さは申し分ない。

 ひのとりの中では、昨夕のクリスタルプラン委員会で出された「子ども理解活動」の数々の懸念をどうしたら払拭できるかと熟考。次から次へ浮かんでくるアイデア(笑)。これならいける!と一人確信。興奮が止まらず、眠るつもりだったが頭の回転は止まらず。

 下市あきつ学園校長にお迎えをいただき40分ほどかかって学園到着。車中で校長から義務教育学校設立に際して行った改革の数々をお聞きする。熱い思いでいっぱいの話をお聞きしながら、僕の今日の役目を改めて自覚する。心から応援したい!

 10時40分から前期課程の理科と社会、11時35分から後期課程の美術と国語の授業参観。いずれも若い教師の授業。午後から60分ほどで4人の先生に助言することを頭に入れて、動画撮影しながら伝えるべき事柄を簡単にメモ。

 お弁当をいただいた後、すぐに動画整理。与えられた時間は40分ほど。必死。なんとかお約束の助言開始時刻13時40分に間に合う。

 冒頭は、4名の先生方に「この授業が大成功したら、子どもはどんなことを言ったり、書いたりしたらよいのか」という定番質問から。それぞれやりとりをして、順に動画を再生しながら、このときの判断と思いを確認して価値づけたり、こうした授業技術を使うとよいと伝達したりの60分間。始めは僕が何者なのか(笑)と用心して聞いておられたようだが、徐々に笑顔が増えてきて、最後は僕を理解していただいた感じ。明日はあれをやってみようと思っていただけたと思う。一つ目の役割終了。

 15分休憩をいただき、10分ほどでプレゼンを見直し、みなさんに講演。演題「『教えないスキル』で育む力 個別最適な学びと協働的な学びの往還で深まる学び」に基づいて、学園からいただいた研究概要をもとに、ぜひとも実現すべきところと、この部分は再考されたらどうかといったところを伝える。その都度、関連する動画を見せながら、皆さんがイメージを高めてもらうよう展開。「振り返り」の質問を受けて補足。

 終了後、すぐに学園を出て、大和八木駅まで送っていただく。車中では指導主事と授業改善の様々な話で盛り上がる。

 17時29分発ひのとりで名古屋へ。快適シートで大満足。熟睡できた。19時9分着。若鯱家でカレーうどんを食べて帰宅。「子ども理解活動」のアイデア生み出しで興奮が続く(笑)。

 研究室HP記事は、1月29日犬山市立犬山中学校を訪問した10期生岡田君の記事を発信。初めての学校訪問での記事。岡田君、なかなかやるじゃないか!という内容。

1月29日犬山市立犬山中学校の授業参観での学び(岡田)

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 こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は1月29日に行われた犬山市立犬山中学校の授業参観に参加させていただいて学び得たことを話していきます。

 研究授業が始まる前に、校長先生から「自販機の設置」に関するお話をお聞きして、教師側が生徒を信じることが何よりも大切であることを学んだ。

 研究授業では、土井佐織先生による英語の授業でした。この授業では、「見取る、つなぐ」を大切にした授業でした。まず、自分が驚いたことは、土井先生の指示や発問がほとんど英語であり、あとから日本語で説明するものであったことである。土井先生はこれを生徒が中学一年生の頃から行っていると仰っており、このことにより授業の初めで行われた本文を聞いて聞き取れた内容を確認するの部分に生かされていると感じた。

 また、グループでの活動や隣同士ペアでの活動以外にも、席を自由に移動して、他の子とも意見交流をしたりしているのが「生徒同士をつなぐ」ことになり、「つなぐ」ことの大切さと重要性を実感し、より深い学びにつながっているということを学んだ。

 加えて、土井先生の授業は挙手発言する生徒がいなかった。その代わり、土井先生は生徒から出たどんな発言も取り残すことなく取り上げ、黒板にメモするなどをしていた。また、生徒の身の回りにあるものを使って、受け身の作文を作る場面では、その授業の中で学習した受け身の構文をアウトプットし、生徒に自身の理解力を把握させ、達成感を感じ、「見取る」をとても大切にされた授業であった。

 他にも、土井先生は注意するべき生徒や、生徒のレベルなどを事前に把握しており、何か活動する際には意識的にその子とデモンストレーションをしたり、すぐにその子の元に寄って、サポートをしたりしていた。このことから、授業を行うためには日々の学校生活で生徒たちをよく見て、生徒たちの特徴をしっかり把握しておき、授業でどのようなサポートをしたら良いのかを考えておく必要があることを学んだ。

 土井先生の授業のあとは、犬山市立犬山中学校の教師の皆さんと研究協議会であった。この協議会の中で「生徒からこういうことを話したい」などの思いを持たせる課題の設定が必要であることや、例文の中で大切なポイントは生徒に発表してもらった方が良いなどの様々な意見があり、教師の研究授業の見る視点や、どのように生徒主体にするのかなどの授業を行う上でとても大切なことを学んだ。また、最後に校長先生が仰っていた、「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も成らぬは人の為さぬなりけり」という言葉がとても印象的であった。生徒の「できない」は教師の「やらない」であり、生徒が「できた」と感じさせるには教師も授業内容であったり、サポートであったり、生徒が理解出来るために様々なことをしないといけないということを学びました。

