今年の漢字(岩田)

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2016年も残り20日余りとなり、時の流れの早さにただ驚く毎日です。今年の漢字も決まり、世間では1日1日2017年を迎える準備がされているような気がしています。

そこで、わたしも自分自身の今年の漢字を考えてみました。今年1年わたしは何を学び成長できたのか少し考えてみました。この一年わたしの生きてきた人生の中でも、人生の転機になるような大きなイベントが多かったと思います。そこでいろいろ考えた結果、『逢』に決めました。

春休みを使って行った初めての海外。「いってみよう」という軽い考えで3ヶ月間、違う文化に触れてきました。苦しいこともたくさんあり、自分がいかに恵まれているのか、いかに無知な存在なのか、人々、環境、文化、食べ物様々な面から身をもって、感じました。

帰国後、前期の学校がいつものように始まりました。しかし、前年度と違うことが1つ。そう、専門演習、わたしたちも3年生となりゼミが始まりました。留学に行っていたこともあり、スタートが遅れたわたしはゼミの仲間と上手くやっていけるのか、ゼミの雰囲気はどんな感じなのか、すごく不安に思っていたことを記憶しています。「いきたくない、いきたくない」と同期の社会専修の2人によく言っていました。笑 しかし、いざ参加してみると明るく楽しい仲間と先生、学びの深さに驚き、いつの間にか週一回のゼミがとても楽しみになっていました。「なぜ」「どうして」を真剣に考えられる時間が自分を成長させてくれていたと感じています。

夏休みから後期にかけてあっとゆう間に、今年度の一番の出来事である教育実習が始まりました。全部で8週間の小、中学校の実習は良くも悪くも自分自身を変えてくれたと感じています。自分のこれからの未来を見つめなおすきっかけにも、教師を志した原点を見つめなおすきっかけにも、自分自身と向き合うとてもいい機会となりました。

ざっとではありますが、わたしにとって2016年は出逢いの一年だったと感じています。フィリピンやカナダで出逢った、様々な国の人々。言葉は違ってもヒトとして通じあう瞬間があり、不安な海外生活の支えとなりました。意識の高いゼミの仲間は、同じ教師を目指す者として互いに切磋琢磨できる存在であり、とても尊敬できるそんな仲間と先生に関われたことに非常に感謝しています。そして、8週間自分を成長させてくれた子どもたちと担当の先生。楽しいことばかりではない中で、それでも教師という職業を選択する気持ちがわかったような気がします。すべての出逢いは、今のわたしをつくってくれています。出逢いの大切さをしっかりと心に刻み、様々な人からいろいろな考え方をたくさん学んで、2017年も学びの気持ちを継続していきたいです。(岩田)
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