2月11日第7回教師力UPセミナー(山田洋一先生)に参加して(岩田・丹羽)

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 2月11日(土)2016年度最後の教師力UPセミナーに参加させていただきました。本日は雪がちらつく非常に寒い中でのセミナーとなりました。また1,2,3期生がそろった初めてのセミナーでした。今回は山田洋一先生の「アクティブラーニング時代の学級経営」の講座を受けさせていただきました。活動が非常に多く、多くの先生方とお話しする機会をたくさん設けていただき、そういった面でもとてもよい学びの場になったと思います。
  
 今回は、3期ゼミ生の丹羽さんの記事もまとめて記載させていただきます。

教師力アップセミナーに参加して
私は今回の山田洋一先生のセミナーに参加させていただきました。初めてのセミナーで緊張することがたくさんありましたが、積極的に周りの先生方とお話することができ、とても勉強になりました。
山田先生のアクティブラーニングについての公演は3部に分かれて行われました。

まず、1部では実際に自分たちがちょっとした活動をすることを通して、ただ聞くだけのセミナーではなく、聞いて、考えて、交流して実践するということが大切だということを学びました。
2部と3部ではワークショップを行い、自分の考えだけでなくグループの方々の意見や考え方を聞くことによって考えが深まったり新たな発見ができたりととても楽しかったです。

今回のセミナーを受けて、アクティブラーニングは子どもたちが将来どんな社会が来ても生き残るためにはとても重要なことであり、私自身これから人から学ぶことの大切さを多く経験し、学んでいきたいと思います。ありがとうございました。(丹羽)


 今回は午前・午後と10時から16時までの一日に渡って実際にアクティブラーニングを実践しながら、教師としての働きかけについて学ばさせていただきました。その中でもわたしが特に興味をひかれた内容について記事にしていきます。それは、「価値づけること」についてです。一言で「価値づける」といってもそれが子どもたちの成長に大きな役割を果たしている、自己肯定感を高めるために必要不可欠であるという学びではありません。子どもたちに「褒められるとなぜうれしいのか」、ほめる意義について考えさせる、そんな、もう一歩深い学びでした。「褒められるとなぜうれしいのだろうね。」という山田先生の問いに、簡単に答えられると思っていましたが、いざ考えてみると「認められるから?でも、認められるとなんでうれしいのだろう」と自分がいかに何も知らない状態で、子どもたちを価値づけるべきであるという固定観念を持っていたことに気が付きました。

 本日のワークの中で音読の際の「褒め返し」という活動がありました。わたしも実際に参加してみて、褒められるって気分がよくなるものであると改めて感じることができました。わたしはこの活動で、実際に経験することで自分の感覚として、喜怒哀楽を感じることが今を生きる子どもたちにとって、求められていることであり、今後彼らの成長に欠かせないものになるのではないかと思いました。山田先生がおっしゃられていたお話の中に、「今は当たり前のことも当たり前ではない。」というお言葉がありました。時代の変化の中で、家庭環境、学習スタイル、教育現場などさまざまな分野で変革され、子どもたちも多様化してきています。それらの子どもたちに共通して不足していることが、前に述べた「経験」であると思います。感情の感じ方でさえも体験して「うれしい、楽しい」という実感を伴った理解が大切なのだと感じました。

 また、私事ですが卒業論文のテーマで「学級経営」について学ばさせていただいています。本日のセミナーのお話より、縦糸・横糸のつながりをもたせ、アクティブラーニングをうまく活用した学級づくりについても同時に学習させていただきました。これからさらに学びを深め、自分なりの学級経営論を見つけていきたいと感じました。本日はありがとうございました。(岩田)

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