5月29日第7回3期生ゼミ記録(嶋藤)

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 こんにちは。初等体育の授業で50m走で老いを感じた、三期生の嶋藤です。

 今日は第7回ゼミがありました。前回と同様、山下さんが発表した「国語授業のユニバーサルデザイン(桂 聖)」という本について紹介したいと思います。

 今日山下さんが発表してくれた内容は、「授業を視覚化(ビジュアルに)する」「授業を共有化(シェア)する」でした。その中の「授業を共有化(シェア)する」の内容の一つについて私は書いていきたいと思います。

 私が是非教育実習や現場で使いたいなと思ったのは、「表現せざるを得ない状況に追い込む」というやり方です。これは、簡単に言えば、「挙手」させて指名するのではなく、「作業」をさせて指名するというやり方です。
 
 ほとんどの授業は挙手制だと思いますが、それでは、手を挙げていない子は表現しずに授業が進んでいってしまいます。またその子は表現しないだけでなく、よく分からない状態で授業がどんどん進んでいっているのかもしれません。そういうことを避けるために、挙手ではなく、全員に、隣の子と話し合っても良いのでノートに思っている答えを書かせ、表現させるという方法をとることがとても良い方法だと思いました。そしてその表現したノートを教師が見て回って、だいたい理解度を把握して、意図的指名をするといった流れで授業を行なっていくことで、普段挙手をしない子も、「自分の考えも先生は見てくれているんだな」と思えるのでとても良いと思いました。このやり方であれば、いつも決まった人の発言ばかりでなく、全員参加の授業ができるなと感じました。

 また、賛成の人は○、反対の人は×をノートに書かせるというやり方も、自分はどっちの考えを持っているのかを教師やクラス全体に表現できるので良いと思いました。

 このように全員が楽しく「わかる・できる」授業をするには、全員参加の授業にすることがまずは前提であるなと感じました。レベルの高い子、低い子も退屈しないような授業づくりは私も興味があるので自分も調べていきたいと思いました。(嶋藤)

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