 今回の犬山市立犬山中学校の授業参観で生徒を信じること、生徒をよく見ることが教師として必要なことであり、授業を行う上で、誰も取り残さない、教師と生徒や生徒同士の「繋がり」を大切にすること、生徒たちの「できた!」という思いを大切にすることがとても重要であることを学んだ。今回学んだことを英語に限らず、ほかの教科でも生かしていきたいと思います。校長先生、土井先生、犬山市立犬山中学校教諭の皆さん、大変貴重な学びの場をありがとうございました。(岡田)

2024年1月31日仕事日記

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 6時前に目覚め。珈琲とパンで朝食。6時30分には家を出る。7時20分ごろ研究室着。研究費支出文書づくり。研究室PCデータ整理。

 8時30分ごろ、早々に来研してくれた河上君と卒業論文発表会会場の9104へ。初試みのチャット設定。我がゼミ生、福地ゼミ生、そのほかの皆さんの参加で9割方埋まった部屋。いつも助言いただく斎藤さんも来学。大西さんがおられないことがとても悲しい。

 9時から11時30分まで、8期生卒業論文発表会。詳細はいずれゼミ生が発信するので、ここでは軽く。8期生もこれまでの卒業論文発表会のレベルに十分に達してくれて嬉しい2時間30分。それぞれに僕なりのコメント。斎藤さんからは一人一人への現場に出た時のことを踏まえての温かいコメント、福地先生からゼミ全体への熱いコメントをいただく。

 12時過ぎに恒例の発表会後のお店に全員で出かける。9期生進行による8期生をメインとしたゲームで大盛り上がり。

 14時30分ごろ大学に戻り、フレンドシップ報告会(子どもから学び子どもを理解した報告会)の準備。開始時刻の14時50分にはほぼ満席。代表4名による「子どもから学び理解した報告」を聞きながら、福地先生と僕とで全体を巻き込みながらの進行。参加者によるチャット投稿も多数。

 17時過ぎからクリスタルプラン委員会。「子ども理解活動」離陸に向けて、様々な懸案事項があって、考えれば考えるほど苦しいが、乗り越えようとする気力を失わないのは、直前に行った報告会の質の高さがあってのこと。いくつかのアイデアも生まれた。皆さんに合意いただけるように準備をするしかない追い込まれた状況。

 片付け物をして大学を出る。帰宅。しんどいので横になったら、そのまま記憶なし。零時近くに目覚めて、明日の準備や仕事日記を簡単に書く。8期生寺尾さんからはすでに「玉置ゼミ2年間を終えて」の記事が2本届く。まさに「誠意はスピード」を体現していてくれて嬉しい。10期生からもいくつかの連絡あり。動き出した10期生も嬉しい。

 本日の研究室HPアクセス数は1068。おそらく新記録。

2024年1月30日仕事日記

 7時ごろ目覚め。7時30分ごろ家を出る。高速SAのスタバでモーニング。8時30分ごろ研究室着。

 9時30分から山田ゼミ卒論発表会に25分ほど参加。心理的安全性の大切さを伝える発表を聞いて、全体講評をさせていただく。

 10時から11時まで、来研されたNTT西日本の方から相談と依頼あり。とても興味が湧く重要な提案であることは間違いないが、相談すべき方があるのでしばらく時間がほしいと伝える。

 明日の「卒業論文発表会」と「子どもから学び子どもを理解した報告会(フレンドシップ報告会)」ではチャットを初めて使う。そのために、いつも車に積んでいるマイ・プロジェクタを研究室に持ってきて、試験的に表示してみる。これならまだ使えると判断。チャットサイト案内コード作成して印刷。

 お昼は久しぶりに生協でカップうどんを買ってきて食べる。

 来年度の「モーニング情報交流会」全番組設定完了。2月3日の今年度最終回では皆さんに知らせるつもり。

 14時から16時まで、教育実習等連絡協議会に参加。岐阜県内で実習を受け入れていただいている教育委員会や校長会代表に集まっていただいての会。実習委員長として、4項目について説明。冒頭で「お集りの皆様には感謝の言葉しかありません」と伝える。

 16時15分ごろ大学を出る。帰りの高速でもSAスタバでしばし休憩。

 帰宅して、2月1日訪問の下市あきつ学園での全体プレゼン作成開始。1年半前に訪問したときのプレゼンをもとに、昨日届いた研究概要を踏まえてプレゼンづくり。完成したので教育委員会へデータ送信。

 明日のフレンドシップ報告会の運営について福地先生とやりとり。初めての試みだが、不安はなく、ワクワク感しかない(笑)。

 研究室HP記事は、高橋達哉教師力アップセミナーで質問者になった古賀君が振り返り。古賀君のおかげでこれまでにない展開のセミナーになった。頑張ったぞ!ゼミ長。

1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(古賀)

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 こんにちは。9期生の古賀です。先日行われた教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。今回は、高橋達哉先生に「国語授業づくりで大切にしていること」についてご講演をいただきました。

