5月15日第6回3期生ゼミ記録(早川)

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こんにちは。3期生の早川です。

今回も前回に引き続き、
「算数好きにする授業力」(志水廣著)を読み、
学んだことを記します。


ゼミ内で発表したことでも伝えたいことを絞っていますが、ここでは更に絞っり、1つだけ紹介します。

それは授業内で子どもたちの発言の扱い方である、CR法(Catch&Response)です。
この方法は、子どもたちの発言を(1)「なるほどなあ」で受け入れ、(2)復唱し、(3)子どもの意思を明確にし、(4)「ここがいい」と良さを認め、(5)さらに質問してみる、という流れのものです。

意図的指名や挙手指名にかかわらず、子どもたちの発言は宝物です。発言の真意をねじ曲げ、教師の指導構想通りに進めていくのではなく、子どもたちが発言したその言葉そのものの意味、考えの背景を読み取ることが大事なのだとこの本から学びました。

今回のゼミ活動では、前回の発表でも触れた、「(2)復唱し」→「丸ごと復唱法」に注目し、実際にペアを組み相手の発言を一言一句変えることなく復唱することを実践しました。
実際にやってみると分かるのですが、相手の発言の要約はスーッと頭に入るものの、発言の全てをそのまま復唱しようとすると、容易なことではありません。

そんなときには、「短区切り法」を使用すると良いということも学びました。それは、発言を文節ごとに区切り、子どもに発言の意図を確認しながら対話するという方法です。
(この「短区切り法」の名称が本を読んだにもかかわらず、頭からスグ出てこなかったのが情けなかったです。)

毎週のゼミ活動を通して教師になっていく上での土台作りができているような実感が湧いています。学んだ方法が実践できるかどうかは別にしても、良い学びができているなあと感じる限りです。

玉置先生から次の発表用の本も紹介頂いたので、また3週間後に良い発表ができるよう準備したいと思います。(早川)

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