10月15日授業深掘りセミナーに参加して(石川)

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10月15日、私は「第5回授業深堀セミナー」に参加させて頂きました。今回は、まず伊藤先生による国語の授業、次に神戸先生による数学の授業という流れでした。

どちらの授業も生徒役として参加させて頂いたのですが、今回は神戸先生の数学の授業について書きます。

神戸先生の数学の授業では、中学3年生の「平行線と線分の比(中点連結定理)」をやりました。この単元は、中学校教育実習で授業をする予定の単元だったこともあり、いつも以上に集中して臨むことができました。

授業は、ICTを用いて行われ、教材には以前2期生のゼミで古川さんが発表をしてくれた「GC」が使われていました。中点連結定理の応用問題をまずは全員が解き、その考えを深めるための手段としてICTが使われており、実際に動かせることから興味を持って深めることができました。

ICTを用いた授業を受けてみて、ICTを授業に取り入れることはとても難しいことだなと感じました。ただICTを取り入れれば生徒の学力が伸びるわけではないからです。そのことについて討論会では、「ICT(タブレット)はその人の力を拡大するもの。」と話されていました。確かに、ICTを用いれば、視覚的に、体験的に問題の核に迫ることができるというメリットがありますが、生徒の能力によっては、扱うことすらできない場合もあるなど状況の見極めなどにまだまだ課題があるように感じました。

今後、ますますICTを用いた授業を見る機会が多くなると思うので、どのように使っていけばよいのか、自分なりに答えが出せるよう、まずは中学校実習を頑張りたいです。

(石川)

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