 意欲を支えるためにできる工夫と配慮として「選択肢を作る 感じ方を問う」「唐突に発問しない」「指導内容を曖昧にしない 直接問わない」ことなど、国語科だけでなく別の教科でも生かせる発問の工夫を学びました。選択肢を作ることで違いが生まれ、友達の考えを聞いてみたいという意欲が生まれる。話し合いの中で、新しい価値や意味が生成され、新たな発見をして自分の考えが深まることができる。

 また、正解の範囲が狭い問いだと、不安を感じたり、自身が持てなかったりする子がいるため、「多様さ」が認められる安心感がある、感じ方を問うことも取り入れていきたいと思いました。答えが一つに決まりがちな数学では、解法の選択肢を作ったり、問いそのものや解法に対する感じ方を問うことで、少しでも苦手意識を減らしたり、数学を学ぶ意欲を引き出せたりすると良いなと思います。学びの雰囲気や学びの文脈、問題意識を子どもと「ともに」つくることも学んだので教え込み型にならないよう、どんな手立てが良いか考えていきます。

 第二部では、私と小林さんが教育実習で行った授業をもとに高橋先生に質問をさせていただきました。

 私は、俳句を作る授業で児童から言葉を引き出すことができなかったため、どのような発問をすればよかったのか質問しました。時間があれば校内を散歩して表現したいものを見つける。表現の質を高めるために、俳句コンクールで入選された同学年の子の作品を紹介して、表現で良いところを共有すること。紹介したい俳句を穴埋め形式にして、子の意欲を引き出す仕掛けづくりすることがよいと教わりました。また、他の子の作品を紹介するときに、書いた子を特定できないように配慮することも大切だと学んだ。教わった内容をふまえて、改めて私の授業を振り返り、授業づくり生かしていきます。

 運営委員の皆さん、そして高橋先生、今回も貴重な学びの場をありがとうございました。学び得たことを生かしながら、卒論や教採に取り組んでいきます。(古賀)

2024年1月29日仕事日記

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 7時ごろ目覚め。R喫茶店でモーニング。帰宅。

 来年度のモーニング情報交流会の段取り。お願いをした方々から快諾が続き、嬉しい限り。来年度も豪華ラインナップで濃厚なオンライン交流会になること間違いなし!

 昨日から始めた養護教諭講演のプレゼン作り。年末にある養護教諭さんにヒアリングした内容をプレゼンに反映させようと思い、録音データを聴き直す。時間が掛かり過ぎるので、そのデータをテキスト化するアプリにいれて変換。短時間で膨大な会話録ができた。さらにそれをChatGPTで分析してもらう。あっという間に5つのカテゴリーに分けられたタイトル付の概要が出来上がる。20時間以上の短縮ができた。生成AIを使わない手はないと実感。

 2月1日に訪問する下市あきつ学園から研究概要が届く。こちらを優先すべきと考え、プレゼン作り開始。明日にはなんとか仕上げないといけない。必死(泣)。

 12時30分ごろに家を出て犬山市立犬山中学校へ向かう。13時ごろ着。校長先生と熱い懇談。9期生小林さん、10期生岡田君来校。校長先生からとても良い話をいただけた。ゼミ生にとっても大きな学び。

 14時から2年生英語授業参観。この学校のテーマ「見取る」「つなぐ」の視点で録画。高い授業力に支えられた子どもを大いに生かし、子どもをつなぐ授業。テンポも良く活動も多彩で、子どもたちが楽しく学び合っているのが十分頷ける授業。

 20分間で動画整理。15時10分からの全体会を参観しながら、プレゼン再調整。グループでの話し合い報告では、ゼミ生にも機会が与えられ、指導者としてはドキドキ(笑)。観察をもとに素直を気づきを発言してくれてホッとする。

 15時35分から25分間の講演。「教師と生徒による『見取る・つなぐ』実践から学ぶ」と題して、「見取る」「つなぐ」の大切さを本学学生の気づきから伝える。振り返りの大切さも伝え、授業動画をもとに、授業者の「見取り」場面を再現して、そのときの教師としてのとらえを話してもらう。見取りの大切さがより伝わったことと思う。

 終了後、校長と来校されていた江南市立布袋北小学校長と教務主任、古知野中学校の研究主任と懇談。布袋北小からは新たな依頼をいただく。

 9期生の小林さんは授業者に卒論のことも視野にいれて質問会。急な依頼にしっかり応えていただき、授業者には感謝するばかり。

 帰宅。21時からのかつてのゼミ生と始める生成AI活用プロジェクトのプレゼンづくり。支援をしていただくeducomと今後の相談。

 21時から30分間の生成AI活用プロジェクト会議。メンバーは玉置ゼミ1期生2名、2期生1名、3期生2名、4期生1名、7期生1名の7名と僕の8人。とりあえず活用してみようと提案。1年後に大きな成果を出そうと呼びかけ(笑)。

 研究室HP記事は、1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学びの記録を9期生荒木さん、小林さん、古川君が発信。高橋提案がいかにわかりやすかったのかがよくわかる記録。


1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(荒木、小林、古川)

