4月22日「プログラミングが小学校にやってくる!準備は大丈夫?」に参加して(早川)

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4月22日、「プログラミングが小学校にやってくる!準備は大丈夫?」のセミナーに参加させて頂きました。今回は学んだことというよりも率直に感じたことや思ったことを書きます。

セミナーに参加する前、プログラミングと聞くと、少し大学の講義で耳にした「C言語」などのようなものを小学生にやらせてどうするんだろう、というようにプログラミングをやる意義もわからないし、どんな子どもを育てたいのか自体もさっぱりわかりませんでした。

しかし、いざプログラミングと言うものに触れると、”プログラミング”が自分の想像とは全く違っており、直感的に操作できるものばかりになっていました。最近の小学生は保護者のスマートフォンやタブレットを使う子も多いので、その延長線上でそこまで苦しみもなく楽しみながら学ぶことができるように感じました。

自分自身も最初は講師の方の言うとおりに進めていたものの、ある程度話を聞いたら適当にいろいろな部分をタップして何か別の機能はないのかを探していました。新しい発見がある度に、周りの人とその発見を共有している自分自身を見て、これは物事を筋道立てて論理的思考ができる子どもの育成だけではなく、学校での良い学級づくりにも役立つのではないかとも思いました。

また、プログラミング自体を小学校のカリキュラムに組み込むということに関しては講師の先生方によっても少し考え方が違うようでした。僕自身は普段学校業務をやっている先生でもなんでもなく、ただの学生なのでどんどん取り入れればいいと考えてしまいがちですが、現在学校現場にいらっしゃる先生方としてはこれ以上新しいことをしても充てる時間もないしどうするのというような意見も聞かれました。何でもかんでも新しいものを取り入れていけばいい訳ではないことを実感しました。

プログラミング1つに関してもセミナー内で様々な意見が交わされていたので、どんなことにおいても教育に関してどのような考え方が正解・不正解というものもスグに判断できるものでもないということを思い知らされました。

ただひとつ言えるのは、プログラミングを始めとしてICTも使いようだなと感じました。すべてをICTなどに頼っても子どもたちには伝わらないし(遊びになってしまいがち)、人間がやる授業だからこその良さも消えてしまう。そんな風に感じました。

今回のセミナー参加で、自分たちが過ごしていた小学校とは既に違う世界が広がっていると思いました。将来、AIに先生という職業が置き換えられないよう工夫を凝らしていきたいと思います。(早川)
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