愛される学校づくりフォーラムに参加して(吉田)

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2月19日に愛される学校づくりフォーラムへ参加させていただきました。
それぞれ1つずつ学んだことを記事にしたいと思います。
前半はカリキュラムマネージメントについて4つの視点からの提案を聞かせていただきました。
ここでは「教師としての姿」です。
私は講演前、カリキュラムマネージメントについて「学校がチームとして組織的、計画的に教育力を高めていくための取り組み」という認識しかありませんでした。確かに言葉しか知らず、具体的なことを考えたことはなかったので、考え方だけでも学ぶことができたことは私にとって大きな収穫でした。
それだけではなく、登壇された方に共通していえることを見つけました。
それは研究し、修養を絶え間なくされているということです。
教育基本法の9条に記載されている教員の姿です。それは発表されている方にとっては当たり前なのかもしれません。「私は本当にこの学校をよくしたい。」「こういう取り組みで日本の教育を支えていく。」という思いがひしひしと感じました。私は今、カリキュラムマネージメントを云々いえるほどの人ではありません。しかし、この気持ちだけは負けてはいけないと思うのです。私だって教師を目指す者です。「もっとこうしたい。」「日本の教育をよりよくしたい。」と思うべきであり、真剣に考えるべきなのだと感じました。知識も経験も全然足りませんが、学び続けることでその情熱は燃やし続けていきたいと思います。

後半は授業検討会におけるアドバイスツールの提案として2つの模擬授業を拝見し、考え方を学ばせていただきました。
ここでは「教材研究の大切さ」です。
佐藤先生の授業を拝見し、このことを感じました。授業で昔のものとして羽釜を提示し、現在との比較で便利というところへ行きつき、今の炊飯器がいいという流れが一般的ですよね。しかし、先生は炊飯器に羽釜の技術が使われていることで昔の知恵が生きているということへ気付かせる、その羽釜が地域との関連があるなどすべてがつながっていく構造となっており、思わず「おー」と言ってしまう展開でした。まさに教材研究の賜物だと感じました。それだけではなく、1つ1つの発問に意図を感じ、自然に考えながら流れていく授業はやってみたいと強く感じました。教材研究が授業の良し悪しを決める一因だと学ばせていただきました。

多くのことを学ぶことができ、また一つ大きな姿を来年見せることができたらと思います。(吉田)

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