大学HPに「いのちの授業」支援プロジェクト(ワークショップ)掲載

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 大学HPに記事「『いのちの授業』支援プロジェクト(ワークショップ)を本学教員が実施しました」が掲載されました。

 ここをクリックしてぜひお読みください

2023年11月18日仕事日記

 6時30分ごろ家を出て、本学岐阜キャンパスへ向かう。大学付近の喫茶店で、いつものようにモーニング。

 8時前に大学着。8時15分から説明会開始。それ以後、終日、重要な仕事に関わる。自分の仕事がすべて終了したのは17時ごろ。すでに外は真っ暗。帰宅。

 12月4日の敦賀市での講演プレゼン作成。今回も授業参観後、講演、その後、研究主任と授業者との話し合いを皆さんに見てもらうという展開。そのため、講演プレゼンはどのような状況になってもいいように多くの資料で構成。

 12月27日は福井市中学校数学部会で講演。今年最後の講演で、ふとアイデアが浮かぶ。さっそくプレゼン作成。講演内容は

 <私のコンピュータを活用した数学授業づくりの考え>
1 数学発見型ソフトウエア開発の考え
2 動画から数学を見つけさせる、言語化する考え
3 図形作成ソフトウエアを活用する考え
4 一人一台情報端末活用を前提とした考え
5 「個別最適な学び」から「自由進度学習」への考え
※ 数学授業づくりの根底におきたいこと


 調子がいいときは一気にできる。27日までにいくつかの講演依頼を受けているが、まずはできるところから(笑)。

 研究室HP記事は、11月4日講座「いのちの授業を体験的に学ぶ」での学びを前野さん、安藤さん、澤本君が発信。3人とも文章力を高めている証の記事。ぜひお読みください。

 最近のBGMは、谷村新司と大橋純子。いろいろな意味で心に沁みる。

11月4日講座「いのちの授業を体験的に学ぶ」での学び(前野、安藤、澤本)

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【前野】 
 こんにちは!8期生の前野です。11月4日にじゅうろくプラザで行われた、講座「いのちの授業を体験的に学ぶ」に参加しました。昨年に引き続き参加させていただき、いのちの授業について新たな学びがあったので記事にしていきます。

 今回のセミナーでは、玉置先生が戦場特派員だった山本美香さんを題材として模擬授業をされました。私達参加者はその授業を受ける子ども役をしながら、授業名人の玉置先生から授業技術をたくさん学びました。

 今回の授業では問いを子どもが作りその問いを深掘りしていくという流れになっていました。授業を受けてみて感じたのは、教師が発問するよりも、子どもが問いを作り、その問いを考えていく方が自分事として考えやすいなということです。子どもの言葉で作られた問いだと、他の子どもも問いの意味が理解しやすく、また考えてみようという意欲も湧きやすいのではないかと考えます。教師側の目線に立つと、子どもが考える問いによっては授業の流れが予想しにくくなる難しさが出てくると思います。しかし、教師として子どもたちに考えさせたいことの軸は持ちつつ、子どもに委ねてみることで子ども一人一人がよく考え、学びを得られる授業になっていくのではないかと思いました。

 また、道徳の授業づくりをするにあたって、教材の出典に立ち返って、教科書に載っていない部分を読んでみると、考えさせたいこと、子どもに伝えるべきメッセージが見えてくるというお話がありました。道徳に限らず、教材研究で教科書以外の関連する資料を調べてみることで、より本質に迫った授業を作ることができそうだと感じました。

 今回のセミナーでも新たな学びを得ることができました。玉置先生、龍崎先生、山田先生、そして関係者の皆様、貴重な機会をありがとうございました。4月から今日学んだことをぜひ生かしていきたいと思います!(前野)

【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です!今回は「いのちの授業」を体験的に学ぶ!講座での学びを記事にします。1回目から参加させていただいており、早くも3回目も出席できたことを嬉しく思います!さっそく、本題に入ります。

 今回は我らの、玉置先生が道徳の模擬授業をされました!題材は「戦争を取材する」という女性ジャーナリストのお話です。

 先生の授業は、子どもの発言から「問い」をクローズアップし全体で考えていきました。先生は子どもの発言に対して、追質問をしてもう一度子どもに深く考えさせていました。山田先生はこれを「深化発問」と仰っていました。深化発問をする事で本質に迫って考えるきっかけになります。授業を進めていくうえでこの発問は必要不可欠だと思います。この発問をするためには教師が教材研究をし、軸を持つことが大切だと学びました。子どもの発言を軸と関連させて深化発問していく。これが、子どもが夢中に考える授業の秘訣だと思いました!

 そして、道徳の時間は「自分に立ち返る」ことが大切だと学びました。教材の内容でとどまるのではなく、子どもがどのように自分の生き方につなげることが道徳の本質だと思います。私がこれから道徳の授業をする際は、自己投影する時間を大切にします。

 玉置先生の授業は良い意味で頭が疲れました(笑)これはいつものゼミでも同じです。時間目一杯夢中になって考えるので、頭フル回転です!私も子どもが夢中になって考え、授業が終わる頃には気持ちのいい「疲れた〜!」という声が聞こえる授業ができるようになりたいです。今回も素敵な学びの機会をありがとうございました!!
(安藤)


【澤本】
 こんにちは!8期生の澤本です。今回は11月4日に行われた「いのちの授業」を体験的に学ぶ!講演での学びを記事にしていきます、

 今回の講演では、玉置先生が『戦争を取材する』という題材で模擬授業をされました。私が印象に残ったことは発問の大切さと子どもの発問から授業をつくる授業技術です。

 玉置先生はまず、題材読みを始める前に「今から読むけど、感じたことや、もし山本さんがいたらこんなことを聞きたいといったことをメモしながら聞いてね」と読むときの視点を提示してから読まれていました。こうすることによって、ただなんとなしに話を聞くのではなく、考えながら聞くことができると思いました。指導書では、「この写真の人を知っているか。」という大半が「わからない」と答える問いをしていました。それに対して、玉置先生は、「山本さんに聞きたいことは?」という誰でも答えられる問いで全員が参加できる授業をされていました。

