11月2日 大澤さんの授業づくり記録(浦)

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11月2日(水)のゼミは、渡部さんと大澤さんの模擬授業でした。
今回は、大澤さんの模擬授業から学んだことをまとめます。


【設定】
小学校4年生 国語「ごんきづね」


【良かった点】
・範読について。
物語ということで範読があったのですが、とても上手!声の大きさ、抑揚もしっかりできていて、聞きやすかったです。

・指示が分かりやすい。
1つ1つやることをはっきりと言っているため、混乱せずに行動できました。

・学習規律について。
「何ページの何行目か教えて」と、教科書から抜き出して発言する際に言っていました。この一言によって、クラスみんなの共通理解が出来るのだと思います。

・笑顔。
授業者である大澤さんが笑顔で進めていくので、こちらも意見が言いやすい雰囲気になっていました。


【学び合いから】
・国語の指導について。
子ども達に内容理解のために読ませる時には、「読むと“ごん”のことが分かるから、しっかり読むよ」と声をかけることで、見通しを持たせます。目的を持つことで、ダラダラ読むことがなくなるのだと思います。

・授業展開について。
教科書からキーワードを3つ抜き出すという場面がありました。しかし、みんなの答えを出し合うと6つ出てきました。そこから3つに絞って授業が行われたのですが、選ばれなかったキーワードについて、どうして入らなかったのかをはっきり言えなければいけない、と指導がありました。難しいと思ったのと同時に、子ども達が納得できる理由付けは確かに必要だと思いました。

・机間指導について。
音読中は教師が一緒に読むことも良いけれども、手で個別評価すると良いと教えていただきました。手で丸を作ったり、「もっと声出して」と手で合図するなどです。頑張って読んでいて、丸をもらえると嬉しいですし、ダラダラ読んでいても、それでは駄目だという合図をもらうと正すことができると思います。机間指導の工夫もしていくと、もっと子どもの力を高めることができるのだと学びました。


最後に、「今日の授業、何やったの?」と聞いた時にはっきりと子どもが答えられる授業を、と教えていただきました。
「今日何やったの?」ー「ごんぎつね」、「明日何やるの?」ー「ごんぎつね」、と題名ばかりということもあり得ます。
ですので、「今日何やったの?」ー「ごんぎつねの読み取りです」と内容まで記憶に残る授業を目指したいと思いました。


ゼミ生による模擬授業も、折り返しです。みんなの授業を見せてもらい、授業はその人らしさが出るなと思いました。楽しく、ワクワクする授業を私も目指したいと思います!(浦)
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