池田修先生の本を読んで(牧野紘)

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ご無沙汰しています!
玉置ゼミ一期生の牧野紘子です。

夢だった教員になってから一ヶ月が立ちました。怒涛の一ヶ月でした。今までで一番大変だったと思います。いっぱいいっぱいになり、職員室で急に泣き出したこともありました。毎日毎日その日を過ごすのが精一杯で、ゼミでたくさん学んだはずなのに、学級経営も授業も何にも工夫できない自分が悔しくもあり、情けなくなりました。

けれども私は元気です!
毎日二年生と向き合っています。卒業するときに教えていただいた、謙虚さと素直さ、これだけは心の軸として毎日頑張っています。その教えのおかげで、先生方にも良くしていただき、毎日毎日先輩の先生方から多くのことを学んでいます。

ふと、玉置先生や仲間、後輩、セミナーでお世話になった先生方に会いたくなる時があります。五月のセミナーも参加したかったのですが、叶わず。せめて学ぶ機会は続けたいと思い、引き続きセミナーで講演される先生の本を読むことに決めました。正直言うと毎日忙しくて本を読む時間でさえとれないのですが、セミナーのおかげで毎月一冊という目標ができたので頑張れそうです。大学生のころと違うのは、社会人になり、図書館で本を借りるのではなく、購入になったことです(笑)

今回は池田修先生の「教師になるということ」を読みました。なったのですが、まだ遅くないだろう!と思い、初心に帰る気持ちで読みました。

その中で一番心に響いたのは、「教育はラグビー」という言葉です。以下引用。

学級担任をしている時は、まず先頭を走り、そして左右の後ろを確認して、学級委員や班長、またボールを受け止めて走りそうな生徒を見つけてパスをして、彼らを走らせ、後ろで倒れている生徒を起こして、とやってきました。

私は今自分は、先頭をただただ走っているだけだ、ということにこの本を読んで気づきました。走ることだけに夢中になり、子どもたちの確認をすることを気にかけていませんでした。そこで、五月からは先頭を走りつつ、後ろを確認してパスをだし、走っていく子どもたちを褒め、倒れている子どもを励まし起こしにいく、そんな風になりたいと思いました。

みんなが頑張っていると思うと私も頑張れます。離れていてもやる気にさせてくれるゼミの存在に、改めて感謝です。(牧野紘)
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