5月9日第2期生ゼミでの発表(白井)

画像1
 5月9日、今日はゼミでの発表の担当でした。発表をしてみて思ったことは、人になにかを伝えるときには、事前の準備を自分が思っている以上に、たくさんやっておかないといけないと思いました。

 自分の中で良いと思っていても、質問をもらって自分でも理解不足の所がありました。そういったことを想定して準備していたつもりでしたが、まだだなと反省しました。しかし、こういった質問をくれた仲間がいるおかげで、それを次の課題として見つけられたり、もっと頑張ろうという気持ちになったりすることができました。

 私が今回発表した内容は、『中学校における対話と協同 「学びの共同体」の実践』(佐藤雅彰・著 佐藤学・解説)という本を参考に、学びの共同体とは何かということや、学び合いの授業でのポイントを発表しました。

 学びの共同体は、3つのヴィジョンと3つの哲学をもとにしていることが分かりました。そのヴィジョンの1つ目の「子ども1人ひとりの学ぶ権利を保障する」というのに私は注目しました。これは、日本国憲法第26条を守っていくことを示していると思いました。勉強が得意な子も苦手な子も同じ時間の中で学びを得るということは、難しいことだが守られなければならないことで、学び合いの中でこれを改善していこうという動きがあることが分かりました。

 学び合いの授業でのポイントでは、授業の前半と後半にだす課題について話しました。

 共有課題:教科書の基本問題、低学力層の底上げ。
 ジャンプ課題:理解を深めるための課題、自分1人では無理でも協力すればできそうなもの。

 ゼミの中でも、本の中にあった数学の共有課題とジャンプ課題をみんなで考えてみました。正五角形の作図から正2.5角形の作図にジャンプする課題をみんなで考えました。私は正2.5角形の作図は解答をネットで調べても納得できずにいました。ゼミの中でも、疑問で最初はいっぱいでしたが、1人の意見がヒントになり、みんなの考えを合わせていく中で、「なるほど」と思うようになりました。分からないことをみんなで考えを寄せ合い、答えを見つけるという実践をすることができたと思います。学び合いの学習では、こういった活動が繰り返されているのだと思いました。

 ゼミの中で、今回は数学の問題でしたが、話し合いの中で答えを探していくのは、他の人がどう考えていったのかをみるとことができて面白いと思った。これからも、みんなで考えていくゼミの中で、自分も、もっと成長していこうと思いました。(白井)
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31