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 こんにちは!9期生の荒木です。1月13日に行われた教師力アップセミナーに参加させていただきましたので、そこでの学びを記事にしたいと思います。今回は「子どもの意欲を支える国語科の授業づくり」というテーマで高橋達哉先生にご講演いただきました。

[教材にしかけををつくる]
子どもの意欲を支えるためには、指導書に載っている発問を唐突にしてはいけません。子どもの意欲は、学びの雰囲気や問題意識があってこそ生まれるものだからです。今回問題意識や学びの雰囲気を作る、様々な発問方法について学び、これから大切にしていきたいと思いました。
 
[もしも発問]
 その中でも特に印象に残っているのは、「もしも発問」です。もしも発問とは、実際とは異なる場合を仮定してする発問のことです。物語の表現や一文を意図的に変更して本来の文と比較検討させることで、もともとの表現の良さに気づき、指導内容につながっていくというものでした。

 教育実習では、音楽の授業で曲の表現の効果について考えるときに「なぜ?」と発問を投げかけましたが、子どもたちが少し身構えてしまいました。あの時もしも発問を投げかけていたら、もっと意見が広がり楽しい授業になったかもしれません。今度また授業ができる機会があれば使ってみたいと思います!

 教育実習を終えて、ちょうど「問題意識や学びの雰囲気を作るため発問力」が自分にとって課題だと感じていたところだったので、今回本当に貴重な学びになりました。疑問や意欲が自然に生まれるようにするための様々な発問方法を教えていただき、国語だけに限らず他の教科の授業づくりにも生かしたいと思いました。すてきな学びの機会をありがとうございました。(荒木)


 こんにちは。9期生の小林です。今回のセミナーで、私は高橋先生に質問させていただく機会をいただきました。

 私は小学校教育実習で、「ちいちゃんのかげおくり」を全10時間担当させていただきました。指導教官の先生は私の思うままに授業をさせてくださいました。全五場面の中で、第四場面の授業中にした自分の切り返しの言葉がずっと心に引っかかっていました。私の切り返しの言葉によって、児童が自分の意見を間違っていたのではないかと勘違いしたように訂正し始める姿を目にしました。高橋先生は、「なんでこんなに意見が分かれているのか」ということを、児童自身が考える機会を作ることが必要だった。教師である私は中立の立場をとるべきだったとアドバイスしてくださいました。

 約三ヶ月後に、自分の授業を振り返り、アドバイスをいただける機会をいただけて、とても学びになりました。これからも自分の中で芽生えた疑問やもやもやを大切にして、共有して学び続けられる教師になりたいと思いました。(小林)


 こんにちは!9期生の古川です。今回は第6回教師力アップセミナーで高橋先生から「国語科の選づくり」の基礎・基本について、具体例を挙げながら指導のコツを教えていただきました!

 国語づくりで大切にしていることとして、「発問の工夫」を挙げていました。

 発問づくりで心がけていることとして、「選択肢を作る」「感じ方を問う」の2つを教えていただきました。選択肢を作り、感じ方を問うことで違いが生まれ、違いの理由の解明まで話し合い活動への意欲が高まると学ぶことができました。正解のある問いにすると、これでいいのか?合っているのか?など考えを書く、考えを発表する際に不安な気持ちが伴う場合がある。自分の考えに自信を持つことができない場合があるため、答えやすく多様さが認められる安心感を得ることができる必要がある。

 また同じ9期生から2択にしたときに振り切れない生徒がいた場合どうすればいいのか?という自分も教育実習の場で悩んだ質問が出た。高橋先生は複数選択でも可にすると答えていた。両方とも発言をしてくれるし、意欲的に授業に参加してくれる姿勢が良いと話されていた。人の意見を聞いてから考えが変わった子、変わらなかった子どちらの子に対しても価値づけをする姿勢が大切であると学ぶことができました。

 今回のセミナーはオンラインでしたが、多くの学びができました。今回ご講演してくださった高橋先生、本当にありがとうございました。(古川)

2024年1月28日仕事日記

 7時ごろ目覚め。珈琲とパンで朝食。昨日の充実した1日を思い出しながら仕事日記書き。

 明日1月29日訪問する犬山市立犬山中学校でのプレゼン作り。「見取るとつなぐ」ことの大切さに重点に置いたプレゼンを作ってデータを送信。

 2月5日に訪問する岡崎市立城南小学校での講演プレゼン作り。先日、大変な雪の日に訪問いただいた校長先生による資料文言を踏まえて作成。演題を「チーム学習を活用した授業展開の創造」とした。
 
 2月6日に訪問する一宮市立西成東小学校は、授業を見ての指導助言。前回提示した授業づくりの手法がどれほど具現化されているかに注目したい。そのためプレゼンは大枠のみ作る。

 父親が世話になっている介護施設訪問。15分間ほど滞在。よく聞き取れる父親の言葉とまったくわからない言葉があり難儀する。まずは元気で安心。

 16時から1時間30分、オンライン生成AI活用プロジェクト会議。相手側にスケジュールの余裕がないため。とうとう日曜日に設定(泣)。また急ぎのプロジェクトであることから苦渋の会議設定。もちろん充実の90分間。明日のかつてのゼミ生との話し合い指針もできた。

 2月11日、オンラインで養護教諭対象に「学校内のコミュニケーション(養護教諭の立場から)」について話してほしいとの依頼あり。そのプレゼンを作成開始。まずは流れのみ検討。難産となる予感。

 研究室HP記事は、高橋達哉先生の教師力アップセミナーでの学びを久保君、由原さん、安田さんが発信。写真は記事と連動させてスクリーンショットから。

1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(久保、由原、安田)

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 みなさんこんにちは!玉置ゼミ9期生の久保朋輝です!今回は第6回教師力アップセミナーでの学びを記録させていただきます!

