孫子の兵法(渡部)

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祖母にある本を薦められました。
齋藤孝さんの『こども孫子の兵法』です。
「孫子の兵法」には私たちが生きていく中で出会うさまざまな場面でどのように考え、どのように行動すべきかのヒントがたくさんつまっているそうです。そしてこの本には「孫子の兵法」の中でも特に子どもたちにも知って欲しい24の言葉がわかりやすい「こども訳」と一緒に載っています。
全ページがカラーでイラストも載っていてとても読みやすいです。
24の言葉の中から1つを紹介します。

智者の慮は、必ず利害に雑う。

これはすぐれた人は1つのことをプラスとマイナスの両方から考えているという意味です。
成功したから良かったなあ、失敗したから残念だ、だけで終わってしまってはいけないということです。失敗してしまったときはなぜ失敗したのか、次はどうしたら良いのか考えるかもしれません。しかし、成功したときにマイナスの面について考えることはあまりないかもしれないと思いました。
「必ず利害に雑う」とはどんなことでもプラスとマイナスの両面があるという意味です。
うまくいったとき、プラスの面だけに目を向けるのではなく、マイナスの面についても考えることが大切だと分かりました。

(渡部)
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