第2回教師力アップセミナー(白石範孝先生)に参加して(吉田)

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6月11日に教師力アップセミナーに参加させていただいた。今回は白石範孝先生の「論理的に思考する『考える』国語の授業」というテーマで二時間お話を聞かせていただきました。私は2つのことを記事として書かせていただきます。

1つ目は頭をアクティブにするということです。
私も大学の授業などでアクティブラーニングということをよく耳にします。私はその話を聞き、活動や積極的に取り組む学びをしていくことがよいのではと思っていました。しかし、白石先生は、「頭をアクティブにする」ということを目指すということを言われました。そのためには基礎基本が大切となること、物の見方や考え方を教え、そして活用できるということが必要であるのだということを教えていただきました。

先生の話を聞いて私は考え方が変化しました。子供の考えと事象のズレを生み出し、子供のやる気を引き出すこと、そして1回の授業を乗り切るだけの知識ではなく、つながっていく見方・考え方を育てることでアクティブな循環が生まれるのではないか、またこの流れの中で学び、成長していくことがアクティブラーニングなのかもしれないと考えるようになりました。

これはどの教科でも、また生徒・児童だけでなく、私たち学生、先生になってもこのような学びをしていくことで、よりいい学びを提供できる先生になるのではないかと思います。日々努力していくしかありません。

2つ目は普通のことに疑問を持つことです。私は心が素直なのか、物事を疑うことを殆どしません。それではいけないと感じました。白石先生は教材分析を本当に綿密になさっておられました。プリント1つ、一文字、表現1つ、先生の中にこだわりを感じました。その中には、しっかりとした目的、考えがあり、こんな先生に会えた子供は幸せだろうなぁと思いました。教材分析のことに関して大学でこのようなことを実習課の先生がお話なされていたことを思い出しました。

「授業は教材分析の質で変わる」

私は将来こんな先生になりたいという先生にここ最近多くお会いします。本当に基礎基本がなっていない自分ですが、もっと疑問を持ち、方法を見出し、子供たちが手を伸ばせば、理解できる表現などの姿勢は忘れてはならないと心から感じました。

本当にいいお話を聞かせていただきありがとうございます。学び続ける毎日ですがインプットだけでなく、アウトプットしていくことでもっと学んだことを生かしていきたいと思います。ありがとうございました (吉田)

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