2月23日出川小学校参観に参加して(嶋藤)

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私は、2月23日に春日井市立出川小学校の公開授業に参加しました。今回授業参観をした中で一番印象に残っている授業について感想を述べたいと思います。

印象に残っているクラスの先生は、とても良い授業をされていました。児童が発言したことを拾い、それはどういうことなのかを他の子に発言させたり、1人で終わってしまうのではなく、2人で話し合ってから全体でその話について確認をしていったりなど、考える力を育てていたなと感じました。

また、一番驚いたことは、めあてを児童に考えさせて言わせていたところでした。普通は先生が「今日のめあてを言います」と言って、めあてを黒板に書いています。しかし、その先生は、今回の問題は何を使って解いていかなければならないのかがだんだん分かってくるような導入をし、それを踏まえて、「では、今日のめあては何でしょう」とつなげ、児童がみんなでめあてを考えて言うという形でやっていました。今までで見たことがないやり方でした。しかし、このやり方をすることで、児童は今回の授業で何を学ぶのかをしっかり理解できるなと感じました。

他にも、授業の最後に普通はまとめを先生が書いて、それを児童が写すということをすると思います。しかし、その先生は、児童たちに立たせて、隣の人と今日学んだことを話し合わせ、話し終わったペアから、座って自分のノートにまとめを書くという作業を行っていました。今回の授業は「表を使って問題を解こう」というものでしたが、そのときのまとめで、1人の児童が書いていたまとめを紹介したいと思います。

『まず、問題から、サッカー、水泳、野球、テニスをよみとって、ヒントだけじゃわからないから、表にして、表をたてに見たり、表をよこに見たりして、1つの問題がとけるとまた、ヒントがでてくるので、それをもとにして求めます。』

このまとめを見て、私は先生が書いたまとめと言ってもおかしくないくらい素晴らしいまとめだなと感じました。それだけ今回の授業内容を理解することができているんだなと感じました。

こういうまとめを児童に考えさせて書かせるということは、このクラスだけではなく、学校全体で行なっているようです。児童に授業を振り返させ、まとめをさせることはとても大切なことだなと思いました。

最後に、クラスごとの雰囲気が違うのは、ランドセルの入れ方、机の上の教科書、ノート、筆箱の置き方、雑巾のかけ方など、しっかり先生が日頃から指導されているかによると今回の授業参観で気づくことができました。1つ1つきっちりと指導をしていくことがとても大切なことなのだと痛感させられました。

今回の参観でたくさんのことを学ぶことができました。これからも公開授業や、セミナーにたくさん参加して吸収していきたいです。(嶋藤)
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