 第6回は高橋達哉先生にオンラインで国語の授業づくりについて学ばせていただきました。私が印象に残っているのは、「唐突に発問しない。」です。私は教育実習で、国語ではなく社会の授業でしたが唐突な発問をしていたことに気がつきました。「授業の初めは学びのエンジンがかからない」と高橋先生は仰っていましたが、まさに私が実習で苦戦した事でした。本時のねらいとなるようなところは、より丁寧に扱い、発問していくことが大切であると学びました。児童の実態を考え、授業づくりをすることは児童のやる気を上げ、学びの質を上げていくことに繋がると考えました。

 多くの実践例から様々な授業づくりの仕方、考え方を学ばせて頂きました。児童の発達段階に合わせて考えたり、発問を少しだけでも工夫するだけで聞いているだけでも授業の風景が楽しそうに見えてきて、実践してみたいなと強く考えました。このような機会を頂き、改めて授業づくりの面白さに気づきました。高橋先生、本当にありがとうございました。(久保)


 こんにちは!玉置ゼミ9期生の由原希音です。今回は、1月13日の教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきたいと思います。

 今回は、高橋達哉先生が国語授業についてお話ししてくださいました。その中でも私が特に印象に残っている発問の工夫について、詳しく書いていきます。

 まず、発問の選択肢をつくることです。発問に対する正解や許容範囲が狭いと、自分の考えに自信が持てず、考えを書くことができない児童生徒が出てきてしまいます。「1番〇〇な場面は?」「特に気になった文は?」と複数の考える選択肢を与えることで、一部の児童生徒だけが発言するということがなくなると学びました。さらに、選択肢にすることで、明確に相手との考えの「違い」に気付くことができます。このように、自分とは違う考えに触れ、新しい価値を知ることで、集団の学びがレベルアップするのだと感じました。

 次に、唐突に発問しないことです。いきなり発問するのではなく、雰囲気や文脈、問題意識を児童生徒とともにつくるという意識が大切なのだと学びました。私も、教育実習を振り返ってみて、授業のはじめに唐突に発問していたと感じる場面が多くあり、児童生徒の知りたいという気持ちを引き出さなければ、よりよい授業はつくることができないと実感しました。唐突に発問しないためには、教材にしかけをつくることが大切です。例えば、文中の言葉を置き換えてそれを間違い探しのようにするなど、意欲の出る導入の工夫を教えていただきました。発問や導入にこれからもっとこだわっていきたいと感じました。

 今回も、たくさんの学びを得ることができました。このような機会を与えてくださり、ありがとうございます!今回学んだ発問の工夫を忘れず、これからに活かしていきたいと思います!(由原)


 みなさんこんにちは、9期生の安田です。今回は、1月13日に行われた第6回教師力アップセミナーに参加させていただきました。

 今回は、東京学芸大学附属世田谷小学校の高橋達哉先生に「国語の授業づくりで大切にしていること」についてオンラインでご講演いただきました。国語科の教師を目指すものとして、たくさんのことを勉強させて頂く時間でした。

 お話のなかで私がとても印象的だったことは、答えの選択肢をつくるということです。国語は明確な答えがないため、自分の意見に自信がなければ言えない。つまり、他の科目に比べて発表する子が限られてしまう科目です。
 
 しかし、発問に対して答える選択肢があれば、いつもは参加できない子も考えてみようと思えるのです。さらに、その子たちも授業に参加するようになると、普段の授業では出てこなかった考えや見方を発見することができるのです。

 また、授業づくりにおいて指導内容を曖昧にしないということが印象に残っています。私自身、中学校の教育実習で「こんな感じのことを言ってほしい」とやんわり指導案を作ってしまいました。そのため、自分でもどうしたら良いのかが分からなくなり、締まりのない授業になってしまいました。

 これは、子どもにとっても教師にとっても良くないことです。実習の経験と今回のお話から、授業者が何を伝えたいのかを明確にすることで、良い授業は生まれるのだと学びました。

 今回、ご講演くださった高橋先生、本当に貴重なお話をありがとうございました。そして、いつも素敵なセミナーの機会をくださる玉置先生、一緒に学び高め合ってくれるゼミ生のみんなにも感謝でいっぱいです。これから、教員採用試験まで勉強の日々が続くけど、みんなで支え合って頑張っていこうね!!(安田)

2024年1月27日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。夕方からの原稿検討のため、goodnoteに原稿を落とし込むがレイアウトが崩れる(泣)。PCで原稿持参するしかないか・・・。愛犬散歩。