 また、話せない、話すことが苦手な子に対しては、「前の子と同じ?」、「聞いてどう思った?」といったようにその子が少しでも話せる機会をつくることが大切だということを学びました。そうすることで、なかなか自分からは話せない子でも授業に参加でき、「授業がつまらない、自分がいなくても変わらない」といったことにならないと思いました。

 玉置先生は先ほども述べたように「山本さんに聞きたいことは?」という誰でも答えられる問いを投げかけることによって子どもから出た問いについて学びを深めていく授業を行っていました。みんなで問いを出し合いそれについて考えていく道徳の授業はとても新鮮でした。私は今まで授業前に発問を考え、予想し自分の描いたように進めていく授業をイメージしていました。しかし、自分たちで作っていく授業はより自分事として考えることができるため、面白かったです。私も実践してみたいですが、うまくできる気がまったくしません。子どもの問いを大事にしながらも脱線しないように軌道修正する技術を身に付けたいと強く思いました。

 4月にはたった一人で教壇に立ちます。そのことをイメージしながら残りの学生生活を過ごしていきます。(澤本)

2023年11月17日仕事日記

 6時ごろ目覚めて、まだ完成していない月刊誌「授業力&学級経営力」依頼の「個別最適な学びと協働的な学びを位置づけたカリキュラムデザインのポイント 中学校」の原稿書き。2時間ほどで完成して、編集部へ送信。依頼を受けたことで、いわゆる新分野での原稿が1本できた。

 大雨の中、愛犬散歩。8時50分ごろ家を出る。途中で喫茶店でモーニング。10時、EDUCOM愛知本社へ到着。

 10時から3時間ほど、授業と学び研究所会議。本日から超重要事項の検討開始。いわばキックオフ会議。(帰宅して審議のまとめを関係者へ発信)

 昼食はラーメン屋によって、帰宅。父親のことでいくつかのやりとり。9期生合宿のことで、いくつかの段取り。10期生へは卒業論文発表会の案内。8期生から卒論相談メールが届く。その対応。今日も新たな依頼あり。来年度のスケジュールを予想して返答。

 21時から、オンライン「指導と評価UPDATEゼミ」。アドバイザーとして参加。今日のテーマは「叱ること」。面白い論議ができた。

2023年11月16日仕事日記

 今朝はカレードーナツと珈琲で朝食。仕事日記と原稿書きを8時まで。

 本日も午前と午後に、ゼミ生授業訪問で、8時に家を出る。学校付近に来たので、コンビニで時間調整。

 9時40分から、各務原市内中学校で実習をしている社会科授業参観。授業の基本ができていて安心。後半の高め合いの展開を助言。

 11時30分ごろ、大学研究室へ。原稿書き。12時過ぎに10期生河上君来研。相談を受ける。10期生全体に関わることで、自分も考えなくてはいけないと思っていたこと。13時40分ごろまで原稿書きやメール返信、届いた講演感想読み。笠松町内中学校へ移動。

 14時25分から、ゼミ生の音楽授業参観。生徒と上手く対話をしながら、本時のねらいに迫っていく展開で感心。さらに全体での話し合いになるように助言。

 帰宅。9期生へ合宿のための打ち合わせ日程提案。10期生へは初集合について提案。他に、いくつかの重要なやりとり。苦しみながら(笑)の原稿書き。

 研究室HP記事は、11月16日の8期生ゼミ記録。柴山君が発信。社会的自立能力を育むためにどうしたらよいかの話し合いの結果をまとめてくれた。

11月16日 8期生ゼミでの学び(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。今年は秋がないのでしょうか。急に寒くなりました。この日は、自転車のハンドルの冷たさで目を覚ましながら通学しました(笑)。

 引き続き、赤坂真二先生の本の内容を深掘りしました。今回は、第3章の「うつろう理想のクラス」。時代ごとの学校教育の理想形を、「引き上げる」「養う」の機能に着目して紐解いてみていきました。現代では、教室マルトリートメントを減らすことの大切さ、子どもの自主性を育むために不親切になることの大切さの2つが本に述べられていました。

 終末部では、子どもの「社会的自立能力」を育むために「鵜飼い型」のようなかかわり方をしてはいけないことが述べられていました。また、担任以外の先生や、他の子どもとも同様につながって学んでいける姿が、目指すべき姿です。
 
「鵜飼い型」にならないようにするために、よい意味での不親切教師になるにはどうしたらよいかを話し合いました。

・いきなり突き放すのではなく、まずは信頼関係をつくる。その後に、任せる場面を増やしてみる。
・指示せずやれていたことを、褒めて価値づけする。
・その子が「できるのか」「やらないのか」のかを見極めて関わる。
・忘れ物をしたときに、「忘れました」の後に「どうしたらいいんだろうね」とふってみる。
・わざと物分かりが悪い先生になり、質問されても「なんでだろうね」と答えてみる
・子どもが少し頑張れば達成できそうな課題を任せてみる。
・すぐ指導はしない。疑問を投げかけてから何日か待ってみる。しばらくしたら、再度聞いてみる。

などが出ました。

 子どもとの信頼関係の土台をつくったら、「任せてみる」「考えさせてみる」ことを来年度から意識します。濃い学び合いができました。

 芝田君のソーシャルスキルの発表は、とても参考になりました。芝田君の様子からも、「人は見た目が9割」を実感しました。リラックスして聞きやすかったです。まず私は、眉毛に気を使って、柔らかい表情に挑戦しようと思います!(柴山)

