言葉の贈り物(岩田)

 2017年もはやいもので1ヶ月が経とうとしています。1月に入ってから雪が降ったりと急に寒くなってきたように思います。寒い季節が苦手なわたしは毎日春を待ちわびています。笑 春といえば出会いと別れの季節ですが、そんな季節に起きた出来事について書いていきたいと思います。


 それはわたしが小学校を卒業する時に当時の教頭先生からいただいたメッセージカードのお話です。小さな小学校であったためクラスは1クラスしかなく生徒は22名でした。6年間同じ仲間と学ぶことが当たり前の毎日を過ごしてきていました。教頭先生には当時社会の授業をもってもらっていました。6年生の時には中学の予習が多くて授業もちんぷんかんぷんだったことを覚えています。先生は卒業するわたしたちひとりひとりに小さな手のひらサイズの紙に四字熟語を書いてプレゼントしてくださいました。わたしに贈られた言葉は「縦横無尽」。今となっては漢字から意味を推測できますが、当時のわたしには少し難しかったと思います。念のため意味を調べてみると、「どの方面にも限りないこと。物事を思う存分にすること。また、そのさま。」という意味がありました。


 話は変わりますが、先日玉置先生の研究室で先生の教え子の方が先生が教師をしておられる際に贈った言葉を、今もなお人生のモットーとして大切にしているというお話しを聞かせていただきました。先生が何気なく贈った言葉でもその人の人生を支える糧になっているということに非常に感銘を受けました。「縦横無尽」な自分になれているか。そう考えたときにもっとしっかりしなくてはと思いました。先生からのI(愛)メッセージに応えられるような自分になります。(岩田)
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