 8時50分ごろ家を出て、大学へ向かう。午前・午後開催の実践研究岐阜ラウンドテーブルへ参加のため。9時30分ごろ研究室着。珈琲を飲んでしばし休憩。

 掲げられた3つのテーマのうち、僕の一番の関心は「探究的な学びを実現する教師」。10時から2時間、キーセッション教育改革フォーラムでの三つの報告をこのテーマ視点でじっくり聞く。どの報告にも聞きたいことがいっぱい出てきた刺激的な報告。コメンテーターの岐阜県教育委員会の中村さん、本学の龍崎先生の話からも学ぶ。充実の2時間。

 13時からはグループになっての話し合い。僕はファシリテーターの依頼を受ける。我がグループは、話し手が岐阜東幼稚園長の藤井先生、本学学部生、聴き手が岐阜県教育委員会の香田先生、本学水谷先生。

 岐阜東幼稚園での子どもたちの探究活動は、以前から注目。その詳細と教師の関わり方が直接聞けたのは有難い。本学学部生の発表は、まさに「子ども理解活動」の実践で、幼稚園に許可を得て5つのカメラを設置して、動画の記録から子どもたちの科学的探究スキルと探るというもの。幼児教育専門の水谷先生のコメントや現場を知り尽くした香田先生の突っ込みで、5人で2時間半も話し合ったのかと振り返って気づくという具合。話し合いを文字お越ししてもかなり良い記録となったと自負アリ。関係者で短い省察をして、すべて終了。フォーム感想には迷わず「面白い‼‼」と書き込み。

 大学を出て、高速SAのスタバで休憩。疲れたので甘いものを注文。この組み合わせは甘すぎて(泣)失敗。自己選択は自己責任。途中でいちご大福を買って、味岡市民センターへ直接向かう。

 17時30分から、芝田、山本、松井先生と僕とで「わかる!楽しい!中学校数学授業のネタ110」の原稿検討会議。3人とも良質な原稿を提出してくれた。とっても良い数学本が出せると確信できた4時間。

 帰宅。朝、一瞬激痛が走った腰。違和感があるな、という状態で過ごせた1日。用心、用心。

 研究室HP記事は、高橋達哉先生の教師力アップセミナーでの学び記事第4弾。長谷川さん、石上さん、榊原君が発信。高橋講演のわかりやすさがよくわかる記事。
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1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(長谷川、石上、榊原)

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 こんにちは!玉置ゼミ9期生の長谷川です。今回は1月13日に行われた高橋先生による教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきたいと思います。

 今回は主に国語の授業についてのお話をしていただきました。国語は教育実習で授業をした際にとても苦戦した教科であったため、発問の仕方や実際にゼミ生が困ったことに対する高橋先生のアドバイスはとても勉強になりました。

 特に私が印象に残っているのは、教えたいことを直接問わないというお話です。まず発問を考える際には、何を教えたいのかを明確にします。ただし、明確にした後その部分を直接問うような発問では、子どもたちの意欲には繋がりません。直接的な発問ばかりするのではなく、間接的な発問をすることで、子どもたち自身が発見する喜びを感じ、学習意欲向上にも繋がると考えました。

 国語の授業で学習意欲を向上させるために、スモールステップをうまく活用していくべきであるとも学びました。国語の授業では俳句や短歌など日常生活の中であまり関わりのない教材に触れることも多くあります。このような時、子どもたちが自分でもできる。自分でも考えられる。と思えるようスモールステップを活用していくことが大切だと考えました。

 今回のセミナーでも多くのことを学ばさせて頂きました。このような機会を設けてくださり本当にありがとうございます。これからも学び続けていき、教壇に立った際に実践することができるよう努めたいと思います。(長谷川)


 こんにちは!9期生の石上夕貴です。今回は、第6回教師力アップセミナーでお話しいただいた高橋達哉先生の「国語の授業づくりで大切にしていること」で学んだことについて記事にしていきたいと思います。

◯ 教えたいことを直接問わない
 今回教わった「教えたいことを直接問わない」という発問の工夫の中に「もしも発問」というものがありました。これは、実際とは異なる場合を仮定することによって「教師の教えたいこと」を子どもたちが発見するような、子どもたちの学習意欲を高める工夫です。

 高橋先生は例として挙げていた「ごんぎつね」の最後の部分は、私も教育実習で授業を行いました。しかし、上手く扱うことができず、意見交流も活発にならなかったため、どのようにしたら子どもたちが最後の一文の効果について気づくことができるか悩んでいました。しかし、この「もしも発問」を用いることで、子どもたちは自ら発見することに喜びを感じ、成功体験を積むことで、意欲的に取り組むことができるのだと感じました。

◯ 指導内容を曖昧にしない
 今回のセミナーでは、指導内容を明確にしておかなければ、本当に子どもたちにつけたい力やねらいの実現はできないということも学びました。国語の授業は、指導内容が曖昧になりがちなため、学習目標を達成した子どもの姿を具体的に想像し、そのためにはどのような指導をしなければならないのかを具体的に考えながら教材研究をしなければならないと感じました。