2023年11月15日仕事日記

 6時ごろ家を出て、いつもの喫茶店でモーニング。7時15分ごろ研究室着。1限教職実践演習の準備。8時ごろから玉置ゼミ生10期生決定のシステム設定。さっそく各個人にチャットで連絡。加入許可できない連絡もしなければならず、辛い気持ち。でも今の自分では10人が限界。1期生から10期生まで合わせて104名となった日。

 1限、数学専修学生を対象とした「教職実践演習」。例によって、学級経営、特に学級立ち上げの1か月を中心とした基本的な心得や具体的な取組を意見交流や質問を交えて展開。演習終了後、「とても役立ちます」というコメントと共に、質問があるのも嬉しい。

 2限、8期生ゼミ。始めに卒業論文の章立てについて再度の指導。柴山君、芝田君から赤坂真二本からのポイント紹介、二人それぞれから濃い質問提示。それを受けての話し合い。こうした意見交流ができるようになったのだ!と、指導者として感激。研究室で、新谷さんの卒論指導。

 13時から、ある説明会に出席。自分の担当確認。30分ほどで終了。

 研究室で、明日締め切りの原稿書き。方針を固める段階まで。10期生に自己紹介を促すグループチャット発信。さっそく続々と入力あり。

 17時から1時間30分ほど、重要会議に出席。多面的、多角的な十分な検討ののち、会議として結論を出す。

 19時ごろ大学を出る。さっそく10期生の一人から質問あり。今日も届く打診メール。とても有り難いことで、さっそく調整。

 研究室HP記事は、「いのちの授業を体験的に学ぶ」の記事第2弾。島田君(準ゼミ生)、村松さん、伊藤君が発信。自分の授業の学生分析は貴重な記録

11月4日 講座「いのちの授業を体験的に学ぶ」での学び(島田、村松、伊藤)

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 11月4日の「『いのちの授業』を体験的に学ぶ!」に参加し学んだことはたくさんありますが2つ述べたいと思います。

 1つ目は新しい授業方法についてです。玉置先生の模擬授業は、登場人物に対して感想や聞きたいことを生徒から引き出し、その質問の答えを探しながら学びを深めていく授業でした。授業を受けている途中は、玉置先生のようなベテランの先生しか無理だろうと考えていました。ですが子ども目線に立って考えると、問題について答えを考えるよりも、問を立てて考えるのは、答えるハードルが低くなり、問をつくるという参加できるチャンスが増えることから、教員から見ても評価しやすくなると考えました。
 
 二つ目は、教材研究の大切さについてです。4月からは授業者として、学習指導要領をもとに授業をつくる必要があります。その時、教材をどのように読むのかかがとても大切であることを学びました。龍崎先生は「教材を読んだだけで分かった気にならないこと」とおっしゃっていて、実際、原作のほかの部分を紹介してくださったことで、見方や考え方の方向性が見えてきたように感じました。原作をしっかりと読み込み、授業者として提示することで更に深めていくことができる事を学びました。(島田)

 こんにちは!8期生の村松です。先週土曜に行われた「いのちの授業を体験的に学ぶ」で得た学びをご紹介します。

 今回の講座で私が最も注目したのは発問の技術です。まず、模擬授業を受けていて、玉置先生はオープンクエスチョンとクローズクエスチョンの使い分けによって授業の流れをコントロールしているのではないかと考えました。

 また、指導書では「気になる言葉や行動・すごいと思ったこと・疑問点などを挙げさせる」とあったところを「山本さんに聞きたいことない?」と発問した点について、発問をあえて抽象化することで発問はシャープに、かつ、生徒から出る意見の幅を広げることになっていると考えました。

 生徒達の意見の幅と授業の可能性を狭めずに、ねらいにそった授業を展開するために、今後この技術の習得は必須だと感じました。

 道徳の授業では、特に「発問力」が授業のできを左右すると考えています。これからもたくさんの先生方の発問から学び、来年度から道徳の授業を生徒にとってより実りあるものにしたいです。生徒が「自分たちで作った」と思える授業が私の理想です。

 最後に、戦争の反対は平和か?について、私は違うと考えました。戦争がないこと=平和とは言えないからです。また、戦争のどのような点を取り上げるかによってその対になるものも変わると考えました。私は、手段としての戦争の反対は「対話」と「教育」だと考えています。(村松)


 こんにちは!8期生の伊藤です。11月4日にじゅうろくプロザで行われた、「いのちの授業」を体験的に学ぶの講義に参加させていただきました。そこでの学びを、今回は記事にしたいと思います。

 今回の講義では、玉置先生が道徳の模擬授業をされました。題材は、「戦争を取材する」で、女性ジャーナリストの山本美香さんのお話でした。

 私がこの模擬授業を受け、1番印象に残ったことは、子どもが「山本さんが生きていたら何を聞きたい?」という発問し、そこで出た子どもの考えから問いを作っていたことです。私は、あらかじめ何個かの問いを教師が用意しておき、その問いについて授業中に話し合うというような、道徳の授業をイメージしていました。だから、この模擬授業を受けたときに、とても新鮮な気持ちになりました。また、この模擬授業を受けていると、子どもの「山本さんが生きていたら何を聞きたい?」の考えから、授業が進んでいくため、自分事として考えやすくなりました。と言うよりも、気づいたら自分事として考えるようになっていました。この経験から、あらかじめ教師が用意していた問いについて話し合うよりも、子どもの考えから問いを作って話し合うことで、題材のテーマを自分事として考えることができることを学びました。

 私もこのような道徳の授業をしてみたいと思いましたが、子どもの問いの方向性が、自分が思っていたのとは違う方向にいってしまい、今回の授業で伝えたかったことが伝わらなくなるんじゃないかという心配があります。授業で伝えたいことが伝えられるように、子どもから問いを作るときには、方向付けるような発問を考える必要があると思いました。また、道徳には、様々なテーマがあるため、授業作りの際には、指導要領を見て、そのテーマを軸として授業を組み立ていくことに気をつけたいです。

