第1回教師力アップセミナー(金大竜先生)に参加して(浦)

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 先日、教師力アップセミナーに参加させていただきました。金先生のお話を聞いたり、参加者同士で話したり、活動したりする中で、私は自分の視野を広げていくことが大切なのだと考えました。

 学級経営とは、個が成長できるような環境づくり、集団づくりを行うことです。子どもたちが学校で伸び伸びと成長するためには、教師への信頼がなければならないようにも思います。

 「自分の観を広げよう」というお話がありました。見えないことは指導できない、という言葉になるほどと思いました。指導は、全てここに繋がってくるのだと思います。

 見えるから注意ができ、褒めることができ、アドバイスもできます。一方、見えないと逆のことが起きてしまいます。見えないことは、子どもの可能性を潰してしまうこともあるのではないかと思い、恐ろしいことだなと思いました。

 これは、「子どもの学ぶ機会を奪っているのも教師かもしれない」という金先生の言葉にも結び付きます。例えば、音読や九九で、全員立ってもらい終わった子から座るという活動をする時に、終わるのが早い子、遅い子は必ず存在します。遅い子は周りが座り始めると、自分が終わっていなくてもそっと座ってしまうかもしれません。「早く座らなきゃ」という環境だと、遅くても頑張っている子の学ぶ機会が奪われてしまいます。残っている子が救われ、早く終わった子も伸びるためにどうしたらよいかを考えることが、全員が成長できる学級にするために大切なことであるように感じました。

 私は、見えないことを減らすために、自分の観を広げることが必要であると思いました。このようなセミナーに参加させていただいたり、文献を読んだり、学校インターンシップやサークル活動で子どもたちと接することによって、自分の視野をどんどん広げていきたいと思います。

 今回も本当に多くの学びと発見がありました。ありがとうございました。(浦)
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