 これらを上手く組み合わせた、指導内容が明確であるだけでなく、子どもたちの意欲も引き出すことのできるような授業をしていきたいなと感じました。

 今回のセミナーでも多くのことを学ばせていただきました。このような機会を設けてくださった先生方本当にありがとうございました。実際に教壇に立った際には、今回の学びを活かして授業をしていきたいと思います。(石上)


 こんにちは、玉置ゼミ第9期生の榊原計人です。今回は1月13日に行われた教師力アップセミナーで学んだことを記事にします。

 セミナーの内容は、高橋達哉先生による国語科の授業づくりについてで、国語科での難しさや、子どもの意欲を向かせる方法について教えていただきました。中でも特に学びになったのは、発問をする際に心がけるの「選択肢を作る」「感じ方を問う」2つです。

 この2つを意識した発問によって、子どもの考えに「違い」が生まれ、それによる「多様さ」が認められるようになります「感じ方を問う」ことについて。感じ方は人によって多様であり、正解が存在しません。これによって、「これであってるのかな…」と不安になることもなければ、正解しようとして友達に合わせたり、先生に答えを聞いたりなんてことも無くなります。また、自由な考え方ができるようになり、「多様さ」が認められる安心感に繋がっていきます。
 
 次に「選択肢を作る」ことについてです。選択肢を作ることによって生まれる、子ども同士の「違い」が話し合いを活性化させるとお話にありました。「違い」があることによって子どもは、自分は◯◯と考えたけど、他の人はどうなんだろう…どんな理由なんだろう……と思うようになり、自分の考えを振り返ってみることや、他の人の意見を取り入れて新しい価値観や意味が生まれます。この一連の流れによって、子ども同士の話し合いは活性化していきます。
 
 選択肢を作ることや感じ方を問うことによって、子どもに「違い」が生まれ、「多様さ」を認めることに繋がる。「多様さ」が認められることで、安心感が生まれ、それぞれの意見を持つことに自信を持つようになっていきます。さらにここから、子どもの「協働的な学び」に繋がっていくと高橋先生は仰っていました。

 今回は多様な考え方が生まれるような発問の心がけるポイントを教えていただきました。このセミナーで学んだことを活かして、子どもたちの「違い」を面白く、楽しくなってしまうような国語の授業を作りたいです。高橋先生、貴重な機会をいただきありがとうございました。(榊原)

2024年1月26日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。美味しい治一郎バームクーヘンと珈琲で朝食。本日訪問の東員町立東員第一中学校での道徳授業デザインシートが新たに届き、内容を見ると、かなりの変更あり。作っておいたプレゼンは使えないので、作り直し開始。この方が良いと思える発問に変更となっていて、ますます授業が楽しみ。再編集ができたので愛犬散歩へ出かける。

 今日も届く依頼メールにスケジュールを十分に確認して返信。「申し訳ありません」という返答も多くなってきた。特に7・8月は空きなし状態。このような日が来るとは思ってもみなかった。お声掛けをいただく皆さんに感謝しかない。頑張ろっ!

 11時ごろ家を出る。12時頃、9期生由原さんと合流してガストへ。ランチをしながら、卒論の進み具合をはじめ最近の状況を聞く。ゼミ指導者としては、1対1のコミュニケーションも重要と考えてのこと。

 13時ごろ東員町立第一中学校へ到着。校長先生と懇談。8期生卒業論文にも目を通していただいていて感激。本日の授業者がどれほど熟考して今日を迎えたのかもお聞きする。授業というのは直前ばかりか、授業中にも迷うもの。この機会を真摯に受け止めて準備されていること、それを支えている先生方の姿も見えてきた。これも第一中学校教員集団の良さ。

 13時40分から2年生道徳授業「足袋の季節」を参観。授業冒頭の「ペアで話し合ってください」という指示を受けて、間髪を入れず、男女が楽しそうに自分の考えを述べあう学級。これだけで授業者が今日まで子ども同士や教師との関係作りを大切にしてきたことがよくわかる。この状況は授業最後まで続く。まさに話し合うことを楽しんでいる子どもたち。積み上げがよくわかる授業。

 授業を見ながら、あらかじめ作ってきたプレゼンは使える、つまり先生方の視点とは違う提言ができると思いながら、例によって動画を撮る。一番考えさせたい場面を「泣けて泣けてどうしようもなかった」としたことには大賛成。僕ならもっと突っ込みたい(笑)とも思いながら、時間との勝負!という授業者の気持ちも十分理解。

 授業終了後、30分間で動画整理。先生方の熱い研究協議を参観しながら、それぞれのグループでこんなにも丁寧に授業検討されているのなら、このあと僕が話す必要はないと思うほど。「ああ、そうだ。僕はいつもこうして第一中学校の皆さんに鍛えられている(笑)」と実感。

 40分間の時間がいただけたので、学校から以前にいただいた道徳授業質問に応えたプレゼンを使い、道徳授業づくりの考え方を再確認。本日の指導案から考えたことを順次伝えながら、このような展開もあるのではないかと提案。子どもたちのペアでの話し合いや全体での発言、教師の投げかけ、振り返りなどを動画再生しながら、先生方とまさに振り返り。エレベータートークで個々の考えが高まっていることも動画で確認。