 今回、初めて「いのちの授業」を体験的に学ぶの講義に参加させていただきましたが、「いのちの授業」の仕方について学ぶ機会はほとんどないため、すごく勉強になりました。今回での学びを、教師になってから生かせるよう、心に留めておきます。今回も貴重な学びをありがとうございました!(伊藤)

2023年11月14日仕事日記

 6時ごろに目覚めて、仕事日記書き。7時30分ごろ家を出る。

 午前は岐阜市内中学校で教育実習をしているゼミ生授業訪問、午後は海津市内中学校で実習をしているゼミ生授業訪問。社会科、音楽科の授業ともICTを上手く活用できていて、指導していただいている先生の日ごろの指導もよくわかる授業。二人のゼミ生には、指導助言する時間がなかったので、夜遅くにメールで、詳細なアドバイスを送信。

 学校移動の途中で昼食。久しぶりの田舎のレストランに入る。懐かしいという感覚。

 15時近くに大学へ戻る。提出文書にミスがあるとの連絡を受けて、修正に庶務課へ。

 15時30分から、寺尾さん、前野さん、伊藤君の卒論指導。3人とも第4章の位置づけがわかっていない模様。明日のゼミで全体に伝えることを決意。卒論相談日を特別設定。それだけ8期生は遅れているという状況。

 16時30分から18時過ぎまで第三次ワーキング。様々な要素を検討しなければならず、頭がついていかず(泣)。

 18時30分ごろ大学を出る。帰宅。まずは問い合わせメールへの対応。スケジュール調整。
 
 11月21日には、小牧教組力量向上研修会で講演する。依頼を受けた演題は「ICT活用と協働的な学び」。小牧であることを意識して、なぜ「学び合うのか」から問いを始め、個別最適な学びと協働的な学びに触れて数々の実践例を紹介するプレゼン完成。担当へデータ送付。

 11月30日には、岐阜県中堅教諭等資質向上研修(高等学校・特別支援学校 12年目の教員対象)に講演。これで岐阜県中堅全教員、岐阜市からも同様な講演を頼まれ実施したので、岐阜県内全ての中堅教員の皆さんに話すことになる。高等学校、特別支援学校を踏まえた資料を入れてのプレゼン完成。指示があったところへ格納。

 研究室HP記事は11月4日の「いのちの授業を体験的に学ぶ」の記事発信。第1弾。芝田君、柴山君、新谷さんが発信。記事タイトルは「問いを見いだす道徳授業」としてみた。

11月4日講座「いのちの授業を体験的に学ぶ」での学び(芝田、柴山、新谷)

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 こんにちは。8期生の芝田です!!今回は、11月4日にじゅうろくプラザで行われた、講座「いのちの授業を体験的に学ぶでの学びについて記事にさせていただきます。

 今回は、玉置先生が道徳の模擬授業の授業者をされました。題材は戦場特派員、ジャーナリストの山本美香さんという方の「戦争を取材するー子どもたちは何を体験したのか」でした。

 今回の授業は、範読を聴いた後、「どんなことを思った?もし、あなたの前に山本美香さんがいたら、どんなことを問いたい?」という問から始まりました。

 問いや感想を発表していく中で、「戦場特派員という仕事を続けていく意味」や「命をかける理由」「何が自分を奮い立たせるのか」という問いや、「自分のこととして考えると怖い」「戦争を知ることの意味を知れた」などの感想が多く出ました。

 玉置先生は、この生徒役からでた問いを基にして、内容や道徳的な価値をどんどんと深めていくような発問をされていました。後の先生方の解説や質疑応答では「みんなで問いをつくる道徳」と表現されていました。

 私は、自分たちの言葉をしっかり受け止め、理解を示してくれて、さらにそれを基にして、授業が深まっていくという形の授業を受けたことは初めてで、面白い!もっと深めていきたい!と強く感じました。他の参加者の方からも、「理解してくれて、意見を言ったらありがとうと言ってもらえてとても安心感がありました」という言葉が出ていました。

 授業が進むにつれて、深い話や良いフレーズが参加者の方から多く出てきて、それをうまくコントロールしつつ、価値づけていく姿を見て、「流石すぎる」とため息が出てしまいました。

 会の終了後、ゼミの仲間たちと食事をとりながら、教師として、「こんな授業を自分たちが作れるようになるのかな、遠すぎるよ」と話をしました。

 玉置先生の模擬授業の終了後、山田先生、龍崎先生の意見や解説を聴きながら、道徳の授業作りの深さ、面白さを改めて感じました。今回のように問いを生徒の言葉から作っていく「みんなで問いつくる道徳」の凄さや、教材として切り抜かれている部分以外の、筆者の想いが強く書かれている内容を調べてみることで新たな発見があることなど、多くの学びがあり、参加させていただいて、本当に良かったと感じました。

 また、道徳の授業についての学びと併せて、今回の会のテーマである「いのち」についても深く考える機会となりました。戦場特派員として生きた山本さんについて知り、戦場で簡単に無くなっていく命について、また、戦場での取材中に亡くなった山本さんの命について常に心に置き、生活していきたいと感じました。
 
 山本さんが亡くなる直前まで行動を共にしていたジャーナリストの佐藤和孝さんは、山本さんの情熱について「ジャーナリズムは戦争をやめさせることができるという固い信念だったと思う」と語っておられました。私たちにできることは、どんな現実があるのかを知ること、さらにそれについて忘れないでいることだと思います。教師として来年度から子どもと関わる上で、「いのち」について大切に伝えていきたいです。

 最後になりますが、今回の会の関係者の皆様、玉置先生、山田先生、龍崎先生、貴重な機会をいただきありがとうございました。今回の学びを4月からの教師として、しっかりと活かせるようにしていきたいと思います。(芝田)


