12月17授業深掘りセミナーに参加して(江口)

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 私は、12月17日に深堀りセミナーに参加させていただきました。和田先生の道徳と野木森先生の理科を見させていただきました。


 道徳の方では、生徒役として参加しました。道徳は、国語とは異なると言われていますが今回で更に異なるということが分かりました。一つ目は、範読する際に国語は感情を込めないが、道徳は感情を込めるということです。教育実習でも道徳の授業をする前に範読の練習を担任の先生と行いました。先生は、声の抑揚を付けながら感情を込めて読んでいらっしゃいました。今回の和田先生も気持ちを込めて、文章がない生徒に分かりやすく読んでいらっしゃいました。文章を配らないということは、先生の範読によって生徒は考えなくてはならないため範読の感情を込めて練習することは欠かせないと改めて思いました。二つ目は、読解するのではなく自分の立場で考えるということです。和田先生の授業でも主人公の立場で考えるのではなく、自分自身がどう思うのか自然に考えていました。周りの意見を聞いて自分の気持ちが変化したか考えていき最後、主人公ならどうしたか結論付けていきました。このように大きく2つのことを改めて考えていくことができました。


 理科では、周りの立場で見ていきました。印象的だったことは、生徒に対して短く分かりやすく説明していたことです。一つ目は、タイムウォッチの使い方です。まず全体で読み方を確認し、一斉に測定することで誤差が出ることもあるという事を体験しながら確認することができました。二つ目は、ペアで1秒間を作る際にルールをスライドで提示していたことです。スライドに映すことで次に何をするのかが適確に伝わります。また、必要な物が出た時は、先生に言うようにとすることで、先に提示している時に比べ難しいながらも自分たちの力で考え、導き出すことができるためなんでも提示するのではなく、考えさせながら、少しずつヒントである種を与えていくことが大切だと分かりました。


 今回から「3+1」で話し合いを行いました。私は、百瀬さんと2人の先生と行いました。1人1人同じところに注目しながらも思うことは様々でこういった考え方もあるのかと勉強になりました。また思ったこと疑問になったことを深めていくことができたのでとてもいい経験になりました。


今回は、模擬授業に参加させていただきありがとうございました。とても勉強になりました。また次回もよろしくお願いします。(江口)
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