 来年度も依頼をいただき日程調整。6年も関わらせていただけることに深謝しかない。「本当に僕でよいのでしょうか?」と再確認。

 帰宅。明日夕方から「中学数学ネタ110」の原稿検討。ドライブに保存された原稿を確認しながら、明日の話し合いをより効率的に、さらに充実させるためにはどうしたらよいかを考える。 

 21時から1時間、指導と評価UPDATEゼミにアドバイザーとして参加。今日の話題は不登校。提案を受けていくつかの情報提供。今日もよい会。

 研究室HP記事は、教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学びの記録。8期生澤本君、伊藤君、柴山君の記事。高橋先生の主張のポイントをしっかりついている。
 

第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(澤本、伊藤、柴山)

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 こんにちは!スイカゲームにてなかなかスイカをつくることのできない澤本です!今回は1月13日に行われた第6回教師力アップセミナーでの学びについて記事を書かせていただきます。
 
 第6回は高橋達哉先生にオンラインで、国語科の学習指導について講演していただきました。私が印象に残っていることは「発問づくりに心がけていること」についてです。

 高橋先生は、「選択肢」をつくること、「感じ方」を問うことが大切だとおっしゃっていました。「選択肢」をつくることで、誰でも授業に参加できることができるし、一から考えを書き始められない子でも選択することで考えをもつことができます。「感じ方」を問うことで、正解がなくなるため自分の考えに自信がもつことができます。間違えても大丈夫という雰囲気をつくるためには、こういった細かな問い方にも気を配ることが大切だと感じました。

 また、国語科ならではの指導内容として、「読み方」を教えることが大切だと学びました。国語科はその教材は深く読めても他の教材になると読めないではまったく意味のない授業となってしまいます。その教材にとどまらず、「幅広い文章」の読みに生かせる「読み方」の獲得を目指していく必要があります。そこで会話文・行動描写・心内語などなにを意識して読むべきかを子どもに教えていくことが国語科における読み方であり、学習だと思いました。

 高橋先生の発問に対する子どもへの思いや授業観から多くのことを学ぶことができました。4月からの現場で意識していきたいと思います。高橋先生、貴重なお話をありがとうございました。(澤本)


 こんにちは!8期生の伊藤です。1月13日に第6回教師力アップセミナーに参加しました。今回は、高橋達哉先生から国語の授業づくりで大切にしていることを学ぶことができました。その学びを記事にしていきます。

 私が1番印象に残っているのは、発問づくりで心がけていることの「選択肢を作る」「感じ方を問う」です。自分の意見に自信がなく、発言するのをやめてしまう子は多いと思います。学校訪問や教育実習での経験にはなりますが、机間巡視をして子どものノートを見ると、考えが広がりそうな良い意見を書いているのに、自信がなくて発言していない子を何人も見ました。こういった子を見過ごすことなく、発言できるようにするためには、教師の発問の仕方を工夫することが大切になります。しかし、私たちはまだ授業の経験が乏しいため、どう工夫すれば良いのかわかりません。

 そこで、私が教壇に立ったら使いたいと思ったのは、「選択肢を作る」「感じ方を問う」です。これは、「特に気になった表現は?」や「1番大事だと思った文は?」といった発問のことです。確かに、この発問であったら、自分の意見を話しやすくなりますし、1人1人の感じ方は異なるため、みんなの考えを広げながら授業を展開することができるようになると考えられます。

 このように、全員が参加して「国語の授業が楽しい」と思えるような授業中づくりを目指していきたいと強く思いました。また、私は専門が国語であるため、今回学ばさせていただいたことを、教材研究に大いに生かしていきます。高橋先生、今回はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。(伊藤)


 こんにちは!スーパーで甘いミカンを選ぶ、ミカンゲームになかなか成功しない柴山です。今回のセミナーでは、国語の授業での発問の工夫を学びました。
 
 高橋先生は、正解の許容範囲が広い「感じ方」を問うことが大切だとおっしゃっていました。一部の子の正解だけで授業を進めていては、自分の意見に自信を持てない子が出てきてしまいます。子どもが「自分の意見を表現してみよう」と思える場を作るためにも、教師は意見を出しやすい問いをつくる必要があるのだと思いました。
 
 子どもが意欲的に意見を表現するために、「教えたいことを直接問わない大切さ」も印象に残っています。教えたい内容を扱う際、「この表現から、どんな心情が読み取れますか」と唐突に発問しては、子どもは意欲的に学んでいけません。「もしも、○○の表現が△△だったら?」などのように、本文と異なる場合を仮定した問いが効果的だと高橋先生はおっしゃっていました。

 感じ方の差から考えることで学習に必然性が生まれ、唐突感がなく取り組んでいきやすくなるように感じます。仮定した文と比較することで、もとの文に新たな発見も促していけます。4月以降、全員が意欲的に学習していける場を作るために、今回の学びを活かした問いをつくっていきます。

 授業準備の段階で、発問を工夫しておくことの大切さを高橋先生から学びました。子どもが意見を意欲的に表現できる授業を行うため、発問力を磨こうと思います。高橋先生、今回は貴重な学びをありがとうございました。(柴山)
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教育資料

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