 こんにちは!8期生の柴山です。今回は、玉置先生の道徳科の授業に参加させていただきました。「命」と関連して、「生き方」が大きなテーマでした。

 先生の本文の範読が終わると同時に、登場人物への問いや話の感想を考えました。それらを共有した後、出した問いへの答えを全体で深めていきました。 自分達が出した問いに答える流れは、自分の意見も出しやすく、学びも深まりやすかったように感じます。
 
 適宜、答えた発言者に追質問していたことも印象的でした。実生活と授業をつなげるために、どのような経験からそう思ったのかを問い、「生き方」についての考えを深めていきました。表面的な意見で終わってしまうことなく、より授業内容を自分事として捉えていくことができました。
 
 最後は、「主人公の生き方を自分の生活に活かすなら」という問いでした。冒頭で出した感想と比べ、他の発言者の考えから、生徒側の意見が研ぎ澄まされていっていくことを実感できました。 
 
 山田貞二先生が、「軸の沿った問いや感想を出すこと大切」とご助言で話していました。今回の授業では、「生き方」を軸に生徒役が意見を耕していったため、考えが深まったのだと思います。耕すための問いや追質を、私も意識していこうと思いました。
 
 玉置先生、山田先生、龍崎先生、いのちのセミナー関係者の皆様、本当にありがとうございました。授業の軸を大切にし、全員で意見を耕す授業を行えるよう、学び続けていきます。(柴山)


 こんにちは、8期生の新谷です。先日、「いのちの授業を体験的に学ぶ」のセミナーに参加させていただきました。

 今回のセミナーでは、玉置先生の生の授業を久しぶりに見ることができました。玉置先生は直前の直前まで悩んで決まっていなかったとおっしゃっていましたが、いざ授業が始まると、そんなことは全く感じさせない、受講者の問いや思いをとても大切にした授業を行っていました。玉置先生の授業は、何を言っても受け止めてくれるだろうという安心感があり、その安心感の要因としてやはり、発言に対し、必ず「いいね」「なるほどねね」「すばらしいね」といった肯定的な受け止めをしてくれているからだと改めて感じました。

 授業の進め方としては、受講者から出た問いを基に、その問いについて考えながら進めていくという方法でした。まさに「考え議論する道徳」です。受講者から出た問いを基に考えるので、私自身もその問いを自分事として考えながら、授業を行うことができました。

 私は山本さんみたいに、じぶんの「いのち」を犠牲にしてまで生きていくことはできないです。まだ自分が死ぬことを想像できず、恐怖の心が勝ってしまうからです。しかし、山本さんのように、「人のために生きる」これは私自身にもできる生き方であり、私がこれから教師になるうえで、大切にしていきたい生き方だと思いました。

 来年から私も教師になり、子どものために働きます。子どもの成長のために、私自身が苦しんだり、悲しい思いをしたりすることもあるかもしれません。それでも、子どもの楽しそうな姿だったり、成長した姿を見ることができたりした時には、きっと山本さんのように、自分自身の生きがいになり、仕事を続ける意味になるのだろうと、このセミナーを受け、改めて教師に向けて勉強を頑張っていきたいと思いました。

 今回のセミナーでは、山本さんの生き方を通して自分の未来について考えることができました。私が教師になった時にも、道徳の教材を通して、子どもに自分の生き方を考えるきっかけになるような授業ができるようになりたいです。(新谷)

2023年11月13日仕事日記

 7時ごろに家を出る。とっても寒い朝。いつもの喫茶店でモーニングをして、大学へ向かう。8時30分ごろ研究室着。

 9時から澤本君、10時40分から芝田君の卒論相談。いずれも第4章の方針で揺らいでいる状態。方向性をしっかり示し、勢いをつけたつもり。

 庶務課へ書類を提出して、11時ごろ大学を出る。大垣市内中学校で教育実習をしているゼミ生の授業参観のため移動。

 学校付近に来たので昼食。父親入院先の主治医から電話あり。さっそく弟と相談して、電話を折り返す。

 13時45分から授業参観。基本はできているからこその助言をする。授業を見ながら、自分の講演ネタをもらった感じ。これからの授業づくりで伝えるべき視点満載の授業だった。学校を出て、16時ごろ、父親の病院へ行って様子を見てから帰宅。

 メール対応。美濃地区での講演感想が届く。再び僕の話を聞いてもらうとがっかりするのではないかと思うほど(笑)、良い評価あり。

 18時ごろに家を出て、19時にEDUCOM愛知本社へ向かう。いやあ、びっくりする新社屋。なんと説明していいやら。凄い!の一言。

 今後の授業と学び研究所活動方針を立てるために、伊藤部長からレクチャーを受ける。なるほど!という内容を受けて、さて研究所はどうしたらよいかと反芻。じっくり考えて進まないといけない状況だということはよくわかった。

 20時30分ごろ帰宅。卒業論文の進行状況にかなり不安があり。ゴール日までどのようなことが必要かを再度発信。

 20日訪問の名古屋市立藤が丘小学校での指導講話の資料作成。藤が丘小学校からは、名古屋市教育委員会が提示した「学びのコンパス」を具現化する指導案が届いているので、そこの理解と実践しようとしている授業とのつながりをプレゼン化。

 続いて、21日の小牧市教員組合でのプレゼン作成開始。方針を決めたところで、力尽きる。

 研究室HP記事は、11月8日の8期生ゼミ記録。伊藤君が発信。記事を読んで浮かんだキーワードは「学級経営のキーワード論議」。ゼミでの論議をしっかり伝えている。

11月8日 8期生ゼミでの学び (伊藤)

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 こんにちは!8期生の伊藤です。今回は、11月8日のゼミでの学びを、記事にしていきたいと思います。

 「学級経営は1ヶ月が勝負」という言葉をよく聞きます。とは言っても、私はまだ学級経営をした経験がないため、1ヶ月何をするのが正解なのかがわかりません。そこで、今回は、「1ヶ月間何に力を入れていきたいか」を話し合いのテーマにしました。

