偶然の再会(岩田)

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春休みに入り、そろそろ卒論や勉強に本格的に取り組まなくてはと思いつつ、友達と遊んだり、いろいろな所へ出かけたり毎日忙しい日々を送っています。そして、それらの資金集めにアルバイト充の毎日でもあります。

さて先日アルバイト先の飲食店で高校時代の恩師に出会いました。その日はお店もとても忙しく、バタバタと慌ただしくしていたのですが、先生だと一瞬で分かりました。声をかけようかやめようか非常に悩みました。覚えてなかったらどうしよう、人違いだったらいやだなと変な心配ばかりしていました。しかし、思いきって「先生、岩田です。覚えていらっしゃいますか。」と小声で声をかけさせてもらいました。すると嬉しいことに「先生」と声をかけた時点で「なんだ、岩田じゃないか。アルバイトか、ご苦労様だな。」と逆に声をかけていただきました。予想外の先生からの言葉に正直とても驚きました。その先生はわたしの部活動の顧問の先生でしたが、1年間という短い期間しか受け持ってもらうことができず転任のため、その後お会いすることもありませんでした。覚えていないのが当然かなと思っていましたので、素直にすごく嬉しかったです。わたしもアルバイト中でしたので、会話としてはその程度でしたが、帰られる際に「頑張れよ。」と声をかけてもらいました。


忙しいアルバイトですが、その日一日とっても気分がよく気持ちのいいアルバイトになりました。この日の偶然の再会より、わたしが今回経験した出来事は教師のやりがいの一部なのかなと感じました。恩師の中でわたしがどのような印象で心に残っていたのかは分かりませんが、少なくとも自分のことを気にかけてくれていたことは確かであると思います。自分が教師になったときも、「先生!!」と声をかけてもらえる存在に、また「○○です」言われる前に「○○じゃん、元気か」と声をかけられるようなそんな人になりたいなと思えた日でした。(岩田)
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