努力不足な小学校教育実習(石川)

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私は、9月5日(月)から10月1日(土)の4週間、小学校教育実習で1年生に配属され、実際の教育現場でしか学ぶことのできないことをたくさん学ばせていただきました。今回の教育実習で学んだことは、今までの3年間半大学で学んできたことを超えるほどでした。

小学校教育実習を振り返ると『辛い』の二言でした。

○自分から感情を表に出して接することが苦手な子ども達。
○反応の薄い1年生に対して厳しく指導する学年団。
○日々厳しく指導して下さった担当の先生。
○授業準備と睡眠不足。

1年生の子ども達は、各々が自身の世界を持っておりなかなかコミュニケーションを取ることができず、日々一問一答のような会話や、話しかけても思うような返事が得られず中途半端に終わってしまう会話の連続でした。また、全体的に反応のない1年生に対してとても厳しく指導する学年の指導法だったため、私も厳しく指導をしたり、そのような場面を見ることがとても辛く感じました。
私自身、1年生は楽しく登校し、いつも笑顔な先生のもと、好奇心旺盛で色々なことに興味を持ちながら毎日を過ごすものだと思っていたので、この真逆な場面に遭遇し、実習中は悩んだり落ち込んだりの連続でした。

そんな中、主に教員の大変さを学ぶことができました。私は1日に多くても2回しか授業をしませんでしたが、実際は5-6回の授業をしなければいけません。更に学級経営や今後の準備をしなければならないとなると、日々どれだけ大変なのかがよくわかります。私は、1日2回の授業ですら準備にかなりの時間がかかったので、自分が教壇に立った際にしっかりとこなすことができるか不安になりました。しかし、子どもの成長を願って準備をした分、子どもの成長が感じられると嬉しく、やってよかったなと思います。忙しい毎日の中に確かなやりがいを感じられるという教師の魅力も直に感じることができました。

この4週間は、辛く苦しい4週間でした。しかし、その分自分自身が成長できたと自負しています。「努力不足」と言われ職員室で涙した悔しさをバネに、学び続けていきたいです。
(石川)
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