5月18日第1期生ゼミ記録(牧野)

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 今回のゼミは、前半が日本教育新聞による過去問演習、後半が集団討議についてでした。

 私は集団討議を初めて行いました。後半の集団討議を終えての感想は、
「自分の意見が上手くまとまらず、ただ周りに圧倒されてしまった。」
です。考え込んでしまい、発言のタイミングを逃したり、考えている途中に他の人の発言があると、自分の考えがまとまらないまま、その他の発言について考える必要が出てきたり、と終始ペースに乗れないまま時間が過ぎました。

 このままでは、集団討議で必要になる自分の発言の場や、その場を仕切ったり、まとめたり、テーマを修正するための気の利いた発言が出来るはずもありません。焦りを感じるとともに、今のままではいけないと気づく時間になりました。

 また、今回のテーマは、

「児童生徒に服装の乱れを注意したが、他の先生には何も言われなかった、他にも違反している子はいる、なぜ自分だけ言われるのか、と言われてしまった。どう対応するか。」

「保護者が好き嫌いをなくす指導をやめてほしいと言ってきた、どう対応するか。」

 この2つのテーマに対する解答として、共通するポイントは、「子どもをとらえる」ということです。

 1問目に対しては、校則の必要性などを説く前に、まず子どもの気持ちを受け止めることが必要です。自分だけ注意されているという嫌な気持ちを受け止め、校則を違反している理由を聞き、子どもとの関係修復を行うことが大切です。

 2問目に対しては、保護者が言ってきたとしても、保護者に給食の栄養について説明するのは間違っています。保護者が言うということは、子どもが保護者に何か話しているはずだと、保護者の後ろに子どもを想定して、対応することが必要です。

 今回のポイントをふまえ、教育評論家にはならず、教師という1人の人間として、人間味ある討論を目指していきます。(牧野)
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