4月10日第3期生ゼミの記録(林)

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丹羽さんの発表についての学びを書きます。丹羽さんは、『はじめに子どもありき』という本を紹介してくれました。

実際に教師にならないと分からないことが多く書かれている中で、丹羽さんは、「優れた教師とは、一人ひとりの子どもがその持てる力を存分に発揮して自らの力で成長していけるような支援をすることのできる人である」「学習とは教わるものであり、させられるものであるという学習観を持ち、学ぶことの喜びを感ずるどころか忍耐と結びついてイメージするようになってしまっているに違いない」という部分などが印象に残ったそうです。

私が丹羽さんの発表で一番印象に残ったのは、「一人の教師の持っている理想像に基づいてその教室のすべての子どもを同じ人間にすることが教育の目指すところではないはずである」と本に書かれているように、教師の理想を子どもに押し付けるのではなく、子どもにさたちの個性を大切にするべきだというところです。 個性とは、その子の長所だけではなく、短所も含めたその子ならではのものだと聞いて、知ってはいたけど、「なるほどな」と再認識することができました。

また、発表の中で図を提示して、「この図は何を表してると思う?」と問いかけてくれました。ただ説明されただけの知識と比べると、自分で考え、仲間と交流し合い、全体で発表し合ったため、しっかりと理解することができました。

そして「一番大事なのはやっぱり子どもだな」と強く思いました。
9月に教育実習があります。「授業作りを学ぼう」とか、「子供との関わり方を学ぼう」とか、教育を成り立たせるためのことばかり学ぼうとしていたことに気づかれました。丹羽さんが感じた、「教師がいて教育が成り立つのではなく、子どもがいるからこそ成り立つ」のように、教師になるためにああしなくちゃ、こうしなくちゃ、と思うのもいいけれど、まずは子ども理解をして、子どものことを第一に考えていきたいな、と思いました。(林)
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