北里中学校公開授業研究会社会を参観して(小川)

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 第3学年4組社会科授業を見させていただきました。

 授業の冒頭からいきなり驚きました。指導者である桑山先生は生徒の様子を見周り、声は一切出しません。しかし、生徒たちは資料の写真から読み取れたことをグループで口々に話し合っています。

 英語の辞書や教科書を使って読み取る生徒や、仲間の声に耳を傾けながらうなずき参考にしている生徒など、指導案に書いてある「資料を必死に読み取っている。」通りのことが行われていました。最初に一言発問を投げかけてから10分間の間集中を切らすことなく、学び合い続けていました。最初の見周りでどの生徒もグループの中に入って離れることなく学び合えていたので、桑山先生は特に声をかけることなく生徒の様子を見守っていたんだなと感じました。とてもすてきな姿を見ることができました。

 その後、コの字型の体型で全体交流としていて、桑山先生の意図的な指名でどんどん内容に迫っていきました。

 3つの授業を参観させていただき、どの教室でも普段からの学習の成果を感じ取れました。各学年を見させていただくことができ、学年が上がるごとにその学び合いの質も上がり、3年間を通して学び合いは深まっていくのだなと感じました。

 今回公開授業に参加させていただき、北里中学校の授業者の先生方、職員の方々、ありがとうございました。(小川)
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