 このテーマについては、教師と子どもの縦糸をしっかり作ることを大切にしたいという意見が多かったです。そこで、玉置先生が新たなテーマを提案してくださいました。それは、「どんなキーワードを心にして、1ヶ月間過ごしていきたいか」というテーマです。

 様々なテーマが出てきました。「気持ち良い学級」「居心地の良い学級」「人を大切にする学級」などです。ゼミ生のみんなと初めの1ヶ月に、どんなキーワードを掲げて学級経営をしていきたいかという気持ちを共有することができました。そこで、子どもたちにどんな場面でも自身が決めたキーワードを伝えることができることを学びました。例えば、「気持ちの良い学級」をキーワードとして掲げたときには、子どもが元気なあいさつをしていたときに、「そのあいさつ気持ちが良いね」や、子どもが隅々まで掃除をしていたときに、「教室が綺麗になって気持ちが良いね」などというように、「気持ちが良い」ことを伝えることで、子どもたちも「気持ちが良い」を認識することができます。また、子どもたちに、「元気なあいさつをしてくれたらどう思う?」や、「教室が綺麗だったらどう思う?」などど、「気持ちの良さ」の共有もすることができます。

 このように、学級経営をしていく上では、どんな学級にしていきたいかをキーワードで定め、そのキーワードをあらゆる場面で子どもたちに伝えることが、学級経営をうまく進めるコツであることを学びました。学級経営を進める際に、何が正解かどうかはまだ経験がないためにわかりませんが、どんな学級にしていきたいかという思いは、事前に持っておきたいと思いました。だからこそ、「学級経営は1ヶ月が勝負」という言葉を胸に、理想とする学級を、これから学校訪問などを通して様々な学級を見て、また、ゼミ生とも話し合いながら考えていきます!(伊藤)

2023年11月12日仕事日記

 今日でこの研究室HPへのアクセス数は95万突破。2015年4月20日に開設してから3129日目。1日平均304アクセス。皆さんに感謝。

 いつもの喫茶店経由、大口町立大口中学校へ。8時30分ごろ着。教師力アップセミナーのお手伝い。今日は現役ゼミ生が8名参加。かつてのゼミ生が運営委員として4名参加。研究室HPにもここにも写真掲載。

 第5回は、講師に筑波大学附属小学校の森本隆史先生。演題は「子どもと創る算数授業−見せ方と問い方を変える―」。

 「授業観」から始まる。教師は子どもから何を引き出すべきかと問い、「やる気、考え、表現、わからなさ、迷い、本気さ、関わり合い、やさしさ、感動、笑顔」と提示。そのためには、「見せ方と問い方が大切」とつないで、ご自身の算数授業実践をもとに、困っている子をあぶりだすための発問や指示の重要性も加えながらの展開。実にわかりやすい。

 昨日の千々部セミナーでも、森本先生講演でも強く感じたことは、「観を磨く」ことの大切さ。森本先生の話は実に実践的で大いに役立つ内容。あのように発問するのは、あのようにゆさぶるのはなぜか。その根底にどのような願いがあってのことなのかまで聴き手にたどり着いてほしい。つまり教師の「子ども観」「授業観」を磨けという話に行きつく。そのように感じる講演だった。講演の詳細はいずれゼミ生が発信するのでご期待ください。

 帰宅。先日の広島リアルゼミの奈須正裕先生の講演を視聴。強く頷くことばかり。「図工はもともと単元内自由進度学習です」「幼稚園ではすでにできているんです」「GIGAスクール構想で実現しやすくなったことを認識すべき」というこれまでの主張をより強調するための事例が豊富。芳賀先生とのミニ対談で、初めて「デジタルシティズンシップ」を触れての話。

 小雨の中、夕方の愛犬散歩。厚着をして外に出ないと長い散歩は厳しい状況。

 「数学ネタ本」原稿チェック。編集部にお願い送信。今後の講演プレゼンづくりをぼちぼち。
 
 研究室HP記事は、11月4日に開催した「いのちの授業」について岐阜新聞記事を紹介。
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岐阜新聞に「いのちの授業」掲載

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 11月4日に岐阜市じゅうろくプラザで行った「いのちの授業」が岐阜新聞に掲載されました。

【感謝】95万アクセス

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 本日(2023年11月12日)、この研究室HPへのアクセス数が95万を突破しました!

 いつも訪問していただきありがとうございます。

 2015年4月20日がHP発信開始日ですので、3129日目に95万に達しました。1日平均304アクセスとなります。

 これからもどうぞよろしくお願いします。(玉置)

2023年11月11日仕事日記

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 久しぶりの寝坊。いつもの喫茶店へ。愛犬散歩。一気に冬が来た感じ。仕事日記を書いて、8時から9時30分まで、千々部敏弥先生主催のオンラインセミナーに参加。提案者は、東桂子・藤沢市教育文化センター主任研究員。藤沢市での教育実践研究の実際を聞く。現場は技術ばかりを求めている悩みが参加の指導主事らから出される。

 11時9分地元駅乗車、栄経由、名古屋駅着。徒歩で「ミライシード東海コミュニティ」の会場へ。

 12時10分ごろ着。さっそくプレゼン機器設定。流れの確認。13時開始。この会は、東海の先生方とベネッセ「ミライシード」の活用を通して、子どもたちの主体的・対話的で深い学びと個別最適化の実現を図るためのコミュティづくりのための会。僕はアドバイザー役を仰せつかる。

 愛知、三重、岐阜からの参加者から自己紹介後、自分たちで決めたテーマにしたがっての話し合い。進行役の金原先生の素敵なアイデアで一気に盛り上がる。

 1時間後から25分間ほどは僕の講演。いただいた演題は「ICTの活用で学校が変わる」。まずはミライシードと自分との関わりから紹介。実は、ミライシードの開発段階から関わり、授業をさせてもらったことを伝える。

