5月9日第二期生ゼミ記録(石川)

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 5月9日に、前期3回目となるゼミが行われました。今回から、留学へ言っていた岩田さんが加わり、フルメンバーでのゼミとなりました!

 まずはじめに、岩田さんから、留学のお話を聞きました。上手く英語でコミュニケーションを取れなかったという経験から留学を決断した事など、いくつかの経験談を聞くことが出来ました。その後、ゼミ生みんなで質問をしました。とっても貴重な、良い機会になりました!

 次に、前回から引き続き、卒業論文のテーマについて発表しました。発表内容について、少しだけまとめてみました。

 白井さんは「学びの共同体」についての発表をしました。「学びの共同体とは?」から始まり「学びの作法」「共有課題とジャンプ課題」と、順を追って発表をしていました。

「学びの共同体」…学校生活の約8割を占める授業を中核に「ヴィジョン」「哲学」を根っこにした学校改革を目指すこと。
ここでは「ヴィジョン」「哲学」をキーワードにしていました。
「ヴィジョン」には学ぶ権利の保障、教師自ら学び合いの専門家として成長すること、子どもと親、市民と連携すること。「哲学」では、公共性、民主主義、卓越性とそれぞれ3つの項目でまとめられていました。

「共有課題とジャンプ課題」…前半は低学力層の底上げ、後半は活用、深化、発展をしていく。
ここでは、身に付けたいことを確実に習得させるために、問いへの導入を工夫することの必要性など、グラフを用いて解説していました。

 また、ここで出た例えが思いがけず発展したりもしました。最後には、そのグラフについて次回への課題も発見することが出来ました。

 牧野さんは「学級システムをつくろう」というテーマから、野中信行先生の提唱する『3・7・30の法則』について、場面ごとに事例を紹介しながら発表していました。

「3・7・30の法則」は、「3の法則」「7の法則」「30の法則」の分けられます。

「3の法則」…出会いの3日間
「7の法則」…仕組みの1週間(7日間)
「30の法則」…繰り返しの1か月(30日間)

と、学級にシステムを作るための法則であり、学級つくりでその年の8割が決まるということを知ることが出来、私に当てはめて考えてみると、身の引き締まる思いを覚えました。

 さらに、仕組みとしての意識として以下の3つを挙げていました。

1)子ども達が自分達で進めていける仕組み
2)手順が分かりやすく無駄がないもの
3)スピード、テンポを持って進めていき、きちんとしたリズムが構成できるもの

 発表の後、なぜ野中先生がその法則を提唱しているのかという課題を見つけることが出来ました。

 他者の発表を聞くことで、自分の考えの広がりを感じました。これから始まる教育実習に向けて、二期生の仲間と一緒に学び合い、高め合っていきたいです。(石川)

「次回の発表者」…岩田さん、佐久間さん
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