11月12日教師力アップセミナー(田中博史先生)に参加して(本山)

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第5回教師力アップセミナーに飛び入りで参加させていただき、このような機会をいただけたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
玉置先生には講義や教採の対策でとてもお世話になりました。ゼミ生ではないのですが、記事を書かせていただきます。

まず初めに感じたことは、ゼミ生の皆さんのてきぱきとした仕事っぷりに感動しました。
準備や対応に慣れているからというだけではなく、
会場の席が埋まりそうになると、椅子を出したりするなど、常に周囲に気を配り、さっと動き、
笑顔で参加者の方々に対応する姿には、同級生として刺激を受けました。

今回のテーマは「算数好きな子どもを育てる授業づくり」で、田中博史先生の講演でした。
田中先生のお話はすごくおもしろくて、夢中になって聞き入ってしまいました。ところどころに意図的なボケがあったり、間に雑談があったりと、先生のクラスのこどもたちがうらやましいと思ってしまうくらいでした。

ここでは特に印象に残ったことを1つ取り上げたいと思います。
先生のお話の中で、「習熟度別の盲点」というものがありました。私は習熟度別クラスのメリットとして、得意な子はどんどん演習をして発展問題にも取り組めること、苦手な子はじっくりと理解できることを考えていました。そして、この授業をもし1クラスで行えば、得意な子たちに十分な発展的な指導ができないとも考えていました。
しかし、先生は「子どもたちの育てる力」に立ち返ってみてほしい。とおっしゃいました。育てる力には2パターンあり、1つはどんどんアイディアを出し、自ら問題解決する力、もう1つは解決したことを相手に伝える力であるとのこと。得意な子たちは前者の力は育っている→だから、問題が解決したあとの時間は後者の力を育てる時間と考えればいい、と。
このお話には、すごく納得しました。子どもたちに将来必要なのは、まさにこの2つの力です。まずは自分なりにやってみる。全力で取り組む。そして、自分の考えを相手に伝わるように話す。そんな力を培える時間を作り、大切にしたいと実感しました。
本当に、有意義な時間を過ごすことができました。講師の田中先生はじめ、玉置先生、玉置ゼミのみなさん、スタッフの先生方、ありがとうございました!

偶然にも、小学校時代の恩師に再会することもでき、教員採用試験の合格の報告もすることができました。
来年度に向けての激励もしていただき、私自身より一層気持ちを引き締めていかないといけないと強く実感しました。
このような場で、教員同士のネットワークや自分自身の人の輪を広げ、深めていきたいと思ったので、
来年度以降も積極的にセミナーや勉強会に足を運んでいきたいです。(準ゼミ生 本山)

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