10月12日授業づくり1期生ゼミ(杉下)

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 前回に引き続き、今回のゼミも模擬授業勉強会をしました。

 今回は私が授業者となり、社会科の授業を見てもらいました。
 単元は、「日本と身近な国々」。アメリカ、中国、韓国、サウジアラビアと四か国ある中で、サウジアラビアを取り上げました。

 前回の課題にあった、声をしっかり出しての机間指導や意図的指名など、できる限り意識したつもりではありましたが、どうしても「わからない子を中心に授業する」ということができませんでした。

 わからない子を把握まではするのですが、意見を言わせるのはわかる子ども。仲間や先生から、交流後はその子も自信がついたはずだから、積極的に当てればよい、わからない子ほどもっと褒めるべき等といったアドバイスをいただきました。

 見つけて友達との交流を入れて終わってしまっていた自分は、まだまだ考えが甘いなと感じました。

 また、この授業での一番の課題点は、私が単元の根底を誤って理解していたことでした。私はこの授業を通して、最終的には国際理解に繋げたいと考えていました。しかし、先生から、子どもに「世界の国全部を調べないといけないのか」と言われたらどうするという話が出、私もはっとしました。ここから学ばせたいのは、国について調べるための見方や考え方の要素であり、いざ子どもが調べるとなった時どうしたらよいかを学ばせるものだ、ということに気付かされました。私は授業で子どもに高度なことを求めすぎていたなと反省しました。

 模擬授業で仲間や先生から意見をもらうことを通して、授業技術だけでない、深い学びを得ることができました。この学びをこれからも大切に、現場に出てからも生かしていきたいです。(杉下)

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