北里中学校公開授業研究会4限国語を参観して (渡部)

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 5月12日、小牧市立北里中学校で行われた公開授業研究会に参加させていただきました。私は二つの授業を見させていただきました。

 最初に見させていただいた授業は3年生の国語「握手」の授業です。授業の最初に先生がスライドを使った内容の復習をしていらっしゃいました。話の中に出てくるプレーンオムレツを選ぶ問題や、ルロイ修道士のジェスチャーの意味を確認する問題などがテンポよく出てきました。

 私は国語の授業でどのようにデジタル機器を使用したらよいのか分からず、教育実習でも資料を見せるために使うことしかできませんでした。このように授業の始めに楽しく復習ができるようなデジタル機器の使用ができるようになりたいと思いました。

 授業の中では何度もグループで話し合う場面がありました。偶然、男子生徒同士が話をしているときに、女子生徒がその話にさっと参加した瞬間を見ました。

 当たり前のことなのかもしれませんが、私は座席が市松模様だから自然と視線が交わり話に参加しやすかったのだと思いました。学び合うための環境整備として市松模様の座席は効果的なのかなと改めて感じました。

 また、授業の最後に先生が印象に残った表現を一つ選んでその理由を書くように指示をしていらっしゃいました。私は一つというところがポイントなのではないかなと思いました。一つ選ぶとなると生徒たちはどの表現にしようかと慎重に選ぶと思います。その過程では迷っている表現を天秤にかけながら「こっちはここがよくて…でもこっちはここが気に入っていて…」と自然と表現について吟味すると思います。このことが次の時間の小説を書くという学習につながると思いました。学習の中で、たくさん見つけることを求めるのか、一つに決めるのかを判断することが必要なのだと感じました。(渡部)
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