四日市市立山手中学校での飛び込み授業を参観して!!(小川)

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四日市市立山手中学校で玉置先生による公開師範授業研修会が行われました。玉置先生は授業の冒頭にいくつか授業に対する態度について生徒に話をしました。

1.質問はどんどんしていいよ。もちろんふざけた質問は怒るけど、一生懸命質問してくれるのであれば、問題ない。
2.「へー」、「あっ」は発言です。気づいた顔や驚いた顔の表情も発言だよ。
3.授業はみんなのつぶやき。教室はみんなのつぶやきでできて、つぶやきが全部つながっている。

このことは学級経営にもつながっていると考えます。学級の生徒一人一人の発言を大切に、授業を行います。そうすることで、生徒の自己肯定感や授業への意欲や集中力の向上につながっていくのだと考えます。

本時は数学の□にあてはまる数値の求め方について学習をしました。授業が進み、数人が答えまでたどり着き、ほとんどの生徒が見通しが立たないという状況の中で、玉置先生は「数学は答えが出てからが大事なんだよ」と学習を深めていきました。

ここで、玉置先生は生徒のつぶやきを黒板の右端いっぱいに書きました。これらは問題を解く手がかりとなり、教師がこのつぶやいた言葉を使ってまとめてあげると、言った本人も嬉しく感じ、生徒のつぶやきで課題解決に向かったことが目に見えてわかります。

このようにして、生徒のつぶやきで授業ができていくことが生徒全員を巻き込んだ授業の1つであると感じました。最後に、山手中学校の生徒はとても元気が良く、一人一人発言をたくさんしていました。私もこのような学級を築いていきたいと強く思いました。(小川)
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