せいしゅんセミナー(授業力向上の方策の講演)に参加して (松井)

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9月28日(水)に北名古屋市文化勤労会館で行われた、せいしゅんセミナーに参加させていただきました。講師は玉置先生。特別の教科 道徳」の背景や目指すものを確認した後に、玉置先生の実践動画を見せていただきました。

「特別の教科 道徳」がなぜ「特別」なのか。そこには評価と免許の違いがあることを再確認しました。他の教科は数値による評価ですが、道徳ではそれは行いません。国語や数学には教員免許がありますが、道徳の免許はありません。道徳はどんな教科の先生でも、担任の教師が行うことが基本となります。1人1人の教員がより深く道徳について学ぶ必要性があるんだということを強く感じました。

玉置先生が実践されたのは「僕の仕事は便所そうじ」と「いのちの授業」。どちらも大学の講義やゼミの時間に見たことがありましたが、この日の講演では前回見たときよりも授業技術をたくさん学ぶことができました。「簡単な質問から意図的指名でリズムを作る」「子どもの発言をつなぐ」「ロールプレイで主人公の気持ちを考える」など、映像を見ながら先生が何を意図して授業を行なっているかがわかりました。

「いのちの授業」では「雪が降り積もるように」生徒の発言を引き出し、つなげていく様子を見ることができました。もちろんすぐにできることではありませんが、道徳の1つの理想の形として意識して取り組みたいと思います。

私が教壇に立つ際に必ず困るだろうなと感じている道徳の授業。ですが4月まではまだ時間があります。道徳の様々な実践からまずは学んでいきたいと思います。(松井)
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