 その時の授業記録が、リーフレットとして2014年10月に発行されている。今回、それを改めて見ると、一人一台情報端末活用のキーワードとして「誰もが誰もの考えから学ぶ」を創ったことを思い出す。まさにGIGA構想の根幹になる言葉を設定していることに自分でも驚く(笑)。

 一人一台情報端末でつながることが大切であることを動画等で伝え、今後の教育の流れを踏まえて「自由進度学習」を紹介して講演終了。

 その後、参加者から感想を聞いたり、質問に答えたりしての30分間。どのような会になるだろうと思っていたが、新たな皆さんとの強いつながりもできてなりより。

 会終了後、40分間ほど、次回の会についての相談。どうせやるなら面白いことをしようと提案。無理難題を投げかけたが、金原先生や事務局は前向きに受け止めていただき、詳細を詰めることに。

 17時15分ごろ帰宅。大学事務に提出しなければいけない書類作成。説明文の読み取りを間違えて、いくつかでミス(泣)。なんとか出来上がり提出できる段階までになった(つもり)。

 NHK新人落語大賞を視聴。かつての優勝者と比較すると、物足りなさを感じたのが正直なところ。

 ChatGTPが凄い。いろいろと試し出したら、止まらない。この先、どのように進化するのだろうか。驚きの連続!

2023年11月10日仕事日記

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 目覚めて昨日の安城市立安城東部小学校の研究発表会のことなどを仕事日記に書く。

早すぎると思いながら、渋滞に巻き込まれてはいけないと思って、7時ごろ家を出て、愛知県総合教育センターへ向かう。センターまで15分ほどのところへ来たので、喫茶店を検索して入店。8時30分ごろまでスマホでいろいろな連絡。

8時45分ごろ愛知県総合教育センターへ到着。機器の設定を完了して控室で待つ。たまたま愛知県教育委員会義務教育課長と同室になり、しばし情報交流。思わぬ充実の時間となる。

 今日は、「令和5年度中堅教諭等資質向上研修【前期】 中学校数学科 教科指導研修」の講師。教員5年目の中学校数学教師の皆さん相手に、「主体的・対話的で深い学びを生み出す数学授業の在り方」を模擬授業風味たっぷりで(笑)伝達。34名の受講者なので、まさに教室と同じ。9時35分から12時15分まで、休憩10分を挟んで、楽しい授業をした感じ。反応がとてもよい生徒(受講者)ばかりなので、予定になかった話題もいくつか。

 終了後、すぐにあま市中学校で教育実習をしているゼミ生の授業参観のために移動。学校近くのコンビニで時間調整を兼ねて、軽く昼食。

 実習校の教頭先生と楽しく懇談。嬉しいことをたくさんお聞きでき、元気が出る。ゼミ生の授業参観。終了後、◎と△の視点で指導助言。

 今日の夜は、中電ホールで桂雀太・柳亭小痴楽ふたり会を楽しむ。開演までにけっこうな時間が生まれたので、喫茶店に入り、原稿書きなど。夕食は久しぶりに菜めし田楽定食。

 18時30分から桂雀太・柳亭小痴楽ふたり会。昇羊「権助提灯」、小痴楽「のめる」、雀太「天狗裁き」、中入り後、雀太「上燗屋」、小痴楽「崇徳院」の演目。今日は結果論として、落語より「まくら合戦」といった方がよい内容。明日の新人落語大賞本番を意識した昇羊のまくらを小痴楽がいじったのが始まり。続いて出てきた雀太がそれを受けて補足のまくらをたっぷり。中入り後の雀太は小痴楽のまくらが中途半端で終わったことの補足。最後は小痴楽がさらなる補足。時にはこうした「まくら合戦」もあっていい。貴重な高座を楽しめて満足。

 帰宅。今日は何もせず。テレビを見てのんびり。

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2023年11月9日仕事日記

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 今朝は菓子パンと珈琲で朝食。愛犬散歩。美濃地区教育推進協議会での講演感想を送っていただいた方があって感激。元気を出す。

 11月11日(土)に行われる「東海の先生とともに、学び、笑い、考える」(ベネッセコーポレーション「ミライシード」先生コミュニティ事務局主催)での25分間の講演プレゼン作成。

 「ミライシード」といえば、小牧中学校長時代に製品開発の相談を受けて、システム試作の段階で授業をした思い出あり。そのときの授業の様子がリーフレットになっているので、そこからデータを抜き出して、思い出に浸りながら(笑)プレゼン作成。コンテンツをさらに加える必要あり段階で終了。

 10時40分ごろ家を出て、安城市立安城東部小学校へ向かう。学校まで15分くらいのところに来たので、ラーメン屋で昼食。12時少し過ぎに学校着。

 本日は2年間にわたる研究の発表会。研究テーマは「仲間と共に地域の未来を切り拓く東部っ子の育成 〜「なぜ?」を見いだし「もっと!」があふれる東部小探究サイクルを軸として〜」。生活科は1年生38時間、2年生は40時間完了、3年生以上の総合的な学習の時間は、すべて70時間完了の単元構成で、子どもたちを育て上げてきている骨太の実践研究会。

 さっそく体育館でプレゼン機器の調整。動画音声出力チェック。授業後から講演までの間に動画整理をするための机等を体育館袖に準備してもらい完了。

 13時30分から授業参観。各学年体制で重厚な単元構成を行い、授業は各学級の子どもの「はてな?」「もっと!」に応じて展開されていて、どの学級でも子どもたちがそれぞれの思いを聴き合い、考えを出し合っている。「東部小探究サイクル」と「東部小授業探究モデル」が確実に実践化されている証を見ることができたことが、関わらせていただいた身としては、とても嬉しい。

