15年ぶりの再会(百瀬)

画像1
今更ながらGWの話です。この休みも帰省し、母の手料理を食べたり、父の面白くないぎゃくを聞いたり(笑)と、リフレッシュできました。そして、貴重な休みだからこそ出来ることをしようと思いました。それは、小学校の時の恩師に会うことです。

4月に入り、面接練習を重ねるごとに、「なぜ地元でやりたいのか?」「地元でどんな教育をしたいのか?」という質問に対し、これだ!と芯を持って明確に答えられないことにもやもやとしていました。考えてみると、実習やインターンシップは岐阜県で行ったため、地元での教育方針や授業の進め方などは自分が小学生の頃の曖昧な記憶のみで答えようとしていたからです。

そこで、4月に小学校1年生の頃の担任の先生にお手紙を出し、連絡を取り、GWにお会いする時間を作って頂きました。実に15年ぶりの再会でした。先生はあの頃の優しく包み込んでくれるような先生のままで、親身になり話を聞き、アドバイスをして下さり、また先生の失敗話や私たちが1年生の頃の話などと話題豊富で話は尽きず、実に5時間も話しっぱなしでした(笑)

先生と話すことでもやもやが少し薄れ、自分の経験と関わらせて考えをまとめていけそうです。
そして、先生の経験からこんな話があったので紹介します。
『WhyではなくHowで聞くこと』
例えば、忘れ物をした子を想像してください。忘れたことに対してなんで?と聞くと子どもの言葉からは言い訳しか出ません。しかし、問い方を工夫し、次忘れないようにはどうする?と考えさせることが大切なのです。そして、先生は考えたことを行動に移し、できたら必ず褒めるとおっしゃっていました。教員を経験してきて、今心がけていることだそうです。
教師の言葉がけ一つで子どもを伸ばせることを感じました。

初めは連絡することをためらいましたが、なんでも自らアクションを起こす事で幅が広がっていくなと感じました。先生と話すことで夢が膨らみ、さらに教師になりたいと思いました。また、先生は連絡をしたことにすごく喜んでくださり、私の中学、高校、大学での話をすると、成長を感じると感動されていました。私も報告できて嬉しかったです。

私の中で先生はいつまでも先生で安心する存在でした。私もそんな先生になりたいです。そして、いつか自分も教師という立場で先生方と語れる日が来ると幸せだなと思います。(百瀬)
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31