4月24日第3回3期生ゼミ記録(松田)

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 こんにちは。3期生の松田です。
 ゼミ3回目の今回は自分が発表しました。

 私は「授業がうまい教師のすごいコミュニケーション術」という菊池省三先生の本を読みました。

 この本には「教師のコミュニケーション不足」が授業づくり・学級づくりが失敗する原因の1つとしてあげられることに対して、教師が身に付けておくべきコミュニケーションの基本が述べられおり、授業におけるコミュニケーションを中心として「話し方」「聞き方」のポイントが示されていました。
そのうち今回は第1章から第3章までの内容を発表しました。

 第1章では『誰でも必ず上達する「話し方の基本」』が書かれていました。ここでは「目線をあげて話す」「動きを入れて話す」ことを紹介しました。目線をあげて教師が子どもたちに伝えようとすることで子どもたちが先生の話を聞こうとし、教師は授業中に教卓でずっと話すのではなく、子どもの間に入って授業をすることで子どもたちが緊張感を持って先生の話を聞こうとするので、子どもの意識を教師に向けるには教師がまず「伝えようとすること」が必要であることが書かれていました。

 第2章では『授業を成功させる「話し方」「聞き方」のコツ』が書かれていました。ここでは「授業開始の第一声と態度を大事にする」「リズムとテンポに気をつける」「一緒に考える雰囲気をつくる」ことを紹介しました。教師は子どもに「見られている」という自覚を持って授業の始めを明るく元気に話し始めること、説明をするときに長い文-短い文-長い文...と長さの違う文を交互に並べて話すことで文にリズムとテンポが生まれ、理解がしやすくなること、子どもたちに「○○さんの発表は素晴らしかったのですが、どうして先生はそう思ったと思いますか。」と教師が言いたいことを子どもたちに考えさせることで教師と子どものコミュニケーションになることが書かれていました。

 第3章では『子どものやる気を引き出す「接し方」のコツ』が書かれていました。ここでは「2つのほめ言葉と1つのアドバイス」「ほめることから子どもに接する」「お願い系の話し方をマスターする」ことを紹介しました。発表をした子どもに、話しているときの姿勢や内容についてほめると共に、「もう少しゆっくり話せたら100点満点でしたね。」とアドバイスも伝えることで子どもが「やって良かった、次も頑張ろう。」と次につながる気持ちを持てること、会話の始めを「ほめ言葉」から始めることでその後の会話が楽しく続くということ、「ありがとう」という言葉が教室にあふれるようにするために「〜しなさい」ではなく「〜してくれる?」というようにありがとうが必然的に返すことのできるような問いかけの仕方をマスターしようということが書かれていました。

 第1章から第3章までで感じたことは、子どもと上手くコミュニケーションをとるには、子どもに「先生の話を聞こう」と思ってもらえるような働きかけをすることである。そして、話し方としては授業中に子どもたちのところへ行ったり、明るく元気に話して教師が「伝えようとすること」、聞き方としては子どもたちに教師が言いたいことを言わせることができるような問いかけをし、子どもたちが答える場を設けることが大事であると感じました。

 発表は、ゼミのみんなに質問をしたり、考えてもらったりしながら進めましたが、答えてもらったときの自分の反応が乏しく、反応することの難しさを感じました。また、手を挙げてくれた人をあてる質問と、全員に答えを聞いてまわるときの質問の見極めが難しいと感じました。

 次の発表では今回学んだことを生かした発表をしたいです。(松田)

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