6月18日授業深掘りセミナーに参加して(山口)

画像1
 先日は授業深掘りセミナーに参加させていただきました。今回佐藤先生の社会と玉置先生の算数ということで、どちらかでも生徒役になれないかなと思っていたら、なんと両方で生徒役をやらせてもらいました。後で書くのですが今回のセミナーでは先生方から学ぶことよりも自分自身から学ぶことが大きかった気がします。

 佐藤先生の社会では答えを出すことができない問題に対して、客観的に考えることと主観的に考えることの難しさを感じ取りました。時間配分の問題であったり、道徳的な働きかけがあったり様々な工夫がいたるところに感じることができ、社会を「知る」、「分かる」、「考える」が重要な流れになることが分かりました。見え隠れした電車道も面白かったです。

 玉置先生の算数では、先ほど述べたように自分自身から学びました。私自身は小学生になったつもりで授業を受けていたのですが、実際は中学生でした。簡単に言えば生徒役は単に授業を受けていればいいのではなく、なりきらなければならないということです。あんなぶっ飛んだ小学生はおそらく40人クラスに一人いればいいでしょう。しかし生徒役の私の表情の変化を全く見逃さなかった玉置先生の気配りは本当に素晴らしかったです。

 課題を見た瞬間に、絶対嫌だと声に出していなくても顔に出していた私の解けたときの目が変わった瞬間を見逃さなかったのはやはり授業者の腕なんだなと感じました。玉置先生は人相学を心得ているようです。
 

 また深掘りの中で、玉置先生のストライクゾーンはとても広い。子どもが投げたボールをショートバウンドでも暴投でもなんでも全力でキャッチしてくれる。これには本当に自分自身が体感して納得しました。

 私自身の教員採用試験が刻々と近づいてくるなか、面接や場面指導に応用できそうな素材ばかりで毎回とても勉強になります。また次回は今回の失敗を生かして参加していきたいと思います。(準ゼミ生山口)
画像2
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31