 講演は「『なぜ?』『もっと!』があふれる東部小探究サイクルの価値」と題して、ほぼ1時間。理論の価値づけを前半、後半はこれまでの訪問時や本日の授業で見せてくれた子どもの素敵な姿を動画でたくさん見せて、研究の実証。参観者には、持ち帰ることができる様々な教育手法等があることを伝える。

 この秋、関わらせていただいた研究発表会でのすべての講演をなんとか終えることができて、ほっとした気持ちで帰路へ。

 17時30分ごろ帰宅。明日は愛知県総合教育センターで中学校数学講演。プレゼンをチェックして、仕込みを増やして完成。届いた「数学ネタ本」の原稿チェックなど。

 19時30分から20時30分の1時間ほど、オンライン「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」を開催。残念ながら参加者は少なかったが、話し合いの内容は濃厚。少ないからこそ可能となった話し合いと言ってもいい。

 ある方から電話相談があって話しているうちに40分近く。なるほどという話ばかり。

 さすがに疲れを感じて、いつもよりは早めに横になる。

2023年11月8日仕事日記

 6時30分ごろ家を出て、いつもの喫茶店でモーニング。その後、大学へ向かう。

 7時30分ごろ研究室着。私書箱の書類整理。いくつかの回答と相談。

 9時からNHK首都圏局の記者さんからオンライン取材を受ける。内容はPTAに関すること。どうして私へ?とお聞きすると、「大学教授、学校、PTA」で検索をしているうちに、我が研究室HPに行きつき、こうして話を直接聞きたくなったとのこと。いろいろと見解を求められたが、大学教授というよりは現場経験者としてのコメントになり、記者から「教育学部の教授としてのコメントは?」と言われる始末。考えてみたら、私の研究分野にPTA活動はないわけで、引き受けたのが間違いかも(笑)。「校長先生の考え方でそんなに面白い活動ができるんですね」というコメントに喜ぶ自分。

 10時40分から8期生ゼミ。伊藤君の発表と質問を受けて、ゼミ生全員で熟考する時間。いずれ内容は発信されるので詳しくは書かないが、今日のテーマは学校現場に行く前に考え話し合うテーマとしては最適だったと判断。

 12時15分から、柘植ゼミ生から10分ほどの卒論に関する質問を受ける。ゴールを明確にすべきことを助言した上で、いくつかの情報提供。

 12時30分から「第15回教職教育センター運営委員会」。提案に対して思うことを発言。後出しの情報を聞くと、勇み足の考えだったと反省。

 13時30分から20分間ほど実習委員会に出席して進行。事務局からの報告を確認することが多く、それまでの事務局の仕事にいつものように感謝。

 14時から「幼稚園教諭免許法認定講習検討特別委員会」に出席。大学側の一員として参加。今年度の認定講習の詳細なアンケートから感じること多し。

 大学を出る。なんと岐阜羽島から一宮までの高速は渋滞。10km45分の表示に覚悟を決める。一宮ICを過ぎてようやく普通の流れに。疲れ切ったので、SAのスタバで写真のフラペチーノを誕生日割で購入。美味しい。

 今日は1時間40分かかって帰宅。うっかりしていた「中学1年学級づくり 365日のアイデア事典」の「はじめに」の原稿書き。伝えたいことがいっぱいあり、着地点を決めるまで難産。ようやくできて送信。遅くなってごめんなさい。

 明日は、安城市立安城東部小学校研究発表会。講演のためのプレゼンチェック。明日の骨太の生活科・総合的な学習の時間の取組を講演にできるだけ反映させたい気持ちでいっぱい。
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2023年11月7日仕事日記

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 今朝はアップルパイと珈琲で朝食。7時前に家を出て、中学校で教育実習をしているゼミ生の授業訪問に出かける。学校付近に来たので、コンビニで時間調整。

 8時40分から各務原市内中学校で実習中のゼミ生授業参観。指導助言。すぐに学校を出て、10時30分から関市内で実習中のゼミ生授業参観。指導助言。11時40分ごろ学校を出る。

 モスバーガーで昼食。原稿書きを少々。午後の講演の最終チェック。

 13時過ぎに中濃総合庁舎に到着。本日は美濃地区教育推進協議会から依頼を受けての講演。さっそく事務所の皆さんから配信の状況を聞き、指示に従って準備。「対面&オンライン講演」のために、たくさんの機材で入念な準備がされていて、話を聞けば聞くほど頭が下がる。ここまで準備していただいているので、あとは僕の講演が重要と身震い(笑)。

 美濃教育事務所長室で、美濃市、関市、郡上市の教育長や所長としばし懇談。

 開会式後の15時から16時30分まで講演。演題は「令和の日本型学校教育を進めるために〜学習指導要領の具体化・GIGAスクール構想の推進・働き方改革の前進〜」。

 例によって、時折、問いかけて話し合ってもらったり、動画を見せながらその実際を見てもらったりしての講演。対面とオンラインでたくさんの方々が私の話を聞いていただいたようで、有難いの一言に尽きる。終了後、すぐに来年度の講演依頼をいただけたことも感激。

 またオンラインで聞いていたかつてのゼミ生から、次のメッセージが届く。嬉しい久しぶりの出会い。

 「振り返り」や「分からない」といえる集団作り、改めて頑張りたいと思いました。今後の授業の参考にします!やっぱり先生の話は面白くて、一緒に聞いていた先生と「分かりやすかったねえ」と話していました。先生のゼミ生であることが誇らしかったです。ただその分「こんなすごい先生に鍛えられてきたのね」と言われて大きなプレッシャーも感じました。恥にならないように頑張ります(笑)。

 帰宅。原稿書きの続き。データ整理。主治医からの父親の状況報告を家内に伝えて今後を考える。授業と学び研究所会議の事前打ち合わせの日程調整など。
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教育資料

一人で抱え込まないで

卒業論文